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大谷翔平
wagamamakorin.hatenablog.com
見た? 見たよね? 2014.04.18放送「僕らの音楽」/小室哲哉特集。往年の小室ファミリーの数名が小室哲哉とともに出演し、コラボしたんだけれども、そのメンツが、TRF、TMN、鈴木亜美、そして「華原朋美」。フツーに、自然に、さりげなく、華原朋美がそこにいたのですよ。え、わたし小室ファミリーですよ!? なにか。みたいな。 んでもって小室のピアノで「恋しさとせつなさと心強さと」歌っちゃうっていう。昔話とか司会者相手に語っちゃうっていう。去年のFNS歌謡祭のはりつめた雰囲気のふたりはどこへやら。あの時はさ、ホント、和解の共演という形ではあったものの、小室哲哉が内心「勘弁してくれ」とばかりに及び腰というか、朋ちゃんにビビりまくリ、拒否りまくっているのが画面の向こうから、ひしひしと伝わっていたわけだけれども、今がこれですよ。 フツーに華原朋美と小室哲哉が馴染んでるのですね。前回が100パーセント
前回のエントリーからの続き。ってわけでやってみた。 ワーナーに権利が帰属してある中森明菜の1982-1991の音源で、収録時間はCD1枚分ギリギリまで収録、知名度のあるシングル曲もほどほどに混ぜる、ってなノリで、ひとつ。 ● Great Journey - AKINA Ethnic BEST - 北ウイング/赤い鳥逃げた/ロンリー・ジャーニー/BABYLON/SAND BEIGE/椿姫ジュリアーナ/TANGO NOIR/ミロンギータ/最後のカルメン/処女伝説/AL-MAUJ/ジプシークイーン/アサイラム/サザン・ウインド/メランコリー・フェスタ/CARIBBEAN/ミ・アモーレ/ドラマチック・エアポート 今年1月に出た「旅ベスト」わたしならこうするかな。異国情緒ただようかなってもののみで構成。「旅ベスト」と同じく「北ウイング」と「ドラマチックエアポート」で全体を挟む構成にあえてしてみたけれ
職業=田原俊彦 作者: 田原俊彦出版社/メーカー: ロングセラーズ発売日: 2009/05/01メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 84回この商品を含むブログ (14件) を見る 30周年を記念して出版されたトシちゃんの自伝。いわゆるタレント本なんだけれども、結構率直に色々と語っているのが好印象。 ジャニーズ事務所社長・ジャニー喜多川氏のことをはじめ、独立の決意など、触れづらいこともしっかりと語っているし、タレントとしてのナルシシズムやら、自らのこれまでキャリアなどなど、結構、自らを客観視している(――88年の「教師びんびん物語」での再ブレイク前のプチ低迷時代なんかもちゃんと触れてるしね)。独立後、活動に見えない圧力を感じるようになったこと、しかしそれ以上に自らが解放された喜びが勝ったこと、なんかも書いてる。 早くに父を亡くし、極貧の母子家庭で兄弟とは離れ離れに。十五歳、人生の一発
というわけで、売れなくなった中森明菜の話の続き。 先日のエントリを読んだ鋭い方は「つまりまこりんは売りに焦るよりも売れないことを前提したビジネスモデルを考えるべきっていいたいわけ?」とお思いだと思いますが、まあ、実際そういう話をこれからするわけなんですけれども、とはいえもちろんその一方で、そんなにカバーアルバムで売りたいなら「オリビアを聞きながら」とか「PRIDE」とか「恋におちて」とか「サイレント・イブ」とか「Tomorrow」とかアラフォー女子のカラオケ御用達バラードを集めたカバー出せばいいのに、とか、CGジャケットにするならいっそ「きまぐれオレンジロード」のまつもと泉にイラスト描いてもらったら話題性がもっと上がるのに、とか、おもっくそ下世話でくだらないことを考えてたりもしてるんですが。 でもね、中森明菜の歴史を振り返って考えると、いわゆる売上の梃入れが見事に成功したためしって、ほとん
久しぶりにくだらないことを考えてみようかなーと、思う。春だしね。 去年、中森明菜は三枚のアルバムを連続でリリースしたけれども、セールス的には惨敗を喫したのは、記憶に新しいことだと思う。 どうしてか。 おそらく前作「フォークソング」を売り出しすぎてしまったことが一番原因なんだろうと、わたしは思っている。 多分レコードショップに足しげく通っている明菜ファンの人なら、気づいていることだと思うけれども、あれは、どこもかしこでも余っていた。 多分、メーカー的には、四種+通常盤の一種を売り出すことによって、店舗での販売スペースをムリクリにでも広げようというそういう販売手段だったんだと思うのだよね。「店舗での販売スペースと売上は正比例する」っていうマーケテイングのお約束もあるわけで、中森明菜のカバーアルバムだからそれくらい売れるだろう、と、そういう皮算用がメーカーにも小売にもあったんだろうと思う。各店舗
加藤和彦が死んだことで、一週間近く、ずっと考えているのだけれども、うまく言葉に出来ない。ただ、最近、死に様というのは、その人がいかに生きたかというのを象徴していることなのだなと、よく思う。そのひとつとして、加藤和彦の自殺も、すとんと腑に落ちるようなものを私は感じた。 彼のスタイリッシュで貴族趣味的といってもいい音楽のその裏には、いつも群衆からはぐれたところでぽつねんと佇む孤独の気配がいつも漂っていた。「うたかたのオペラ」の「50年目の旋律」、「ベネツィア」の「水に投げた白い百合」などがそうだ。 さらに誤解を恐れずにいうならば、彼の音楽そのものが虚無であったようにも思える。 フォークを端緒にロック・テクノ・レゲエ・ジャズ・ボサノバ・クラシックなどなど、バンドごと、時代ごとにコンセプトごとに変幻する彼の音楽――それは常に時代の半歩先を読み、後の世代に様々な影響を与えた作品ではあったのだけれども
「まこ、グッジョブ!!」 先日、栗本薫ファンの友人に唐突にいわれた。 「唐沢俊一は栗本薫を読むべきだ」のテキストがよかったというのである。 彼女、唐沢俊一に対して否定的なようだ。 「ねぇ、唐沢俊一が『昭和ニッポン怪人伝』って作品でジュリーについて語っているから、それも読んで、感想書いてよ」 彼女は私がジュリーファンということも知っている。 「なんでよ、また適当なことかいてるだけでしょ」 「だから読んでほしいの」 私も、盗作騒動での彼の行動で否定的な感情を持つようになったひとりだけれども、なんでそんなアンチめいた活動をしなくちゃならないんだ、まったく。 とはいえ数少ない友人からのオファーなので探してみる、が、その本、図書館にも古本屋にも見当たらない。新刊で買う――のは、無・理。お金MOTTAINAI。というわけで代わりに「トンデモ美少年の世界」(97年/光文社文庫)という「JUNE」で90年
唐沢俊一の書いた栗本死去に関するテキストを読んだ。 http://www.tobunken.com/diary/diary20090527033059.html http://www.shakaihakun.com/vol089/02.html 地味で目立たず友達のいない子供が、クラス一の人気者をひがんでいるみたいで、しかもそれを中年になった今でも引きずっているみたいで、なんだかおかしい。 そしてそれは、ある面において、生前の栗本薫の姿でもあったのが、それにもまして、おかしな話だ。 栗本薫は、自分を「クラス一の人気者」だなんて、自らの先にシンデレラのレッドカーペットが敷かれているだなんて(少なくとも彼女がまっとうな作家であった頃には)思ってや、いやしなかった。 唐沢俊一は他人の文章(――というか、わたしの「苦い追想」)を斜め読みして知ったようなことを語るより前に、見栄や体裁を棄て、一度虚心
胸くそわりぃ。 栗本薫がついに死にくさりやがったってんで、追悼がわりに生前に絶賛していたコンビーブごはん、作ったんだが、胸焼けするくそまずさ。最悪だ。 米三合にコンビーフ三缶、バター、コンソメ、塩コショウで炊き込むって、馬鹿じゃなかろうか。三缶きちんと入れたのかって、入れるわけねーだろ。一缶入れた段階で、釜の中は阿鼻叫喚、見た目ほとんどゲロ。ふざけんなっての、俺を殺す気か。 色々と見なかったことにして炊き込んでみたが、台所に立ち込めるこのいやな脂の匂い。仕上がり釜を見て笑ったね。なんだよ、これ。全てが赤黒いでやんの。 飯は脂を吸ってくっさいは、残った赤肉はパッサパサで見た目は糸ミミズのよう、最悪。 しかもこれにシソの千切りと刻み葱をちらしてって、バター・コンビーフ・コンソメってここまで洋なのに、なんで最後に和なんだよ、いい加減にしろよ。実際、食い合わせ、悪りぃじゃねーかっ。どういうつもりだ
DV男と暴露本女、夢の共演。 まだ玉置浩二の奥さんが薬師丸ひろ子だった頃、音楽的にはソニーに移籍して、須藤晃プロデュースのもと、和製ブルーススプリングスティーンみたいになっていた頃、作詞家と作曲家、監督と役者という関係だった久世光彦が自著「人恋しくて」において、彼を「人たらし女たらしの稀代のろくでなし、けれども彼に接した男は全て彼を赦し、彼に接した女は全て彼に抱かれたくなるだろう」――といった(類の)ことをいっていたのだが、その時の彼の一般的なイメージとその評はあまりにも乖離していたので、どうにも私はぴんとこなかった。しかし、今ならわかる。本当にそのとおりなんだな、と。 ってか、今朝起きて同棲報道で慄いたのに、今帰ってきたら、もう結婚しているよ。エンターテイメント性ありすぎだろ、おい。 墜ちた星同士、なんて言い方してしまったらものすごくロマンチック、DV男との共依存といってしまったら、身も
飯島愛がまだ他人に尻を見せるのを仕事にしていた頃、「あの娘はハデ好き」という歌を歌っていた。こんな感じの詞だ。 毎日 朝は弱い 男にはもっと弱い 流行りモノには敏感 お勉強 トンチンカン 遊ぶだけならば都合がいいけど 親友にはなれない 彼女が笑った あの娘は派手好き 友達がいっぱい だけど入院したとき 来たのはママだけ 所詮、頭と股のゆるい、AVあがりのゴミくずタレントだろ? そんな風に、彼女を小馬鹿にしたような、舐めきった詞だ。まるで、秋元康あたりが書きそうだが、しかしこの作詞をしたのは、厄介なことに、当の飯島愛本人である。 彼女の最大の不幸というのは、場を客観できてしまう才能に異様に長けていた――しかし、それでしかなかったところだと、私は思う。 エロい、しかし蔑んだ眼で見る大人たち、男たちに対して、「どうせ、あなたたちにとって、私ってその程度でしかないんでしょ」と、わかっていて、それで
あしたの虹 作者: ぱーぷる(瀬戸内寂聴)出版社/メーカー: 毎日新聞社発売日: 2008/09/25メディア: 単行本 クリック: 104回この商品を含むブログ (21件) を見る 寂聴さんが、ぱーぷるなる偽名をつかって御ん年86歳にしてケータイ小説に挑戦したらしい。 アドレスはここ↓ http://no-ichigo.jp/profile/show/member_id/73865 いきなりのプロフィールにのけぞり、すげぇすげぇ、ぱーぷる婆さん、貪欲すぎる、と喰らいついてみたけれども、読んでみたら、結構フツー。ケータイ小説というよりも、80年代のコバルト文庫という感じ。 改行しまくったり、センテンスを短くしたり、漢字をひらきまくったり、わざと間抜けな描写にしたり、こまかい所に努力が感じられるんだけれども、根本的なところでちゃんと文章がうまい。ちょっとした語彙や皮膚感覚のズレもあいまって、
BEST FICTION(DVD付) アーティスト: 安室奈美恵出版社/メーカー: エイベックス・エンタテインメント発売日: 2008/07/30メディア: CD購入: 21人 クリック: 232回この商品を含むブログ (173件) を見る待ちかねたぞ、武蔵ッ。 ついに来た。「shine more」以降の売上低下をものともせずマニアックなシングル切りまくり、その徹底した姿勢に再評価へと至った「安室・V字回復期」のシングルを完全収録した六年ぶりのベスト盤ですよ、ねぇさん。 新曲二曲、アルバム未収録曲は三曲。両A面作品の二曲目がことごとくカットされたのがちょっとだけ残念だけれども、いやいや、マーベラスです。 ああ、もうカッコいいなあ、ホント。踊りたくなっちゃうよ。これは売れるだろうなあ。盤全体からいい波が来ている感じがする。目指せ100万枚っっ。て、もう単純にファン視点です。 今の安室って、余
沢田研二で好きなエピソード。 75年に二度の暴力事件を起こして、ジュリーは自主的に一ヶ月間すべての仕事をキャンセルして謹慎をすることにしたのだけれども、 その間、なにをするのでもなく、ずうっと家にこもってテレビの歌番組を見ていたのだそうだ。 当時は歌番組全盛、テレビのチャンネルを変えればどこかで誰かは歌っていた。 ガチャガチャとせわしなくチャンネルを変えながらほんの数日前まで自分が出ていたはずの番組をじっと、食い入るように見つめる。 華やかな世界、しかし自分はそこにいない。もちろん面白くない。けれども見るのをやめることができない。 しかし、見つづけているうちに、沢田研二の中で、テレビに出ること、歌うこと、という意味が少しずつ変わっていった。 かつてのGSの王子様・ジュリーはこの時死に、女装も辞さない過激なコスチュームを新曲毎にとっかえひっかえし、「一等賞」獲得を宣言するにまったく億さない、
ってわけでwebってのは、やっぱり凄いよね、PCがあって、ネットに繋いでいれば、誰でも公に情報が発信・受信できる。そこには経歴も才覚も年齢も人種も性別もない。既存のマスコミではふるいにかけられ、決して公に知られることのなかった"気違い"さんの文章ですら私たちは容易にアクセスすることができる。原理原則でいえば、その平等主義は素晴らしい。大変結構。だけど、実際に気違いさんの文章に出会うとげんなりする。 なぜ気違いさんの文章というのは、ああもこちらの精神力を奪うのだろうか。不思議なもので、気違いさんの文章というのは、どこか似ているのね。ぱっと見ですぐわかる。行間から腐臭がするというか、一瞬で明らかに私たちのいる世界と一線を画していることがわかる。 この春、ジャニーズオタク界や2ちゃんねる界で話題をかっさらった篠原"ジブリール"聡子にしても、そう。異様なる熱意、異様なる長文、煽り立てるがごとき言文
多くの男性は女性の相談事を真面目に聞かない。 なぜなら、それは相談ではないからだ。 それでもあえてその相談にのってみる、と、大抵以下のようになってしまう。 ◆ 07年2月8日放送「テレフォン人生相談」の模様。 パーソナリティ・加藤諦三(早稲田大学教授) 回答者・高中正彦(弁護士) 相談者・65歳女性(元教師) 相談内容 「退職金で購入したマンションに占拠しているひきこもりの長男(30歳)を追い出すにはどうしたらよいのでしょうか」 前半 http://www.youtube.com/watch?v=DisAmLq8NTI 後半 http://www.youtube.com/watch?v=ho-b_1HH1JM ◆ 谷山浩子の「相談相手のカシコイ選び方」という少女向けのエッセイで、こんなことを言っていた。 曰く、一般的に相談相手は自分よりも大人で、経験豊かで、口が堅い、というのがよい相談相
和田アキ子で一枚をあげるとしたら、これ。78年発表の10周年を記念したアルバム。 78年の和田アキ子といえば前年に離婚、またこの年の3月には「うわさのチャンネル」降板により日本テレビと数年間断絶、さらにこの年を最後に紅白歌合戦からしばらく落選するなど、公私共にツキに見放され始めてきた時期。 しかし、和田アキ子は、ここで歌手としてぐっと踏ん張って、いい仕事をしている。テレビの枠の中で演じていた「ゴッド姉ちゃん」「女番長」といったレッテルを取り去り、さり気なくいい歌を聞かせる和田アキ子の姿がここにはある。「いろいろあったけれども、私は歌手。歌で頑張る」そんな腹の座った彼女の姿からは艶っぽさすら感じる。じっくりと、しっとりと、成熟してゆく和田アキ子。 季節は秋から冬。時間は黄昏時から真夜中。場所はニューヨーク。舞台の真ん中には中年のとば口に差し掛かり、ちょっとばかり生活ずれした一人の無名のクラブ
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