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仕事、お金、暮らし、老後…40代以降が抱えるさまざまな悩みを経済評論家・勝間和代さんと一緒に考えていきます。今回の悩みは「40代でスキルアアップのため初めて転職します。新しい職場で何に気をつければ?」です。前職で評価が高かったという相談者さんに、勝間さんの回答は? IT業界の会社に20年以上勤めている会社員です。スキルアップのために初めて転職することにしました。すでに同じ業界の会社への入社が決まっていて、年収もアップできる見込みです。45歳で初めての転職の際に心がけたほうがいいことを、勝間さんの視点でアドバイスをお願いします。前の会社で最初の10年は仕事量が多く残業も多かったですが、必死に頑張り、その後は自分のペースでできることを増やしていきました。長く勤めたこともあり、職場での評価は高かったと思います。 転職してすぐは「頑張らない」ように注意する 編集部(以下、略) 今月は、45歳で初め
先輩たちの生々しい失敗談に、転機の乗り越え方、転び方、失敗を最高の糧にするヒントを学ぶ連載。今回は、東大卒でコンサルから楽天を経て、「民間版世界銀行」として注目されるスタートアップの経営メンバーとなり、社会貢献と仕事を両立させる田中はる奈さん。理想のキャリアを歩んでいるように見えるが、20代はコンサルを3年でクビになり、楽天では社長肝煎りの新規事業でマネジメントに失敗。輝かしい活躍の影に、痛烈などん底体験を持つ田中さんに、失敗から学んだことを聞いた。 (上)コンサル3年でクビ→楽天・三木谷社長から抜てきも「お前は土管」 ←今回はココ (下)楽天→途上国支援ベンチャー「会社に行けず、泣いて自分を責めた」 深夜3時まで残業、体が悲鳴を上げた 「コンサルを3年目でクビに。それが20代最初の挫折でした」 新卒で経営戦略コンサルティング会社、ブーズ・アンド・カンパニー(現・Strategy&)に就職
多くの企業が女性活躍推進のためにさまざまな施策に取り組んでいます。しかし、本当に「女性活躍」につながっているでしょうか。女性たちからは落胆の声も聞こえます。専門家や女性活躍の旗振り役の人たちの声を基に、真の女性活躍について考えます。 (1)「女性活躍推進」は罰ゲーム?会社が私たちを苦しめる4パターン (2)あなたの会社の女性活躍推進、「本気度」は?見極める5つの焦点 (3)男性は上、女性は下…その評価にギクッ!脱ハリボテの女性活躍推進 (4)外科診療に崩壊の危機?外科医師にある男女格差解消の一手とは… ←今回はココ (5)若手社員の本音「女性にげた…喜んで履く!」今はラッキーな時代? 女性活躍推進に「やっと目を向け始めた」業界がある。医療界、なかでも外科診療の世界だ。その外科診療には危機が迫っていることをご存じだろうか。手術を受けたいときに受けられない未来がやってくるかもしれない――その原
32歳のときに突然脳梗塞で倒れ、右半身まひと失語症という2つの後遺症を負い、医師には「これからは車いすで生活を送ってください。また、右手は一生動かない、言語機能も完全には戻らないものだと思ってください」と伝えられた鈴木美穂さん。まひは残っているものの、驚異的な回復を見せ、今は倒れる前とほぼ変わらない生活を送っています。ここまでの回復を果たすのは希有(けう)な例だそう。「私には未来がない」と希望を持てずにいた鈴木さんが前を向けるようになった理由とは? そして今の原動力とは? (上)32歳で脳梗塞 失語症、右半身まひ…2年後の仕事復帰までの闘い ←今回はココ (下)32歳で失語症→失職→転職「完全回復まで諦めない」宣言した日 「あれ、観覧車なんてあったかな?」 6年前のある日のこと。いつものように仙台の自動車販売店で仕事をしていた鈴木美穂さん(38歳)。朝の掃除が終わり、先輩と更衣室で話してい
放送作家・たむらようこさんが、テレビ番組制作の現場でみたもの、出会った人について深く切り込む連載企画。今回のトピックは朝ドラ「虎に翼」です。主人公に「私のことだ」と共感を寄せる働く女性たちに待ったをかける女が登場します。立ち止まって考えると何が見えるのか、そしてたむらさんの「歯がなくなりそう」なのはなぜなのか。最後までじっくりお楽しみください。 「次の朝ドラ、“虎に翼”らしいよ」とそのタイトルを聞いた時。わたしの頭にはこういう画像が浮かんでいた。 「屏風に描かれた虎を捕まえてみよ」は、一休さんが将軍さまから受けた有名な無茶ぶり。なんとなく「そんなトンチの効いた女の一代記が始まるのかなぁ」と考えていたら、あらら、全然違った。 見ていない方のためにざっくり説明すると、「虎に翼」は日本初の女性弁護士誕生までの奮闘を描く物語。モデルになっているのは女性法律家の先駆け、三淵嘉子さん。特に、セリフが刺
新年度を迎え、職場でもプライベートでも、新しい生活を始める人が多いのではないでしょうか。初めて管理職になった、思い切って資格への挑戦を決めた、といった前向きな変化に直面する人もいれば、役職定年を迎えた、病気が分かった、困った部下が異動してきた…など、不安を抱えている人もいるはず。人生の先輩たちから、「今、目の前にある壁」を乗り越えるためのメッセージをもらいます。 (1)長野智子 57歳で番組降板「キャリア終わった…」から復活の理由 ←今回はココ (2)TBS小川知子 昇進し「氷の女」と呼ばれ涙…視点変え、見えた光 (3)サイコパス上司&無視する部下…元IBM執行役員、難敵打破の極意 (4)島津有理子元アナ50歳で研修医に NHK時代のキャリアも生かす (5)教育のプロがすし修業をし、狩猟免許を取る理由 学びは分散投資 (6)年収3分の1でも幸福度アップ 53歳大手からの転職は準備に4年 (
日本の会社員はゼネラリストとしてのキャリアを歩む人が多く、転職が当たり前になり働く期間がどんどん延びているこの時代、自分に専門性がないことに不安を感じる人が増えています。会社に籍を置いたままで、もしくは思い切って組織を離れて、専門性を深める「資格」へ挑戦したという人たちに、資格を取得しようと考えた経緯や、働きながらの時間のやりくり、資金面のこと、資格をとったことでキャリア設計などがどう変わったか、詳しく聞きます。 (1)48歳、社労士に3度挑み合格したが集客に壁… どう乗り越えた? (2)普通の会社員が自腹で歯科大学院へ 博士号がキャリアどう変えた? (3)ライオン研究職が49歳でキャリコン取得し新境地!副業にも挑戦 (4)日本ハム初の女性執行役員 重圧バネに取得した6つの資格が支えに (5)スナックママが社会福祉士に! 意外な転身も「資格はただの入場券」 (6)知識ゼロから難関IT資格を
自身も発達障害(学習障害)の息子を育てるフリーランス編集者・ライターの黒坂真由子さんが数多くの専門家に取材し、まとめた『発達障害大全』。本書から、信州大学教授・本田秀夫氏へのインタビューを抜粋し、紹介します。 前回に続き、ASD(*1)研究の第一人者、本田秀夫氏に話を聞きます。発達障害は、さまざまな障害を含む概念ですが、最も多いのはADHD(*2)だといわれています。しかし、本田氏らの研究から、ASDの人の数は、これまで考えられていたより、ずっと多いことがわかってきました。(2023年7月取材) *1.ASD:自閉スペクトラム症、対人関係・コミュニケーションの困難とこだわりの強さが見られる障害。「Autism Spectrum Disorder」の略称。 *2.ADHD:注意欠如多動症、「Attention-Deficit/Hyperactivity Disorder」の略称。 本田秀夫氏
人生にはピンチが訪れることがあります。いまだ男性優位の社会では働き続けるだけでも大変なのに、キャリアの継続が難しくなったり、周囲との人間関係で問題が起きたり、自分が健康を損ねたり、家族に大きな出来事があったり……。こうしたピンチを乗り越えてきた人たちは、どのようなシフトチェンジを自らに課したのでしょうか。 (1)勤務先が倒産、起業もコロナで売上ゼロ 先輩の一言が復活に導いた (2)切れないひも用意しないとダメですよ 同僚の一言で踏みとどまった (3)妊娠伝えたら「契約更新できません」 気持ちを切り替え連続起業 (4)まさかの異動でざわつく心、レストランの副業バイトが支えになった ←今回はココ (5)麻倉未稀 50代で大きな3つのピンチに「歌への執着を手放せた」 (6)「残業できないなら課長返上しろ」後輩のために一歩も引かない決意 東京大学在学中に、ホスピスでボランティアをし、医療報道を志し
男女雇用機会均等法の第一世代も定年を迎え、「定年女子」が増えています。今の仕事を辞めた後も続く人生。自分らしく生きるためには、どう考え、何を準備すればいいのか。ロールモデルが少ない中で、定年を見据えて準備を進めた人や、定年後も生き生きと活躍する人に体験談を聞きました。 (1)元帝人・日高乃里子 50代で社内公募挑戦、定年後の世界広がった (2)定年後に年収が2倍!50歳から30の資格「次々とドアが開いた」 ←今回はココ (3)事務職23年、定年延長せず憧れの長野へ 今の仕事は温泉宿で接客 (4)再雇用でやる気ダウン アプリ開発に目覚め64歳ベンチャー転職 (5)週末副業で婚活支援 61歳管理職が始めた「70歳まで働く」準備 (6)「60代からの生き方に迷った」グレイへア仕掛け人、起業した理由 40歳で夫と死別し、大手総合建設会社に入社した南幸惠さん(73歳)。50歳から心理学やキャリア関連
高校生のときにベートーヴェンの音楽と出合ったことが、「人間」を探究したいという思いに大きな影響を与えたという、言語脳科学者の酒井邦嘉さん。研究者の道に進むも行き詰まりを感じていた31歳のときにノーム・チョムスキーの言語理論を知り、「これこそ自分のライフワークとなるテーマだ」と直感します。脳が言語を処理するメカニズムを研究する中で、酒井さんはかねて関心を持っていた音楽と言語の共通性に注目。才能教育で知られるスズキ・メソードとの共同研究にも取り組んでいます。 (上)ベートーヴェンの音楽から「人間」に興味 (下)言語脳科学者が納得 言語も楽器も無理に「勉強」しないことが大事 ←今回はココ 大学で物理学を専攻しながら生物に興味を持っていた私でしたが、もともと言語学との接点は全くありませんでした。 東大大学院の博士課程を修了して医学部の助手をしていた30歳のとき、休職してハーバード大学医学部にリサー
転職成功者たちの「転職の流儀」を紹介する本連載。今回登場するのは、音楽大学を卒業後、エンジニアとしてキャリアをスタートさせ、過去10年で4回の転職経験を持つ新多(あらた)真琴さんです。3回目の転職ではCTO(最高技術責任者)に就任し、キャリアアップを果たしました。上編では、音大在学中にエンジニアを目指した理由や、転職する上での3つのマイルールなどについて聞きました。 (上)音大→DeNAでエンジニア 10年で4回転職で優先してきたこと ←今回はココ (下)音大卒エンジニアが31歳でCTOに就任「役職」が次の転職の壁に 国立音楽大学に在学中、プログラミングを独学し、新卒でディー・エヌ・エー(DeNA)にエンジニアとして入社した新多真琴さん(33)は、この10年で4回の転職を経験。同社で3年勤めた後、サービスの企画設計を手掛けるセオ商事、チラシ・買い物情報サービスなどを運営するロコガイドでのエ
「人生の新たな扉を開けた挑戦者たち」に迫る本連載。今回は、2021年春に「まちとしょテラソ」(小布施町立図書館)の4代目館長に最年少で就任した志賀アリカさんに話を聞きました。軽トラに搭載できる小屋に本を載せ、好きな場所に赴ける「移動図書館」や、閉館後の図書館を夜通し貸し出す「夜の図書館」など、前例のない取り組みを進め、図書館のファンを増やし続けています。10代で社会貢献活動に目覚め、コンサルティングファームに就職。「図書館館長になる未来なんて1ミリも想像していなかった」という彼女が、東京から地方の小さな町に移り住み、新たな扉を開けたきっかけとは? (上)コンサル→27歳で最年少の図書館館長に 秘めた思い ←今回はココ (下)バリバリの海外志向から長野県へ 芽生えた地域への愛着 NPOで貧困や教育問題に携わり、“修業目的”でコンサルに 編集部(以下、略) 志賀さんがコンサルタントを目指した理
2015年に自分の会社を立ち上げ、18年に所属事務所から独立。以降、プロデューサー業にもまい進する小泉今日子さん。40代の頃、「50歳になったら何かを始めます」と宣言し、具体案はなくとも「とりあえず会社という"箱”をつくるところから始めたことがよかった」と振り返ります。小泉さんのこれからのチャレンジとは? (1)「誰かのドアが開いた瞬間」に立ち会う醍醐味 (2)50歳で起業の理由「残りの時間を考えた」 ←今回はココ (3)経験して見えるものがある。50代は楽しい 「自分自身の本当の能力を、見たことがないかも」 編集部(以下、略) 小泉さんは2015年に会社を設立して、50歳の節目でプロデューサーとしてのプロジェクトを始動しました。新しいチャレンジに踏み出そうと思った理由は何だったのか、改めて聞かせてください。 小泉今日子(以下、小泉) 「残りの時間」を考えてみたら、やりたいことに挑戦しよう
「うちの年収っていくらなの?」 ―― 子どもからそんな質問を受けて困ったという、親御さんの話をよく耳にします。どう答えたらいいものでしょうか。 「そんなこと、子どもは知らなくていいのっ!」などと𠮟りつけて、切り捨ててしまうのも気が引けます。これからの社会を生き抜いていくうえで、お金の知識は大事。学習指導要領の改訂により、2022年度からは高校の家庭科で投資信託や資産形成などについて教えるようになりました。子どもがお金に興味を持ったのなら、なにか気の利いた答えを返したいところです。 だからといって、自分の年収が「××万円だ」と、ズバリ教えてしまうのもどうかと思いますよね。なにしろ子どもに教えたら最後、近所の子どもたちに広く知れわたることは必至ですから……。 子どものマネー教育の一助となり、親のプライバシーも守れるいい答え方がないものか? ファイナンシャル・プランナー(FP)で、小学校5年生
「○○のほうが幸せ」「みんなに△△だと思われたい」「□□すべきではない」…社会が変化しても私たちの周り(時に脳内)にしぶとくはびこり、心から望む選択や前向きな行動を阻む「物言い」の数々。そんな、女性にかけられたさまざまな「呪い」の正体を、湯山玲子さんが看破していきます。 誰も責めないのに、介護を引き受けない自分がどうにも後ろ暗い 「そのことを知ってはいた。しかし、現実に自分が体験すると大いに戸惑い、精神的にしんどい」。人生はそんなことの連続だが、中でもほぼ全員が同じような感想を持ってしまうことの一つに親の介護がある。 先進国の証しは、福祉の充実度でもあるので、日本も老人介護に関してはすばらしい制度が整っている。仕事や生活を犠牲にしなくとも、年老いた親をケアしていくことは可能なのだが、ついつい「世話になった親の世話を他人に任せるのはいかがなものか?」という思いが心をよぎる。加えてここに親から
教育の問題点や理想の姿を探るリレー連載。今回取材したのは、少人数の対話型オンライン授業のプラットフォーム「スコラボ」を立ち上げた前田智大さん(Mined代表取締役)です。灘高時代には国際生物学オリンピックで銀メダルを受賞し、東大を経て米マサチューセッツ工科大学(MIT)で電子工学を専攻した前田さん。前編では、スコラボの特色や、研究者志望だった前田さんが教育分野での起業に至った経緯などを聞きました。 <前田智大さん> 【前編】灘→東大→米MIT 日米の教育の違い知り起業決意 ←今回はココ 【後編】とことん興味を掘り下げる経験が学力向上にもつながる 子どもが自分の興味に合わせて選べる対話型オンライン授業 前田さんが2021年に立ち上げたスコラボは、主に小・中学生を対象とした対話型のオンライン学習サービス。設置クラスの数は260を超え、受講者は「知られざる地球の中の世界」「ゲームで量子コンピュー
人生100年時代と言われているなか、一つの仕事でキャリア人生を終えるのはもったいない。そこで、これまでのキャリアと異なる新たなステージを切り開き、輝いている女性たちからそのノウハウを教えてもらいました。 (1)仕事疲れ気分転換で作ったあんこが評判、あんこ屋開業へ ←今回はココ (2)前例ない女性のタイ赴任 突破するため退職し現地で就職 (3)韓国カフェにハマりインスタで発信、書籍出版、移住も (4)リクルート、外資企業経て起業 仕事と育児の両立に悩み 「自分にしかできないこと」を仕事にしたい 兵庫県と鳥取県の県境の山間部に位置する岡山県美作市。古くは宿場町として栄え、現在は温泉や豊かな自然が楽しめる観光地として人気を集めている。 のどかなこの街の一角で、行列のできるあんこ専門店兼喫茶店として注目を集めているのが「あんこやぺ」だ。同店を営む竹内由里子さんは、「仕事で忙殺されていたときに、気分
日経xwoman doorsで自身のキャリア、事実婚、出産、仕事と育児の両立について赤裸々に語ってきた、はあちゅうさん。2022年9月末に、事実婚の解消を発表しました。その裏側にある思い、今の心境、これから描く未来図について語ります。 (上)夫婦関係解消のはあちゅう 私が休婚を選択したワケ ←今回はここ (下)はあちゅう 夫婦関係解消 新しい家族模索したい 夫婦関係を解消し、人生を違う視点から見たかった 先日、夫婦関係の解消を発表しました。私の中でも、まとまっていない部分が多いので、(今回の取材では)話しながら考えをまとめることも多々あると思います。今の私が感じるままにお話しするので、今後、考えが変わる可能性もあります。ひとまず現時点での通過点として聞いてください。また、これは私の一方的な視点で、彼から見える景色はまた違っていることを前提に読んでいただければうれしいです。 離婚には2種類あ
『デザイナー』『砂の城』『有閑倶楽部』『プライド』などを代表作に、“少女漫画界のレジェンド”として長年活躍を続けてきた一条ゆかりさん。50代前半に緑内障を患い、当時連載していた『プライド』の最終回を2010年に描き上げて以降、現在は漫画家としての活動をほとんど休止しています。22年6月にエッセー集『不倫、それは峠の茶屋に似ている』(集英社)を出版。一条さんの人生哲学が詰まった金言に加えて、累計売上部数2500万部超えの学園アクションコメディー『有閑倶楽部』のその後を描いた新作短編漫画も収められ話題です。漫画家として自らをプロデュースし続けた一条さんのこだわりや「漫画を描くのは今回で最後のつもり」という有閑倶楽部完結への思いとは? (1)一条ゆかり 『その後の有閑倶楽部』は最後の新作漫画 ←今回はココ (2)『その後の有閑倶楽部』 社会人になった6人を描く苦労 (3)一条ゆかり 女はどう生き
日本で働き、オーストラリアで家族と過ごす「往復生活」をしている小島慶子さん。子育ても終盤にさしかかり、「これまでとは違う一歩」を踏み出しつつある小島さんが、新たな気づきや挑戦を語っていきます。今回のARIAな一歩は、「同期との再会」。 12年ぶりに、友達と再会した。友達というよりも戦友のほうがしっくりくるかな。TBSの同期入社の堀井美香さん。さん、はとっても違和感がある。お互いに名字で呼び捨てにしているから。ホリイとコジマの間柄だ。時々メッセージのやり取りはしていたけど、顔を合わせるのは久しぶりだった。なぜ会わなかったかというと、それぞれ忙しかったのもあるけど、お互いの環境が違い過ぎたからだ。 ロールモデル不在の中、同期3人で互いに学び合った 会社を辞めたことのある人は分かると思うが、辞める人の気持ちは、そこで働き続ける人にはなかなか分からない。それはもう、どうしようもないことなのだ。私も
連載「20代でやめたこと、始めたこと 30代でやめたこと、始めたこと」では、活躍する先輩世代の女性に20代、30代をどう過ごしたか、何に壁を感じ、どう乗り越えたか、やめてよかったと思っていること、始めてよかったと感じていることなどを、根掘り葉掘り伺います。第2回は東京大学法学部を全単位「優」で卒業後、財務省の官僚を経て、弁護士になり、2015年には米ハーバード・ロースクールに留学し、ニューヨーク州弁護士に登録……という輝かしい経歴を持つ山口真由さんが語る意外なストーリーです。 (上)山口真由 東大「全優」で卒業も仕事ができず泥沼の日々 ←今回はここ (下)山口真由 転職先決まらず米国へ逃亡&運命の出合い キラキラに見える人生 実際は泥沼だった 「東京大学法学部を『オール優』で卒業し、財務省の官僚へ」「米ハーバード・ロースクールに留学後、ニューヨーク弁護士に登録」……と聞くと、公私ともに完璧
連載「20代でやめたこと、始めたこと 30代でやめたこと、始めたこと」では、活躍する先輩世代の女性に20代、30代をどう過ごしたか、何に壁を感じ、どう乗り越えたか、やめてよかったと思っていること、始めてよかったと感じていることなどを、根掘り葉掘り伺います。第2回は東京大学法学部を全単位「優」で卒業後、財務省の官僚を経て、弁護士になり、2015年には米ハーバード・ロースクールに留学し、ニューヨーク州弁護士に登録……という輝かしい経歴を持つ山口真由さんが語る意外なストーリーです。 (上) 山口真由 東大「全優」で卒業も仕事ができず泥沼の日々 (下)山口真由 転職先決まらず米国へ逃亡&運命の出合い ←今回はここ ツケマ二重付けに鼻張りで、転職面接に全落ち 転職エージェントに相談して、次の仕事を決めてから退職を告げようと思ったのですが、この転職活動が全くうまくいきませんでした。 この期に及んで、ま
日本のジェンダーギャップ指数が低い要因の1つが、政治分野におけるジェンダーギャップです。政党の要職を年配の男性が占め続けている中で、野党第1党の立憲民主党では、党の意思決定機関である執行役員会のメンバーが男女半々になりました。その実現に向けて働きかけてきた同党ジェンダー平等推進本部長で参議院議員の徳永エリさんに、実現に至るまでの経緯と、政治分野のジェンダーギャップを解消するために残っている課題について聞きました。 編集部(以下、略) 立憲民主党では2021年11月に泉健太さんが新代表となり、執行役員12人のうち半数の6人が女性になりました。主要政党では今までにない例です。実現までの経緯を教えてください。 徳永エリさん(以下、徳永) 21年10月の衆議院議員選挙のとき、私は唯一女性の選対副委員長でした。女性候補者を増やすためにクオータ制(編集部注・候補者もしくは議席の一定割合を女性または男女
いけの・こい/岩手県生まれ。1979年デビュー。雑誌「りぼん」で82年から94年まで連載された『ときめきトゥナイト』(全30巻)は少女漫画史上に残るヒット作に。セルフパロディー『ときめきミッドナイト』や番外編シリーズ、自身の漫画家人生を振り返るエッセイコミック『ときめきまんが道―池野恋40周年本―』のほか、新刊『ブラッティ・ブライド―吸血鬼の婚活―』『ときめきトゥナイト それから』が発売中(すべて集英社)。 編集部(以下、略) 『ときめきトゥナイト』は、初代ヒロイン・江藤蘭世と市橋なるみ(蘭世の弟のガールフレンド)、真壁愛良(蘭世の娘)の3人の主人公が物語のバトンをつなぐ3部作。今回、再び蘭世を主人公にした新シリーズが生まれた経緯を教えてください。 池野恋さん(以下、池野) それは、大人の事情です(笑)。2020年から私は『ブラッディ・ブライドー吸血鬼の婚活ー』という他の連載を集英社の雑誌
2021年12月から、(現在)85歳の実母と同居して、介護生活が始まったタレントの松嶋尚美さん(50歳)。テレビで見る印象通りのハツラツとした口調で、「母は元気に家族をこき使い、自ら『姫』として君臨しております!」と笑います。それでも、初めての介護に対する戸惑いがなかったわけではありません。大阪に住む母親を東京に呼ぶにあたっての不安や30年ぶりの同居に伴う遠慮、介護費用の工面、夫と2人の子どもたちにかかる負担など、心配事は山積みだったといいます。突然直面した介護問題に松嶋さんはどのように向き合ってきたのか。この半年を振り返ってもらいました。 (1)松嶋尚美 母と約30年ぶりの同居で突然介護が始まった ←今回はココ (2)松嶋尚美 家族の協力は想像以上、介護費用の高さに驚き (3)松嶋尚美 介護と育児のダブルケアでも自己犠牲はしない 要介護状態になった一人暮らしの母 夫が同居を提案してくれた
TBSアナウンサーとしてのキャリアをこの春に“卒業”した堀井美香さんと、2016年に朝日新聞社を退職した稲垣えみ子さん。共通するのは、「長年勤めた会社を50歳で辞める決断をし、新たな道に進む」という点。堀井さんと稲垣さんが大きな決断をした理由は? 最後に明かした堀井さんの決意の一言を読み逃しなく! (1)稲垣えみ子&堀井美香 50歳で会社を辞めるという決断 ←今回はココ (2)稲垣えみ子「50歳で辞める」10年間となえ続けた呪文 (3)堀井美香「会社で身に付けた “型”を次世代に伝えたい」 (4)稲垣えみ子 50代でピアノ再開、「できない」から没頭 20代と50代。会社を辞めやすいのはどっち? 編集部 「あと10年頑張れば定年を迎える」というタイミングで、なぜ2人は勇気ある決断ができたのでしょうか? 稲垣えみ子さん(以下、稲垣) あの、50代での退職って、そんなに勇気が必要なのでしょうか。
「家族」と聞いてあなたが思い浮かべるのは誰ですか? 夫やパートナー、子ども、父や母、はたまたきょうだい……。では、その「家族」はいつまで今のままであり続けると思いますか? 私たちが70代、80代を迎える頃には、どうなっているでしょうか。核家族、未婚人口の増加、少子高齢化社会を迎えて「家族の未来」が見えづらくなっている今、これからの家族のカタチに注目します。 (1)家族消滅時代に突入!私たちの家族はどこに向かう? (2)「卒婚」で人生後半の「自分らしい幸せ」を考えてみた (3)同じマンションの別部屋に暮らす「友達近居」が心地いい ←今回はココ (4)不妊治療、死産を経て43歳で「養子」という決断 (5)「弁護士夫夫」と考える 同性婚、家族と法、家族と愛 2015年の国勢調査によれば、75歳以上の女性のおよそ4人に1人は独居生活を送っています。既婚であろうが未婚であろうが、子どもがいようがいま
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