国内最大級の鉄道イベント「トレインフェスタ」(静岡県文化財団など主催)が18日、静岡市駿河区のグランシップで始まった。県内外から訪れた多くの家族連れやマニアが鉄道模型の展示や名物駅弁の販売会を楽しんだ。19日まで。 夢中になって鉄道模型を走らせる来場者=静岡市駿河区のグランシップ 全国各地から集まった30の鉄道愛好団体が数千両の鉄道模型を走らせた。静岡市を拠点に活動する団体「ヘッドマーク・ファイブナインズ」は、ジオラマでかつての静岡駅や町並みを再現。来場者は全長約80メートルの線路を駆け巡る模型に見入った。模型の操作を体験できるブースでは、子どもたちが夢中になって列車を走らせた。 富士宮市出身の駅弁ライター望月崇史さんによるトークステージも人気を集めた。駅弁販売会では午前の内に売り切れる商品もあった。掛川市から訪れた同市立城北小1年の渡辺令真君(6)は「乗り物が好き。模型で遊んで楽しかった