ありのままの自分でいたいのに、みんながそれを受け入れてくれないからそうなれない。人はそう感じる事があるけれど、結論からいってありのままの自分を完全に受け入れてくれる他人はほとんどいない。世の中のほとんどの愛や好みは条件付きでできている
。 ありのままになる事を怖れさせる一番の原因は受け入れてもらえないかもしれないという事。多分幼少期、十分にありのままでいられなかった経験等が影響するのだろうけど、こういう感覚になってしまうと、人と面した時瞬間的に相手が期待しているものを察知してそれに応えようとしてしまう。 条件付きの愛は、その条件を満たしているから愛されている訳で、相手に好かれたいと思えば思うほど、その条件を満たすのに必死になる。愛されるべき人の条件というのを子供の時から言われ育ち、そしてそのうちありのままの自分にはその条件が備わってないと考えるようになり、人は自分に失望する。 自己