サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
大谷翔平
www.devushow.com
5月20日月曜日曇り。 1年間を52週間だとすると、おれはだいたいこれまでに1700回目くらいの月曜日を迎えたことになる。 1400回目くらいから1500回目くらいの月曜日はきつかったと記憶している。あの時からすれば、今日のような月曜日は本当にありがたいと思う。 こんな事を書いていたら「月曜日」がかわいそうになってきた。 でもね「月曜日」、君は関東近辺の美容師さんたちからはとても愛されていると思うんだ。だからそんなに卑屈にならなくてもいいんだよ。
5月18日。晴れ。34歳になりました。
「おやつは300円まで」 これほどまでに絶妙な縛りはないと思う。うまい棒だけなら29本。ビッグカツだけなら9枚。しかし、うまい棒とビックカツとチュッパチャプスとコーラガムとヨーグルッペをいかに組み合わせるか、そしてアポロチョコ100円という恐ろしいまでの破壊力。「何を何個買おうか?」これほどまでにエキサイティングな悩みをおれは30年以上生きてきたが、感じたことがない。 300円を超えてしまえば、つとむから「それ絶対300円超えてるわー!」という怒号が飛んでくる。算数が苦手なはずのつとむだが、この駄菓子の計算ばかりは荒木先生よりも早い。きっと渡辺商店に置いてあるすべての駄菓子とその組み合わせのパターンとその価格がつとむの頭の中には入っていたのだ。 だからおれは300円を絶対に越えないように気をつけていた。それも税込で。荒木先生の発表では、消費税は別に考えて良いということだったのだけれど、つと
4月6日金曜日 晴れ。暖かい。 昨晩は飲み会が終わり家に帰り着いたのが23時前だった。娘は眠っていて、嫁はベッドの中でスマホで何かを見ているようだった。ただいま、と嫁に声をかけて、娘の寝息を確認してからリビングでスマホを眺めながら眠ってしまった。 3時過ぎに娘の泣き声で起きた。嫁が寝かしつけてくれた。朝起きてシャワーを浴びて、風呂掃除と洗濯をした。娘が目覚めたので、体を拭いてあげて保湿クリームを塗ってあげた。今日も保育園だ。 娘はきっとおれなんかよりも遥かにコミュニケーション能力の優れた人になれると思う。0歳の頃から知らない人間と時間を共にするのだから。そんな風に自分に言い聞かせる。 嫁はどうしても娘を保育園に通わせないと生活ができないという。でも試算したら生活ができない訳ではなく、貯金ができないだけなのだ。きっと嫁の中では貯金も生活の一部なのだろう。 嫁の価値観をどうこう言う前に、自分の
4月5日木曜日 曇り。昨日までの暖かさはどこへやら。少し肌寒いが、テラス席でこれを書いている。 娘はどんなに泣いていてもカーリー・レイ・ジェプセンのCut to the feelingを聴くと泣き止む。これは嫁のiPhoneに入っている曲だ。そしておれも昨晩iPhoneに入れた。250円。試しにもともとおれのiPhoneに入っているノラ・ジョーンズやビリー・ジョエルや五代目古今亭志ん生を聴かせてみたものの、どれもダメだった。カーリー・レイ・ジェプセンとスーパーのビニル袋をこする音だけが娘の泣きを止めてくれる。ただこの曲、夜の暗い部屋で流すにはテンポがアップ過ぎる。 でも娘の泣いている声を聞くよりも断然良い。 来月からの嫁の仕事復帰に備えて、家事の分担を取り決め、今朝から予行演習を開始した。おれに新たに割り振られた家事は、風呂の掃除と洗濯だ。我が家では洗濯物を風呂の残り湯を利用して行うので、
いるかピーさんに捧ぐ そのおっぱいの続きが知りたい - believe in you いるかピー ◇◇◇◇◇ 日曜日の昼間、繁華街から離れていく電車にはあまり人が乗っていなかった。可奈子ちゃんは扉に背中をつけ、銀色の手すりを右手で握り、おれの肩越しに流れていく外の景色を見ているようだった。 電車を降りて、家に向かう途中コンビニによってお菓子を買おうと可奈子ちゃんを誘った。 おれ「そこにセブンがあるからお菓子買っていこう」 可奈子ちゃん「うん」 おれ「可奈子ちゃんは炭酸飲む?」 可奈子ちゃん「うん。コーラ好き」 おれ「おれも。じゃあコーラも買おう」 可奈子ちゃん「うん」 セブンで芋けんぴとビーノとコーラと杏仁豆腐を買った。 おれは女の子と二人きりで密室に入る前に立ち寄るコンビニがこの上なく好きだ。おそらく、興奮のピークには、二人きりになった部屋の中ではなく、コンビニのレジ前で既に到達してしま
2月9日金曜日 晴れ。肉の日だ。特に肉は食べずに一日が終わった。というか、これを書いていて今、肉の日だったことに気がついた。 明日から三連休だ。特に出かけたりする予定は今の所ない。でも靴を買いたいと思っているから、嫁にお願いして、数時間だけ横浜か原宿に行かせてもらうかもしれない。その時はこのMacも持って行って、喫茶店で書きたいと思う。 今日も書きたいことを書いていく。 いつも笑っていたいという話。 「友ちゃんっていつも不機嫌そうだよね」とたかしに言われた。それはその通りだった。友ちゃんは確かにいつも不機嫌そうな表情をしていた。だから時々見せてくれる友ちゃんの笑顔はとても素敵に見えた。でも、ベッドの上で見せてくれる困ったような表情の方が、笑顔の100億万倍以上の破壊力があった。 おれは最近もしかしたら眉間にシワがよりがちなのかもしれない。家に帰れば娘がいるので自然とそのシワも伸びきるのだけ
2月8日木曜日 晴れ。早起きできた。木曜日だからだろう。月曜日だったら多分早起きはできていなかった気がする。それでも以前営業の仕事をしていた時に比べれば、会社に行くこと自体は苦にならなくなった。あの時のことを時々思い出しながら今の状況に満足しながら暮らしていこうと思う。 今日も書きたいことを書いていく。 おれとデニーロはだだっ広い体育館にいた。バレーボールをデニーロが打った。おれはそのバレーボールを弾き返した。周りのみんなは何かを喋っている。だがおれには何を喋っているのか理解ができない。彼らが話していた言葉はおれの慣れ親しんだ言葉とは違うものだった。おれはとりあえずバレーボールを打ち返すことだけに集中し、言葉を発しなかった。デニーロも言葉を発しなかった。 その内に誰かが言った。 「everything is gonna be alright!!」 ああ、みんなは英語を喋っているんだな。と思
先週末は体調を崩していた。その前は正月気分でいたから、なんだか久しぶりに普通の週末だ。 明日は娘の離乳食を見にドラッグストアに行く予定だ。遂に、離乳食。10倍がゆ。 それから部屋の模様替えを行う予定だ。娘の遊ぶスペースを確保するために。 今日は突然義姉が我が家に来てくれた。義姉は綺麗だ。だからおれは義姉が好きだ。そんな義姉が娘を抱っこしてくれていたおかげで、今日は久しぶりにゆっくりと落ち着いて晩ご飯を食べることができた。 帰り際におれは本気で言った。 「また暇があったらいつでも来てくださいね。いやむしろ暇を見つけてでも来てください」 ははは、と笑う義姉。真顔のおれ。 おれは胸よりも、臀部が好きだ。
1月9日火曜日 晴れ。少しだけ暖かい。 鼻水が止まらなくなった。きつい。だが、家にいても嫁や娘にうつしてしまうかもしれない。会社に行こう。会社のみんなには悪いが犠牲になってもらおう。30歳を過ぎた頃からだろうか、風邪を引くようになったのは。 今日も早く眠ろう。やっぱりブログは早起きしてカフェで書かないと、家では落ち着いて書けないな。早寝早起きがんばろう。 更衣室の電気がつきっぱなしになっていたので消した。一日一善。第94善。ごちそうさまでした。 今朝の体重77.7kg 朝 マカダミアナッツチョコレート 昼 鮭おにぎりと日清カップヌードルトムヤムクン 夜 オムライス、ポテサラ おやつ みたらし団子 一日三膳。ごちそうさまでした。 スターを頂けたなら歌います。ブックマークを頂けたなら踊ります。読者になって頂けたなら脱ぎます。おれの自己紹介
娘がベッドの上で泣いている。おれは泣いている娘の隣で、泣き顔や泣き声を観察している。でも決して抱き上げない。抱き上げれば泣き止むのは知っているけども、抱き上げない。本当は今すぐにでも抱き上げたいけど、それでもおれは抱き上げない。 なぜか?嫁がおれと娘の方を見ているからだ。嫁がこちらを見ていなければ、おれはすぐにでも娘を抱き上げるのだけれど。おれは「娘が泣いていてもすぐに抱き上げる必要なんてないんだよ」と嫁に背中で伝えようとしている。 仕事から帰るなり、嫁が真顔でおれに言う。「首の汚れを取ってあげたら、泣き喚いて、それから顔に手を近づけようとするだけで泣くの。嫌な顔するし。私嫌われたみたい」 残念なことだけれど、いくらおれが「嫌われてるわけないよ」と言ったところで、嫁はおれの言うことなんて、聞き入れてはくれない。それは今までもこれからも、多分変わらない。 おれは、嫁に休んで貰いたい。しかしお
父の側に寄り添った3日間も終わった。5日後の退院日には母が父を迎えに来ることになっている。おれは最後にもう一度タオルを濡らして部屋に干してから父の病室を出た。 父はおれにもう少し痩せろと言った。健康でいることが一番だと。ベッドに横になったままの父が言うので説得力はとてつもなかった。 だがしかし、痩せるのは難しい。ここ10年以上、おれは、ご飯を食べる時間になると、走って痩せようと思い、走るべき時間になると、食べるのを我慢しようと思い続けているのだ。生半可な覚悟では痩せられそうにはない。 痩せることを父に約束してから、病室を後にした。 その日は朝から雪が強めに降っていた。乗換アプリで新千歳空港までの時間を検索すると、JRの一部列車が運休していると出ていた。おれはJRに電話をして空港までの電車について確認した。幸い空港までの電車は平常運転しているとのことだった。次にJALに問い合わせて乗る予定の
おれは今、お金を持っている。嫁の知らない口座にコツコツと貯めて20万円の貯蓄ができた。それにドトールのカードに5,000円、nanacoカードにも5,000円、PASMOにも5,000円のストックがある。いわゆる無敵状態に入っている。 先々週、ボーナスが支給された。娘が誕生して初めてのボーナスだ。これまではボーナスが出ると、おれは嫁に交渉して、その一部を貰っていた。が、しかし、今回はもういらない。おれはお金の管理が大いに苦手だ。だからこれ以上のお金を持たない方が良い。 そこで、おれは一つ、ある案を考えた。いつものようにボーナスの一部を貰えるように嫁に交渉し、そして、嫁から許しの出た金額をそのまま全て嫁にあげる。という案だ。我ながら良案だと思う。そしておれは実際にそれを実行した。賞与の明細を貰った日の夜に。 おれ「はい、これ賞与の明細。振込は明日らしいよ」 嫁「お疲れ様でした」 ここでおれは
ラーメン二郎を食べてから病院に戻ると、父は目を覚ましていた。それでもまだ意識ははっきりとはしていないようだった。 兄はソファで眠ってしまった。おれは暖房で乾燥している部屋に湿気を与えるために、タオルを3枚濡らして干した。窓の外には相変わらず雪がちらほらしていた。 夕方になると父の意識もはっきりとしてきて、自分で母に電話をしていた。 手術から6時間が過ぎた頃に、リハビリをしてくれるお姉さんが部屋にやってきた。あまりの説明の雑さにおれは愕然としたが、父は特に文句も言わずに頷いていた。 病院に来てよく思うことがある。「あなたにとっては数多くの患者の内の一人なのだろうけど」。だからおれは自分のお客さんにそう思われないように気をつけようといつも思う。 手術当日にも関わらず、父は立ち上がるところまで訓練していた。そしてゆっくりと足を前に出して部屋の中を少しだけ歩行器を頼りに歩いた。 親のそういう姿を見
前回の投稿が22日前。久しぶりの投稿はなんだか難しい。これまで一体どういうテンションで書いていたのかももはや思い出せない。とりあえず思いついたことを書いて、ペースを取り戻そうと思う。 さて、タイトルの「さらっさらーのサラサーティ」についてだが、先日会社で思わず口走ってしまった。 机について、パソコンとにらめっこをしていたのだけれど、おれは不意に疲れてしまった。そして気が付いた時には「さらっサラーのサラサーティ」と発してしまっていた。 「さらっさらーのサラサーティ」という言葉は宙に舞い、そのまま天井へと吸い込まれて行った。 おれの周りには40歳オーバーのおじさんばかりが座っている。おれは30歳を過ぎているが、フロアでは最年少だ。誰一人としてそのことについて触れてはくれなかった。おれ自身も何が起こったのか、一瞬のことでよく理解できなかった。だから何もなかったようなふりをし、事なきを得た。 「さ
金曜日の夜、嫁には仕事だと言っておきながら、酒を飲みに行ってしまった。申し訳ないと思う。 おれはそこで普段は飲まない生ビールを飲んだ。生中というやつだ。家に帰り着いたのが24時15分。そこまではなんともなかった。嫁が寝室から顔をのぞかせて「晩ご飯冷蔵庫にあるから、チンして食べて」と言ってくれたことに対して、罪悪感が増す余裕すらあった。 おれは冷蔵庫の中の晩ご飯を無視して、シャワーを浴びた。シャワーから上がると、なんとなく頭痛がすることに気がついた。だからすぐに眠った。しかし、夜中の3時過ぎに頭が痛くて目が覚めた。娘のかわいい寝顔を見たら、この痛みも忘れられるかなと思い娘の寝顔を見るも、何の効果もなし。 そして立っているのも辛くなっていることに気がついた。しかし横になるのも辛かった。次に気がついた時には、おれは洗面所いた。そして鏡で自分の顔を見つめていた。自分の顔を見るのを辞めたかったのだけ
娘のことを見ていたい。ずっと見ていたい。だがおれは仕事に行かなければならない。間接的にではあるけれども、娘を健やかに育てるためには、致し方ない。 ここ2週間くらい、生活リズムが少しずつできてきたのか、大体、朝5時前に娘は目を覚ます。おれは起きて、オムツを替えてあげて、授乳をしてもらうために嫁を起こす。それから2時間、おれはうとうとしている娘を抱っこしたり、ベッドに置いたりしながらまったりと過ごしてから、仕事に出る。 おれは朝のその2時間について2,3日前から考えていた。 おれはもともと、朝混雑する電車が嫌で、娘が生まれる前から早起きをして、すいている電車に乗って、始業までの2時間をドトールで過ごしていた。その時間を利用して始めたのが、このブログだ。 今日は娘との2時間を諦めて、起きてからオムツだけ替えてあげてから家を出て、久しぶりにドトールでこれを書いている。 すいている電車はやっぱり良い
レースのスカートが流行しているみたいだ。頻繁に見かける。特に花柄のレースをよく見る。 おれはその花びらと花びらの間を見てしまうのだけれど、もちろん花びらの向こう側が見えることはない。と思っていた。 それが、昨晩、向こう側が見えてしまった。あまりに突然の出来事で、おれは反射的に目をそらしてしまった。高鳴る胸の鼓動。体温は一気に上昇した。 「見間違いかもしれない。おれの願望が、角膜を通して虚像を作り上げてしまったのかもしれない」そう思い、もう一度だけ、拝見させて頂いた。 やはり、花びらの向こう側が、見えていた。 厳密に言えば、黒い花柄のレースのスカートの下に、黒いストッキングを履き(目測60デニール)、その下に黒いショーツをお召しになられていた。 これ以上見てしまうのは、よくない。と思い。おれは明後日の方向を見ながら歩みを進めた。するとそこにコカコーラの自動販売機があった。毎日通っている改札の
10月16日月曜日 雨。 土曜日に遂に娘が帰って来た。嫁と共に。土日は三人で家から出ずに過ごした。娘の様子を見ていると、時間はあっと言う間に過ぎていく。 そして今朝、おれはまた以前のように早起きをすることができたので、これをドトールで書いている。娘は5時ちょうどに起きた。おれもそれと同時に起き上がり、娘を抱えて嫁に渡した。嫁はすぐさま授乳を始めたので、おれは顔を洗ってスーツに着替えた。準備を終えて、乗りたい電車の時間まであと10分は家にいることができたので、娘の顔を見に寝室に戻った。 今朝はとても寒かった。嫁は娘をおれが寝ていた場所に置いて横になっていた。娘は目を開けて、足をバタバタと動かしていた。おれは娘のほっぺを両方の人差し指で押した。娘は朝が一番機嫌が良いようだ。ニコニコと笑っていた。 だけど、おれはもう家を出なくてはならない。仕事だから。今日は早く帰ろうと思うけども、ユニクロで長袖
最近卑猥なことが書きたいという欲求がどうにも止まらない。だがここは公共の場。そういう発言は慎むべきだと思う。が、どうにも止まらない。欲求。 ましてや、おれはペンネーム(匿名)でこのブログを書いている。それで何か卑猥なことを発言してしまえば、その時点で、おれは姑息な助平に、自分自身を貶めてしまうことになる。が、どうにも止まらない。欲求。 おれは久しぶりに、お世話になっている、はてなブログ様のガイドラインを読んだ。 ”はてなブログは、青少年を含めてさまざまな人が利用します。過度に性的な描写や残酷な表現、暴力的な表現、差別的な表現は控えてください” ”過度に性的な描写” 多分おれが書きたいのは、こういうことだ。おれがもし自分の欲望に任せて、書きたいだけ書いてしまうと、はてなブログのルールを破ってしまうことに”多分”なる。”多分”というのは一体どの程度が”過度に性的描写”あたるのか、おれにはわから
週末、Macのアダプタを会社に忘れたことに気がつき、書きたいことがあったのに、残り4%の電池残量を見ながら書く気にはなれなかった。 それに、スマートフォンの通信量も上限を突破してしまい、大好きな美人時計の女の子達に会おうにも、外出先では一切会えないという苦境に立たされてしまった。 昨日会社でMacのアダプタを回収して今は電池満タンで書いている。だがスマートフォンの通信量に関しては、残り5日我慢して来月になるのを待つか、1,000円払って1GB買うか、の選択を迫られている。おれは車の運転をしないけど、多分ガソリンが残り少ない時の気持ちはこんな感じなのだろうかと想像する。 このブログは一日一善と三膳。というタイトルだ。がしかし、最近善行を行う機会がめっぽう減っている。おれは将来、一日一善を通して人間国宝に認定されることを企んでいるのだが。このペースでは認定される気がしない。 昨日のブログで、松
数ヶ月前のある日、久しぶりにFacebookの通知アイコンが赤くなっていたので開いてみた。 友達申請がきていた。見覚えのある名前だが、誰だ? そうだ、これはお義父さんだ。 紫陽花のアイコンからはただならぬ哀愁が漂っていた。承認ボタンを押さないように気をつけながら開いてみる。友達は1人。まだ始めたばかりなのだろう。おれはそっとFBを閉じた。 それから数ヶ月が経った今日、再びFBの通知アイコンが赤くなっていた。 かわいい女の子から友達申請がきていた。名前に見覚えはない。誰だ? スパムだ。 おれはそのかわいい女の子のすぐ下に表示されっぱなしのお義父さんのアイコンをもう一度、承認ボタンを押さないように気をつけながら開いてみた。 友達が10人に増えていた。がしかし、全員同じ苗字。ありきたりな苗字だし偶然だろう。と思ったが、結婚式の時に見たことのある顔ばかりじゃないか。 新たな風を新たな苗字で吹き込ん
おれは毎朝ドトールでこれを書いている。 7時の開店に合わせて6:57に店の前に並ぶ。大体はモーニングセットを食べて、煙草を一本吸って、7:15くらいから書き始める。 そして、大体8:00くらいになると、大便意を催す。9時の始業まで1時間ある。本来なら8:45まではドトールにいたい。でも大便意がおれを店から追い出そうとして来る。 もちろんドトールにトイレはある。しかも掃除がきちんとされていて、綺麗だ。だけれども、おれはそのトイレを使いたくない。なんだか落ち着かないから。 そこでおれは仕方なく、店を出て、出社する。これは今、会社で書いている。今日、おれは大便意に負けた。ほとんどの日は、大便意に打ち勝ち、ドトールにい続けられるのだが、今日はどうにもならなかった。 おれは毎朝、大便意と格闘している。 これは体に良くないと思い、早起きをして大便意を催す時間をずらせないものか、などと試行錯誤したが、結
娘が生まれた。 おれは父になり。 おれの父は祖父になり、母は祖母になった。 娘が生まれたことは、間違いなく嬉しい。それに両親にとっては初孫で、大変に喜んでくれている。 だが、おれは、自分の親が祖父母になってしまったことについて、少しだけさみしさのようなものを感じてしまう。 30年以上もの間、父は父であり、母は母であった。 おれにとってそれは変わりないのだけれど。 15歳で実家を離れる時に、おれは考えた。「もし、このままずっとおれが東京で暮らしていったら、あと何回この人たちに会えるのだろうか?」と。「長くて40年。年に2回帰省したとして、あと80回か」と。 あれから15年以上が過ぎた。会えるのは多分あと50回だ。いや、ここ10年くらいは年に2回も帰省していない。多くてあと30回くらいだろうか。 これからは年に1回は孫の顔を見せに、帰省しようと思う。 娘が生まれてから毎日両親に娘の写真や動画を
おれ「ここ人通り多いし、もうやめとこうよ」 女の子「別に良いよ。通り過ぎてるだけだし、もう一生会うこともないような人たちばかりなんだから」 随分と大胆な女の子だと思った。 彼女とは社会人になってからすぐに開いた合コンで出会った。 渋谷の円山町近くの居酒屋で、19時過ぎから21時まで過ごして、そのあと近くのカラオケにまで行った。 女の子たちと23時過ぎに別れた後、おれは友人と南平台にあるデニーズに行った。若かったおれはカツ丼を食べる気満々で行ったのだけれど、デニーズ南平台店ではカツ丼が提供されていなかった。 愕然とし、仕方なくドリンクバーだけ注文したところで、女の子側の幹事の女の子からメールがきた。 幹事「誰が良かった?」 おれ「○○ちゃんだな」 幹事「あーそう、相思相愛のようで。メールアドレス教えとくね」 おれ「おっけえ」 数分後に○○ちゃんからメールがきた。 ○○ちゃん「今日はありがとう
10年以上前、学生だったおれは居酒屋でアルバイトをしていた。ある日店長が「明日からイタリア人がバイトで入るから」とおれに言ってきた。 おれ「イタリア人ですか?」 店長「うん。イタリア人」 おれ「なんでまた?ここ和食メインの居酒屋ですよね?」 店長「知り合いに頼まれちゃってさ。日本語は少しできるみたいだから。色々教えてあげてね」 と。 イタリア人の彼の名はダンテと言った。ダンテは予定通り次の日から働いた。 ダンテの日本語力は、会話はいくつかの単語がわかるだけで、文字は全く読めなかった。 おれはダンテになぜ日本に来たのか聞くと、祖母が日本人で祖母の生まれた国がどんなところなのか知りたかったのだと教えてくれた。 ダンテが店に入って一ヶ月が過ぎた頃、オーダーを間違えて調理場に伝えてしまったことがあった。その時店長はダンテに怒って言った。「もう一ヶ月だぞ。良い加減少しは慣れてくれよ」と。おれはその現
前回こんな記事を書いた。これの続きだ。 実家から米と野菜とともに、DVCカメラが届いた。そして嫁がいないことを良いことに、おれはアディダスの箱の中から例のDVCテープ2本を引っ張り出してきて、観た。 いかにも素人が撮影したそれだった。見所は、自分の体の引き締まっている様と、キレのある動き。そして積極性と恥じらいが見事に調和している深雪の体の動かし方。 ただ、おれはその最中の映像よりも、二人がベッドの上に座って話している場面の方が面白かった。他愛もない会話だけど、10年前の自分が見れて楽しかった。 おれ「このプリンあんまり味がしないんだけど、気のせいかな」 深雪「疲れてるからじゃない?」 おれ「疲れてないよ。またすぐにだってできるよ」 深雪「嘘つき。できないの知ってるよ」 おれ「そうだね。一回眠れば多分できるんだけどね」 深雪「隆史君は7回連続でできるんだって絵美が言ってた」 おれ「もう少し
先日引越しをした時に、いろいろなものを捨てたのだが、一つだけ安易に捨てられないものを発見した。いや、発見したというのは嘘だ。おれはそのものの存在を忘れたことは一度たりともなかった。場所は完全に把握していた。それは2本のDVCテープ。 約10年前、学生の頃に、深雪がどうしても最中のことを記録しておきたいと言い出した。おれは大学に”若者の実態調査”のためにカメラ機材が必要だと申請をして、借りて撮影をした。その動画の入ったDVCテープだ。 結局深雪はそのDVCを一度も再生することはなかったが、なぜかおれに持っていて欲しいと言った。そして今そのDVCテープ2本はアディダスのスニーカーが入っていた箱の中に静かに眠っている。深雪は元気にしているのだろうか?おれは父親になりました。 それを不燃ゴミでぽいと捨てることはできない。それこそ流出事件に発展する可能性だってある。おれには中のテープ面を引きずり出し
今週末からいよいよ娘と嫁と三人での生活が始まる。おれは嬉しい。何せこの一ヶ月おれは週末にしか娘に会うことができなかったからだ。でも、嬉しくて浮かれてばかりいられないのも、すでに想像できる。 今、嫁は実家で母親の多大なるフォローの下、娘の世話をしている。だがおれと三人で暮らし始めた途端に、誰一人として嫁をフォローしてくれる人はいなくなる。少なくとも昼間は。 そうすると嫁がどうなってしまうのか、、、考えたくもない。 だからおれはその考えたくもないようなことを現実のものにしないために、動くしかない。先週末、娘と二人きりで過ごしたわずか2時間弱で、子どもの世話をする大変さは実感したつもりだ。 ▼今のおれのプラン ”遅くとも毎日21時には帰宅してから翌朝6時に家を出るまでの約9時間はおれが娘の世話をする” 嫁は15時間一人きりで娘の世話をするんだから大変だ。おれは9時間とは言え、嫁がそばにいる状態(
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『www.devushow.com』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く