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大そうじへの備え
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テレビ東京が、開局60周年を記念してブランドマークを25年ぶりに刷新。11月13日から変更する。 1998年に策定した現在のブランドマークは英文字表記だが、新しいブランドマークは、視聴者に浸透している「テレ東」という呼び名を採用。「テ」の左下の赤い部分は、数字の「7(テレビ東京のチャンネルである7)」をモチーフにした“矢”で、テレビ東京の想いを乗せて一人ひとりの心に深く届け、「ちょっといい明日」を提供していくことを表現している。 色は、現在のブランドマークの赤と青の組み合わせを踏襲しながら、「心を温かく、時に熱く、一人ひとりに深く届けていくという想い」を込めたテレ東レッド と、「視聴者、パートナーに信頼される存在となるという想い」を込めたテレ東ブルーにすることで、60年の歴史を土台にさらに進化していく意志を表している。 また、新キャッチコピーは「ちょっといい明日のために」を採用。まだ見ぬ「
東京・池袋に、日本のアニメを発信する新拠点「アニメ東京ステーション」が10月31日にオープンした。同施設は、世界中から訪れる旅行者や専門家、子どもから大人までが集い、過去の名作や最新の人気作品に出会うアニメの世界への出発点として、多くの人たちに楽しんでもらうことを目指している。 同施設のフロアは3つに分かれており、1階は「アニメ総合情報フロア」、2階は「企画展フロア」、地下1階は「アニメ専門のアーカイブフロア」となっている。 1階では、懐かしい作品から最新の人気アニメまで、計118作品のアニメのキャラクターや名シーンで構成されたシンボルディスプレイが設置されている。常設展示は、過去から現在のアニメを検索できる日本アニメの総合データベース「アニメ大全」が設置されており、アニメ作品をモチーフとしたカプセルトイが購入可能。今後は各種イベント・ワークショップ・上映会などもおこなうフロアとなる予定だ
本記事では、トークイベントから漏れてしまった質問について、3名に追加インタビュー。10問10答形式でお届けします! 【関連記事】「これからのクリエイティブな働き方を“考える”」上西祐理×小林一毅×脇田あすか トークイベントレポート https://www.japandesign.ne.jp/report/25th-talkevent-kangaeru/ 学生の頃は課題に時間をかけていたと思います。課外活動も少ししていましたが、そのときにしかできないことをやるのがすごく大事だと思っていたので、課題を友人達とつくるのも一つの思い出づくり……と言いますか。でも大学のカリキュラムはグラフィックデザインに限らず表現者を養成するために組まれているものなわけで、与えられる課題に対しては誠実に向き合っていたつもりです。その中でいかに場数を踏めるかという意味でたくさんつくることは意識をしていました。 課題は
「出会いたい。これからの世界をつくる新しい才能たちと。」 これは、グッドデザイン賞を主催する日本デザイン振興会が2022年に新たに発足した「グッドデザイン・ニューホープ賞」のサイトに掲げられたキャッチコピーだ。同賞は将来のデザイン分野を担う世代の活動を支援することを目的に新設されたもので、グッドデザイン賞がプロ・企業の商品やサービスを対象にしていることに対し、在学中の学生や卒業・修了直後の方によって制作されたデザインを対象に実施される。 第1回目の審査委員長は、プロダクトデザイナーの安次富隆さん、副委員長はクリエイティブディレクターの齋藤精一さんで、両名ともグッドデザイン賞の審査委員も務めている。そのほか建築家やアーティストなど錚々たるメンバーが審査委員を務めた。 応募可能なデザイン領域は、「物のデザイン」「場のデザイン」「情報のデザイン」「仕組みのデザイン」の4つのカテゴリー。応募テーマ
大阪中之島美術館で2023年6月18日まで開催中の、開館1周年記念展「デザインに恋したアート♡アートに嫉妬したデザイン」。本展は同館のコレクションの柱であるデザインとアートを並行的に扱う初めての試みで、両者の境界や「重なりしろ」を見つけていくことをテーマとしています。 さらに、来場者と一緒に考えることに重きを置く同館らしい、参加型の展示手法を採用。この手法について、企画構成を担当したパノラマティクスの齋藤精一さんは「新しい所蔵作品の見せ方」と呼んでいます。会場ではどのような仕掛けが施されているのか、実際に体験してきました。
JDNの創刊25周年を記念し、昨年秋に3回にわたって開催したトークイベント「デザインを 『つくる』『使う』『考える』」。JDNのタグラインである「つくる」「使う」「考える」を各回のテーマに据え、さまざまなジャンルで活躍するクリエイターのみなさんを招いてトークセッションをおこないました。 「考える」をテーマに、グラフィックデザイナーの上西祐理さん、小林一毅さん、脇田あすかさんの3名に登壇いただいた第3弾。トークイベント開催にあたって読者のみなさんから質問を募集したところ、配信時に答えきれないほどのたくさんの質問が届きました。 本記事では、トークイベントから漏れてしまった質問について3名に追加インタビュー。10問10答形式でお届けします! 【関連記事】「これからのクリエイティブな働き方を“考える”」上西祐理×小林一毅×脇田あすか トークイベントレポート https://www.japandes
「香り」は記憶と結びつきやすいと言われています。街なかで漂ってきた香りをきっかけに、懐かしい記憶が掘り起こされたという経験は誰しもあるのではないでしょうか。 そんな「香り」を用いた空間デザインを提案する香り専門ブランドの「アットアロマ」が、香りと密接な関わりを持つ建築空間にフォーカスした「ARCHITECTURE×SCENTING DESIGN 建築のための香り展」を西麻布にある「Karimoku Commons Tokyo」1階のギャラリースペースで2023年4月29日まで開催しています。 建物の印象を大きく左右する香りの空間デザイン。その事例とともに展示会の様子をレポートします。
モリサワによるフォントのサブスクリプションサービス「Morisawa Fonts」搭載の1,500以上におよぶ書体を網羅した見本帳。従来の「明朝体」「デザイン書体」といった書体分類だけでなく、ユーザーが書体を探すシーンを考慮し、親しみやすいカテゴリで書体を見つける使い手目線にこだわって制作されました。 検索は、より最適な書体にアクセスしやすく、各書体の個性を活かした使い分けができるよう、「つくりたい表現で探す」「特徴で探す」「全書体見本」の3つの方法を採用しています。検索方法を複合的に使いながら目的の書体を探すことで、より制作物にマッチした書体を直感的に見つけやすくなっています。 「つくりたい表現で探す」では、「かわいい」「楽しい」「レトロ」「物語性」など、表現したい作風やイメージにマッチする11種類のキーワードから書体を絞り込めます。書体の使用シーンを彷彿とさせる組見本によって、ライブラ
東京のGOOD DESIGN Marunouchiにて、GOOD DESIGN Marunouchi 第2回企画展公募選出企画「世の中を良くする不快のデザイン展」を3月24日から4月23日まで開催します。 「世の中を良くする不快のデザイン展」は、“不快”を効果的に使うことで“世の中を良くするデザイン”になっているコト・モノを、心理効果から紐解き展示する企画展です。 一般的に良い印象を持つデザインは、「使いやすく、わかりやすいこと」「見た目が美しく、洗練されているもの」「誰もが幸せになるもの」といった側面が強く、“快”を求める傾向にあります。一方、“不快”なものは排除されがちで、不要なものとして捉えられています。ですが、世の中を見渡すと、“不快”という視点に着目し、世の中を良くするデザインへと昇華させたコト・モノが数多く存在します。私たちの暮らしの中で心理効果を上手く使い、“不快”の側面から
デザイナーやアーティストなど、さまざまな審美眼を持つ方々に「さいきん、買ったもの」をテーマにお話をうかがい、「買う」という行為から、その人らしさや考え方を少しのぞく連載「さいきん、なに買った?」。 今回は特別版として、2022年の1年間で買ったもので印象に残っているものを5名の方に紹介していただく『2022年、なに買った?』。今回は、映像作家の石川将也さん、イラストレーターのカチナツミさん、デザイナーのサリーン・チェンさん、建築家の桝永絵理子さん、ザリガニワークス工作担当の武笠太郎さんに、2022年に買ったものと買い物にまつわるお話をうかがいました! 石川将也さん 映像作家やグラフィックデザイナーという複数の肩書きをもつ石川将也さん。2019年までクリエイティブグループ「ユーフラテス」に所属し、Eテレの「ピタゴラスイッチ」や「2355/0655」などの制作に携わり、2020年に独立。デザイ
「美しい社会を構想し具体化できるデザイナーを育てる」ことを目指し、2014年に設立された多摩美術大学統合デザイン学科。ソーシャルデザインといった新しいデザイン領域の拡大や、「デザイン経営」「高度デザイン人材」など、ビジネス文脈におけるデザインへの期待の高まりを先見するように、同学科は設立当初より領域をまたいだ総合的な学びを実践し続けている。 本学科で教える永井一史さんと菅俊一さんに、設立までの経緯を振り返りながら、統合デザイン学科が目指す学びのあり方や、デザイナーとして「教育のデザイン」に取り組む上での考えについてお話しいただいた。 【関連記事】多様な領域で活躍するデザイナーの「考える力」を鍛える。多摩美術大学統合デザイン学科での4年間(デザインノトビラ) 統合デザイン学科のはじまり ––おふたりは2014年の統合デザイン学科設立時より参加されています。当時の経緯についてお聞かせください。
ジェネラティブアートやコマ撮りなど作品ごとにさまざまな手法を使って制作している映像作家の橋本麦さん。Googleストリートビューを使ったgroup_inouのMVや、餅菓子を主役にしたストップモーションアニメによるimai – Fly feat. 79, 中村佳穂のMVなど、一度見ると深く印象に残る映像作品を数多く手がけています。 今回は、作品制作の際はデジタルツールから開発するという橋本さんに、最近のお仕事をはじめ、制作環境やこだわりのもの、現在興味を持って取り組んでいることなどについてお話をうかがいました。 映像作家への起点 ――まずはルーツからお聞かせください。橋本さんが映像に興味を持ったのはいつ頃からでしょうか? 映像より先に、小学校6年生くらいの時にパソコンでグラフィックをつくることに最初に興味を持ったことを覚えています。祖父の友達がPhotoshopのCD-ROMを持ってきてく
アート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門において、優れた作品を顕彰するとともに、受賞作品の鑑賞機会を提供する「文化庁メディア芸術祭」(以下、メディア芸術祭)。1997年の第1回から始まり、24回目を迎えた昨年は、世界103の国と地域から3,693点に及ぶ作品が集まった。 アニメーション部門の大賞を受賞したのは、湯浅政明監督の『映像研には手を出すな!』(以下、映像研)。「月刊!スピリッツ」(小学館)で人気を誇る大童澄瞳のデビュー作をアニメーション化した本作では、主人公となる3人組が本格的なアニメ制作にチャレンジする姿が描かれている。アニメーションならではの迫力と、細部にわたる筆致のおもしろさが人々の心を打った作品だ。 これまでにも、『マインド・ゲーム』『夜明けを告げるルーのうた』『四畳半神話大系』が大賞を受賞し、手がけたアニメーション作品の数多くがメディア芸術祭にて受賞を
プロダクトデザイナーの柴田文江さんとオフィス家具メーカー・イトーキのインハウスデザイナーたちとのコラボレーションによって生まれたワークチェア「vertebra03(バーテブラゼロサン)」は、長らくイトーキのロングセラーだったワークチェア「vertebra」のリデザインプロジェクトとして制作されました。コンセプトは、“「働く」と「暮らす」を越境するワークチェア“。従来のオフィス空間だけではなく、家やカフェのような空間にも馴染むデザインのあたらしいワークチェアとして提案されています。 1981年に発売された「vertebra」は「脊椎」を意味する名前の通り、人間工学的に優れたワークチェアとして、多くの時間オフィスで働くひとたちの「座ること」を支えてきました。時代の変化によってワークスタイルは多様化し、自宅でのテレワークやリモートワークなど、必ずしもオフィスで長時間座って働くことがスタンダードで
東洋製罐グループホールディングス株式会社は、12月23日より東京都品川区の本社1F「容器文化ミュージアム」にて、パッケージデザインをテーマにした企画展を開催いたします。 パッケージデザインはブランドの価値を伝えるツールであり、商品やサービスをブランディングする上で重要なやくわりを担っています。「中身をイメージさせる色やかたち」「正確な文字情報」などを融合し組み替えることで、市場には個性豊かな商品が生まれ続けています。その過程で、「お茶ならあんな感じ」「キムチならこんな色」など、商品を識別するための記号ともいえる「セオリー」が自然発生的に生じることがあります。 本企画展は、人の記憶にある「セオリー」に着目。実験的パッケージから、パッケージデザインが人に与える印象、その可能性を逆説的に浮かび上がらせることを意図しています。セオリーに反する組み合わせ、思いがけない発想を具現化した展示品から、「な
6月9日、“オンスクリーン”におけるタイポグラフィについて、7人の登壇者たちがそれぞれの考えを発表したイベント「OnScreen Typography Day 2019」が渋谷Abema Towersにて開催されました。中心となったのは、日本デザインセンターのクリエイティブディレクター/デザイナーの関口裕さんと、POLAAR代表を務めるコンセプター/デザイナーのカワセタケヒロさんの2人。当日は、なにか答えを提示するようなセミナーでもなければ、Tipsを紹介するレクチャーでもない、 “オンスクリーン”という言葉をめぐって、さまざまな考えが交わされる1日となりました。 7月終わりの某所、ふたたびイベントに登壇した7人が集まりました。なぜ、オンスクリーンについて語り合うイベントを実施したのか。そして、そもそも“オンスクリーン”とはどういう意味なのか。主催の2人が感じていた、Webにおけるタイポグ
こんにちは。minnaの長谷川です。 最近は、大学や専門学校で授業をすることや、トークショーなどにお声がけいただく機会が多いのですが、その際に、ほぼ100%と言っていいほど聞かれるド定番の質問があります。 「アイデアを出すコツってありますか?」 「アイデアが尽きることはないんですか?」 など、アイデアを発想することについての不安や苦手が垣間見られる内容です。多くの人が気になるアイデア誕生~活かし方について、今日は書いてみようと思います。 「なんとなく感じたこと」はアイデアの原石かも? まず、アイデアというものは突然閃き、空から降ってくるようなものだと思っている方も少なからずいるようですが、残念ながら僕はそんな奇跡に遭遇したことはありません。 いつかアイデアが降ってくるだろうという運にまかせて仕事をして、もし天に見放されてしまったらすべておしまいです……。そんな博打をするほど勇気はないので、
森ビルの『Shanghai World Financial Center』のWebサイトからはじまり、星野リゾートの旗艦ブランド『星のや』のブランドサイト、サントリー山崎蒸溜所『YAMAZAKI MOMENTS』、Toyota.jpなど、純度の高いユーザー体験のある、数多くのキャンペーンサイトやプロモーションサイト、企業の情報サイト、オンラインショップを世に送り出してきた「mount inc.」。 その純度の高さの所以は、代表取締役イム・ジョンホさんが、mount inc. の設立10周年のあいさつに書いた「プロジェクトの始まりから終わりまで、どの局面においても妥協したくない」という真摯な言葉だろう。それは、クライアントに向きあって問題解決することに尽力する姿勢の現れであり、インタビューからも垣間見ることができた。それは当連載のホストであるライゾマティクス・木村浩康さんにとっても突き刺さる
2018年に「ポプテピピック」への参加が大きな話題を呼んだ「AC部」の制作の裏側に迫るドキュメンタリー映像が公開された。 AC部は、安達亨と板倉俊介によるクリエイティブチーム。group_inou、ORANGERANGE、クリープハイプなどに代表されるサイケデリックなミュージックビデオや、「鳩に困ったら雨宮」「花王メンズビオレワン」「西友」ほか数多くのCM映像など、新作が公開される度にネットを中心に大きな反響を呼んでいる。今年公開されたPowderのミュージックビデオ「NewTribe」は、フランスで開催される「アヌシー国際アニメーション映画祭」の受託部門にて、日本人で唯一ノミネートされている。 AC部の作品は、どれも視聴者に予期せぬ奇妙な感情を提供するという明確なコンセプトがあり、彼らはそれを「違和感」と呼んでチーム内で共有している。今回公開されたドキュメンタリーは、そんな「違和感」と呼
こんなにモノが溢れる時代に、それでも私たちが「モノを買う」のはなぜだろう? 物欲…?はたまた必要に駆られて…?「買う」という行為から、その人らしさや考え方が見えてくるような気がします。本企画はいわゆる「私の定番アイテム」紹介ではありません。さまざまな職種の方に「さいきん、買ったもの」をうかがい、改めて「買う」ことについて考える…そんな大げさな話ではなく、審美眼のある方々に「買う」にまつわるお話をうかがう、ちょっと軽めの読み物です。 ひとたび聴くと、頭の中で鳴り続ける言葉と歌声が不思議な魅力を持っている、シンガーソングライターの柴田聡子さん。3月6日にアルバム発売を控える柴田さんが、いろんな人に宣伝したいという、さいきん買ってよかったものを紹介してくださいました! Petersonのクリップチューナー 去年の11月終わりくらいにAmazonで買った「Petersonのクリップチューナー」です
1996年に生まれた日本初のトレーディングカードゲーム、「ポケモンカードゲーム」。20年以上にわたって世界中で人気を集め、いまでは11言語*に翻訳され、74の国と地域*で遊ばれている。現在、その開発元である株式会社クリーチャーズで、カードイラストのコンテストを開催中。各賞が設けられているほか、優秀な作品を応募した人には、株式会社クリーチャーズと契約し、ポケモンカードゲーム公認イラストレーターとしてイラストを描くチャンスもある。 そこで今回は、公認イラストレーターの有田満弘さんに、仕事の進め方や表現力を磨くためにしていること、制作のポイントなどについてうかがった。毎回イラストの企画段階から参画し、これまでに500枚以上*ものカードを担当したという有田さん。そこには、枠にとらわれずに個性を発揮できる、ポケモンカードゲームならではの魅力があった。 *2019年2月時点 表現力アップの源は、電車や
「あの会社・人と仕事をして良かった」とクライアントの記憶に残るような、価値のある仕事の秘訣を探る本連載【価値を高める仕事術】。前回のテーマ「会議術」に引き続き、株式会社コパイロツトに2回目のお話をうかがいました。今回のキーワードはずばり「チーム」。良いチームとはなんなのか、健康なプロジェクトであるためにチームはどうあるべきなのか。さまざまな会社の垣根を超えてチームづくりに注力するポジションの視点をお届けします。 仕事術テーマ:チームビルディング/プロジェクトマネジメント チームが円滑に機能するために、自分がすべきことを考える ——まず、普段どのようなお仕事をされているのか教えてください。 多田知弥さん(以下、多田):元々経営コンサルタント出身で、その後東日本大震災後の復興支援法人の経営などをしていたのですが, 気づいたらコパイロツトに入社していました(笑)。コパイロツトはデジタル周りの仕事
「デザイン」という言葉が指し示す意味は、いまさら言うまでもなく広範だ。生活のあらゆるところにデザインがあるとするなら、その未来をつくる「教育」にもデザインは必要だ。多摩美術大学の統合デザイン学科で、従来の領域の区分を取り払い、諸領域を含め横断的に学ぶ新たなデザイン教育の場をつくる、表現研究者/映像作家の菅俊一さん。また一方、デザイン事務所「TWOTONE」にてアートディレクターとして活動しながら、日本大学芸術学部(以下、日藝)デザイン学科にて非常勤講師を勤める茂出木龍太さん。今回、おふたりにうかがったのは、どうやってデザインを教えるかではなく、どうやって教育をデザインするか?そこから見えてくる「新しいデザイン教育」在りかたに迫ります! いま、デザインの教育現場で伝えるべきこと ——デザインというクリエイティブ領域において、教育がいかに有効なのかということをお聞きしていきたいのですが、いま学
JDN編集部が気になるWebサイトを紹介していく、連載「気になるWebサイトまとめました。」(ド直球!)。最先端のテクノロジーを惜しみなく注ぎ込んだサイト、「そう来たかー!」と思わされるユーモラスなサイト、ビジュアル表現が秀逸なサイト……などなど、2か月に1回くらいのペースでゆる~く更新していきたいと思っています。「我こそは!」という自薦も随時募集中です(本気)! まず、第1回は「広告事例」のコーナーで紹介したサイトから抜粋していきます! Yahoo! JAPAN「HISTORY OF THE INTERNET ~インターネットの歴史~」 「気になるWebサイトまとめました。」なんていうからには、インターネットの歴史を知っておかないとまずいでしょ?Yahoo! JAPAN「HISTORY OF THE INTERNET ~インターネットの歴史~」は、今年で3度目となる特設サイト。国内外1,
“紙とデザインと実験”をテーマとしたシリーズ展の第1弾、「『PAPER & TRIAL』-LEATHAC16 & RYU MIENO-」が竹尾・淀屋橋見本帖で6月16日から開催 紙の専門商社・株式会社竹尾の淀屋橋見本帖で、“紙とデザインと実験”をテーマとしたシリーズ展「『PAPER & TRIAL』-LEATHAC16 & RYU MIENO-」が、6月16日から7月22日まで開催される。 第1弾として、皮革のテクスチャーに着想を得たエンボスペーパー「レザック16」を取り上げ、製品見本や、抜きと織り加工により新たに制作したモックアップなどから、「レザック16」の可能性が紹介される。 グラフィックデザイナーの三重野龍とCAPPAN STUDIOとのトライアルでは、版を回転させることで色が合わさり、それによって生まれる活版印刷での表現の可能性を探求する。また、16日には原田祐馬(UMA / d
誰もが気軽にはじめることができて、かつ強い影響力を持つソーシャルメディア「Instagram(以下、インスタ)」で、新しい表現の潮流があるのをご存知だろうか?都市の(特に夜の)景観や雑踏を切り取り、過剰なまでにLightroomで編集・加工を加えることで、猥雑で美しい都市の貌を浮かび上がらせた表現が注目を集めている、それも世界で同時多発的に。そんな状況で、日本のみならず海外でも人気のアカウントが、@yako_flpr3こと矢向直大さんと@_f7こと羽坂譲人さんのおふたりだ。しかし彼らはプロの写真家ではない。矢向さんは、VJや3DCGデザイン、Webデザイン、映像デザインなどを幅広く手がけるクリエイター集団「flapper3(フラッパースリー)」でVJ・映像作家として活躍する一方、オンラインの音楽レーベル「Bunkai-Kei records」も主宰する。羽坂さんは、スマホ決済サービスを展開
日本画の技法を生かし、「小人」や「苺」をモチーフにした現代的な絵画を制作する鬼頭祈(きとういのり)さん。画家として国内外の個展を中心に活動するだけでなく、さまざまな企業やキャラクターとのコラボレーションでも話題を集めている。鬼頭さんの作風やパッと見たときの印象は「ゆるくて可愛い」が、それだけではない静かに広がる余白のある作風は、どこか異界へつながっているような不思議な感触がある。最新のお仕事のひとつ、アパレルブランド「merlot(メルロー)」とのコラボレーションによる春夏アイテムは、キラキラした夏休みの思い出と、夏の終わりの寂しさのようなものが入り混じった、かわいらしくも懐かしいアイテムだ。日本画家としての軸も持ちながら、軽やかに活動する鬼頭さんのアイデアの着想法や、作品をつくるときに大事にしていることなどををうかがった。 いまの活動へと導いてくれた「小人たち」 ――鬼頭さんの肩書きは「
この連載では、紙を使ったおもしろい加工例を紹介していますが、今回は今までになかった描き方によって紙の上に生まれた新たな表現を紹介します。 こちらがその作品、「Plotter Drawing」。カッティングプロッター(データに沿って刃先が動き、紙などをカットできる機械)の刃の部分に筆記具をとりつけ、紙に描くことでデジタルデータにはない、濃淡や揺らぎのある線が生まれます。デジタルとアナログの融合により、見たことのない不思議な表現が出現するのです。
東京オペラシティアートギャラリーで3月25日まで開催された「谷川俊太郎展」。そこで注目を集めたのが、インターフェースデザイナー・中村勇吾さん(tha.ltd)による映像と、コーネリアスこと小山田圭吾さんの音楽によるコラボレーション作品だ。『いるか』『かっぱ』『ここ』というシンプルなひらがなの詩が、展示室に壁面にずらりと並ぶ24台のモニタにリズミカルに表示されていくという展覧会の冒頭を飾った。この作品で詩を表現するために使われたのが、アドビが開発したフォント「貂明朝(てんみんちょう)」だ。「可愛らしくも妖しい」イメージの貂明朝と、クールなイメージのある中村さんの映像作品の組み合わせの妙がフォント好きの「文字っ子」たちの間で話題を呼んだ。 ひとつのテーマに対して異なる視点からざっくばらんに語りつくす対談企画【「つくる」の前の「つくりかた」】の第2回目は、日本を代表するインターフェースデザイナー
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