サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
体力トレーニング
www.jibungoto.work
久々のブログですが、ちょっとキツかった1年を振り返りつつ、ハイボール片手にダラダラと書きます。最後の一行で、決意表明もします。 (あっ、2023年もよろしくお願いします!) 今まで生きてきた45年の人生の中で、最も長い移動距離を記録した1年となった2022年。 8年間毎日更新してきたブログを、45歳の誕生日という節目でやめる決断をした2022年。 「いつかは教育の現場へ」という夢の第一歩目となった、産業能率大学の非常勤講師になれた2022年。 さあ、2023年はどうする? 2022年は9月あたりから休みなく走り続けて、ようやく2022年の最後の最後に、じっくりとあれこれ考える時間をつくることができました。 昨年度は「後継者インターンシップ」から13名の後継者が誕生し、「後継者インターンシップ」に注目してくれる人も増え、大きなプレッシャーの中で2022年の4月を迎えました。そして、2022年
僕が拠点にしている東京のオフィスは、住所で言うと「日本橋人形町」というエリアになります。人形町駅、水天宮前駅が最寄りの落ち着いた風情のある下町で、『今半』や『日山』をはじめ、有名な老舗料理屋さんが多いのですが、気軽に入れるお店も多く、1年ほど前にオフィスの隣にはダーツバーができました。 で、今日の日中、散歩を兼ねてコーヒーを買いにオフィスを出て戻ってくると、ダーツバーの入っているビルの壁面に、ドーンとかなりの大きさで、ネオン管でつくられた「ダーツの的」をモチーフにしたサインが装飾されていました。その大きさは、200メートルほど離れたところからも「ダーツバーがある」とわかるものです。 ハッキリ言って、お世辞にもかっこよいとは言えず…。 でも僕は、「正しい」と思いました。 なぜなら、筆記体で小さくおしゃれに「Darts Bar」と書かれていても、少し遠くを歩いている人に気づかれなかったりする。
過去に何度も「毎日ブログを書く価値」について、さまざまな視点から書いてきましたが、「で、結局はどんな価値があるの? 何のためにやっているの? ひと言で答えてみてよ!」と聞かれたら、僕はズバリこう答えます。 「自分を磨くため」 もちろん、このブログがきっかけになって、読んでくれた人が次の一歩を踏み出せたらいいなぁ…という思いで書いてはいますが、利他的な思いだけではなかなか続けられません。自分を磨くことができて、信じられないような(←ここは大事!)新しい出会いやチャンスが生まれるからこそ、更新を続けられるし、やめられないのです。 で、今日は「自分を磨くため」について、ちょっとだけ掘り下げて書いてみたいと思います。 僕のブログは今日時点で、2386日(6年半)毎日更新をしています。 言い換えると、毎日必ずひとつはネタを集めなければならない。もっと書くと、ブログのネタにならなかったり、書きはじめた
ニッポン手仕事図鑑には毎年、新しい仲間が加わってくれています。本当にありがたいことです。 少しさかのぼると、2年前には新卒でビデオグラファーの熊谷くんが入社してくれて、昨年はプランナーの近藤くんが、そして今年もプランナーの藤本さんが入社してくれました。 で、今日は何が書きたいかというと、彼らの入社の経緯。 実は3人には「その当時、ニッポン手仕事図鑑は求人募集をしていなかったのに、入社した」という共通点があるのです。そう、新卒、中途を問わず、採用する予定はまったくなかったのに、です。 では、どうやって入社したかというと、彼らは個別に連絡をくれたのです。ニッポン手仕事図鑑のお問合せフォームやツイッターのDMから。そして、ニッポン手仕事図鑑で仕事がしたいから、ぜひ会ってほしい! と面談を希望してきました。僕もそういう想いがある人と話をしてみたいので、おそらく面談をやるだけになってしまうと思います
「若いときに流さなかった汗は、年老いて涙に変わる」 名将、野村克也さんが残された言葉です。 人にはその時期その時期で“流すべき(流しておかなければならない)汗”があって、そのときに汗をかかなかったら、歳を取ってから涙を流すことになる。そんな意味が込められた言葉です。野村監督らしい、シンプルだけど、鋭い言葉です。 僕はこのように上手く言語化できていなかったものの、今振り返ってみると先輩たちの教えもあり、「20代のときに流さなかった汗は、30代になって涙に変わる」と考えて動いてきたし、30代のときに流さなかった汗は、40代になって涙に変わると考えて、楽しさを忘れず(ここは大事!)、必死に汗をかいてきました。 それもあって、今は『ニッポン手仕事図鑑』をはじめ、「やりがい」を超えて、「生きがい」とさえ言えるさまざまな仕事をやらせてもらえるようになりましたし、「大好きな日本を、生きているうちにとにか
今日の昼間、こんなツイートをしました。 でも残念ながら、 すごい人間と出会っても、 誰もがすごい人間に なれるわけではない…。 イチローさんが 「小さいことを積み重ねるのが、 とんでもないところへ行く ただひとつの道」 という言葉を残していますが、 すごい人間と出会う前に 自分がどう動いているかも、 大切なのかな、と。 https://t.co/usvGec6bJ2 — 大牧圭吾|ニッポン手仕事図鑑 編集長 (@by_waterman) August 14, 2020 これは決して、三浦さんを否定しているわけではなく…。 あえてリツイートしたのは、世の中から評価されている人の言葉にはすべて、“舞台裏の話”が含まれていて、それは「言語化されない(=省略されない)ことが多い」ということを、改めて書いておきたいと思ったからです。 そう、すごい人間に会えるようになるために…はもちろん、すごい人間と
「記事が多すぎて、どれを読めばいいかわからないから、まとめて!」というリクエストからはじめてみた、3日連続のまとめ記事公開。最終日の今日は「思考力=考える力」について。 考える力(思考力)を身につけることができれば、映像だろうと、WEBだろうと、グラフィックだろうと、空間デザインだろうと、プロダクトだろうと、何でも仕事にすることができる。僕はそう考えて、今まで仕事をしてきました。 しかし、ひと言で「考える力」「思考力」といっても、どうやって高めればいいのか? そんな方法で身につけられるのか? そもそも、考える力が高いことはいいことなのか? と、いろいろ疑問が湧いてきたりします。 この記事では過去に『自分の仕事は、自分でつくる』の中で、考える力や思考力について書いてきた記事をまとめてみました。皆さんの考える力、思考力を磨き上げることに少しでもお役に立てば幸いです。 深く考える癖をつけるために
僕は有料無料を問わず、「メルマガ」というものをほとんど購読しないのですが、無料のメルマガをひとつだけ定期購読しています。日々のちょっとした気付きを与えてくれるので、毎日届くメルマガを、週に1度、まとめ読みしていたりします。 そのメルマガから数日前に届いた一通に、とても興味深いことが書かれていました。 ざっくりと説明をすると…。 ある航空会社が皇族や国賓クラスの方々を接遇する客室乗務員の訓練制度をつくったとき、ひとりのキャビンアテンダントさんがその第一期生に選ばれたという話。 他のキャビンアテンダントと比べても、圧倒的に抜きん出ていたところは何もなかったので、「どうして私が選ばれたのでしょうか?」と上司に聞いてみたところ、はっきりとした理由が出てこない…。でも、さすがに何かあるだろうと突っ込んで聞いてみても、「あまりミスをしないよね」というパッとしない答えだったそう…。 それでは納得がいかず
僕が今、積極的にオススメしている本のひとつに、コピーライターの阿部広太郎さんの『心をつかむ超言葉術』があります。 昨日の深夜、僕がその本から一部引用したツイートに対して、「確かにそうだよね。納得!」と、新たな気づきを得てくれた人がいたので、このブログでも書いておこうと思います。 まずは、僕が本から引用した部分をご紹介します。 『(前略)人は言葉を耳だけではなく、目でも認識している。「恵比寿地元食堂」でも、意味はもちろん通るが、連打するように漢字が続くと固い印象も出てしまう。 「恵比寿じもと食堂」と、平仮名で書いた方が柔らかさと親しみやすさも出て、目で見た時にも気持ち良い。 いい名付けには必ず「意志」がある。根底にある思いに触れた上で考えること。 そして、言葉を仕上げる時は、見た時にどう感じるかまで心を配りたい』 そして、その引用に続けて、僕は自分の言葉でこう書き加えました。 『ニッポン手仕
僕は「捉え方が9割」と考えることが、ひとつの癖のようになっています(ま、何かが9割に偏ることもないので、「文章力が9割」と考えることもあれば、「コミュニケーションが9割」と偉そうに語ることもあります…)。 つまり、目の前の現実(起きている出来事)と直面したとき、その捉え方によって、「見える景色」は当然違うし、「次の行動」も変われば、「出てくるアイデア」も「自分のテンション」さえも変わると考えているわけです。 このコロナ禍で人生最大と言えるくらいの「ピンチ」を迎えている人は多く、先がまったく見えずに、不安になっている人も多いと思います。そのときにどう動くか? を真剣に考え、プランを決め、動かなければならないのですが、その前に僕はまず、捉え方を変えてみる作業をします。なぜなら、見える景色を変えてみないと、次の行動を考える視野が狭くなり、アイデアにも“偏り”が出るからです。 だからこそ、自分の脳
少し煽ったようなタイトルで、「答え」を求めて読みはじめた人には大変申し訳ないのですが…。この問いの正解は誰にもわからないし、もっと言うと、どれも正解になりうる選択肢である。これが僕の答えです。ただ、正解に“近づく”考え方はあると思っているので、今日はそれについて書いてみます。 僕はこのブログで何回か、「どの道を選ぶかよりも、選んだ道でどう生きるかのほうが圧倒的に重要」だということを書いています。つまり、選んだ道で満足できる結果を出せれば、それは正解になるし、上手くいかなければ、失敗となる。そう、選んだ道が正解だと言えるように動くしかない、という意味です。 で、話を戻して。 正解に“近づく”考え方とは何か? 個人的にはひとつの道を選び、選んだ道を全力で走ることがベストだと考えている一方で、矛盾はしますが、すべての道を選べるときは「選ぶ」という選択をします。 つまり…。 サラリーマンという立場
『ユーチューバー』という職業が注目されはじめたとき、googleは「好きなことで、生きていく」というキャッチコピーを打ち出し、その存在を世の中に認知させることに成功しました。そして、『ユーチューバー』という職業は、あっという間に市民権を得ました。 以降、YouTube以外にもさまざまなSNSが活用されるようになり、個人で稼げる人が増え、企業も副業を容認する風潮が生まれてきたことで、「これからは個人の時代だ!」と言われるようになり、結果、“好きを仕事にしたい欲求”を持つ人が増えてきたように思います。 でも、個人的はもう、“その先の時代”に入っていったような気がしています。 たとえば、好きな仕事を「やりがい事業」として、日々の生活費を稼ぐ仕事を「収益事業」とします。 「個人の時代」と言われるようになってからある程度の時間が経ち、やりがい事業で“収益を上げ続けて”いくことが思いのほか難しく、そし
最近、健康&体型維持のため、毎朝40分のウォーキングをはじめました(少し先のコンビニまで、歩いてコーヒーを買いに行くだけですが…)。 その道中、仕事のタスクを整理したり、次に提案するプロジェクトのアイデアを考えたりするのですが、そのうちの20分くらいはVoicyや『ラジオ版「自分の仕事は、自分でつくる」』を公開しているstand.fm、Amazonオーディオブック『Audible』を聴いていたりします。 そして今日はvoicyでブロガーで作家のはあちゅうさんの番組を聴いていたのですが、そこではあちゅうさんは「コロナ後の世界で求められる能力」のひとつに「行動力」を挙げられていて、そして『「行動力」とは、「恥をかく力」だと思う』というお話をされていました。 このブログでも何度か近いお話をしていますが、もう、完全に同意です。 話は変わりますが、先週から今週にかけて、僕は「しゃべり」というアウトプ
今日で、このブログの毎日更新を続けて、ちょうど2000日目。 (ご愛読いただいた皆さま、本当にありがとうございます!) たった5万円の新規事業の予算の中ではじめた『ニッポン手仕事図鑑』を、ひとりでも多くの人に知ってもらうために、そして、自分自身の日々のトレーニングも兼ねて、2014年10月、ミスター三日坊主だった僕が、ブログの毎日更新をスタートさせました。 あれから、2000日。 「おい、なかなか遠くまで来たな!」と、自分の肩をポンッと叩いて、褒めてあげたいような気持ちです。 この2000日という日々を積み上げてきたことで自己肯定感も高まり、コロナウイルスが猛威をふるい、この先の自分の仕事がどうなるかわからない恐怖の中でも、どこかでは自分を信じてあげられる強さが持てるようにもなりました。そう、続けることは、0になってもコツコツと積み上げていける自信と、どんなに厳しい状況になっても、自分のこ
『文章力』とは、具体的にどういう力を指すものでしょうか? 「文法的に正しくて、キレイな日本語が書けること」だと、ざっくりと解釈している人もいますが、改めて書くまでもなく、「相手に(確実に)伝わる文章を書く力」こそが『文章力』です。 皆さんも1度や2度、文法的にも正しいし、キレイな日本語なんだけど、「いまいち、サッと頭に入ってこないなぁ」という文書を読んだことがあるのではないでしょうか。それでは、文章力があるとは言えない…。 伝わる文章が書けるようになるためには、キレイな日本語でも理解にするまでに時間がかかる文章と、多少下手でも、書き手が伝えたいことがサッと入ってくる文章の違いはどこにあるのか? たくさんの文書を読んで、その違いをしっかりと言語化できるまで分析してみることです。これを粘り強く続けることで、しっかりと伝わる文章が書けるようになります。 で、今日の本題であり、おまけ。 「文章力」
皆さんは企画やプロジェクトの“素材”となる「アイデアの種」を、どのようにストックしているでしょうか? もう少し踏み込むと、その「アイデアの種」をどのように“育てている”でしょうか? 「アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない」という有名な言葉があるように、「アイデアの種」はそのままにしていても、勝手に芽は出ませんし、化学反応が起こることもありません。では、「アイデアの種」はどのようにストックして、育てていけばいいのか? 実は、僕がアイデアマンだと思っている松浦弥太郎さん、佐藤オオキさん、秋元康さんなどは、“(ほぼ)同じ方法”でアイデアをストックし、育てています。 松浦弥太郎さんは5×3インチの情報カードに、疑問に感じたことやちょっとしたネタを書き、二つ折りにして、瓶の中に放り込んでいく。佐藤オオキさんはレシートの裏や紙ナプキンなど、とにかく小さな紙にアイデアの種を書き、
昨日の記事でも書きましたが、僕は今、2冊の本を同時進行で読んでいます(積読本はまだまだあります…)。 そのうちの1冊が、元大阪市長である橋下徹さんの『異端のすすめ』。 昨日も気分転換にパラパラと読んでいたのですが、そこには「思考力を高め、仕事の質を上げ、自分の商品価値を高めるために、自分の『持論工場』を持て!」ということが書かれていました。わかりやすく書くと、物事に対して、ただ問題点を指摘するだけで終わらせず、しっかりと持論を展開できるようになろう! ということです。 そのためのトレーニングとして橋下さんがオススメしていたのが、興味のあるタイトル、あるいは自分が少しは意見を言えそうなタイトルの記事を読んで、しっかりと自分の意見を添えて(問題の指摘や否定でなく)ツイートをしていくこと。それを1年続けていけば、インプットの精度も上がり、だいたいの記事について意見を述べられる(持論を展開できる)
在宅勤務ではちょっとした相談に乗ってくれるメンバー(同僚)が近くにいないので、自分ひとりで“思考を深めていく”スキルが求められます。つまり、「ひとりブレスト」のレベルによって、在宅勤務時の仕事の質は大きく変わる。言い換えると「ひとりブレスト」ができない人は、テレワークという新しい流れに乗れず、淘汰されていきます…。 ちなみに、「ブレスト(=ブレーンストーミング)とは複数の人が集まり、アイデアや意見を出し合って、思考を広げたり、深めたりしていく手法。それをたったひとりで実践するのが、「ひとりブレスト」です。つまり、ひとりでアイデアや意見を“出し合わなければ”ならないわけです。だからこそ…。 「手を動かす(ペンを走らせる)」 「自分の頭の中を視覚化する」 僕はEDiTの「アイデア用ノート」と、某企業のノベルティでいただいたモレスキンの「カラーノート(方眼)」を愛用していますが、とにかく書きなが
コロナウイルスの影響で、半強制的に在宅勤務(リモートワーク、テレワーク)というワークスタイルに変えられてしまった人も多いかと思います。 自分のペースでよりよく働けるようになった! という人もいれば、「何となく、肌に合わないなぁ…」と嘆く声も聞こえてきたりします。オフィスで働いているときと同じ生産性を上げられるようになるまで、時間がかかる人も多いのではないでしょうか。 そんなリモートワーク、テレワークが少しずつ浸透しはじめている中で聞こえてくるのは、「残酷なまでに成果主義になり、実力主義になる」ということ。 そう、今までは自分の時間(労働時間)を提供することで、何となく働いている気分にもなれていたし、誰かに指示され、“動かされる”ことでそれなりに成果を上げることもできました。ただ、テレワークではそうもいきません。ずっと管理されているわけではないので、自分の時間や集中力をコントロールするスキル
今日、僕は滋賀県東近江市で、ある“ふたり”の職人さんの取材をしてきました。 そのふたりの職人さんとは、「真田紐」という伝統工芸品をつくられている母娘。お母さんは御年90歳で、長年に渡り、真田紐という産業をひとりで守ってきた人。そしてもうひとりは、母がつないできた技術を、次の世代に残していくという役割を担う決意をした娘。 今日は滋賀県東近江市で、 「真田紐」の撮影。 90歳にて、まだ現役。 おしゃべりしているときは 本当に笑顔が優しく、 でも、 織っているときは凛々しく。 pic.twitter.com/xiMAcS70OC — 大牧圭吾|ニッポン手仕事図鑑 (@by_waterman) March 19, 2020 インタビューでふたりは(個々にインタビューをさせていただきました)、それぞれに心の奥底に眠る思いをぶつけてくれて、何と合計2時間を超えるインタビューに。職人さんのインタビューは
僕はこのブログで頻繁に、「成功する」「成長する」「結果を出す」というフレーズを使いますが、ここ最近、取材を受けているときや、社会人や学生さんからの相談に乗っているときに、「大牧さんにとっての“成功”って何ですか?」と聞かれることが増えてきました。そのときに改めて思うのは、辞書的な意味では同じように解釈をしていても、当たり前ですが、具体的な定義はひとりひとり違うということ。そして、さらに痛感するのは、意外にもその定義が曖昧な人が多いということです。 あなたの辞書で「成功する」「成長する」「結果を出す」を調べたとき、そこには何と書いてあるでしょうか? ちなみに、僕の辞書にはこう書いてあります。 「成功する」 『自分が世の中に対して価値があると考え、生み出した事業やプロジェクトが、自分が一線を退いても残ること』。世の中のニーズやその事業を受け継いでくれる人材がいなければ、事業やプロジェクトは残せ
さて、問題です。 「PDCA」とは、ある単語の頭文字を4つ並べたものですが、何でしょうか? 「Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善)」 そう、正解です。 Wikipediaで調べてみても、「生産技術における品質管理などの継続的改善手法」とあり、その 4段階を繰り返すことによって、「業務を継続的に改善する」と書かれています。このブログを読んでくれている方であれば、ほとんどの方が1度は聞いたことがあると思います。 でも、“違う答え”を持っている人もいるのです。 先日、TURNSの堀口さんと新しく始めるメディアの打ち合わせをしていたとき、堀口さんの口からこんな言葉が出てきました。 「今の時代、「PDCA」の「P」は、Planの「P」ではなく、passionの「P」と言っていた人がいたんです。でも、本当にそうだな、と」 僕はそれを聞いて、ハッとしました。 変化のス
「成功したテレビ番組やイベントほど、振り返ると最初の企画書は驚くほど簡素なんだよね」 こう語っていたのは、『「考え方」の考え方』の著書である指南役の草場滋さん。 これは本当にそのとおりで、僕が今まで見てきた企画書にも当てはまり、雑誌や広告、イベントや映像を問わず、最終的に成功したものは簡単な数枚の企画書でまとめられていたりします。でも、その数枚でしっかりと企画がイメージできて、考えた人の熱量も伝わってくるのです(もちろん、正式に受注するタイミングで、多少の肉付けが必要になる場合はあります)。 企画書だけでなく、文章やスピーチも同じですが、説明が長くなってしまうときは、考えが整理できてない場合が多い。よく考え抜かれた企画であれば、自然と絞り込まれ、企画書のボリュームも少なくなり、メッセージに熱量もあるので、無駄にディテールにこだわろうともしなくなるものです。 ボリュームを増やそうとしてしまう
ちょっと“便利な人”は、重宝される。 たとえば、「これをやってくれる人、いないかなぁ」と、今の自分が困っていて、その瞬間に必要な人材がいれば、誰でも手伝ってほしいので、ちやほやする。 そう、その瞬間は、ちやほやする。 でも、そのちやほやは、長く続かないものです。 そこから長い付き合いができる関係性になれるかどうか。あるいは他に“それ”をやってくれる人が現れたとき、それでも「あなたと一緒に仕事をやりたい!」と思ってくれるかどうかについては、そこに信頼関係ができているか重要になります。 では、その信頼関係は、どうやって生まれるのか? 信頼残高を増やしていくためには、何が必要なのか? 僕はシンプルに、やり抜く力を持っている人であり、相手にとって、そして自分にとっての大事な仕事を、やり切る覚悟を持てる人が信頼残高を増やしていける人だと思っています。 今の時代、スキルがある“っぽく”、仕事ができる“
今日は、とても難しいお話を。記事の内容でなく、実践するのが難しい話。 「しかめっ面で書いた企画書、つまらなそうな顔で書いた文章って結局、誰も笑顔にできないんだよね」 以前、僕が慕っている人からいただいた言葉です。 決して、企画書も文章も笑顔で書け! というわけではないのですが、つまらなそうな顔で書いた企画書はやっぱりつまらないし、しかめっ面(=機嫌の悪そうな顔)で書いた文章は、読んでも気分はよくならないということです。 でも、笑顔でなくても、産みの苦しみの中に情熱や執念、あるいはワクワクが宿っている表情はある。そこから生まれる企画書や文章に人は、やっぱり心を動かされる。これはデザインや映像も同じ。すべてのクリエイティブに…いや、すべての仕事に言えることかもしれません。 自分は今、どんな表情を浮かべながら、作業をしているか? 「鏡」とまで同じように映し出されることはありませんが、自分が作業を
ある人から、こんな相談をされました。 「クライアントから、はじめて仕事を受注した。長くお付き合いをしたい企業なので、一生懸命仕事に取り組み、自分でもまあまあの結果を出せた。でも、その1回の仕事で、関係が終わってしまうことが多い…どうして?」と。 もちろん、仕事には相性もあるし、結果には満足していたものの、(スキルの面でも発注額の面でも)よりよいパートナーと出会ってしまったのかもしれない。クライアントの担当者から直接話を聞けるわけではないので、僕も真実はわかりません。 そんなモヤモヤが自分の頭の中に浮かび、なかなか消えてくれないとき、必ず思い出すことがあります。 1回目の仕事でそこそこの結果しか出せなかったとしても、相手が離したくない存在になれる人はいる。そして、そんな「相手が離したくない存在」になるためには、“3つ”の大切なことがある、と。 「はっきりと意見を言ってくれる」 「ごちゃごちゃ
今日は、僕の“憧れの人”がパーソナリティを務めるラジオ番組の収録がありました(日曜日あたりには、詳細を公開できます!)。 1時間弱の収録だったのですが、話しやすい場の空気をつくっていただき、答えやすい問いかけ方をしていただけたので、前回の『未来授業』のときとは違い、変に緊張することもなく、楽しく、自分の言葉で語ることができました。 僕は緊張すると口調が早口になってしまうので、「とにかくゆっくり! ゆっくりでいいよ!」と。いつも自分自身に言い聞かせるのですが、今日はもうひとつ、心の中で呟いていた言葉がありました。 「心底からの言葉は、小細工なく伝わる」 ラジオの収録前に、製硯師 青栁貴史さんがLINEで送ってきてくれた言葉。これが効きました。 「上手く伝えよう!」「リスナーに褒めてもらえることを話そう!」「憧れの人に『すごいね』と言ってもらいたい!」と、邪な気持ちが芽生えたりもするのですが、
僕が今読んでいる『ニュータイプの時代』の中に、「経験の無価値化」というキーワードが出てきます。 これまでの時代は「積み上げてきた経験」がひとつの武器になっていましたが、環境が凄まじいスピードで変化していく今の時代は、“過去に蓄積した経験”がどんどん無価値になっていく…ということです。加えて、「過去に蓄積した経験に依存し続けようとする人は早急に人材価値を減損させる一方で、新しい環境から柔軟に学び続ける人が価値を生み出す」と書かれています。 僕はよく周囲の人から、(たぶん)“褒め言葉”の意味も含めて「飽きっぽい…」「すぐに新しいことをはじめたがる…」と言われます。 これは否定しようもなく、僕は前職の頃から、新しいプロジェクトを立ち上げては、本気で取り組み、成長させて、次の新しいプロジェクトを立ち上げる…ということを繰り返してきました。もちろん、継続的に、中長期的に展開できるプロジェクトとして、
特に根拠となる裏付けのデータが併記されていたわけではないので、どこまで信憑性のある情報かはわからないのですが、あるWEBメディアの記事に、こんな一文を見つけました。 「人が習慣を身につけるには、66日かかる」 そう、あることをはじめて、それを「習慣」と呼べるようになるまでには、66日継続しなければならないということです。 以前、このブログでも「習慣化するには、まずは3週間続けてみよう!」ということを書いたことがありましたが、それでは少し短いようです。物事を習慣にするには、約2ヶ月という時間がかかる…。つまり、どう頑張っても1年間で“6つ程度”しか、新しい何かを習慣化できないということです。もちろん、その66日間でいくつものことを同時進行で習慣化するのも不可能ではありませんが、そういう人はだいたい失敗するので…。 そして、よくよく冷静になって考えてみても、人は習慣化のために、365日毎日努力
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『自分の仕事は、自分でつくる』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く