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昨日ぼんやりとポッドキャストを聞いていたら、こんな言葉が耳に飛び込んできました。 「アマゾンはパワーポイントの使用を禁止しているみたいですね」 調べてみると、Amazonのジェフ・ベゾス氏は「パワーポイントはプレゼンする側を楽にさせ、聞く側を混乱させる」と言って、パワーポイントの使用を禁止したそうです。他にもfacebook COOのシェリル・サンドバーグ氏や、Linkedinのリード・ホフマン氏などがパワーポイントの使用を禁止しているとか。確かに大げさなグラフィックやテキストが盛りだくさんの資料は見ていて疲れますし、聞き手が資料に集中することで、提案者の「想い」が届かなくもなります。 でも一番大きいのはたぶん、「無意味な行動を誘発するから」ではないでしょうか。 日々感じていることですが、とにかく“必要以上に”企画書のボリュームを多くして、過剰な演出をしようとする人が多い。情報やデータも盛
20代の頃は、1年前の自分と比べてみたとき、誰でも少なからず成長していたと思います。でも30代になると、1年前の自分と比べて、周囲から見てもほとんど成長していないと見られてしまっている人が多くなります。「お前はどうなんだ?」という話はさておき、多くの30代が「伸び悩み」ます。特に中盤から後半にかけての世代が…。 ある人が30代で伸び悩んでいる人の共通点として、「復習しない人」「足で情報を稼がない人」とおっしゃっていました。 たとえば、「大事なプレゼンを終えた“後”」「重要な企画書を書いて提出した“後”」「部下や後輩の研修を終えた“後”」など、30代になると重要な仕事を任されることが多くなります。でも、ほとんどの人が「忙しい…」「面倒くさい…」と言い訳して、やりっぱなしのままで復習をしない。失敗した理由もうまくできたポイントもハッキリせず、自分の中に落とし込めていないから、進歩がなく、成長が
たとえば、デザイナーという仕事。 文章とはあまり関係がないように思っている人は少なくありません。しかし、物事を深く考えることができて、多くの人から共感されているデザイナーは文章によるアウトプット量が多く、文章力も高い。企画書も書ければ、コピーライター顔負けのキャッチコピーを書ける人もいます。私の後輩のプロダクトデザイナーもブログを書いていて、人気が出ています。 深く、粘り強く考えることができないと、詰めが甘い仕事しかできません。当然、ミスも増えますし、何かを提案しても一人よがりになり、共感してもらうことができない…。 だからこそ、深く考えられるようになることが大切で、そのためには文章を書く量が大きく影響します。言い方を変えると、文章を書く量が少ないと、いつまで経っても仕事の質は上がらず、詰めが甘いままです。決してうまい文章、美しい文章を書く必要はありません。自分の考えをまとめて、文章でアウ
タイトルですべてを言い切っていますが…。 最近何となくよく見かけるのは、「他人を否定することでしか、自分を肯定することができない」人。40代を超えると、劇的に増えてくるような気がしています。 「あいつにはもう、未来がないよね」「終わっているよ」「ダメだよね」などと相手を否定することで、自分自身を安心させている人です。自分の未来は何も変わらないし、何も解決しないのに…。 自分もあと1年半ほどで、40代を迎えます。まだまだ若いと思っていても、早いものだな、と…。 でも、20代の頃よりも、30代前半の方が面白くて、30代前半の頃よりも、30代後半を迎えた今のほうが、圧倒的に仕事も人生も面白いので、あまり歳を取ることが嫌ではありません。確実にできることも増えていきますから。 だから、自信を持って、「30代よりも40代のほうが面白い」と言える生き方をしていきたいと思っています。 そのためには、「他人
興味深い記事を読みました。 あの世界一有名な投資家であり、経営者でもあるウォーレン・バフェット氏の記事です。 ある日、バフェットの専属のパイロットが、仕事のキャリア、目標についての相談をしたとき、彼はこんなワークをさせたそうです。 まず、25個の目標を書き出して、そのうち“上位5つ”に◯をつける。そして、◯をつけなかったものはすべて、「まったく何もしないリスト」になる、と。何があろうと、◯をつけた上位5つの目標が成功するまで、このリストのことは忘れなさい、と。 10個挙げるだけであれば、ササッとできるかもしれませんが、25個となると、結構な労力がかかります。でも、それだけ自分を追い込んで考えることが、大事なのかもしれません。だから、25個。そして、さらにその中から5個だけに絞って、それ以外はストイックに排除する…。何があっても、そこには手をつけない、と。この発想こそが、バフェットが多くの偉
「だから僕は、業者とは呼びたくないんです。パートナーと呼びたい」 今日、新しい人生を歩む決断をした某広告代理店の営業マンと、ランチ送別会をしました。 30歳を過ぎ、ここで新たなチャレンジをしたいとのことで、生まれ故郷の岐阜県に戻り、新しい一歩を歩み出すとのこと。一緒に仕事をしていて楽しく、学ぶところがたくさんある優秀な人が離れていくのはとても寂しいのですが、ちょくちょく東京にも来るようですし、人と人との付き合いは変わらないので、また何か一緒に仕事ができるだろうな、と。地元を活性化したい! というそのチャレンジを、遠くから応援しています! で、そんな優秀な営業マンが最後に熱く語っていたのが、「常に平等でありたい」ということ。 相手への礼儀や敬う気持ちを忘れないことを大前提に、クライアントにも言わなければならないことはハッキリと伝え、対等な人間関係を構築する。決して、言いなりにはならない。そし
「決めてあげるサービス」が、今後もっと求められるようになる。 そんな分析をされていたアナリストがいました。私もそう思います。 例えば、あのジャパネットたかた。消費者から支持される理由は多々ありますが、私は「決めてあげている」が非常に大きなポイントになっていると思っています。 どういうことか。 パソコンを購入しようとして、家電量販店に行ったとします。売り場には国内外のメーカーが並び、価格帯もバラバラ。店員さんも丁寧に説明はしてくれるけど、機能の違いを聞いても「わかったようで、よくわからない…」という人はきっと多い。 その点、ジャパネットたかたはパソコンを1商品に絞り込み、シンプルに「ここがスゴい!」「こんな使い方ができる!」と、とことん言い切ってくれる。テレビを観ている消費者は「あの高田社長が言うのだから、たぶん間違いはないだろう」と購入する。実際にジャパネットたかたは、オススメできる商品を
「それは人それぞれでしょ!」と怒られるかもしれませんし、「何を今さら、当たり前のことを…」と笑われるかもしれません。 何の話か? 実は(というほど大した話は書きませんが…)習慣化するための自分なりのコツを見つけました。 今まで何かを習慣化しようとしては失敗を繰り返していたのですが、この半年でブログと、新しいビジネスへのアクションと、プライベートのちょっとしたことの「3つの行動」を習慣化できました。過去の自分がもしこの事実を知ったら、かなり驚くと思います。新しいことに短期集中的に取り組むのが得意な反面、同じことを継続することが本当に苦手だったのです…。 では、どうやって習慣化できるようになったのか。まとめてみると、4つのポイントがありました。 1つ目は「毎日、行動をする」。 どういうことか? よくよく振り返ってみると、今まで自分が習慣化しようと試みてきたことは、「平日は毎日…」「土日に…」「
放送作家の鈴木おさむさんのインタビューで、印象に残っている言葉があります。 それは品川庄司の品川祐さんが、鈴木さんにある出来事の話をしたときのこと。ある出来事とは、品川さんの小説『ドロップ』が売れたとき、周囲の人から「俺も小説を書こうと思っていたんだよ」と、相当言われたというエピソードです。それについて、鈴木さんはこう語っていました。 「書こうと思った」と「書いた」って、本当に大きな川が流れていて、それに気付ける人って意外と少ないんですよ。 ありがたいことに、私は周囲の人から「やろう」と「やった」の間には、大きな川が流れていることを教えてもらってきました。痛いくらいに気付かされてきた、とでも言ったほうが正しいかもしれません…。だからこそ、どんなことでも「やった」側に行きたいな、といつも強く思っています。渡る前の景色と、渡った後の景色はまったく違いますから。 ブログ更新の継続日数が100日に
「本はどのくらいの数、読めばいいと思いますか?」 そんな質問をされました。 過去にも何度か同じ質問をされたことがあるのですが、正直、これがなかなか難しい…。だから改めて、本はどのくらい読めばいいのかについて、先週末に考えてみました。 そこで出した答えは、「これは自分の教科書だ! と言える本を、10冊見つけるまで読む」。あくまでも個人的な考えではありますが、この答えがスッと腹落ちしました。 なぜ、10冊なのか? 自分の教科書と言えるだけの本と10冊出会うためには、それなりの数の本を読まなければなりません。まずはその10冊を見つける過程で、今の自分に必要な知識や学びが得られるからです。そして、10冊の教科書と出会ったあとは、新しい本を読み漁るよりも、教科書を繰り返し読む。表現は難しいのですが、大切なことを体に染み込ませていく、知識を深堀りしていくという感じでしょうか。この作業もとても大切なこと
『天才! 成功する人々の法則』の著者であるマルコム・グラッドウェルは、「優れた経営者やイノベーターは議論好きで傍から見ると感じの悪い人物が多い」と語ったそうです。その上で、「革新を生む環境をつくり出すためには、みんなが『嫌な奴』になることを許容することが大事だ」とも。読み返していた「クーリエ・ジャポン 5月号」の記事からの引用です。 その記事の冒頭には「反対意見が活発な緊張感のある会議は、より良い発想を生み、問題解決能力を高めるという研究結果がある」とも書かれていました。 確かに強い会社、強いチームほど、ただの批判やネガティブな発言ではなく、生産性の高めるための反対意見が活発に飛び交ったりしています。言いたいことはハッキリと言う。その発言者たちは一見、感じの悪い人が多い…かもしれません。 つまり、強い組織をつくるためには、「反対意見がしっかりと言える、“一見”嫌な奴」が必要だということ。ア
経営者、会社員、独立したてのフリーランスを問わず、仕事がなくなる不安と闘っている人はたくさんいます。仕事がなくなる不安だけでなく、周囲の支えてくれる人や一緒に仕事をやってくれる仲間がいなくなる不安なんかも同時に襲ってきたり…。 こんなにも先が読めず、変化が激しすぎる時代だからこそ、ほとんどすべてと言ってもいいくらい人が、日々仕事がなくなる不安と闘っていると思います。もちろん、自分も例外ではありません。 ただ、どうやったって仕事がなくなる不安は消せません。未来のことは誰にでもわからない。ですが、その不安を和らげたり、仕事がなくなるリスクを少しでも軽減していく方法はあります。 それが、「与えること」です。 これはもちろん、お金や物品ではありません。相手にとって価値のある情報だったり、貴重な出会いだったり、新しい学びだったり、感謝の気持ちだったり、元気だったり…。そういった目に見えない価値のこと
「10年後にどんな仕事が残るのか?」 何度かこのテーマで記事を書いていますが、個人的には今後も、定期的に書いていきたいと思っています。このテーマに関する検索ワードでの流入が増えているということは、それだけ自分も他の人も興味があるということ。いろいろな人と一緒に考えていくべき、これからの大切なテーマだな、と。 さて今日は、雑誌の「クーリエ・ジャポン」で興味深い記事があったので、その一部を共有したいと思います。『これから必要になる「頭の良さ」とは何か?』というテーマで行われた、東京大学院工学系研究科准教授の松尾豊さんと、サイエンス作家の竹内薫の対談です。 人工知能の最先端の研究者である松尾さんは、今後人工知能がさらに発達していくと、長期的には人間の仕事は二つしか残らないと語られていました。 一つは、政治や企業経営など、大局的な判断をしなければならず、大きな責任も求められる仕事。 もう一つは、人
経営者、会社員、フリーランスを問わず、本当はスキルが高いのに、仕事ができないと評価されてしまう人がいます。 なぜ、そうなってしまうのか? ここ最近、そんな評価をされてしまう経営者や会社員を見ていて思うのは、とてもシンプルな「3つのできない」が足を引っ張っているということです。 その1つ目が「今、何が重要かを深く考えない」。 自分にとって何が一番重要なのかを、考えているようで考えていないのです。締め切りの早いものが重要だと思い込んでいたり、自分の一番重要なことが「実は誰かの一番重要なこと」だったりすることも少なくありません。それがすり替わってしまっていることに気がつかなかったり…。とにかく、今、何が一番重要かが見えてないのです。というか、見ようともしていなかったり…。 2つ目は「決断しない」。 言い方を変えると、とにかく迷ってしまう。結論を先延ばしにしてしまう。時間をかけて答えが出るものなら
20代の頃は、同世代のみんなと一緒に、成長できる気がしていました。 でも30代になると、これからもどんどん成長を続けるだろうなと感じる人と、たぶんもう難しいだろうな…と思ってしまう人が残酷なまでに分かれてきます。実際、そのほとんどが予想どおりになります。それは私に人を見極める目があるのではなく、ただ違いがわかりやすいだけです。 何がどう違うか? それは、面倒なことから逃げる人と、逃げない人との違いです。 映画監督の宮﨑駿さんも「プロフェッショナル 仕事の流儀」の中で、「大事なことは大抵面倒」とおっしゃっていましたが、本当にそのとおりだと思います。 自分の未来につながる仕事も、自分を磨くための勉強も、大抵は面倒で逃げたくなる。逃げたくなるけど、大事なことだから…と歯を食いしばって続ける人は夢を叶えて、逃げてしまった人はきっと自分に言い訳を続けて、人生が終わっていく。 そう、面倒から逃げるか逃
ブログでは適当な感じで文章を書いていますが、映像制作の中でコピーを書いたり、企画書を書いたりしている者として、これまで一応、それなりに文章力を高めるトレーニングをしてきました。 個人的には「とにかく書く」「ひたすら人に読んでもらう」「率直な意見を言ってもらう」以上のトレーニングはないと思っていますが、それではあまりにも素っ気ないので、これはやってきてよかったなと思う文章のトレーニング方法をいくつか共有してみたいと思います。 1つ目。 「写す」です。シンプルですが、これに勝るものはないと思っています。 読み物が充実している雑誌を読んでみて、その中でもっとも「いい文章だな。この書き方、好きだな」と思うものを見つけます。で、なぜいいと思ったのかを、簡単に考えてみる。そして、その後にひたすら書き写す。何度も何度も。 普段パソコンで文章を書いている人は、パソコンでオーケーです。句読点や改行などのポイ
「わかったふり」をしていませんか? たとえば、上司や先輩から指示をされたとき、本当は頭の中に「?」が浮かんでいるのに、「わかったふり」をしてそのまま進めてしまうことは、誰でもやってしまいがちです。「そんなこともわからないの?」と言われるのが怖かったり、相手に迷惑だからと変に気を遣ったり、忙しくて確認が面倒になったり…と、いろいろな思考が働いて、「わかったふり」をしてしまうことは、誰でも1度は経験したことがあると思います。これは取引先に対しても同様で、「こんなことも知らないの?」とバカにされたり、不安にさせてしまうことが怖くて、「わかったふり」をする人は少なくありません。20代の頃の私もそうでした…。 でも、「いい仕事をしたい」「より理解を深めたい」という思いをしっかりと伝えたうえで、わからないことについての質問をすれば、誰もバカにはしませんし、不安になることもありません。むしろ、真剣に仕事
「お金がないから、何もできない」と言い切ってしまう人が少なくありません。 改めていうほどのことでもありませんが、少しの智恵を絞れば、お金をかけなくてもできる体験は山ほど見つかります。お金がないことは、体験が積めない、勉強ができないという理由にはなりません。 例えば、私が尊敬している人のひとり、伊勢丹のカリスマバイヤーとして名を馳せ、藤巻百貨店を立ち上げられた藤巻幸大さん(2014年にお亡くなりになられたのが、本当に残念でなりません…)。 お金がなかった20代の頃、話題の新しいレストランができたと聞けば、フルコースを頼めるお金はないので、ビールとおつまみだけ注文して、話題のレストランの雰囲気を体験したそうです。店側には嫌な顔をされることもあったそうですが…。 他にもデパ地下で有名なお店の料理を試食したり、一流ブランドの服を試着してみたり、ディーラーに行って高級外車を試乗したり…。とにかくタダ
いいのか悪いのかわかりませんが、「ロールモデル」と呼べる人が何人もいます。 そのうちのひとりが、松浦弥太郎さん。詳しい説明は省きますが、本屋の店主、文筆家、編集長としての松浦さんの活動に、多大なる影響を受けています。なので当然、著書も読みまくっているわけですが、今日は最近読んだ松浦さんのエッセイ集『正直』から、一部を引用させていただくことからはじめたいと思います。 社会人になり二〇代、三〇代はあらゆる球に手を出す時期だ。それが若き日々の「やるべき仕事」でもある。手にできた豆が破れるくらい振りまくればいい。 『正直(河出書房新社)』 松浦弥太郎 著 ここ最近、人の働き方、生き方の相談に乗ることが続きました。どの道を進むべきか? 今、最優先でやるべき仕事は何か? 自分の夢を叶えるために、今何をするべきか? これに対する私の答えは松浦さんと同じで、“あらゆる球”に手を出すべきだと思っています。
以前、「10年後も残る仕事」という記事を書いたので、このブログには「10年後 残る仕事」「残る仕事 消える仕事」「10年後 消える仕事」という検索ワードでの流入があります。 そんなテーマで書かれた書籍なんかも増えてきたので、解析データを見るたびに「みんな、やっぱり気になるんだな…」と思いながら、10年後に残る仕事って何だろう? と考えることが増えました。 ついさっき、録画していた「プロフェッショナル 仕事の流儀」を観ていたのですが、その答えのようなものが見つかった気がしています。 前々回の放送が『「清掃のプロ」スペシャル』というテーマだったのですが、出演されていたビル清掃のプロフェッショナル、新津春子さんの仕事のスタンスに感銘を受けました。 新津さんは日本人残留孤児で、17歳のときに中国から日本にやってきました。両親の仕事がなかなか決まらず、家族の生活を支えるために始めた仕事が、言葉がわか
「良い情報」がたくさん入ってくる人と、まったく入ってこない人がいます。その違いは、どこにあるのでしょうか? 「良い情報」というと、あまりにも漠然としてしまいますが、要するに自分のビジネスにプラスになる情報です。自分が所属している会社の情報、業界の最新情報、競合他社の情報、新しいビジネスの情報、キーパーソンの情報、ちょっとレアな裏情報などなど…。 googleで検索しても出てこない情報をいち早く入手できれば、ビジネスはかなり有利に進められます。大きなチャンスを掴むことができれば、強力なサポーターを得ることもできます。もちろん、リスクを事前に回避することも…。では、そんな良い情報を得るためには、何が必要か。幅広い人脈を築くこと? 確かに重要なことではありますが、もっと大切なことがあります。 それは、自分の持っている情報をオープンにすることです。 良い情報が入ってこないと嘆いている人の多くは、自
「映像も素人で、自治体の仕事もしたことがなかったボクが、1年で4つの自治体の映像コンペに勝てた理由」みたいな記事を書いたら面白いのに…と言われたので、今年はそんなことを少しまとめて、試験的にKDP(キンドル・ダイレクト・パブリッシング)でも出してみようかと、ひそかに考えていたりします。電子書籍のことなんてほとんどなにも知りませんが、やってみてわかることはたくさんあるので、何事もチャレンジかな、と。 とはいえ、続きは電子書籍で! ともったいぶるほどのものでもないので、自治体の映像コンペに挑むにあたり、自分の中で特に大事にしているポイントをふたつ書いておきます。企画を考えるうえでの参考になれば嬉しいです。 では、本題です。 企画を考えるとき、オリエンテーションを受けて(または仕様書などを読んで)、ターゲットは誰かな? その人たちの心に響く企画は何かな? 面白くて、拡散性の高い企画は何かな? と
私にクリエイティブの基本を教えてくれた人は、「無駄」をとても大切にする人でした。外出時に寄り道をしたり、会議中に雑談をしたり、仕事中に架空のポスターをつくったり…。 その人は日々、「効率を求めることは否定しないけど、無駄を排除してしまったら、クリエイティブな発想は生まれないと思う」と言っていました。そして、「無駄は楽しいから、適度に無駄がないと、会社やチームの雰囲気もよくならないんだよね」とも。 この言葉を聞いたのは、もう10年以上も前の話です。 なぜ思い出したのかというと、ここ最近、「うちの社員は、発想力が乏しい!」「うちの会社は、雰囲気が悪い!」と嘆く経営者の話を聞くことが多かったからです。そんな経営者ほど、社員を徹底的に管理していて、とにかく効率を求め、無駄を排除しようと躍起になっていたりします。適度な無駄がクリエイティブな発想を生み出し、会社の雰囲気をよくすると教えられ、そのことを
ブログを書くことは、人生の財産になります。 人によっては、「ある程度アクセス数を集められるようになれば、お金を生み出し続けてくれるから」とお金の話をする人もいますが、そんなことではありません(それを否定するつもりもありません…)。 このブログではありえないくらいの数をシェアしていただいた『深く考えられない人は、圧倒的に文章を書く量が不足している』という記事でも書きましたが、書き続けることで「深く、粘り強く考えられる自分」を手に入れることができます。お金などの財産はなくなってしまうこともありますが、「深く、粘り強く考えられる自分」というのは、決してなくならない財産です。ブログを書き続けていくことで、そんな財産を手にすることができるわけです。もちろん、磨き続けていかなければ、何の価値もないガラクタになってしまいますが…。 そして、もうひとつ。 本当だったら出会えなかった人と、出会えること。むし
ある人が以前、こんなことをおっしゃっていました。 「自分自身との約束を守れない人は、自分の夢からも、責任からも、不安からも、人からも逃げる。人に信用されたいのなら、自分との約束を絶対に守ることだ」 本当にその通りだと思います。 自分の夢を叶えるために大切なのは、自分が正念場を迎えたとき、自分を“心から”信じられるかどうか。自分を心から信じることができないと、結果を出すことも、困難を乗り越えることもできません。 「これをやろう!」と、自分と約束をする。そして、その約束をしっかりと果たす。「今日はいいか…」と投げ出してしまう人も少なくありませんが、そんな人は決まって、チャンスにもピンチにも弱い。なぜなら、自分が「約束を守れない」ことを知っているからです。そう、自分自身に期待することができないのです。 ここで、少し昔話を。 少年野球をやっていた頃、「毎日素振りをしよう」と決めて、サボってしまうこ
人が誰かにチャンスを与えるとき、そこには何かしらの理由が存在します。特に理由もないのに、「この仕事は、あの人にやってもらおう!」とは、当然なるはずもありません…。 ここまで読んで「新しいチャンスをもらえる要素が、今の自分にはないかも…」と思った人もいると思います。今日はそんな人に向けて、記事を書いてみます。 まずは昔話を…。 まだ社会人経験も浅く、何の実績もない頃、小さな制作会社の一員として、某有名自動車メーカーのカタログ制作チームに入りました。役割はディレクターのアシスタント(雑用係)です。 その現場には自分自身でやってみたい仕事がいくつもありましたが、カタログの仕上がりは商品の売上げにも左右するので、軽々しくそんなことも言えない緊張感がありました。しかも、クライアントの担当者も含め、関係者はカタログをつくり続けてきた強者たちばかり。この中でどうやって存在感を出せるか。「この仕事、やって
自宅の近所に、あの「QBハウス」をしのぐ、激安プライスのヘアカット専門店があります。 お店がオープンしたばかりの頃は、混んでいるときと空いているときの差が激しかったのですが、今では平日の時間帯も結構安定しているようです。メインの男性客に対して、女性客や子どももよく見かけるようになりました。 ただ、オープン当初は男性客がほとんどで、女性客を取り込めていないようでした。「回転数勝負のビジネスだから、女性客をどう呼ぶかがポイントだよな…」と思っていたのですが、ある日、お店のガラス面にある切り文字のステッカーがデカデカと貼られました。 「男性客も大歓迎」 なるほど…と思いました。 このように書くと、女性客がメインで「でも女性だけでなく、男性にも来てほしいんです!」と感じさせます。そう、メインのターゲットは女性客だと。“女性のお客様が多い”ヘアカット専門店だと…。何も嘘はついていません。女性客が多い
昨年、某医療機器メーカーのお仕事をさせていただいた際、何度かその企業の社長(まだ40代の若い方です)とお話をさせていただく機会に恵まれました。依頼された案件に関する話よりも、経験談などをたくさん聞かせていただいたような気がします。勉強になる話が多くて、社長が参加される打ち合わせは何かいい話が聞けるんじゃないかと、密かに楽しみだったりしました。 その社長の話で、印象に残っているエピソードがあります。 「経営者が気をつけなければならないのは、男の嫉妬。経営者になりたての頃、『男の嫉妬には気をつけろ!』って、何人もの先輩経営者に何度も口酸っぱく言われたね」 なるほど。 確かに男の嫉妬は怖いです。真っ向からぶつかってきてくれるのはいいんですが、それができずに裏で悪く言っていたり、足を引っ張ったり…。嫉妬は悪質な妨害につながるケースが多いそうで。個人的にそんな思い出もあったりしますが、経営者がされる
重症か軽症かはさておき、「先延ばし、先送りをする癖」というのは、誰にでもあるのではないでしょうか。私も少なからずその癖があり、克服しなければ…と思いながら、それに関する本をパラパラとめくったこともありました。本を読んで、その癖が治ることはありませんでしたが…。本を否定しているわけではなく、私に合わなかっただけのことです…。 ただここ数年、その癖が(完全ではありませんが…)治ってきました。というより、先送り、先延ばしにすることが「嫌になった」と言ったほうが適切かもしれません。そう心から思えるようになったので、結果的に先送り、先延ばしすることが大幅に減りました。 なぜ、減ったのか? ご参考までに、経験談を。 まず最初にやったのは、「本当に大事なことが何かを、本気で考えた」ということです。 それまでも「優先順位を決めよう!」なんてやっていましたが、本気で考えていたかというと、本気とは言えなかった
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