五輪開会式不快なら「申し訳ない」 組織委、宗教嘲笑の意図は否定 2024年07月29日17時11分配信 【パリAFP=時事】パリ五輪の大会組織委員会は28日、奇抜な開会式で不快な思いをした人がいるなら「本当に申し訳なく思う」と謝罪した。一方で、宗教に対して「敬意を欠く」意図はなかったと強調した。(写真はパリ五輪の開会式。パフォーマンスを披露する米歌手のレディ・ガガさん) 演出家トマ・ジョリー氏(42)が芸術監督を務めた26日の開会式をめぐっては、一部のカトリック系団体や仏国内のキリスト教会司教らから「キリスト教を嘲笑する場面」があったとの批判が出ていた。 批判が集中しているのは、ダンサーやドラアグクイーン、DJがイエス・キリストの「最後の晩餐」を思わせるポーズを取ったとされる場面。 組織委の広報担当者はこの日、記者団に対して「いかなる宗教団体に対しても敬意を欠く意図は決してなかった」とし、