五輪談合、電通Gに罰金3億円 担当者は猶予付き有罪―東京地裁 時事通信 編集局2025年01月30日13時41分配信 逸見晃治 電通元スポーツ局長補 東京五輪・パラリンピックを巡る談合事件で、独禁法違反(不当な取引制限)罪に問われた電通元スポーツ局長補逸見晃治被告(57)と、法人としての電通グループの判決が30日、東京地裁であった。安永健次裁判長は逸見被告に懲役2年、執行猶予4年(求刑懲役2年)、同社に求刑通り罰金3億円を言い渡した。 電通Gに罰金3億円求刑 五輪談合で検察側、1月判決―東京地裁 これまでの公判で検察側は、逸見被告が元大会組織委員会次長(57)=有罪確定=と共に受注調整の中心的役割を果たしたと指摘。弁護側は、随意契約だった本大会運営業務などについては「事業者間の合意がなく無罪だ」と一部否認した。 事件では、広告最大手の同社など法人6社と各担当者、元次長の計7人が起訴された。