無人タクシー、中国で加速 自動化でも存在感 時事通信 経済部2024年08月05日07時10分配信 走行中の自動運転タクシーの車内=北京市 中国で完全無人の自動運転タクシーの導入が加速している。「中国のグーグル」と呼ばれる巨大IT企業の百度(バイドゥ)は、北京をはじめとする10以上の都市で自動運転タクシーサービス「Apollo Go(アポロ・ゴー)」を展開。累計走行距離は1億キロを超え、中国は電気自動車(EV)に加え自動運転分野でも存在感を発揮している。 【特集】「何でもできる」感動も、ヒヤリ連発 テスラ「自動運転」車に乗ってみた 記者が北京市内で試乗したアポロ・ゴーの自動運転タクシーの車両はEVで、運転席と助手席は無人。後部座席のタッチパネルを操作すると車が走り始めた。約15分間の走行は終始スムーズ。バイクが近づくと徐々に減速し、常に一定の車間距離を保った。車内では音楽を聴くこともでき、