近代ドイツの美術史家 アビ・ヴァールブルク (Aby M.Warburg,1866-1929) (表記いろいろ…ウォーバーグ(英語読み)ヴァールブルク ワールブルク ヴァールヴェルク ) ・連想的思考の可能性を見通す記憶の地図という概念提示、 「アトラス・ムネモシュネー(ATLAS MNEMOSYNE)」(未完の仕事) (イメージの世界図) ・イメージの横断方法としての「イコノロジ」ー提唱 彼の名を冠した文庫⇒研究所(ハンブルク) 図書の収集 1908年蔵書公開 1912年の国際美術史会での講演 私は、フェラーラのスキファノイアのフレスコ画をめぐって進めてきた解釈方法をとおして、 境界監視人の拘束を打ち破るイコノロジー的分析なるものを示すことができたように思います。 この方法は、古代、中世、近世を互いに関連しあう時代としてとらえ、 民族芸術と工芸品とを美術と同質の表現資料として照合し、 細