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遅かれ早かれ、われわれは太陽系の果てに行きつき、絶対の深淵の彼方を眺めるだろう。そのときこそ、われわれは決めなければならないのだ。われわれが星に行くのか、それとも星がわれわれのところに来るまで待つのか、を。 アーサー・C・クラーク、山高昭・訳『宇宙文明論』ハヤカワ・ライブラリ To the Moon アニメ『サイバーパンク2077:エッジランナーズ』で、月はある種の天国として夢見られる。ヒロインのルーシーは「いつか月に行くのが希望」と語り、主人公の少年デイビッドは「いつか連れていく」と彼女と約束を交わす。ふたりにとって月は月であって月ではない。それは「ここではないどこか」の象徴だ。大都市のスラムのじべたをはいずりまわり、絶望と汚穢から逃げつづける日々のいつかの出口であり、終着点となるはずのもの。 VRChatの月面再現ワールドでもっとも人気を博しているのは、この『エッジランナーズ』コンセプ
Home » Meta Questを使い、アプリ不要でシームレスにWindows PCの拡張ディスプレイができるように Meta Questを使い、アプリ不要でシームレスにWindows PCの拡張ディスプレイができるように Meta Questを使用して、特別なアプリケーションをインストールすることなく、Windows PCの拡張ディスプレイとして利用できる新機能が近日中に登場します。この情報は、Metaが9月25日に開催したMeta Connect 2024の基調講演にて発表したものです。ユーザーはヘッドセットを装着するだけで、PCの画面を巨大な仮想ディスプレイとして表示したり、複数の仮想モニターを追加したりすることができるようになります。 この新機能は、Questに搭載されるOSであるHorizon OSとWindows 11のリモートデスクトップスタックを活用して実現します。ユーザ
Home » 【VRChat】ホロライブへの愛が詰まった水族館は想像以上のクオリティ 配信活動終了のワトソン・アメリアが自身プロデュースのワールドを公開 【VRChat】ホロライブへの愛が詰まった水族館は想像以上のクオリティ 配信活動終了のワトソン・アメリアが自身プロデュースのワールドを公開 10月1日、配信活動を終了したホロライブENのVTuberワトソン・アメリアさんが、自身のプロデュースによるVRChatワールド「Holo Aquarium」を発表しました。PCVRもしくは推奨スペックのデスクトップPCで入場可能です。 「Holo Aquarium」は、ホロライブとホロスターズのVTuberたちをイメージした海洋生物たちが数多く生息している水族館ワールドです。現実の水族館のようにガラス張りで仕切られており、ゆっくり歩き回りながら展示を楽しめます。 一見はかなりリアルに動き回る海洋生物
Home » 3Dスキャンした空間にVRでダイブ Meta Quest 3を活用したデモコンテンツ「Hyperscape」に“未来”を見た 3Dスキャンした空間にVRでダイブ Meta Quest 3を活用したデモコンテンツ「Hyperscape」に“未来”を見た 2024年9月25日からMetaが開催した開発者会議Meta Connectでは、新型VR/MRヘッドセット「Meta Quest 3S」、かつてないブレイクスルーを実現したARグラス「Orion」など数々の発表があった。 CEOのマーク・ザッカーバーグが登壇した1時間の基調講演の中で、脚光を浴びたのはハードウェアで、、VRで体験できるコンテンツの話題はほんの一瞬だった。しかし、そんな中で、実はひとつだけ画期的なデモコンテンツについて言及があったのである。 そのデモコンテンツの名前は「Hyperscape」。Metaが現在研究開
ホロライブ・火威青がVRChatで3D配信 11点トラッキング環境を揃えて実施 ホロライブプロダクション「ReGLOSS」のVTuber火威青さんが、VRChat上で3Dお披露目を行いました。その際、実は本格的なVRChatユーザーであることを明らかにして注目を集めています。 (火威青 YouTube配信より引用。部屋は販売モデルの改変で、ファンアートが飾られている) 火威青さんは、2023年9月にhololive DEV_ISよりデビューした5人組VTuberユニット「ReGLOSS」のメンバーのひとり。自身をイケメンと称しながらユーモアに溢れたトークを繰り広げており、「青くん」の愛称でファンやホロライブのメンバーから親しまれてきました。 デビュー1年を迎えたReGLOSSは、5人同時の3Dお披露目ライブを開催しており、それぞれライブ衣装と通常衣装の3Dモデルを公開しました。ただし、他の
Metaの新型ARグラス「Orion」実機を体験、ARグラスの壁を超えた秘密を訊く Meta Connect 2024での最大の話題は、ARグラスのプロトタイプである「Orion」が公開されたことだ。 (ARグラスのプロトタイプ「Orion」) マーク・ザッカーバーグCEOが「初めての、完全な機能を備えたARグラス」というOrionは、どのような特質を備えているのだろうか? (Orionを発表するマーク・ザッカーバーグCEO) 実機を体験することができたので、その詳細をお伝えしたい。 また、Orionの秘密について、Metaのアンドリュー・ボスワースCTOに単独インタビューすることもできた。そこで得られたコメントも補いながら、Orionの秘密に迫ってみたい。 (Metaのアンドリュー・ボスワースCTO) 光学シースルーの価値は「社会的受容性」 Orionは、いわゆる「光学シースルー型ARグ
Home » 【レビュー】「Meta Quest 3S」をさっそく体験 5万円切りの新たなVR/MRヘッドセットは買いか? 【レビュー】「Meta Quest 3S」をさっそく体験 5万円切りの新たなVR/MRヘッドセットは買いか? 日本時間9月26日、Metaは新たな一体型VR/MRヘッドセット「Meta Quest 3S」を発表した。2019年の初代Oculus Questから数えるとQuestシリーズとしては、5台目となる。Meta Quest 3Sは、2023年に発売されたMeta Quest 3の廉価版として、かなり早い時期から登場が噂されており、まさにその位置づけで発表された。発売は10月15日。予約が公式サイト、家電量販店等で開始されている。 Meta Quest 3Sの米国での価格は299ドル。2020年に発売され、2,000万台以上を売り上げたと言われているMeta Qu
Home » Metaの新型VR/MRヘッドセット「Meta Quest 3S」128GBモデル48,400円、10月15日に発売! Metaの新型VR/MRヘッドセット「Meta Quest 3S」128GBモデル48,400円、10月15日に発売! Metaの新型VR/MRヘッドセット「Meta Quest 3S」が発表されました。価格は128GBモデル48,400円(税込)、256GBモデル 64,900円(税込)です。10月15日(火・日本時間)より発売され、発表とともに予約を開始しています。 「Meta Quest 3S」はMeta Quest 3の廉価版モデルです。Meta Quest 3と同様に、VRだけでなくフルカラーパススルーによるMR機能を搭載し、バーチャルな世界と現実世界が融合したような映像表現を楽しめます。 チップセットはMeta Quest 3と同じくSnapdr
Home » ゲームエンジン「Godot」のMeta Questシリーズ版が配信開始 VRでリアルタイム開発ができる! ゲームエンジン「Godot」のMeta Questシリーズ版が配信開始 VRでリアルタイム開発ができる! ゲームエンジン「Godot」は、Meta QuestシリーズのOS「Horizon OS」上で動作するようになりました。9月現在、Meta Quest 3とMeta Quest Proに対応した早期アクセス版が、Metaアプリストアで配信中です。 「Godot」はクロスプラットフォームでオープンソースの2D/3Dゲームエンジンです。ライセンス周りでの“寛容さ”などが評価されており、2023年には同エンジンを使用したゲームが1,000作品以上公開されました。以前からMeta社が支援していることで知られており、2020年や2021年に資金援助や助成金を提供したことが報じら
Home » スマホ3Dスキャンをどう使う?国内の先駆者たちとプラットフォーマーの対談で目からウロコの先進事例が続出 Nianticのことをご存じの方も多いでしょう。2012年にリリースしたIngress、2016年にサービスインしたPokémon GOなど、GPSを活用した位置情報ゲームを作ってきた企業です。 彼らのゲームにはもう1つの特徴があります。それはARの活用です。スマートフォンのカメラを用いて現実世界とゲーム/バーチャルの世界をクロスオーバーさせていること。Nianticは企業理念として、ARを通じて冒険心をかきたたせ、人々を屋外に誘い出し、プレイヤーが地域のコミュニティとのつながりを持つことをミッションとしています。 現実世界に広がるARを支える活動もしています。カメラで捉えた画像情報から位置を特定するビジュアルポジショニングシステムの「Lightship VPS」や、Web
重さ12g、世界最小のトラッカーで高精度なトラッキングを実現するAntilatencyが日本上陸 Antilatency社の世界最小トラッカーが、日本で正式に発売されることになりました。エルザジャパンがAntilatencyと販売代理店契約を締結し、9月2日から国内販売を開始しています。Antilatencyは、わずか16×16×20 mm、12gという小型サイズながら高性能なトラッキングを実現する6DoFトラッカー「Antilatency Tracker(Alt)」を中核とするシステムを提供しています。この度の日本展開にあたり、技術基準適合証明(技適)も取得済みです。 Antilatencyは、VR/AR、バーチャルプロダクション、モーションキャプチャ、ドローン、ロボティクスなど、幅広い分野で活用可能なインサイドアウトトラッキングシステムを開発・製造する企業です。そのトラッカーの特徴は、
Home » ひとつの部屋の中、複数台のMeta Quest 3を使って遊べるレースゲーム「Track Craft」に注目 ひとつの部屋の中、複数台のMeta Quest 3を使って遊べるレースゲーム「Track Craft」に注目 Meta Quest向けのMRレースゲーム「Track Craft」に最新アップデートが導入。複数のQuest系ヘッドセットが、同じ場所(1つの部屋内)でマルチプレイを遊べるコロケーション機能が実装されました。 「Track Craft」は、見下ろし型のレースゲームです。Meta QuestシリーズのMR機能を使って、部屋や建物内にバーチャルなコースを設置できます。ゲームには104種類のコースがあらかじめ実装されており、ユーザーのカスタマイズも可能。新マシンやスキンといったアンロック要素も用意されています。 本作には以前からマルチプレイモードが実装されていまし
PSVR2の「アダプティブトリガー」をPC接続状態で有効化することに成功 Cactus VR Studiosが報告 Cactus VR Studiosは、PCと接続したPlayStationVR 2(PSVR2)で、「PSVR2 Sense コントローラー」の“アダプティブトリガー”機能を有効化することに成功したと発表しました。 PSVR2は、当初はPlayStation 5専用のデバイスでしたが、今年の8月、PCで遊ぶための専用アプリとアダプターがリリースされました。このアダプターを使用すると、Steam上のVRゲームをプレイできます。ただし、PC接続状態では、アダプティブトリガー、ハプティックフィードバックなどの機能が使用できない制約がありました。 そもそも、アダプティブトリガーは、コントローラーのトリガーの重さ(抵抗)を“動的に”変更できるシステム。軽い物を持つシーンではトリガーを軽
Meta社CTOのボズワース氏がモーショントラッカー導入の可能性について語る「PICOが成功すれば検討するかも」 Meta社のCTOアンドリュー・ボズワース氏が、全身のトラッキングを想定したモーショントラッカーの発売予定がないと明言。そのうえで、今後のモーショントラッカーについての見解を語っています。 9月初頭、ByteDance社は新型のVRヘッドセット「PICO 4 Ultra」と、モーショントラッカー「PICO Motion Trackers」を発表。小型で安価かつ、両足に2つ装着するだけで利用者の(下半身の)動きを反映できるという仕様が、VR領域で大きな注目を集めました。 今回のボズワース氏のコメントは、同氏がインスタグラム上で行っているQ&Aセッションにて行われたもの。トラッカーの情報を知ったユーザーが、ボズワース氏に対して「同等の製品を開発していますか?」と問いかけた形です。
iPhone 16では全機種が空間ビデオと空間フォトの撮影に対応 Appleは日本時間9月10日に開催された新製品発表会において、新たなスマートフォンiPhone 16を発表しました。iPhone 16は、全ての製品が空間撮影に対応しており、奥行き感のある立体的な空間ビデオと空間フォトを撮影することができます。 空間撮影は、並んだレンズを使用し、奥行き感のある立体的な動画と写真を撮影することができる機能です。iPhone 15シリーズではProとPro Maxのみでしか空間撮影に対応しておらず、さらに空間ビデオの撮影のみで空間フォトの撮影ができませんでした。iPhone 16では、iPhone 16、iPhone 16 Plusを含む全ての機種が対応し、空間ビデオと空間フォト両方の撮影が可能です。 空間ビデオと空間フォトはAppleの空間コンピューター「Apple Vision Pro」で
Meta Quest 3、Steamでついにシェア率第2位に VALVE INDEXを追い抜く PCゲームプラットフォームSteamによるハードウェア&ソフトウェア調査の2024年8月版が公開されました。調査では、Meta Quest 3の利用率が約17%まで上昇し、SteamでのVRヘッドセットのシェア率第2位に到達したことが判明しました。 ハードウェア&ソフトウェア調査は、ユーザーのハードウェアとソフトウェアの使用状況を定期的に調査するというもの。ユーザーのOS、メモリ、ビデオカードやプロセッサのメーカー、ディスプレイ解像度、言語、および使用しているVRヘッドセットなどです。調査対象は無差別で、Steamを起動すると参加可否のアンケートが表示され、承諾した場合のみユーザーの環境情報が自動で収集されます。 Steam調査によると、8月のQuest 3のシェア率は17.09%(+1.45%
Home » 【CEDEC2022】「Unityを用いたPlayStation VR2向けゲーム開発」レポ。開発者向けのPSVR2情報をおさらい 【CEDEC2022】「Unityを用いたPlayStation VR2向けゲーム開発」レポ。開発者向けのPSVR2情報をおさらい CESA(一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会)が主催するゲーム開発者向けイベント「CEDEC 2022」が、2022年8月23日から25日にかけて開催されています。本記事では2日目に開催された講演「Unity上でのPlayStation VR2向け次世代ゲーム開発」をレポートします。 この講演はGDC2022で行われた「Building next-gen games for PlayStation VR2」を再編集した日本語版の講演です。ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン株式会社の江端優介氏から講演が行
VRChatにヴェネチア映画祭の公式ワールドが開設 XR部門のノミネート作品をチェックできる ソーシャルVR「VRChat」上で、第81回ヴェネチア国際映画祭にノミネートされた「VRChat」ワールドを紹介するギャラリー「Venice Immersive 2024」が開設されました。 毎年8月末から9月初旬に開催されるヴェネツィア国際映画祭は、世界三大映画祭のひとつで、世界最古の歴史を持つ映画祭です。本映画祭のXR部門「Venice Immersive」は、2017年にスタートし、今年で7回目の開催となります。 「Venice Immersive 2024」には、XR部門にノミネートされた23個の「VRChat」ワールドが“掲載”されています。ワールド内にはポータルも設置されており、気になったワールドをチェック可能。なお、選出されたワールドには、「Eccentric Rooms」や「Lik
スタンミ配信で話題の一般宇宙人トコロバ ロングインタビュー VRChatの楽しみ方と感動を語る VRChatが、かつてないほどに盛り上がっている。最近VRChatを新しく始めたというユーザー何名かに直接話を聞いたところ、「Twitchストリーマースタンミじゃぱんの動画を見たから始めた」という人がかなり多かった。特に「スタンミのおもしろ体験」だけでなく「スタンミと宇宙人トコロバの日常に惹かれた」という人が非常に多かった。影響を受けて即VRヘッドセットを購入したという人も決して少なくなかった。 この夏、スタンミとともにVRChatでたくさんのドラマを生み出し、多くの人に影響を与えた宇宙人トコロバとは一体何者なのか? 母星に帰ってしまったトコロバさんだが、MoguLive編集部は帰星されるよりも以前(※8月13日時点)に、本人にインタビューを実施。普段はどのように遊んでいるのか? 何を目的として
今回はVRChatの市販アバターアップロード方法をご紹介したいと思います。実は衛星ライトは自分の身体をそのままVRChatに持ち込んでいたので、市販のアバターを購入したことがなかったのですが、今回を機にBOOTHでダウンロードした3DモデルをVRChatにアップロードしたいと思います。 ※注意 アバターアップロードはVRChatのユーザートラストレベルが一番低いVisitorでは、アバターのアップロードが出来ません。Visitorの場合はトラストレベルが上がるまで、色んなワールドを探索すると良いかもしれません。VRChatを起動して放置するだけでもトラストレベルは上がります。 今回はかなリぁさんがBOOTHで公開しているハオラン-HAOLANを使わせて頂いて、アバタ―アップロードから、改変、着せ替えまでを試していきたいと思います。 目次 VCCとunityを立ち上げよう Unityを恐れる
VRChatでの国際交流に便利 多言語対応の翻訳システム「VRCT」を試してみた ソーシャルVR「VRChat」では、日本人だけでなく、多くの海外ユーザーが参加し、お互いに交流を楽しんでいます。しかし、大きな問題となるのが「言葉の壁」です。「VRChat」には標準翻訳機能などは用意されておらず、国際交流の際には、自分で日本語以外の言語を話すか、テキストチャットの使用がほぼ必須となっています。 「VRCT」は、この状況を改善することを目標とした、クリエイター(みしゃさん)によるプロジェクト。アバターのチャット欄に、音声をリアルタイム翻訳したテキストを表示できるソフトウェアです。 「VRCT」は、英語や中国語、フランス語、ドイツ語、オランダ語など多数の言語に対応しています。また多くの言葉の“方言”が実装されているのも特徴。例えば英語の場合「イギリス英語」や「アメリカ英語」といった、複数のアクセ
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