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CES 2025
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名古屋市内の百貨店で優勝劣敗が加速している。名古屋市内の百貨店の2024年通年売上高シェアはJR名古屋高島屋が5割弱と01年の約3倍となり他の3社を引き離し続ける。26年春には名鉄百貨店が閉店する見通しで、高島屋が名古屋駅前で唯一の百貨店となる。地方で進んできた地域の「1強百貨店」が、東京、大阪、名古屋でも鮮明になってきた。JR名古屋高島屋の3日の25年初売りでは、開店前に2100人以上が列を
国内でモスクが増えている。2024年6月時点で全国のモスクは約150カ所と、25年でおよそ10倍になった。日本の人手不足を背景に在日イスラム教徒は増え続け、身近な存在となっている。「モスクは実家みたいな場所」「アッラーフ・アクバル(神は偉大なり)」。24年12月中旬の金曜正午ごろ、東京都渋谷区にあるモスク「東京ジャーミイ」で、独特な抑揚をつけた男性の声が礼拝の時間を告げるアザーンが響き渡る。
トランプ次期米大統領が購入に意欲を示すデンマーク領グリーンランドでは、実はデンマークからの独立に向けた機運が高まっている。焦点は4月までに実施されるグリーンランド自治政府議会選挙で、独立に向けた環境が整うか。選挙戦では独立後の米国やデンマークとの国防や経済関係のあり方も議論される公算が大きい。グリーンランド選出のデンマーク国会議員、独立を支持グリーンランド選出のデンマーク国会議員であるアヤ・
【ベルリン=共同】ドイツやオーストリアの60以上の大学や研究機関は10日、共同声明でX(旧ツイッター)の利用を中止すると宣言した。現在のXの在り方が、科学や事実に基づく民主的な議論を求める大学や研究機関の価値観と相いれないと説明した。ドイツメディアが伝えた。共同声明はXが右派ポピュリスト的なコンテンツの拡散を強化していると指摘し「多様性や自由、科学を促進する価値観はX上にもはや存在しない」
【ニューヨーク=三島大地】10日の米債券市場で長期金利の指標となる10年物国債利回りは一時、4.79%に達し、2023年11月以来の高水準をつけた。好調な雇用統計を受け、米連邦準備理事会(FRB)の利下げ期待が後退した。データが遡れる00年以降で初めて、米株式の予想益利回りを上回った。株式の割高感が強まり、相場の重荷になっている。米利下げ、年内見送り予想が急増米労働省が10日発表した24年1
コメ市場の関係者の間で、落ち着きつつあった需給逼迫感が再び強まっている。米穀安定供給確保支援機構(米穀機構、東京・中央)が10日発表した今後3カ月のコメ需給見通し判断DI(動向指数)は2024年12月時点で80と過去最高になった。事業者間の買い付け競争が激しくなったためで、価格の先高観も目立っている。米穀機構は全国の生産者や集荷団体、コメ卸、小売り・外食会社などに対して毎月の取引状況や需給動向
【ニューヨーク=朝田賢治】トランプ次期米大統領が自身の不倫口止め料を不正に処理したとして罪に問われた裁判で、ニューヨーク州地裁は10日、トランプ氏を無条件放免とする判決を言い渡した。トランプ氏には刑罰は科されないが、地裁での有罪が確定した。米大統領経験者として刑事裁判で有罪判決を受けたのは初めて。トランプ氏は2016年の大統領選に際して、自身に不利な情報が漏れないよう不倫関係にあった女性に口止
トランプ次期米大統領の就任まで残り10日。ウォール街ではトランプ氏が株価を自身の評価のバロメーターと捉え、市場重視の政策を打ち出すとの期待がある一方、過度な身内びいきが市場原理をゆがめることへの警戒感も浮上している。政治と企業がカネ・コネで密接に結びつく「縁故資本主義」が米国の先行きに影を落とす。長男招き入れた企業、相次ぎ株高大統領選の熱気が覚めやらぬ2024年11月下旬、米ドローン部品製造
イオンモールは10日、心斎橋オーパ(大阪市)を2026年1月に閉店すると発表した。都市型ショッピングセンター(SC)事業の営業赤字が続いており、24年度に閉鎖を決めた店舗は2カ所目になる。同店は大阪市の中心地にあり、テナントの入れ替えや改装投資をし続ける負担が重かった。郊外の大型SCなどに投資を振り向ける。心斎橋オーパは大阪市高速電気軌道(大阪メトロ)御堂筋線の心斎橋駅から南へ徒歩4分の中心街
東京海上日動火災保険は2026年4月入社の大学新卒の初任給を改定する。学部卒で転居を伴う転勤に同意し、自らの本拠地以外での勤務になった場合は現在の月額約28万円から最大で約41万円に引き上げる。労働組合と協議中で、近く決定する。職種は勤務地を限定するエリア総合職を廃止し、総合職に一本化する。転勤の有無以外は同一の処遇体系や評価制度を適用し、地方を含めた優秀な人材の獲得や採用の競争力を高める。
【ワシントン=坂口幸裕】米連邦議会下院は9日、国際刑事裁判所(ICC)への制裁法案を可決した。イスラエルのネタニヤフ首相らの逮捕状を発行した対抗措置になる。決定に関与した人物だけでなく、ICCに協力した同盟・有志国を含む外国の個人も米国に保有する資産が凍結される可能性がある。上院も近く採決する見通しだ。下院トップのジョンソン議長(共和党)は7日の記者会見で、逮捕状発行を主導したICCのカーン主
中国電力は10日、再稼働した島根原子力発電所2号機(松江市)の営業運転を午後3時すぎに再開した。東日本大震災後の2012年1月に停止して以来13年ぶり。火力発電の燃料費低減による収支改善に加えて、電力の安定供給につなげる。原子力規制委員会が同日、営業運転前に必要な検査が終了したことの確認証を中国電力に交付。調整運転から営業運転に移行した。島根2号機は国内の原発で唯一、県庁所在地に立地する。2
米テクノロジー見本市「CES」が10日に閉幕する。会場は混雑して新型コロナウイルス禍からの完全復活を印象づけたが、一方で元に戻らないのが華為技術(ファーウェイ)をはじめとする中国のテック大手の出展だ。「巨人」の不在が浮き彫りにする新常態は世界の企業に対応を迫る。主催団体の全米民生技術協会(CTA)の公表データを香港の英字紙、サウスチャイナ・モーニング・ポストが分析したところ、香港を含む中国から
【ラスベガス=山田航平、積田檀】米ラスベガスで開催中の世界最大のテクノロジー見本市「CES」は、世界のスタートアップ企業が約1400社出展する。日本貿易振興機構(ジェトロ)が主催する日本エリア「Jスタートアップ」では、日本の新興企業が人工知能(AI)ロボットの技術を世界にアピールする。来場者が手を振ると、顔を合わせて足を上げて挨拶する――。CESで1400社ものスタートアップが集まるエリア「エ
世界最大の資産運用会社である米ブラックロックが脱炭素をめざす国際的な枠組みからの離脱を決めたことがわかった。2050年までに温暖化ガスの排出量を実質的にゼロとすることを目標に掲げる国際的な資産運用会社の連合「ネットゼロ・アセットマネジャーズ・イニシアチブ(NZAM)」からの脱退を、顧客の機関投資家あての書簡で明らかにした。これまで気候変動対策でリーダー的存在だった同社の方針転換は20日のトラン
全国の自治体が空き家対策を急いでいる。高齢化や人口減少で、賃貸向けなどを除いた「放置空き家」は2023年に過去最多となった。管理が行き届かない空き家は火災リスクや治安の悪化にもつながる。5年前より空き家率を抑えた広島県は県内市町と連携し、仮想現実(VR)を活用したマッチングサイトなどで移住者らを引き寄せる。総務省の23年の住宅・土地統計調査によると、全国の空き家は900万戸と30年間で約2倍に
総務省が10日発表した2024年11月の家計調査では実質の消費支出が4カ月連続のマイナスとなった。消費は全般的には停滞しているものの、若者層は海外旅行や家電の購入に積極的だ。若年層で賃上げが先行している恩恵もあり、消費のけん引役となっている。11月の家計調査では物価高を背景とした節約志向によって、消費支出は実質で前年同月比0.4%減だった。名目では3.0%増となり、その年代別では25〜34歳が
ロシアが民間企業の産業統制を強めている。ウクライナへの侵略後に政府が差し押さえた企業の株式や不動産などの資産は2兆円を超えた。歳入を確保し、国営の軍需産業に資産を集約する。検察がソ連崩壊後に財をなした企業オーナーを汚職などの理由で起訴し、没収した資産をプーチン大統領の側近に分配するケースも目立つ。公共部門の汚職を調査する非政府組織のトランスペアレンシー・インターナショナル・ロシアや独立系メディ
総務省が10日発表した2024年11月の家計調査によると、2人以上世帯の消費支出は29万5518円だった。物価変動の影響を除いた実質で前年同月比0.4%減少した。マイナスは4カ月連続となった。例年より気温が高い日が続き、エアコンや秋冬物の衣料の販売が低調だった。費目別の実質増減率をみると、家具・家事用品が13.8%減と最も押し下げた。エアコンや洗濯機の購入が前年より減ったほか、照明やカーテンな
Z世代の価値観が、返済まで35年以内という住宅ローンの常識を変えつつある。一定の条件を満たす住宅を対象に最長50年まで融資する「フラット50」は30歳未満の2024年の申請数が719件と、前年の2.6倍になった。住宅価格の高騰に加え、趣味などのプライベートの充実も重視したいというZ世代ならではの考え方が背景にある。返済、総額増えるも月々は抑えめに「マイホームを持ちつつ月々の返済額を抑えたい
富士通が稼ぎ方の改革を急ぐ。システムの受託開発が中心だった事業モデルから、顧客の課題を踏まえてデジタルトランスフォーメーション(DX)を後押しする提案型にシフトする。実現に向けてコンサルティング能力がカギになるが、人材の獲得はそう簡単でない。秘策はあるか――。富士通は2024年3月時点で2000人の社内コンサルタントを抱える。これを26年3月までに1万人にする計画だ。中途採用やM&A(
【ワシントン=八十島綾平】日本製鉄によるUSスチール買収計画の中止命令を巡り、共和党重鎮のミッチ・マコネル上院議員は米ウォール・ストリート・ジャーナルに寄稿し「米国の地政学的利益より、国内の政治的利益を優先した」とバイデン米大統領を強く非難した。寄稿は8日付で「日本製鉄は敵ではない」という表題。マコネル氏は2024年11月まで共和党上院トップの院内総務を務めていた。マコネル氏は寄稿で、同盟国
インフルエンザの流行が急拡大している。要因として指摘されている点は2つ。新型コロナウイルス対策により他の感染症に対する免疫力が低下し、人の往来が増える年末と流行期が重なった。感染を防ぐためには手洗い・うがいといった基礎的な対策が重要になる。受験シーズン本番を目前に控える教育現場は警戒感を強める。国はインフルエンザの感染状況を把握するため全国約5000の定点医療機関から1週間の新規患者数を報告さ
米国のサイバーセキュリティーを担当する政府機関は10日までに、ショートメッセージサービス(SMS)を使った認証について「外部から傍受される恐れがあり、強力な認証にならない」と注意喚起する声明を公表した。認証アプリなどの利用を推奨している。X(旧ツイッター)や日本のデジタル庁もSMS認証を廃止しており、見直しの動きが広がる可能性がある。声明は米国土安全保障省傘下のサイバーセキュリティー・インフラ
トランプ次期米政権に深く関わる起業家のイーロン・マスク氏が欧州の極右政党に急接近している。9日にはドイツの極右政党、ドイツのための選択肢(AfD)のワイデル党首とX(旧ツイッター)上で対談し、強い支持を表明した。米次期政権の関係者による欧州政治への介入は異例で、極右思想の拡散を警戒するフランスは欧州連合(EU)に対応を迫っている。ドイツ極右政党は「良識的」「ワイデル氏はとても賢明だ。明確に
不正やハラスメントなどで下した懲戒処分について、社内でどの程度周知するか悩む企業が増えている。氏名を明らかにすると名誉毀損の恐れがあるとして見直しを検討する動きがある一方、再発防止のために事例の周知が必要という考え方も根強い。プライバシーや名誉への配慮と社内の規律維持の両立に向け各社が模索する。個人情報保護法で慎重姿勢に「今までは懲戒処分の対象者の氏名を社内公表していたが、このままでいいでし
三菱UFJ銀行は9日、他行との送金や他行ATMからの出金でシステム障害が発生したと発表した。送金の滞留は少なくとも数万件規模にのぼり、決済が可能になるのは不具合の解消後になる見通しだ。個人・法人のインターネットバンキングの一部取引でも影響が出た。同行は10日朝にシステムは「復旧した」と発表した。三菱UFJ銀のシステム障害は銀行業務の根幹を担う勘定系システムの外部との接続を担う部分で発生したとみ
【ウィーン=田中孝幸】イタリアのメローニ首相が、トランプ次期米大統領の領土拡張を目指す発言によって生じた混乱の収拾に動き始めた。9日にはトランプ氏に武力で領土を併合する意図はないと指摘。中国やロシアなどをにらんだ戦略的な観点からの発言だとの独自解釈を示した。トランプ氏を「道理を持った人」と評価デンマーク領グリーンランドの獲得のために武力行使を否定しなかったトランプ氏の7日の発言を受け、欧州で
トランプ氏はまだ大統領に就任すらしていないが、反移民を掲げる「MAGA(米国を再び偉大に)」派と億万長者のグローバル化推進派というこの奇妙なトランプ氏支持連合に、すでにひびが入り始めた。直近の原因はトランプ氏が人工知能(AI)の上級政策顧問にスリラム・クリシュナン氏を指名したことだ。インド系米国人で、トランプ氏ともマスク氏(ツイッターをXに進化させるのに貢献した)とも親密な彼はマスク氏同様、一
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