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2024年3月27日 第17回(池田晶子記念)わたくし、つまりNobody賞 受賞記念講演 「暴力に抗して」 永井 玲衣 この度は、第17回「わたくし、つまりNobody賞」という大変栄誉ある賞をたまわりまして、誠にありがとうございます。また、このような贈呈式を設けてくださったことに、心から感謝申し上げます。 わたしが哲学を志すきっかけになったのは、ジャン=ポール・サルトルの『実存主義とはヒューマニズムである』という講演録に出会ったためです。かれは、興奮する聴衆をかきわけ、両手をポケットにいれたまま、ノートも見ずに自分の言葉で話したといいます。かれの言葉に心をふるわせ、哲学の道にはいり、今こうしてここに立つことができています。彼にならって、ポケットに手をいれながら話したいのですが、わたしにはまだ道遠く、手紙をよむように、みなさまに言葉をとどけたく思います。 この暴力の時代に、ひたすら考え、
受賞者一覧 2007-2024 2007年 第0回 創設池田晶子 2008年 第1回 受賞者川上未映子 2009年 第2回 受賞者大竹伸朗 2010年 第3回 受賞者古処誠二 2010年 特別賞杉原美津子 2011年 第4回 受賞者大澤信亮 2012年 第5回 受賞者大野更紗 2013年 第6回 受賞者宮内悠介 2014年 第7回 受賞者宇田智子 2015年 第8回 受賞者ヨシタケシンスケ 2016年 第9回 受賞者武田砂鉄 2017年 第10回 受賞者栗原康 2018年 第11回 受賞者金子薫 2019年 第12回 受賞者小佐野彈 2020年 第13回 受賞者伊藤亜紗 2021年 第14回 受賞者上間陽子 2022年 第15回 受賞者荒井裕樹 2023年 第16回 受賞者町田樹 2024年 第17回 受賞者永井玲衣 Download 印刷用ページ(PDF)
『人生は愉快だ』 死んでからでも、本は出る ひたすら考えれば、こんな考え方もできるのか! 人生、論ずるまでもない── 没後1年半余、池田晶子の最新作。 著者が温め続けた未発表原稿、ついに刊行! 毎日新聞社◆定価1575円 2008年11月刊 【プロローグ──考える人生 より】 まあこの人生、何のために生きるのかとは、生きている限り避けられない問いでは ありましょう。それは人間にとって最も根源的な問いであって、だからこそこんな 問い、人に問うて答えが得られるものではない。根源的な問いほど、自ら問い自ら 答える以外はあり得ないのです。もしも本当に答えを得たいのであれば、生きてい る限り一度は必ず自らに問うてみるべきでしょう。 「私は、食べるために生きているのか、生きるために食べているのか」 さて、本当に楽しい人生は、どっちだと思いますか。 【主な内容】(目次より) 第1章 死を問う人々──語り
NEWS お知らせ 2024.03.31 表彰式開催の御礼 2024.02.21 謹告:第17回 わたくし、つまりNobody賞の受賞者発表 第2回 哲学甲子園の受賞者発表 2023.09.24 「哲学甲子園」にメールで応募される方へのお願い お知らせ一覧へ >
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