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先日のニュース、俳優の豊川悦司さんがかきを食べたのが原因だと思われるアナフィラキシーショックで病院搬送されたと言うもの。人気俳優に起こった事故に各マスメディアでも大々的に紹介されていました。そう言えばあったなぁ、今回のお話は明らかにアナフィラキシーショックであった少年のお話、本人、家族に緊迫感はありませんでしたが、私たちにはかなりの緊迫の現場でした。 時間は夕飯時、辺りが暗くなり始めた夕方でした。「救急出場、○町○番、B方15歳男性は呼吸苦、通報は母親から」との指令に私たち救急隊は出場しました。 15歳の少年が呼吸苦、過換気症候群かな?若い女性に多いものですが、男性でもこの年齢なら珍しくはない。それとも喘息発作でも持っているのかな?こんなことを疑いながら出場しました。現場は直近、5分ほどで現場に到着しました。 現場到着 指令先のBさんのお宅の前には女性が立っており手を振っていました。 救急
新型インフルエンザが猛威を振るっています。これから冬に向かい乾燥していく中、季節性インフルエンザにも油断できない状況になります。こんな中、私たち救急隊もかなりの数の発熱患者、新型インフルエンザの疑いのある方を搬送しています。 インフルエンザ脳症や重症化し死亡したケースなども報告されていますが、それは非常に稀なケースです。これまで私が扱ってきた新型インフルエンザ疑いのある方々はすべて意識は清明、普通の風邪と症状的には何ら変わらない方たちばかりでした。 今回のお話はつい最近のお話で、しかも似たような現場が多々あります…。こんな患者さんがたくさん来るのか、引き継いだ医師にも厳しく言われてしまいました…。新型インフルエンザの流行で救急病院の休日診療体制が取りざたされています。きっと全国各地で似たようなお話はあると思います。 【出場指令】 あともう少しで交替だという朝8時ちょっと前、ゴールのテープが
最近の報道により注目を集めている救急医療体制の問題、報道では「たらい回し」「受入れ拒否」と言うキーワードを多用し伝えられています。この状況の中で不利益を受けている患者、そして緊急車両であるにも関わらず現場を出発できない救急車…。当サイトではサイト開設以来ずっとこの手の問題に触れてきました。特に救急、産科、小児科が注目を集めていますが、現場にいる私がさらに深刻だと感じるのが「高齢者医療」です。今日はみなさんに現場の現実、それから果たして「たらい回し」「受入れ拒否」と言う言葉が適切な表現なのか少しでも考えていただければ幸いです。 深夜の消防署に出場指令が鳴り響きました。「救急出場、介護老人福祉施設○に急病人、高齢者女性は呼吸困難、通報はヘルパーの○さん」との指令に私たち救急隊は出場しました。 出場途上 隊長「この時間に福祉施設からか…」 隊員「また搬送先が見つからないんじゃないですかね…」 機
私たち救急隊は緊急の方の下に駆けつけ、人命のために全力を注ぐことが使命です。救急隊員たちはそのために厳しい選抜試験や研修、国家試験などを経て救急車に乗車して日夜戦っています。そんな私たちの努力も虚しく、この救急車内でいったいどれだけの方が亡くなっていったことでしょうか。 泣き叫ぶ家族の願いも虚しくいっこうに回復する様子のない人、半狂乱の母親が見ている中、反応を示さない子ども…。救急車の中では生きたい、生きて欲しい、そんな願いも届くことなく訪れてしまう避けられない死があるのです。劇的な蘇生事案などむしろひとかけら、現実は死と向き合うことが多いのが現実です。 そんな現場にいる私たちはあの時、許せないと思いました。みなさんは同じように思うのか?あるいはかわいそうと思うのでしょうか? 【出場指令】 もう深夜に入ろうかという時間帯でした。「救急出場、○駅前交番、60代の男性は歩行困難、○交番警察官か
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絶対給食費なんて払ってないぜ 最近よく聞く言葉にモンスターペアレントなんて言葉があります。なんでも学校などに無茶苦茶な注文をつける親御さんのことだそうで、自分の子どもが何より一番、他のことは関係ない!そんな人であろう方たちは救急隊員ならいくらでも扱うことがあって…。今回扱った方がそういう方なのかどうかは定かではありませんが、隊長と機関員の中ではある結論が出ていたみたいです。と言う隊員の私も同じように思いましたが。 「救急出場、○丁…、40代の男性は腰部痛で歩行困難、本人からの通報」との指令に私たち救急隊は出場しました。 腰部痛での救急要請と言うのはよくある事案です。腰部痛にも内科系疾患などがあり生命に危険を及ぼすような危険な兆候であることもありますが、整形外科系のものがほとんどです。そうである場合、生命に危険を及ぼす緊急度があるものではなく、ただ単純に動けない、病院にいけないから救急要請と
茨城県 救急車適正利用へ「選定療養費」徴収方針 12月から 時事ネタ 茨城県は救急車の適正利用を促すため、県内の大病院に救急車で搬送されても緊急性が認められなかった場合病院が患者から7700円以上を徴収する運用をことし12月から始める方針を決めました。 これは26日、大井川知事が定例会見で発表しました。 それによりますと、ことし12月から茨城県内の200床以 […]
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