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この記事を書いた人 嶋田翔伍(しまだ・しょうご) 「必要な時に、必要な人に必ず届くのろしのような本作りを。」を掲げるひとり出版社・烽火書房(ほうかしょぼう)代表。堀川五条の路地にて新刊書店hoka booksも運営中。京都市生まれ京都市在住。近頃は改めて、本の周辺文化をはじめ京都の街へ強い関心を寄せている。 2024年になってからやたらと耳にする「京都市内に新しい本のお店ができた」という噂。それも一店だけではない。京都にはもともと恵文社一乗寺店やホホホ座、誠光社と、その店をめがけて京都旅行したくなる本のお店がたくさんある。古本文化も根付いていて、有名な古書店も多い。 筆者も小さな書店を運営しているため、本屋情報は普段から収集しているが、同じくらい閉店のニュースも聞こえてくる。本屋といえば、居心地のよい夢の空間というイメージがあるけれど、長く続く場所をつくるのは簡単ではない。 ところが、今年
昨年6月、惜しまれながら約90年の歴史に幕を閉じた、京都の名物銭湯・錦湯(にしきゆ)。錦市場の近くに建つレトロな姿もさることながら、店主の長谷川泰雄さんは、定休日には銭湯を「劇場」として開放し、音楽ライブや落語会など数々のイベントを企画・実施。「銭湯プロデュース」の草分け的存在として、長年話題を提供し続けてきた。 一方、サウナの梅湯は2015年に湊三次郎さんが24歳の若さで廃業寸前のところを継業し、経営を立て直しただけではなく、現在までに湊さん率いるゆとなみ社は、京都、滋賀、大阪、愛知の6軒の銭湯を継業。なかでも梅湯は、オリジナルグッズの販売や定期的なイベントを実施し、今では全国からたくさんのお客さんが訪れる観光スポットになっている。 長谷川さんの錦湯と湊さんが経営する梅湯が、歴史上重なっているのはわずか7年という期間だが、湊さんは学生時代から10数年にわたり錦湯に通い、そのなかで錦湯から
水無月、言わずと知れた旧暦6月の異称である。が、京都に暮らす人にとっては、6月30日に食べる生菓子の呼び名の方が親しみ深いかもしれない。 ことの発端は、一枚のチラシ。 両面にびっしりと並ぶのは、水無月、水無月、水無月……!(画像提供:京都高島屋) 毎年6月に京都高島屋がおこなう水無月の催事に合わせて配布されるもので、なんと両面には催事で販売される約50種類もの水無月が……。圧倒的に豆豆しい。そのビジュアルインパクトに圧倒されるが、京都人の水無月への愛がうまく表現されているように思う。 事実、6月30日付近や限定販売の日には、朝から列をなすこともあるらしく、例年大好評の催事なのだそう。もちろん、それぞれの和菓子屋さんでも販売されるが、夕方になると「売切御免」の看板も見かける。 ある京都人によると、6月になるとソワソワしだし、どこの水無月を食べるのかというある種の脅迫観念に襲われるという。水無
雑誌『BRUTUS』の京都特集で泣く泣くボツになったネタを集めたら、“リアルな京都”が見えてきたらしい ある日、「『ポmagazine』みました」と1件の電話が。なんとその相手は、あの雑誌『BRUTUS』の編集部。聞けば、6月発売号で京都特集をするらしく、その手伝いをポmagazine編集部にお願いしたいというのだ。 「京都の噂ならお任せください」と張り切って依頼を受けた我が編集部。やりとりをするなかでBRUTUSの編集者が呟いた「実は載せたくても載せられないネタがけっこうあったんだよね」「ニッチでヤバい京都の姿も、もっとあったんだけど」という言葉に「それ、『ポmagazine』に載せたいです!」と猛プッシュ!こうして今回の企画が実現した。 誌面からは漏れてしまったネタや取材時のこぼれ話を聞きながら、BRUTUS編集部からみた“今のリアルな京都らしさ”について、伺った。ぜひ、本誌と合わせて
「このカフェを知らずして、京都のカフェを語るなかれ」。閉店から10年たった今でも、カフェ好きのあいだでそう語られるほどに、唯一無二の存在感を放っていた名店「cafe Doji(以下、Doji)」。 雑誌『オリーブ』1998年9月号の特集「決定!’98年オリーブ・カフェ・グランプリ」で全国1位に選ばれた、カフェブームの牽引者とも言える伝説の店である。 カフェブームの象徴とも言える、雑誌『オリーブ』のカフェ・グランプリで1998年の1位となったDoji。 そしてもうひとつ、京都におけるデザイナーズカフェの立役者ともいわれた店が、2019年に惜しまれつつも閉店を迎えた。その名は「efish」。 Appleのインダストリアルデザイナーとして数々の商品を担当したことでも知られる、西堀さんが主宰するカフェだ。その洗練された空間、鴨川を眺められる最高のロケーション、充実したメニューが多くの人に愛されてき
この記事の内容 1. 名著『タイポさんぽ』には、関西版の構想があったらしい 2. 舞台は三条会商店街。看板・文字のスペシャリストと歩く 3. 20の看板をめぐる空想と考察 4. 看板から見る三条会商店街には、「京都のB面」が詰まっている 名著『タイポさんぽ』には、 関西版の構想があったらしい 看板にポスターに電柱に標識……。街を歩くと、たくさんの文字が目に飛び込んでくる。とはいえ私たちは、そのすべてを本当に「読んで」いるわけではない。ほとんどの場合、それらの文字は景色の一部として処理され、意識から消えてゆく。 『タイポさんぽ』シリーズは、そんな路上の文字を見つめなおす一冊だ。驚きの観察眼と洞察力(そして妄想力)で、文字に隠されたメッセージを読み解く。筆者はデザイナーの藤本健太郎(ふじもと・けんたろう)さん。2020年の時点で、合計3巻を誠文堂新光社から出版している。 藤本健太郎(ふじもと・
京都で暮らした学生時代、「デヴィッド・ボウイが京都に住んでいたらしい」という噂を聞いたことがあった。なかには「表札を見た」という人も。 進化し続ける彼の世界観に、国境を超えて多くの人々が熱狂する、20世紀はそういう時代だった。デヴィッド・ボウイという存在にあまり馴染みがないという方は、こちらからぜひ聴いてみてほしい。 さて、「京都にボウイの家がある」なんて噂が立つぐらいだから、ボウイがかなりの「京都ファン」だったのはよく知られた話だ。 一度は写真を目にした方も多いと思うが、個人的に興味深いのは、ボウイが写っている「場所」である。あの路地に出没したらしいとか、好きだった禅寺があるだとか。京都に一度や二度、来たぐらいでは絶対に辿り着かない場所ばかり……。 「なぜ、ボウイはそんなところにいるんだろうか?」 この疑問を解決するには、写真を撮った本人に聞くのが早いだろうと思い、写真家の鋤田正義(すき
ある時、気持ちよく飲んでいた時に「京都三大酒場ってどこ?」という話題になり、ちょっとした議論に発展してしまいました。 言わずと知れた名酒場が多い京都。ゆえに意見が割れてしまったわけです。それなら一度、有識者の意見も聞いた上で、きちんと会議をした方いいということになり、今回の記事に至りました。 「京都三大酒場を勝手に決める会議」のはじまりです。 酒場の有識者が選ぶ「京都三大酒場」とは? 酒場をこよなく愛する有識者に、京都の「三大酒場」だと思うお店を選んでいただきました。各々のイチ押しのメニューを、京都に住む漫画家・イラストレーターのスケラッコさんのイラストとともにどうぞ。 ご協力いただいた有識者 1人目:太田和彦さん 2人目:ラズウェル細木さん 3人目:泡☆盛子さん 4人目:パリッコさん #1 太田和彦さん (グラフィックデザイナー、居酒屋探訪家) 居酒屋の達人。『ひとり飲む、京都』(新潮社
街の噂を届ける 京都ローカルガイド 行く先々の情報が、かんたんに手に入る時代です。 それは、誤解を恐れずに言うと、 「旅に失敗がなくなったが、大成功もなくなった」 ということかもしれません。 地元の人しか知らないような噂話が、 旅人にまだ見ぬ世界を教えてくれるように。 最前線の噂を追いかけて始まる旅を提案します。 “ぽ”ニュース 編集部が拠点をおく「ポテル」は、まだ見ぬ新しい京都へ誘うホテルです。 ポテルにある4つのスポットの最新情報をお届けします。
梅小路ポテル京都には提携駐車場がございません。 敷地内のコインパーキングは台数が限られており、 満車でお停めいただけない場合が多くございます。 ※ご予約は受付けておりません。
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