都知事選(20日告示、7月7日投開票)で3選を目指す小池百合子都知事は12日に立候補を表明する。カイロ大卒業を巡る学歴詐称騒動はくすぶったままで、どう対処するかが注目される。 11日、実業家の朝堂院大覚氏が都庁で会見を開いた。小池氏の父親で実業家だった勇二郎氏と親交があり、1970年代にエジプトに渡った小池一家を物心両面で支援した過去がある。 朝堂院氏によれば、「(小池氏はカイロ大で)試験はアラビア語で受けて、回答しないといけないが、できない。ほとんどの科目が白紙状態ではなかっただろうか。その当時、(小池氏と)同居していた方も(アラビア語ができないと)説明しているが、その通りだと思う」と振り返った。 小池氏はカイロ大2年時に進級できなかったことで父親と相談し、中退する運びとなったという。現地で日本人男性と空手の雑誌をつくるとして、朝堂院氏に資金援助を頼んできたという。 「大学を中退して、何