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私たちは、古本の買取・販売を行っているバリューブックスという本屋です。かれこれ10年以上、日々1万冊以上の本を買い取り、販売しています。 今回は「本の結び方」についてプロ目線からお役に立てる情報をまとめてみました。 「とってもカンタンな本の結び方について」 「本を結ぶ時の便利グッズ」 「本を捨てる前に確認したいこと(その本売れるかも!?)」 などさまざまな観点からお伝えできればと思います! みなさんは本を捨てる際、どのように処分されていますか?紐で結んで古紙リサイクルに出すという方が多いのではないでしょうか。 本を結んだ時に、紐がゆるんだり、本がバラバラになってしまったという経験がある方もいるかもしれないと思い、今回は本を捨てる際に役立つ、簡単で丈夫な本の結び方を実践してみたいと思います。 その本、売れるかも?本を捨てる、その前に 捨てようとした本を買取に出したら値段がついた、なんてことが
このノートは、古紙回収にまわるはずだった本から生まれました オンラインを中心として、全国から本の買取・販売を手がける株式会社バリューブックス。 1日に2万冊もの本が全国から届くものの、そのうちの半分、1万冊は買い取れずに古紙回収へとまわっています。 日々古紙回収に回っていく、大量の本たち インターネットの市場で値段がつかないは、古紙となり、再生紙に生まれ変わる。 それはひとつの真っ当な循環ではあるけれど、「なにか、自分たちにもできることはないだろうか」という思いが募り、「本だったノート」が生まれました。 < 販売は、8/27 より順次バリューブックスの自社サイト、各社ECサイト、全国の書店で始まります。販売情報は追って本ページでご案内いたしますが、Amazon にて予約販売も行っております > 文字のかけらが残り、世界で1つの廃インクで刷られたノート 本だったノートの元となる紙である、本だ
こんにちは! 古本の買取・販売を行っている、バリューブックスの編集部です。 バリューブックスでは、毎日1万冊以上の本を売り買いしています。 本の業界に精通したプロとして、この記事では「新書」について解説していきます。 新書とは何か。その意味とは。 新書とは、新書判(105×173mm)の本のこと。写真のように細長いスリムな本を見かけたことのある人も多いのではないでしょうか。 新書は、一定の形式で順次刊行される「叢書(そうしょ)」にあたります。 「新書」と聞くと「新しく出版される本」というイメージを持たれる方もいますが、そうではありません。 あくまで「新書」とは「本のサイズ」を指す言葉です。ちなみに新しく出版される本は「新刊」と呼びます。 新書は、様々な専門分野の入門書として刊行されることが多いジャンルです。 政治や経済、学問、社会時評など、特定の分野の知識をインプットしやすいのが特徴。知り
こんにちは。バリューブックスの大野です。 バリューブックスでは倉庫、人事の仕事を経て、現在はマーケティングの仕事をしながら、個人の活動としてカレーのキッチンカーを運営したりしております。 今こそやりがいのある仕事に恵まれ、充実した日々を送っていますが、僕の人生には、いくつかの大きな転機がありました。 今回は、壁にぶつかる度に行く道を照らしてくれた、6冊の本を紹介します。 いじめられっ子だった、小学生時代 読むべき本を紹介する前に、僕がどういう人物でどんな経歴を辿ってきたのかをお伝えしますね。 僕は1980年1月1日に東京都杉並区の病院で産声をあげました。 両親はどちらもいいところの坊ちゃん嬢ちゃんで、僕は子どもの頃、欲しいものはほとんど買ってもらえる何不自由のない裕福な家庭に生まれ育ちました。 過保護に育てられてすっかり「おぼっちゃん」化していた僕は、小学2年生のときに転校したのをキッカケ
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約1万冊 こちらの数字は、バリューブックスが1日に古紙回収に回している本の数です。 バリューブックスには、毎日約2万冊の本が届きます。そして、実はそのうちの半分を買い取ることができていません。 バリューブックスから出た本も、みなさんが古紙回収の日に出した本たちも、最終的には製紙工場に運ばれ、新しい紙へと生まれ変わります。 古紙回収に回すことが悪いことではない、けれども、もっと別の形で価値を生むことができないか。そんな考えから「本だったノート」の制作が始まりました。 過去には、本が本としての命を終え、そして紙として新しい始まりを迎えるまでの道のりを取材しました。 「本が命を終えるとき—古紙回収のゆくえを追う—」 紙のことならと、まず最初に相談を持ちかけたのが 藤原印刷 さんでした。 藤原印刷さんは、書籍に特化した創業約70年の印刷会社で、バリューブックスと同じく長野県に本社を構えています。
本のお片づけに便利な買取サービス。 でも、いざ買取に出してみると、意外と売れないものって多いですよね。バリューブックスでは、査定後の本も無料で返送ができますが、いざ手元に戻ってきて困るのが「本の処分の仕方」です。 「本って資源ゴミ?燃えるゴミ?いつ、どこで、どうやって捨てればいいんだろう?」 「そもそも、売れない本は捨てるしかないんだっけ。」 今回はそんな疑問を解決し、気持ちよく本を手放すヒントが見つかる、売れない本の処分方法についてご紹介します。 次の引き取り手がない本はどう処分する? 読み終えた本や雑誌の処分方法は、大きく2つあります。 ①資源ゴミとして捨てる 買取サービスで値段がつかなかった本のほとんどは、古紙リサイクルにまわされます。「本を捨てる」ことに抵抗がある方も多いと思いますが、「資源ゴミ」として街の古紙回収に出しても、同じように本はリサイクルされます。身近な場所で本を処分す
YouTube や Spotify といったポッドキャストで配信されている音声メディア、コテンラジオをご存知ですか? ブッダ、ヒトラー、吉田松陰、第一次世界大戦…… など、様々な歴史のトピックを丁寧に、かつ魅力的に解説してくれるポッドキャストです。 実は、2019年に行われた人気のポッドキャストを決める「JAPAN PODCAST AWARDS 2019」では、エントリーした821作品の中から大賞・Spotify賞のダブル受賞を果たし、今日本で最も注目されているポッドキャストと言っても差し支えのない存在です。 そして、コテンラジオを運営する深井龍之介さんと楊睿之さんのおふたりとバリューブックスは、2021年2月より「アンバサダー契約」を結びました。 本のアンバサダー契約、始めます アンバサダー契約とはなんなのか? といった疑問には上記の記事でお答えするとして、本記事ではコテンラジオの魅力や
こんにちは! 古本の買取・販売を行っている、バリューブックスの編集部です。 バリューブックスでは、毎日1万冊以上の本を売り買いしています。 本の業界に精通したプロとして、この記事では「文庫本」について解説していきます。 文庫本とは、小型叢書のこと。 文庫本とは、単行本が刊行された後に、サイズを小さく低価格にして販売される叢書(そうしょ)のことを言います。 単行本として刊行された作品の内、人気作品をさらに広く普及させるために、数年後に文庫版として発売されるケースが多いようです。 単行本よりも、より広い読者層をターゲットとしているため、手に取りやすいサイズ感や価格帯に設定されています。 単行本の内容から加筆されることや、あらすじや作者の解説、あとがきなどが加えられていることが多く、単行本+αの要素もありますよ。 文庫本のサイズ 文庫本のサイズは、A6判(148✕105mm)で、スーツやコートの
こんにちは、バリューブックス編集部の飯田です。 みなさんご存知の、無印良品。 実は、いくつかの店舗には MUJI BOOKS と呼ばれる本の売り場が入っています。 暮らしを彩る様々な本が並ぶ MUJI BOOKS。 その多くは新刊で構成されているのですが、なかには、一度誰かの手を経た古本も混ざっています。 ほとんどのアイテムが新品である無印良品のなかで、どうして古本が並べられているのか。 そして、新しく始まった「古紙になるはずだった本」とはどういった取り組みなのか。 私たちバリューブックスも協力している「無印良品での古本販売」の内幕を、MUJI BOOKS を手がける清水洋平さんに改めてお伺いしていきます。 MUJI BOOKS 担当者の清水洋平さん 話し手:MUJI BOOKS 清水洋平 聞き手:VALUE BOOKS 飯田光平 こんにちは。無印良品で MUJI BOOKS を担当して
こんにちは、バリューブックス編集部の神谷です。 古本の売買をコアの事業とし、本を通した寄付事業やリアルの書店運営まで「本」を軸に、さまざまな事業をしてきたバリューブックス。今度は “出版” にチャレンジしようと、現在準備を進めています。 一旦どんな本を出すのか?そもそもなぜバリューブックスが出版をするのか?出版を通じて何を実現したいのか? 出版事業を担当している、社外取締役の内沼さんに話を聞いてきました。 内沼晋太郎 | 株式会社バリューブックス社外取締役。新刊書店「本屋B&B」共同経営者、「八戸ブックセンター」ディレクター、「日記屋 月日」店主として、本にかかわる様々な仕事に従事。「NUMABOOKS」として出版も行っている。 なぜ、バリューブックスが出版を? 神谷: 最初に核心の部分を聞ければと思うのですが、バリューブックスが出版をはじめようとするまでに至った経緯をお伺いできればと思い
お手持ちの本を高く売るには、一体どこに売ればいいのか。悩んでいる方も多くいらっしゃるかと思います。 こちらの記事では、そんな方に向けて全8社の買取サービスを実際に比較し「一番高く本を買い取ってくれる会社はどこなのか?」を検証してみました。 毎日1万冊以上の本を買い取りを手掛ける、バリューブックスの編集部の神谷です。 本を手放さそうと思ったとき、自宅まで集荷に来てくれる宅配買取はとっても便利ですが、いくつもの会社があって悩んでしまいますよね。 自分が持っている本は、いくらくらいになるんだろう。 おすすめの買取サービスはどこなんだろう。 ひとつひとつの会社に問い合わせて調べるのも面倒だし…… そこで! 今回、会社には内緒で8つの会社に同じ本を送り、その査定結果を比べてみました……! 買取を比較した8つのサービス VALUE BOOKS Vaboo ブックオフ(店頭持ち込み) ブックオフオンライ
本棚スキャンを始める ※スキャンが正しく起動しない場合は、Chrome/Safariなどのブラウザアプリからお試しください。
古本買取に出す際の、本やCDの梱包方法を知りたい方へ。この記事では、高価査定につながる本やCDの梱包方法をご紹介します。ダンボールの底抜けや水濡れを防ぐテープの貼り方、運搬中の破損を防ぐ本とCDの入れ方、気持ちよく荷物を送り出す時に知っておきたい梱包テクニックが満載です。 ───── バリューブックスの宅配買取は、WEBで集荷を申し込んだら、ダンボールに売りたい本を詰め込み、玄関で配達員さんに手渡すだけ。重い荷物を店舗に持ち込まなくても、家にいながら簡単に買取が完了します。 でも、いざ本を詰め込んでみると、サイズのばらつきによって隙間ができたり、一箱に収まらずに本が溢れてしまったり、案外、苦戦する方も多いのではないでしょうか? せっかく丁寧に保管していたものでも、運ぶ途中に商品が傷んでしまったことが原因で、想定より買取額が下がってしまうと悲しいですよね。 買取だけでなく引っ越し作業の時にも
こんにちは、バリューブックスの飯田です。 先日、「怪談売買」という奇妙な体験をしてきました。怪談を売買する、ちょっとこれだけだとピンときませんよね。 バリューブックスが運営する書店、本屋未満 にて「怪異売買」イベントが実施されると聞き、恐る恐る参加してきました。 自分の体験した奇妙な話を売る日が来るなんて…… 怪談売買とは: その名前の通り「怪談」(怖い話)を「売ったり買ったり」することができる体験。怪談話を購入することはもちろん、自分が持っている怪談を売ることも可能。売買の値段は基本的に1話100円だが、すごく怖い話を提供できた場合は高値で買い取られることも。 今回、怪談作家の宇津呂さんとオンラインで接続し、本屋未満にて怪談売買を実施してもらいました。宇津呂さんにとっても、オンラインでの怪談売買は初めてとのこと。 イベント会場は、窓を塞いだ真っ暗な個室。 モニター画面とろうそくの灯りだけ
こんにちは、バリューブックス編集者の飯田です。 埼玉県川口市に、「ててたりと」という名前の本屋があります。一見、なんの変哲もないふつうの本屋なのですが、実はちょっとした秘密があって。 書店員全員が障害を持っている人たちで、本の仕入れ、陳列、接客、時には営業まで、そのすべてを彼ら自身が行っているんです。 「ててたりと」は本屋でもありつつ、「就労継続支援B型事業所」と呼ばれる、働く機会を提供する福祉事業所でもある。 そんな本屋、聞いたことがない! バリューブックスでも、障害を持った人が働きやすい環境をつくろうと動いているチームがあります。自分たちが実現したいことのヒントが得られるかも知れない。そんな思いで、バリューブックスのスタッフと一緒に「ててたりと」に話を伺いにいきました。 (運よく、新型コロナウィルスが世の中を席巻する前に訪問できました) 障害を持った人が働く社会が「いい社会」なのか。
こんにちは。ライターのふじたです。 我が家には、私のパートナーの職業柄1000冊以上の本があります。 本棚のある一角は混沌としていて、家の中でも異彩を放っています。 ジャンルもサイズも統一感なく納められているので、必要な情報をワンアクションで取り出せない状態に陥っています。 「しかし、これをどのように整理したらよいのやら…」 そこで今回、プロの本屋さんにその本棚整理術を聞いてみることにしました! お話を伺うのは、国内最大級の古本買取と販売を行うバリューブックスで、実店舗やブックバスの選書をされている小野村さんです。 小野村さんは、自社の店舗に限らず、カフェや映画館、シェアオフィスなど、さまざまな空間で、バリューブックスの本と出会える、本棚を手がけています。 そんな本棚整理のプロから、本をきれいに並べる時の考え方や、実践方法を学んでいきましょう。 本棚整理の悩み まずは、本好きであれば1度は
11月、頬にふれる風が一段と冷たくなってきた頃、わたしたちは岩手県陸前高田市にいました。 さてその目的は、図書館に送られてきた大量の寄贈本を引き取ること。 上田市から約600キロ、空っぽのトラックを走らせ向かったのは陸前高田市立図書館。 東日本大震災によって被災し、2017年に再建されたばかりの図書館です。 「再起をはかる図書館にとって寄贈本は助かる存在では?」現地を訪問する前のわたしは呑気にそんな風に考えていました。 しかし、図書館にとって「善意の寄贈本」は、手放しで歓迎できない事情がありました。 すべてを失った図書館が再始動するまで 2011年3月11日、陸前高田市立図書館は、東日本大震災の大津波により全壊。職員7名が犠牲となり、郷土資料6,000 冊を含む蔵書約80,000 冊が失われました。 被災後、陸前高田市ではたくさんの寄贈本が寄せられましたが、手が回らず避難所等に山積みになっ
少年院とは、家庭裁判所の判断で送致させられた未成年の少年・少女たちが、矯正教育を受ける施設。 実は、バリューブックスは少年院の図書整備に協力することが何度かあり、ここ、新潟少年学院にも本を卸したことがありました。 ただ、少年院に本を販売する機会は何度かあっても、本が並んでいる現場を実際に見ることは、ほとんどありませんでした。もちろん、その本を手にするであろう少年・少女たちと接することも。 そんななか、新潟少年学院のご厚意もあり、少年院の施設を見学し、そこに収容される”彼ら”とも実際に話す機会を得ました。 また、法務教官の方と相談するなかで、老人ホームの方々に寄贈する本を少年たちにクリーニングしてもらう、というワークショップも実現することとなりました。 実は、今回の訪問は、今年の夏に行われたものでした。 その報告に何ヶ月もかかってしまったのは、ひとえに、自分が見聞きしたことをどう言葉に落とせ
本のある生活、こんなお悩みはありませんか? ・書店の新刊コーナーで、集めている漫画を見つけたけど「何巻まで買ってたっけ?」 ・読み終えた本は売っていたけど、めんどくさくなって売る予定の本が山積み ・古本屋にまとめて本を持って行ったけど、ほとんど値段がつかず悲しくて持ち帰る こうしたお悩み、バリューブックスの「本棚スキャン」を使えば解消できるかもしれません。 手前味噌ですが、とても便利で、おもしろい体験ができるサービスなので、この解説記事でぜひためしてみてもらえたら嬉しいです! 「買取価格の確認」と「本の管理」に使える本棚スキャン! 本棚スキャンは、本棚に並んだ本の背表紙をスマホで撮影するだけで、買取価格の目安をまとめて確認できるサービス。 また、スキャンした本を登録する「ライブラリ」機能があり、自宅にある本や買い取りに出した本を、まとめてネット上の本棚で管理できるんです!
古本の買取を行う私たちの倉庫には、毎日約2万冊の本が全国から届き、そのうちの半分にあたる約1万冊を、インターネット市場では価値がつかないことから古紙回収にまわしています。 しかし、中には時間が経っても価値の高い本ばかりを扱う出版社があります。彼らのものづくりを支えることで、よりよい本の循環が生まれるのでは。そんな思いから、本の売上の一部を出版社に還元する「エコシステム プロジェクト」はスタートしました。 このプロジェクトでは、現在、4つの出版社と提携しています。 彼らはなぜ、消費することなく、読み継がれる本を作り続けることができるのか。 どんな思いで本を作り、読者のもとへ届けられているのか。 数字からだけでは見えてこない、本作りへのこだわりを聞いてみたい。 バリューブックスが考える「いい出版社」を巡る、連載企画です。 この記事は1年限定の公開となります。その理由は下記をご覧ください。 3回
古本の買取を行う私たちの倉庫には、毎日約2万冊の本が全国から届き、そのうちの半分にあたる約1万冊を、インターネット市場では価値がつかないことから古紙回収にまわしています。 しかし、中には時間が経っても価値の高い本ばかりを扱う出版社があります。彼らのものづくりを支えることで、よりよい本の循環が生まれるのでは。そんな思いから、本の売上の一部を出版社に還元する「エコシステム」プロジェクトはスタートしました。 このプロジェクトでは、現在、4つの出版社と提携しています。 彼らはなぜ、消費することなく、読み継がれる本を作り続けることができるのか。 どんな思いで本を作り、読者のもとへ届けられているのか。 数字からだけでは見えてこない、本作りへのこだわりを聞いてみたい。 バリューブックスが考える「いい出版社」を巡る、連載企画です。 —– 2回目となる今回は、研究者や演奏家のための専門書から、初心者が楽しめ
アウトレット本屋でプロのせどりを刮目せよ! 自らの目利きを活かし、古本屋の棚から掘り出し物を発掘するいわゆる”せどり”。 その目には、本棚に並ぶ本たちがいったいどのように写っているのだろう。私たちが書店を訪れ、興味の赴くままに棚を眺める視線とは違ったまなざしを彼らは持っているはず。 本屋はどんなまなざしで本棚を見ているのか。 それを知るべく、今回は3人のプロの目利きに来てもらいました! 舞台となるのは、長野県上田市。 山々に囲まれたのどかなこの城下町に、信じられない価格で本を販売する、幻の格安本屋があるというのです。 いわば”せどり御用達”の本屋。 そんな幻の本屋を見つけだし、彼らの目利きを存分に活かしてもらうべく、我々は調査隊を結成しました! 調査隊メンバー 高橋和也(SUNNY BOY BOOKS) 学芸大学駅近くに居を構える、SUNNY BOY BOOKSの店主。店内はわずか5坪と小
バリューブックスひとつめの実店舗「NABO」に続いてその2軒となりにオープンした「バリューブックス・ラボ」。「NABO」と何が違うのかと言うと、「バリューブックス・ラボ」にある約5000冊の本、実は全てが「古紙回収に行く予定だった本」つまりバリューブックスがやむなく捨てるしかなかった本たちなのです。 バリューブックスには1日におよそ2万冊の本が届き、そのうち1万冊を古紙回収に回しているということを以前こちらの記事で紹介しました。山積みになった古紙回収行きの本の山を見て、おそらくほとんどの人が思うのは「もったいないな」「なんとかならないのかな」ということ。そう思うならとにかくやってみよう!本の山の前に立ち、手作業で本を集めて集めて人に手渡す場所を開く。何かの「実験」のように、営業日も営業時間も定まらないまま2018年8月に「バリューブックス・ラボ」はオープンしました。 これが「バリューブック
バリューブックスがサービスを始めて、11年以上の月日が経ちました。 おかげさまで、私たちが拠点とする上田市の倉庫には、日々たくさんの本が届きます。 しかし、実は、そのうちの半分を買い取れていません。 それは、私たちだけでなく、上田まで本を届けてくれる配送業者さん、そして、本を箱に詰めて送ってくださるお客様にとっても、幸せなことではありません。 買い取れる本を、きちんと買い取りたい。 そのために、創業以来続けてきたサービスを昨年、大きくリニューアルしました。 送料をいただき、その分、選んで詰められた本を、これまでよりも高い金額で買い取る。 そんな、新しい買取サービスに挑戦して半年以上が経ちました。 VALUE BOOKS https://www.valuebooks.jp/ 今回は、新サービスの開始から半年間の成果を、かんたんなレポート形式でご報告。 バリューブックスの通信簿、どうぞご覧く
(取材先で、慣れないヘルメットを被りぎこちなく微笑んでいるのが私です) 1万冊 突然ですが、みなさんは、これが何の数字かお分かりになるでしょうか。 実はこちら、バリューブックスが1日に古紙回収に回している本の数なのです。 バリューブックスには、毎日約2万冊の本が届きます。そして、実はそのうちの半分を買い取ることができていません。 なるべく、本を本として活かしたい。インターネットでの販売が難しい本も、差し出し方を変えればまだ読まれるものがあるはず。 その思いから、本をレスキューするプロジェクトに挑戦してきました。 送料を有料にし、その分査定額を引き上げた買取サービス、バリューブックス。 学校や保育園といった諸施設に本を寄贈する、ブックギフト。 古紙回収に回る本の数を減らすため、中古市場からつくり手への利益還元を目指すバリューブックス・エコシステム。 廃棄の前にスタッフが本を選別し、格安で本を
私たちの思い 私たちの主な事業は、インターネットを介した古本のリユースです。 買取りと、「charibon」という寄付のプログラムによって古本を集め、それを販売しています。 毎日 約3万冊を超える本が届き、それをひとつひとつ、人の手で査定していますが、 その基準はインターネット上での需要に基づいています。 必要以上の量が市場に存在して、値崩れしてしまっているものには、 残念ながら値段をつけることができません。 私たちはその、値段がつけられなかった本も、他の古本事業者への卸売や、自社・提携店舗での販売、 フリースクールや介護施設など、本を必要としている場所に届ける「Book Gift Project」を通じて、 まだ読み手がいる限り、最大限リユースしようと試みています。 リユース先がない本たち しかし、そうして可能な限りの手を尽くしても、リユースする先がない本は、 古紙としてリサイクルに回す
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