サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
アメリカ大統領選
yamanoweb.exblog.jp
パーティに出席いただいた本村先生とは喧嘩友達でもあって、下らない議論をムキになってすることが多いのだが、東大名誉教授、ローマ史の大権威というような先生とはそうなってしまうのかもしれない。数多くの世界史全書的な書籍ではかなり常識として積み上げられた世界史観のお勉強のための著書がほとんどだったのだけれど、このいかにも初等世界史的な表題の著書はかなりすごい。おお、本性を現したなというところで、「四大文明」などという考え方は日本だけのものだとか、愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶとか、世界では同じことが同時に起こるとか、なぜ人は大移動するのかというような見出しだけでも常識への力強い挑発をビシビシ感じさせる。結びではすべての歴史は現代史であると、本当の教養の意義を語っており、全面的に納得の世界史観となっている。書名でスルーしてしまってはもったいない名著です。
今回も退院が2日ずれ込んでようやく抜け出すことができた。もう一つの3大疾病の脳腫瘍も見つかった。こちらは癌に追いつくことはないだろうが、認知症を進行させる可能性がある。実際にその病識があって、花が禁止されている医療センターなのに常に部屋中に花々が咲き乱れている。それも花びらの一枚一枚が精密で、どう見ても一時的な幻覚とは思えない。手を伸ばすまでそれが間違いなく実在しており、ヴァーチャルリリティには慣れているとしても電子画とは全く違う。認知症が進めばもう経済活動も文化活動も何もできず、本当に死を待つだけのものとなってしまう。従って可能なことは可能な時期に片づけなければならない。死後処理については永沢先生に一任した。著作権は唯一の1親等となる前妻と間の娘、山野牧子が受け継ぐ。山野みどりはシルバーヴィレッジで生活することになるが、温泉行や食事介助は現在のまま継続する予定だ。橋本から近い国道16線に
SFというのはあまり既成文学に関心がないままシュールレアリスムとか、アンチロマンのような作品を数多く残してきたが、今も同じように思想、フィロソフィー、テーマ、シチュエイション、アプローチ、メタフィジック、文体、文章そのもの、言語そのものまでさまざまに画期的な改革を行っている。たとえば円城塔の作品はパラグラフにおける文章そのものは過去のものと変わらないのに、その関連性は断ち切られていて、それでいて作品全体では確かなシチュエイションが浮き出るようになっている。酉島伝法の作品では言葉そのものが全く違ったものなのに、センテンスではしっくりおさまっていて、作品そのものでそのような異言語が修飾とか寓意とかさまざまな表現性導き出している。宮内悠介の作品では全く継続性のない設定が次々と出現しながら、それぞれに関連性が理解されるとともに大きなテーマが浮き出てくる。樺山三英の作品ではテーマとして現出されるもの
昔のものはほとんど衰退していくけれど、ダービーだけはさまざまな 競馬環境が変わっても人気が高い。世界遺産に指定されても良い ほどと思う。ドイツやフランスでダービーがウニオンレネンやリュパン 賞よりも重要なレースとなったのは20世紀の中ごろだし、アメリカで ケンタッキー・ダービーが特別なレースとなったのも同じ頃で、それらに 比較すると日本の東京優駿は創設当時から最大のイヴェントだった。 ダービーのコピーレースが世界各地に数多くあり、日本ではそれらを まとめてダービーウィークとして1週間の祭典とした。これは日本競馬 の発明として特に面白いものと思う。日本ではもともと高校野球とか、 固定された集団内部での戦いとなる相撲のような選手権戦でないも のが人気を呼ぶ傾向があり、ダービーは特に日本人に向いたレース ともいえるかもしれない。
昨日は銀座で荒巻義雄、川又千秋、巽孝之先生、永田弘太郎、増田まもる、 尾山のるまなどと新しいSF活動の拠点づくりについて話し合い、名称は Soeculative Japanの書名をそのままいただくことにした。SF論争史⇒ ワールドコンのシンポジウム⇒会発足という順調な歩みを続けてきたこと になる。さしあたりはウエブを立ち上げること、南は九州の野阿さん、山田さん、 大和田さんから北は北海道の三浦さんまで仲間を募って呼びかけること。、 BBS、ブログ、それぞれが論文や作品、記事を投稿して読めるようにすること。 過去の重要な評論などをアーカイヴとして再掲していくことなどの活動が決定 した。ホームページが誕生したらお知らせします。発起準備会が終わると、 小谷真理さんも加わって久々にカラオケへ。荒巻さんなどはカラオケが始めて というが結構歌っていたし、このメンバーとしては驚異的なほど盛り上がった。
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『YamanoWeb.com ■山野浩一WORKS■』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く