東京ドーム自体が初体験だった。幸運にも招待されていた自分は、メインステージのまん前、そこからせり出す花道の付け根という席に案内される。上の方から俯瞰するような席だと勝手に思っていたから、すごく驚いたのだけど、コンサートが始まった瞬間はもっと驚いた。嵐の5人が登場したときのドーム一杯の渦巻くような歓声。みんないっせいに立ち上がる。あっという間の一体感だ。一番前にいたためか、すぐに大野くんと目が合って、笑いながら指をさされる。彼とは時々会っていろんなことを話し合ったりしている仲なのだけど、こんな大きな会場でたくさんの人々に囲まれている姿を観るのは初めてだ。もちろん、テレビやDVDなんかで観たことはあるのだけど、まさに、嵐という国民的なグループの一人としてステージに立って、歌い踊る姿を観れることはすごく貴重な時間なのだと実感。 嵐という5人組の一体感やコンビネーションの凄さは、コンサートの始めか