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ノーベル賞
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2014年冬、コミックマーケット87へ 2014年12月30日、東京ビッグサイトで開催された「コミックマーケット87(通称:コミケ87/C87)」で「バカに毛が生えたブログ」の著者FGさんがSEO初の同人誌なるものを販売した。限定40部という希少性の高い冊子であり、開催前から是が非でも入手したいと考えていた。 冬休みに入って三日目、私は暇を持て余していたこともありコミケに参戦することにした。当日朝、家を出るときに、FGさんにTwitterのDMで連絡。そのときのやりとりをキャプチャー画面でご紹介しよう(FGさんに掲載了承済み)。 東京ビッグサイトには9時45分頃に到着した。 10時の開門と同時に、一同の大きな拍手が響き渡った。なんとも異様な雰囲気を感じたが、その空気感は悪いものではなかった。 開始直後から、FGさんのTwitterでは刻々と売れ行きを示すTLが流れ始めた。「会場内に入れても
サイトに集まるアクセスを分析してみよう 従来は、ウェブサイトを一旦構築したら、コンテンツを継続的に更新するといった運用をすることもなく、特定ワードのSEO順位、アクセス数、コンバージョン数の成果だけを追っていた。特定ワードのSEO順位によってアクセスが増減し、それに伴って売上が左右されるものだから、とても不安な毎日を過ごしていた。 このような不安定な状況を打破すべく、ユーザー視点に立ったコンテンツページを継続的に制作し、自然検索からのアクセスを安定的に誘導できるサイトを目指して運営していくことに決めた。 以前の記事で、新規ページを公開したあとの評価手法をご紹介した。新しく公開したページは、SEOで上位表示されアクセスを誘導するまでにしばらく時間を要するため、「比較的短期間で効果を計りたい」という自分自身の要望に対するひとつの解法として考えだしたものだ。 しかし現実問題としては、ウェブサイト
今も重要な外部リンク調査 ウェブクルーに入社する前、私は自社サイトや競合サイトの外部リンク状況というのを事細かにチェックするのがおもな業務のひとつであった。競合サイトに対して、「いつ、どのようなリンクが、どれくらいの数張られているのか」「自社サイトにおいてもリンクを獲得できないか」といったことを延々と考えていた。当時は、作為的な外部リンクは良くないと感じながらも、SEO順位という形で如実に結果が表れてくるものだから、寝る間を惜しんで必死に調査をしたものだ。 ウェブクルーに入社し、Googleの大激震に遭遇してからはそのような過去と決別し、有料リンクや自作自演リンクなどの外部リンク施策を行わずにサイトを運営している。 このような状況下では、外部リンク調査はもう不要と思われるかもしれない。しかしそうではない。確かに、以前よりチェックする頻度は少なくなったが、いまだに外部リンクの状況調査を業務の
従来の順位計測手法から脱却するために 従来の私は、「運営サイトのSEO順位計測」といえば、いわゆるビッグワードやコンバージョンに繋がりやすい複合語だけをいくつか選りすぐって計測していた。しかしその方法では、順位計測していない他のワード群の動向がわからないという落とし穴がある。それはつまり、Googleによる運営サイトの評価がどのような状況なのかを”局所的”にしかジャッジできず、”全体的”な評価ができないことを意味する。 どんなキーワード群を順位計測の対象とすればいいのか頭を悩ませた結果、「クエリタイプ」、つまりユーザーの検索意図を把握した上で、順位計測すべきキーワードを選定すればいいということに気付いた。 Googleウェブマスターツールの「検索クエリ」を見ていたときに、自分がウォッチしているキーワード以外のワード群がサイト評価に大きく影響しているのではないかという考えに至ったのが発端だ(
特定のキーワードだけを追い続ける施策は、継続が難しい ウェブクルーでは多数のウェブサイトを運営しているが、SEOに対する考え方は十人十色である。中には「SEOといえば、ビッグワードで1ページ目上位を狙うべし!」と当然のように考えている人もいるが、特定ワードのSEO順位だけを成果として追っていくと、やりづらいことが多々出てくるのが現実だ。 そもそもSEOは、効果が表れるまでに時間がかかるという特徴がある。その上、検索エンジンの表示順位は相対的に決まるので、コンテンツ追加やHTMLソースの最適化などをいくら頑張ったとしても、必ずしも検索エンジンから評価されるとは限らない。したがって、そのような不確定要素の高い指標を設定すると現場が疲弊していくことは目に見えている。一方で、ある日突然「追うべき指標は順位ではない!」と言ったところで説得力もないため、それに替わる指標を提示する必要がある。 そこで今
はじめに サイトを運営する上では、ユーザーが求めていることや、自サイトが提供可能なコンテンツを継続的に公開していくのが望ましい。そのためには、現在行っている施策が有効にヒットしているか否かを判断する必要があるが、その「判断」を一体どのように行うべきなのか、頭を悩ませているサイトオーナーも少なくないのではないだろうか。 そこで今日は、「新規ページを追加した後、そのページが効果的に働いているか、サイト価値の向上に貢献しているか」を自身で評価する方法をご紹介したい。これは、新規ページの追加が完了した時点で満足してしまいがちだった社内の状況を見て、「ページを追加してハイ終了、では意味がない。適正な評価をするために何かいい方法はないだろうか…」と試行錯誤した末に編み出した手法である。 その後しばらく継続してみて、SEO観点での定量的評価を行う上では効果的だと感じたため、かれこれ1年以上継続して行って
はじめに サイト運営において、「titleタグ」と「descriptionメタタグ」は重要な要素であり、それぞれの内容については、ほとんどの方がすでにご存じかと思う。今さら取り上げることでもないかもしれないが、ウェブクルーでの運用方法のご紹介も含めて、簡単におさらいしてみることにした。 検索結果画面で重要な役割を果たしている titleタグとdescriptionメタタグは、検索結果画面で下図のように表示される。これらは、検索エンジンを経由したユーザーとサイトの最初の接点となるため、ページの内容などを適切に記述しておくべきである。 検索結果画面に表示される「titleタグ」と「description」 titleタグとは HTMLドキュメントの<head>内に記述される、ページのタイトルを表すタグのこと。<title>●●●</title>の●●●部分に記述する。 HTMLドキュメントの「
検索結果を読み解くことは、競合サイト分析に最適である 「事業会社でSEOを意識したサイト運営を行うには、競合サイト分析が必須である」と私は考えているのだが、皆さんはどのような方法・手順で調査をしているだろうか。 昨今では有料・無料を問わず数々の調査ツールが存在しているため、おおまかな情報であれば比較的簡単に得られる。しかし、最終的には自分自身で深堀りする必要があり、どう結論付けるべきか考えあぐねてしまう方も多いのではないかと思う。 そこで今日は、私が定期的に行っている調査方法をご紹介することにした。ざっくり言うと、「あるキーワードの検索結果に表示されているサイトの内容を実際に見て、ユーザーが知りたいことを想定しながら、検索結果を分析する」という調査方法である。ツールに頼るどころか完全に人力なので手間はかかるものの、検索結果における競合サイトの位置づけをつかむことで、自社サイトのポテンシャル
オーガニック経由の売上予測は難しい 事業会社でサイトを運営していくためには、売上予測を含めた計画を事前に立てる必要がある。しかし、SEOには不確定要素が多いため、「オーガニック経由でどれだけ売上が上がるのか」を想定するのは難しい。特に、新規でサイトを立ち上げる際は参考にできるデータがないため、取得可能なデータを活用しつつ、売上の試算を行わなければならない。 そこで今日は、私が行った試算方法をご紹介したいと思う。一定の手順を踏めば、不慣れな方でも比較的簡単に数値計算ができるため、何から手を付ければいいか迷ってしまったときには試していただきたい。 単月の売上予測を行うための4つのステップ 工程は、下記の通り4ステップである。 (1)キーワードのリスト化 (2)検索ボリュームの算出 (3)想定流入数の算出 (4)想定コンバージョン(CV)数&想定売上をシミュレーション 1. キーワードのリスト化
「このサイトのSEO、よろしく」と言われたら… あなたがもし、まったく馴染みがないサイトのSEO担当者になってしまったら、まず何をするだろうか。 私は、SEOの施策を進める上では「当該ジャンルの市場を把握することが大切」と考えている。そのため、始めに行うべきは「市場に関するリサーチ」であり、常にそこからスタートしている。そこで今回は、私が実際にそのような状況に置かれたとき、どのような対応をしているかをお伝えしたいと思う。 私が実際に行っている市場分析の方法 ウェブクルーでは、「自動車保険」「引越し」など複数ジャンルのサービスサイトを運営しているが、ここでは「引越し」を例にとり、キーワードを切り口としたリサーチ方法をご紹介する。 ■複合語分析 複合語によるユーザーニーズの把握 「引越し」をメインワードとし、 「引越し+手続き」 「引越し+見積もり」 「引越し+料金」 「引越し+地域名
最も重要なプロセスは「自社サービス分析」 事業計画の立案やサイト構築の際に必要となる「自社サービス分析」。皆さんも一度は携わったことがあるのではないだろうか。今回は、その重要性と、私がおすすめする手法をご紹介したいと思う。 なぜ重要なのか サイト構築においては、「サイトコンセプトをしっかりと打ち立て、そのコンセプトに従ってサイト成長戦略を練らなければならない」という大義名分がある。しかしながら、サイトを一気に制作することは難しいので、優先順位を考えながらフェーズを分け、開発していく必要がある。そうすれば、フェーズごとに戦略・戦術を立てたり、シナリオを構築したりすることが可能となるからだ。 つまり、「サイトコンセプトをブレないものにするため」に、自社サービス分析が重要なのである。 私がとった手法 私の場合は、まず「サイトを構築したがアクセスが増えず、売上につながらないサイトを作ってしまった」
「インデックスステータス」の仕様変更内容 日本時間3月31日、Google Webmaster Central Blogにて、Googleウェブマスターツールの「インデックスステータス(※)」の仕様変更に関する記事が公開された。 ※「インデックスステータス」とは? GoogleによってインデックスされたURL(ページ)の数についての統計情報のこと。ページが「Googleにインデックスされる」ということは、Googleのデータベースに登録されることであり、検索結果に表示される対象となることを意味する。つまり、Googleにインデックスされなければ、いくらページを公開したとしても、検索結果の対象にはならないということである。 日本では、鈴木謙一氏が運営する「海外SEOブログ」で今回変更された箇所の要点がわかりやすく解説されている。今までの「インデックスステータス」では、SSLサイト/非SSLサ
インハウスSEOを進めるための体制作り 先日、インハウスSEOを推進していく体制について紹介したばかりだが、なんだか言い足りない気がしてモヤモヤしていた。せっかくブログを書いていることだし、恥ずかしい部分や泥臭い部分を晒してナンボだ。というわけで、今回は「SEO推進のための体制作り」について紹介したいと思う。 これまでお伝えしてきた通り、当社のサイトは一度生まれ変わっている(全社を挙げたドメイン移管作業に2012年7月から着手し、同年12月に新規ドメインで再スタートを切った)。新規ドメインということは、Googleによる手動ペナルティもなければ、コンテンツの重複もない。まさにゼロからのスタートだった。「これからどのようにSEOを進めていけばいいのか…」と、散々頭を悩ませたが、一人で考えても一向に埒が明かなかった。そこで、私は動き出した。 Step1: 組織内メンバーへの協力要請 私がはじめ
Googleが検索結果画面の新デザインを正式発表! 日本時間3月14日、GoogleのJon Wiley氏によって、検索結果の新デザインの導入が正式に発表された。当社でも、検索結果の表示が変更されるケースがあることを数週間前から確認していたが、タイトル表示の不具合などが一部で見られたため、テストフェーズということで静観していた。 今日は、「今回の検索結果表示の変更を受け、インハウスSEO担当者としてどのような行動を取るべきか」をご紹介したいと思う。タイトルタグはSEOの内部対策としても重要な要素であり、慎重に対応する必要があるからだ。 対応の手順 1.現状を把握 まずは、すでに公開されている情報を参考にして状況を把握する。ここでは、アイレップ・渡辺氏のブログ記事から変更点を引用し、紹介する。 フォントサイズの変更、下線部の削除などを実施し、可読性を高めると共に検索結果画面をより洗練させた。
2011年の出来事 2011年の年の瀬、12月22日木曜日、三連休の前日。 ウェブクルーでは13期第1Qの締め会が開催され、社員たちが互いに1年間の労をねぎらっていた。しかし私は、一年間の肩の荷を降ろせずにいた。 同年7月にウェブクルーに入社した私は、SEOという武器を掲げ、社内で自分の居場所を確立すべく奔走していた。求められている任務は、もちろん「SEOによる事業貢献」である。 入社当時のSEO状況はと言えば、「自動車保険」という検索ワードでは2ページ目に表示されていたものの、「引越し」「車買取」といったビッグワードは、常に検索結果の上位にランクインしており安泰に思われていた。実は、この頃にはGoogleの魔の手が押し寄せてきていたのだが…。 第一の悲劇 あれは、忘れもしない2011年11月18日金曜日のことだった。夕方ごろ、ある女性社員が私の机の傍にそっと寄ってきて、こう囁いた。 「車
御挨拶 私は株式会社ウェブクルーのコンテンツ戦略チームという部署で、主にSEOに従事している。この度、最高司令官の命令により、 ふと思い立ち、日々の業務内容をブログで綴っていくことを決意した。 ご多聞に漏れず、当社のウェブサイトもGoogleのアルゴリズム変更の煽りを受け、2011年以降、非常に厳しい状況を強いられた。 まさに『SEO戦線異状アリ』だ。 そんな中、社の決議により、新規ドメインで1(イチ)から、いや0(ゼロ)から再スタートを切ることになった。ドメイン変更日は2012年12月4日。 新たなSEOの幕開け ここから、新たなSEOの旅が始まった。 「なんとか結果を出さなければ・・・」 旧運用ドメインから、新規ドメインへの変更作業は、想像以上に難儀を極め、全社を上げての対応となったが、12月4日予定通り、無事リリースを迎えた。 もう失敗は許されない。 私に課された唯一にして最大のミッ
株式会社ウェブクルーのインハウスSEO担当者によるブログ。2011年、Googleのアルゴリズム変更の影響を受け厳しい状況に。まさに『SEO戦線異状アリ』。Googleが推奨する方法でのSEO実務録であり、インハウスSEO担当者の正直な想い、SEO施策の内容や過程などを綴っていく【ウェブクルーSEOブログ】。御挨拶 私は株式会社ウェブクルーのコンテンツ戦略チームという部署で、主にSEOに従事している。この度、最高司令官の命令により、 ふと思い立ち、日々の業務内容をブログで綴っていくことを決意した。 ご多聞に漏れず、当社のウェブサイトもGoogleのアルゴリズム変更の煽りを受け、2011年以降、非常に厳しい状況を強いられた。 まさに『SEO戦線異状アリ』だ。 そんな中、社の決議により、新規ドメインで1(イチ)から、いや0(ゼロ)から再スタートを切ることになった。ドメイン変更日は2012年12
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