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ノーベル賞
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2000年頃に2ちゃんで盛り上がっていた爆笑文体模写のスレッドを 膨大にコピーしてましたが、その中からより抜き(?)名作を一部 アップしてみました。 正統派の名作はこちらのサイトで公開されています。 10 名前: アーサー・C・クラーク 投稿日: 2000/08/05(土) 02:44 タプロバニーでは沈んだ太陽だが、宇宙では太陽の高度に気をもまされる必要はなかった。 その太陽光に照らされた住居の一室で、グレゴール・ザムザは目を覚まそうとしていた。 惑星アパートメント---周囲に広がる緑もなく、足の下に土はない。 ただそこには闇夜につつまれた無窮の静寂のみがある。 地球の軌道をぐるりと取りかこむリングの甲殻が太陽と地球の放射熱で暖められ、 まるで寝返りをうつようにねじれる。だがこれは設計者たちの計算どおりだった。 ねじれは地球の自転にそって1日かかってリングを一周する。 ねじれた部分がふた
熊谷航氏(海洋プランニング株式会社)による発表 「東日本大震災の津波による被災状況と津波から残った神社に学ぶ」 熊谷氏は環境アセスメントなどの調査を請け負う海洋プランニング所属。3月11日当日は北上川河口で潜水作業を伴う測定機材の確認を行っており(国土交通省からの業務委託)、撤収時に震災に遭った。お住まいが福島県にあり、震災発生の翌日から、精力的に被害の調査をされている。その過程で、津波による浸水地域の境界に多くの神社を目にしたことが、TBS「報道特集」での番組企画に結びついた。 (1)各地の被災状況 福島県南相馬市、相馬市、宮城県石巻市大川、雄勝、女川、南三陸町、陸前高田市、釜石市、宮古市など沿岸各地の津波被災状況を写真と共に紹介。 東北一円の海底が津波時の乱流でえぐられ海底地形そのものが変わってしまっている、干拓地や干潟が海に戻ってしまっている、火力発電所に停泊していた石炭船や重油のタ
今回参加したのは、11月24〜25日に催行された、神社本庁伝統文化セミナー「自然災害と復興 ─先人の叡智に学ぶ─2」。東北大震災での津波被害と神社との関係を考えるためのセミナーで、24日は被災地の神社を見学、翌25日にはシンポジウムが催された。 ■被災地の神社 津波被災地である宮城県石巻市の鹿島御児(かしまみこ)神社、零羊崎(ひつじさき)神社に参拝、見学。 鹿島御児神社 山頂から正面に旧北上川河口〜太平洋を望む。 標高56.4mの日和山山上にある式内社(927年に編纂された延喜式神明帳に名が記される、平安に遡る神社。2861社ある)、鹿島御児神社からの眺め。旧北上川の西岸にあり、古今書院『津波詳細地図』で見ると、山を残して四方が浸水、甚大な被害を蒙った。 眼下には浸水地域が広がる。 零羊崎神社 標高250mの牧山山上にある式内社。山内に石切場があるなど、地盤は非常にしっかりしており、揺れも
当日は3人のプロの漫画家の方が会場に張りつき、会場レポート、黒猫野尻先生の講義まとめなどのテーマで、作品を描いてくださいました。公式サイト公開時まで待てない(コミッティーが)ので、取り急ぎ仮設ブログでご覧いただきます。また他作品も今後順次アップしていく予定です。 ※画面はクリックで拡大します。 本作品はクリエイティブ・コモンズでの公開です。
6月11日のガイガーカウンターミーティングは、大勢の方にご参加いただき、ありがとうございました。 当面、記録類はこちらにブログ形式でアップして行きますが、後日情報を集約した公式サイトを公開する予定です。公開時にはTwitter等で告知させていただきます。 【記録】 ■動画 当日の講演、鼎談について、USTのアーカイブは以下でご覧いただけます。 ①12:00〜 測定の実際 + ②14:00〜 講習「GCでのなるべく良い測り方講座 →前編 →後編 ③16:00〜 鼎談 菊池誠×野尻美保子×野尻抱介 ④18:00〜 草の根プロジェクトのプレゼンテーション ※USTのみで中継。 ■当日の記録(暫定) KEKから持ち込みの機材の一部。リストも入ってます。 東大・早野研究室からお借りした鉛ブロック。1個約10キロで300キロ分! 測定デモの準備中。右から岩瀬広(KEK)、野尻美保子(KEK)、菊池誠(
【趣旨】八谷和彦 ガイガーカウンターをお持ちの方、また持ってないけど身近の放射線量を知りたいとお考えの方のためのイベントです。 「できるだけ良い測り方をみんなで知ろうぜ!」が目的です。素人でも放射線を測るのは意味がある、と僕は思っているのですが、どうせならなるべく正しい測り方をすべきだし、ガイガーカウンターは誤差が生じやすいのでその限界も多くの人が知っておいたほうがいいと思うのです。 だから、持ってない人の参加も歓迎します。特に保育園や公園、学校の線量が気になるお母さん、お父さんとか。興味のある人はぜひご参加ください。 【会場】 3331 アーツ千代田 〒101-0021 東京都千代田区外神田6丁目11-14 地下1階:ATFオープンスペース(展示)、B104(講演) 【内容】 ■講演部屋(B104 12:00〜20:00) ①12:00〜 測定の実際 いろんな機種によるさまざまな線源の計
当日は3人のプロの漫画家の方が会場に張りつき、会場レポート、黒猫野尻先生の講義まとめなどのテーマで、作品を描いてくださいました。公式サイト公開時まで待てない(コミッティーが)ので、取り急ぎ仮設ブログでご覧いただきます。また他作品も今後順次アップしていく予定です。 ※画面はクリックで拡大します。 本作品はクリエイティブ・コモンズでの公開です。 6月11日のガイガーカウンターミーティングは、大勢の方にご参加いただき、ありがとうございました。 当面、記録類はこちらにブログ形式でアップして行きますが、後日情報を集約した公式サイトを公開する予定です。公開時にはTwitter等で告知させていただきます。 【記録】 ■動画 当日の講演、鼎談について、USTのアーカイブは以下でご覧いただけます。 ①12:00〜 測定の実際 + ②14:00〜 講習「GCでのなるべく良い測り方講座 →前編 →後編 ③16:
3月17日(木)の昼、Twitterに以下のような投稿をした。大規模な計画停電を回避するため、首都圏各所でいっそうの節電に努めていた頃だ。 こういう時、電子書籍では役に立たないので(電源ないんじゃさ…)、非常用持ち出し袋にどの本を入れるか検討ちう。机上の「無人島の1冊」より遙かに切実だ。その1冊に命/魂を救ってもらわなきゃならないんだから。皆さん、なにを持っていきますか? 以前、雑誌の読書特集などで「無人島に1冊持っていくとしたら」的な、あなたの1冊、というお題のアンケート記事をよく見かけた。さすがに企画として手垢がつきすぎたせいか、最近はあまり見なくなったが、現在のこの切迫した時期、自分も含めて本を読む者、書く者にとって、これほど切実な問いはないだろうと思ったからだ。 平日昼間だったにもかかわらず、瞬く間に40人近い方からリプライをいただいた。ブログでまとめてご紹介、と予告したので、第1
お控えなすって、じゃなくて、引かないで。どこぞのご一家の出入りでも親分衆の集まりでもございません。こちら上野は東京国立博物館の一室。長く暗い廊下を通り、何の表札もかかっていない木製のドアを押し開けると、1937年の竣工以来そのままなのではと思わせる、古色蒼然としたたたずまいの空間が現れる。東博だけでおよそ1000振所蔵されている刀剣のメンテナンスをするため、この部屋へ月2回通ってくるのが、研ぎ師の小野博さんと、鞘師の森井敦央さんだ。 博物館や美術館というと、文化財の展示をする場所、と思いがち。しかし「公開」は博物館の持つ機能のごく一部でしかない。展示作品の何百、何千倍の規模で保管庫に眠る所蔵品を、次の世代へ無事に引き継いでいくための「保存」と「修復」に、莫大なエネルギーが注がれているのである。 絵画、彫刻、工芸、建築のいずれにしても、経過した時間なりの劣化や損傷は、ある程度なら「古色」「手
知人の激働女性たちからモーレツな「詳しく教えろ」プレッシャーを感じるので、さっくり川井鍼灸院レポをアップしておきます。 村上隆さんのツイートを読んでいる方はご存知の通り、村上さんが頼りにする〝ゴッドハンド鍼灸師〟が六本木で開業されていると知り、ちょうど締切ラッシュが一段落したこともあって、連絡を取ってみました。 普段ツイッターで体の不調のことは書きませんが、この場合は書かないと具体性に欠けるのでちょっとだけ。 腰痛は書き仕事をする人間の職業病のようなものですが、私の場合は高校時代にぎっくり腰を発症して以来の付き合い。ぎっくり腰もクセになると言い、気をつけていても数年に一度は「やっちゃった」ということに。今年前半にも軽めのぎっくり腰を再発、地獄のように忙しいタイミングだったので、1回だけ近所の整形外科へ行って痛み止めの注射で散らしてその場をしのぎ、あとは騙し騙しで11月までしのいできたわけで
自分探しについては、敬愛する橋本治さんと内田樹さんが言い尽くしているので、その引用を。 「クロートというのは『技術』によって成り立っていて、その『技術』とは仮面のようなものである。 (…)クロートというのものは、自分の技術で『自分』を覆い隠してしまう。だから、クロートには『自分』がない。有能な技術者が家に帰ったら『無能なお父さん』になってしまうことがあるのもそのためで、有能なクロートの専業主婦が、ときどき『私の人生ってなんだったの?』と悩んでしまうのもそのためである。 しかし、それでいいのである。クロートにとって『自分』とは、『自分の技術』という樹木を育てる土壌のようなもので、土壌はそれ自体『自分』ではないのである。一本の樹木しかないことが寂しかったら、その土壌からもう一本の樹木を育てればいいのである。それを可能にするのが『自分』という土壌で、土壌は、そこから芽を出して枝を広げる樹木ではな
いつかはゲンジ。高尾山を歩くおじいちゃんでさえヒマラヤに憧れるように、古典文学の大山脈『源氏物語』に挑みながら道半ばで倒れた遭難者たちで源氏連峰54座の登山道は死屍累々。でもそれはもしかすると、登山ルートの選び方が悪かったり、装備が不足していたせいかもしれません。南西壁厳冬期無酸素単独登頂からヘリコプターの遊覧飛行まで、「源氏連峰」には各種ルートが設定されています。だから自分のレベルとスタイルを把握した上でルート選択しておけば、まず遭難の心配はなし。ついに頂きに立ったとき、そこから見える眺めはめくるめく王朝ハーレクインロマンスか、ツンデレ美男の食い逃げ女性遍歴か。「絶対に遭難しない『源氏物語』ガイド」がご案内します。 日本に古典文学は数あれど、なにかひとつ、ということになれば、やはり真っ先に指を屈されるのは『源氏物語』ということになる。いわば「ザ・キング・オブ・クラシックス」なのだが、ご存
昨日に続いて、SPBSの編集ワークショップで話したことの「補講」を。 Twitterでも書いた「話し言葉と書き言葉のあいだ」について。 ライターが作る原稿にはさまざまな種類がある。三人称を使った客観的な記事、インタビューをまとめた記事、対談や座談会……。必要とされる技術はそれぞれだが、取材対象の一人称によるインタビュー記事や対談をまとめる際に意識しているのは、話し言葉と書き言葉の中間を狙う、ということ。 時に取材を受ける条件として、「橋本麻里が書くこと」を提示して下さる方がいる。あるいは編集者の方から、「○○さんの取材なので、橋本さんにお願いしたい」という依頼をいただくこともある。そこまで信頼していただけるのは、ライター冥利に尽きるというものだが、これは取材対象と私が個人的に親密だという理由からではない。 何人かの方には、校正時にほとんど訂正をもらうことがない。そうなるように書いているつも
9月26日、SPBSでの編集ワークショップに、ゲスト講師としてお招きいただいた。 編集者であれライターであれ、基本的には「ギャラをもらって仕事する」以上に切実なトレーニングはないと思っているのだが(お金は「払う」より「もらう」方が、遙かに巨大な圧力や自覚として能力の向上に作用する)、一部の技術については伝えられることもあるので、お引き受けした次第。 そこでお話ししたことのひとつが「依頼状の書き方」である。仕事柄、依頼状をいただく機会は少なからずあり、依頼状を書く機会は倍して多い。実は雑誌の記事の執筆においては、ベストな依頼状が書けたら、その仕事は半分クリアしたも同然なのだ。 ただし「みんなが知ってそうな有名人」のリストを作って上から順に依頼状を送りつけていき、運良く引き受けてくれた人に取材するような記事の場合には、以下の内容は一切当てはまらないので、ご注意を。 ある媒体の、ひとつの特集の中
手刳箱唐草(てぐりばこからくさ) 220,000円 しばらくブログを放置していたので、なにか「大作」を書かねば再開できないような気がしていたのだが(笑)、なこと言ってたら開店休業のまま春が来てしまいそうなので、最近取材が続く漆の話、アゲイン。 『Casa BRUTUS』で連載している、「ニッポンの老舗デザイン」も回を重ねること16回。4月号(3月10日発売)で17回目を迎える。ベタベタの「伝統」ではなく、日本の、あるいはそれが作られた地域のローカリティと、普遍性とが両立している製品ばかりを選んできたつもりだ。道明の帯締、十三やの櫛、唐長の唐紙。清課堂の錫器の回は出色で、日本的…とも見えるし、北欧デザインと言われれば「そうかも」と思える、いいページを作ることができた。またちょっと変わったところでは三保谷硝子も紹介している。素材の開発も立派な「デザイン」行為だから。 とはいえ、伝統工芸のオール
サッカーマンガにおける『キャプテン翼』、料理マンガにおける『美味しんぼ』、ワインマンガにおける『ソムリエ』など、巷間のブーム、ハヤリものの火付け役を担ったマンガは少なくない。 しかし90年代後半から爆発的に盛り上がることもなくダラダラ続く骨董ブームに関して言えば、骨董版「のど自慢」であるところの某鑑定番組に負う部分が大きいだろう。しかしこれがどうも素人くさいというか、骨董=我が家のお宝でイッパツ当ててやる的田舎のオッサン系ギラギラ感がみなぎり過ぎて、世間一般の「骨董趣味」に対するイメージを損なっているような気がするのだ。 いや、別に骨董ブームが盛り上がってほしいわけではない。表参道ヒルズに行列している人々が、きびすを返して日本橋のあたりに詰めかけるなんて、悪夢も同然。でも某鑑定番組のごとき、ミソもクソも、秘宝館も美術館も一緒くたイメージは払拭していただけるとありがたい。そこでマンガ好き、古
蛇の目(草色/男持ち) まず最初にお断りしておくが、この和傘は電話やインターネットでは「お取り寄せ」できない。石川県金沢市にある店まで足を運び、店主である職人に相対して、自分の望む仕様を伝えて完成を待つか、その時在庫であるものを購入するか、である。 別にお高くとまっているわけではなく、商品の性質上、また80歳をとうに過ぎた職人が独り守る店では、そうでなければ対応できないのだ。だが実際ものを目にすれば、この店の和傘がそれだけの手間と時間、価格に十分見合うものだとおわかりいただけるはずだ。 黒輪(菖蒲色/男持ち/35,000円) 和紙を透過する光と色を操り、構造となる竹の骨にさえ意匠を凝らし、円形のフォーマットの中でグラフィックの冴えを見せつける。笠(柄がない庶民の生活用具)で足りるところを敢えて「傘」の贅沢をする江戸の町人文化として、傘のデザインは花開いた。江戸、京都、大阪、岐阜へと広がった
画像1 画像2 画像3 画像4 画像5 画像6 画像7 画像8 画像9 画像10 画像11 画像12 画像13 画像14 画像15 画像16 画像17 定員に達したため、受付を締め切りました。 東日本大震災から1年以上が経ちましたが、余震は続き、四連動地震の可能性や原発近傍の活断層の存在も取り沙汰されています。 日々地震を体感するうちに、震源が遠くか近くか、震度はどの程度か、それなりにわかるようになってきたものの、地震が起こるメカニズムや「南海トラフ」「長周期地震動」などの用語、「◯年以内に発生する確率◯%」のホントの意味など、地震についてはっきり理解できていないことはまだまだあります。 日本列島の上に住み続ける限り地震は避けられません。NHKの「MEGA QUAKE」を見て自習するのもいいけれど、せっかくだから第一線の研究者に初歩からあれこれ訊いてみよう、というのが今回のサイエンスカフェ
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