ある、寒い日の朝のことでした。当時の季節は3月。とはいえ冬の寒さはまだまだ健在で、コートが手放せないような、そんな気温です。 いつものように会社に出勤した私は、朝の気だるさを絶ち切ろうと、また冷えた身体を温めようと、ホットコーヒーでも飲もうかと思い立ちました。 そこで、給湯室にある自販機でワンダモーニングショットを買おうと、ボタンを押したのです。 するとどうでしょう。なんと、別の段にあるドデカミンストロングが出てきたではありませんか。 この寒い日に冷たい、しかもドデカミンという、「コーヒー」からかけ離れた商品の登場に大変驚かされました。共通点なんてカフェインぐらいなものです。 1回目は「間違えて押したかな。」などと思っていたのですが、その後も続くドデカミンストロングに、これは自販機側に問題があると確信しました。 この自販機、いつからここに存在しているのかはわかりませんが、なかなか古いものと