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このたび、転職することになりました。 ニューズウォッチのみなさん、 検索メイニアック!を読んでくださったみなさん、 二年間、本当にどうもありがとうございました。 Farewellではなく、Goodbyeで このブログを終了したいと思います。 Goodbye.
FIT 2008で発表したコトバノウチュウに関する論文第一弾 「クリックスルーに基づく探検型検索サイトの設計と開発」 が船井ベストペーパー賞を受賞した。 「銀メダル以上確定」の通知は事前に受け取っていたのだが、 昨日(9/2)FIT 2008論文賞セッションにて選考委員の先生方の前で発表を 行ったところ、その直後の選考会で金メダル論文に選んでいただいたらしい。 まずは査読・推薦・選定してくださった方々に感謝。 論文pdf 発表スライドpdf FIT 2005では銀メダルだったので雪辱。 また、これまでの受賞は全て情報検索評価指標に関するものだったので、 実際に世の中に出て動いているシステムに関して受賞できたのは嬉しい。 これは同僚の努力のおかげである。 (同僚に気を遣っているわけではなく、事実。) 今日(9/3)は午前中の一般セッションにてもう一度同じ発表を行った。
久々に研究ネタ。 最近、情報検索の分野ではexploratory searchという用語をよく聞く。 2006年にはCommunications of the ACMで特集が組まれているし、 国際会議ACM SIGCHI 2007ではExploratory Search and HCI: Designing and Evaluating Interface to Support Exploratory Search Interaction というワークショップが開催された。 HCIはHuman-Computer Interactionのこと。 Exploratory searchというのは絵にするとこんな感じだろう。 弊社のワンページ検索βで「つながルート」を辿って辿って再検索するのもexploratory searchの一種。 このように偶然の発見が得られる検索をsere
情報検索入門シリーズ。 意外なことに、現時点では日本語版Wikipediaにrelevance feedback(レレバンス・フィードバック、適合性フィードバック)のエントリは存在しないようである。 私自身はWikipediaの執筆に参加したこともないし今のところする予定もないが、relevance feedbackについて言及せずに検索技術を語ることは不可能なので、簡単に紹介しておく。 以下、私が人工知能学会誌Vol.13 No.1 (1998年)に書いた用語解説「レレバンスフィードバック」からの引用である。 レレバンスフィードバックとは,一言でいうと,とりあえず検索を行ってみて結果をユーザに評価してもらい,この評価情報を利用して検索式を修正する処理のことである. 修正をうまく行って再検索をすれば,よりユーザの要求に近い検索結果が得られるはずである. さらに,この検索,評価,修
国立情報学研究所で、Dublin City Universityのlifelogに関する取り組みについて聴講してきた。 発表者のCathal(tを発音せずにカホルという。Irish名。) Gurrinは私の友達の友達で、初対面だった。 Cathalは、夜寝ている間以外は常に、首からSenseCamというMicrosoft製カメラをぶら下げ、 さらにGPSを携帯している。これをやり初めて一年半近くたつという。 SenseCamは自動的に一日約3千枚もの写真をとりまくるので、 自分がいつどこで何をしていたかが全て画像として残る。 今のところ、音声情報は記録しないvisual lifeloggingである。ブログの発展系とも言える。 私もディジタルカメラとGPSを海外出張にもっていって、 あとで技術スタッフN氏に写真と地図をマッシュアップしてもらった経験はある。 GPSの性能には不
FIT 2008で発表したコトバノウチュウに関する論文第一弾 「クリックスルーに基づく探検型検索サイトの設計と開発」 が船井ベストペーパー賞を受賞した。 「銀メダル以上確定」の通知は事前に受け取っていたのだが、 昨日(9/2)FIT 2008論文賞セッションにて選考委員の先生方の前で発表を 行ったところ、その直後の選考会で金メダル論文に選んでいただいたらしい。 まずは査読・推薦・選定してくださった方々に感謝。 論文pdf 発表スライドpdf 続きを読む "コトバノウチュウに関する論文第一弾が金メダル獲得" »
情報検索の研究者・酒井哲也が奏でる、研究とビジネスと私生活のハーモニー。(不協和音?) 昨日の「情報検索」セッションの聴衆は25人弱で、主に学生さんだった。 私の発表のときは、大阪教育大の佐藤先生と、座長で慶応大の原田先生が質問をくださった。 (佐藤先生からは評価指標間の差について、原田先生からは不完全データ間の包含関係について。) 他の発表者はおそらく全員学生さん。セッション全体を通して、学生さんから質問が1件も出なかった。 欧米なら、学生であろうがなかろうが、しょうもない質問でもなんでもがんがん飛び交うものだが。 日本の学生さんも、せっかく聴講に来ているのだから、 お地蔵さんのように押し黙っておらず何かしら反応したらどうかと思うのだが。 そう思って、自分が座長を務めた「データ探索・情報検索」セッションでは学生さんの質問を奨励してみた。 しかしそれでも実際に質問してくれた学
男子400mリレー、アジア新記録どうもおめでとうございます。 それにしても、レース直前のTBSのコメンテイター(?)の台詞には衝撃を受けた。 「アメリカなり、バトンのヘタクソなチームがミスしていただけると有難いなと思います」 スポーツなのだから、そういうことを全国ネットで言わないように。 皆の心の中で強く念じるだけにしましょう。へんな敬語もやめましょう。 来週(9/5)はFIT 2007の「情報検索」セッションで学会発表。 同日「データ探索・情報検索」セッションの座長も務める。 http://www.ipsj.or.jp/10jigyo/fit/fit2007/fit2007program/html/program/d_index.html ということで急いで発表資料を作成した。内容はこの間のSIGIR論文の続編。 ここでもちらっと述べたが、 SIGIR論文が「なるべくた
情報検索入門シリーズ。 情報検索の研究をやっている人で、MAPと聞いて地図を思い浮かべるひとはあまりいないだろう。 検索メイニアックにとってMAPとは、現在最も広く使われている情報検索評価指標、Mean Average Precisionを意味する。 再現率と精度のトレードオフについては再現率と精度のエントリおよびhobokingさんへのお返事で述べた。 Average Precisionは再現率と精度を統合した評価指標で、順位つき検索結果の評価に適している。 (ところで最近、検索結果の順位を明示しない検索エンジンがあるが、 個人的には潔く順位くらいは示してくれたほうが使い勝手がいいと思う。) 検索結果の上位から順番に、文書(例えばwebページ)が正解であるかそうでないか調べていく。 そして、正解を見つけるたびに精度を計算する。 例えば、1位が不正解、2位が正解である場合、2
情報検索入門シリーズ。 検索のための文書のスコア付け手法として最も基本的なtf-idfの、 idf(inverse document frequency)の部分の考案者がKaren Sparck Jonesであることについては 以前述べた。ではtf(term frequency)の考案者は? 答えはベクトル空間モデルの発明者Gerard Salton、ではなくて、H.P. Luhnだろう。 ちょうど半世紀前に書かれた文献[1]にこんな文が出てくる。 There is also the probability that the more frequently a notion and combination of notions occur, the more importance the author attaches to them as reflecting the essen
国際論文誌Information Retrievalの編集委員を務めることになった。 来週Amsterdamで開催されるACM SIGIRの会期中、火曜日のランチタイムに編集委員会が開催されるので初参加する。 Information RetrievalのCall for Papers最新版。 NewsWatch, Inc.の名前がちゃんと入っている。 情報検索関連の代表的な国際論文誌と言えば、 ACM TOIS (Transactions on Information Systems) IPM (Information Processing and Management) JASIST (Journal of the American Society for Information Science and Technology) そしてInformation Retrieval
情報処理学会の会誌(「情報処理」) に 平成18年度論文賞の受賞にあたって執筆した記事が掲載された。 筆がすべって、フレッシュアイと検索メイニアック!の宣伝まで書いてしまった。 情報処理学会の著作権に関する規定を読んでみると、 自分で書いた論文や記事の「個人または所属Webサイトでの公開」は自由らしいので、 ここに載せておく。 酒井哲也: Q, Rの次はO, そしてP..., 情報処理 Vol.48, No.7 (2007) ついでに、MAPのエントリで紹介した 酒井哲也: よりよい検索システム実現のために:正解の良し悪しを考慮した情報検索評価の動向, 情報処理 Vol.47 No.2 (2006) と、AIRSのエントリで紹介した 酒井哲也: The Atmosphere of AIRS: 情報検索の新しい国際会議の紹介, 情報処理 Vol.46 No.2 (2
職業柄、Web検索エンジンのクエリログ(入力された検索キーワードの履歴)の分析をやってみたいと思っている。 昨日偶然見つけたのが、米ユタ州の政府系Webポータルのクエリログを調べた下記の文献。怖い。 Chau, M., Fang, X. and Sheng, O. R. L.: What Are People Searching on Government Web Sites? Communications of the ACM, Volume 50, Number 4, April 2007, pp.87-92. クエリログから、以下のような物騒なクエリが見つかったというのだ。 radioactive waste storage (放射性廃棄物貯蔵庫) nuclear waste transportation route map (核廃棄物輸送ルート地図) 他にも、 nucle
情報検索入門シリーズ。 "Maniac"という英単語は、あえてカタカナで書くならマニアックではなくメイニアックである。 そういうわけでこのブログのタイトルは「検索メイニアック」である。 さて、マニアックとメイニアックはどちらが一般的に使われる語だろうか? 「マニアック」のウェブ検索結果 「メイニアック」のウェブ検索結果 ということでマニアックの「ヒット数」のほうが圧倒的に多い。 この「ヒット数」のことを文書頻度(document frequency)という。略してdf。 「メイニアック」のようにdfの低い語のほうが、一般にはクエリターム(検索キーワード)として有用である。 つまり欲しい文書(個々の検索対象。例えば単一のウェブページ)を特定するのにより役立つ。 例えば、「検索」と「メイニアック」という2つのクエリタームで検索を行いたい場合、 「検索」のウェブ検索結果 を見
お探しのページが見つかりません(404 Not found) フレッシュアイをご利用いただき、ありがとうございます。 お客様がアクセスしようとしたページ(URL)またはサービスは見つかりませんでした。 トップページに移動して必要な情報をお探し下さい。 10秒後にトップページに移動します。 移動しない場合は、お手数ですが下記URLをクリックしてください。 http://www.fresheye.com/
[ゴーログ]麻生内閣:日本は封建国家なのか? 木村剛 Blog 03日 “グーグルは俺たちを堕落させる?"-ある記事が米国社会に与えたインパクト メディアサボール 03日 09時53分 "かつては長い物語小説や、議論の紆余曲折を楽しんだりしたもんだ。散文小説に何時間も没頭するなんて事もザラだった。 猛犬・小沢一郎に睨まれた麻生太郎首相は、自民党下野の恐怖に怯えるスピッツか? 板垣英憲 Blog 02日 [ゴーログ]麻生内閣:政治家は顔が命? 木村剛 Blog 02日 猛犬・小沢一郎に睨まれた麻生太郎首相は、自民党下野の恐怖に怯えるスピッツか? 板垣英憲 Blog 02日 20時50分 もっと見る 「ネットブック」安い理由はパーツコストと開発費 ネタフル 03日 「笠原一輝のユビキタス情報局」に「ネットブックが、あんなに安い理由」というコラムがありました。 「iPhone 2.2」A
フレッシュアイ オピニオンでは、 市民記者の方々、著名人の方々が投稿した記事を政治、経済、社会、国際、環境、エンタメ、スポーツ、IT、サイエンスのクリップに自動分類して掲載しているサイトです。横手市のりんご 村岡敏英 Blog 25日 17時08分 写真ブームを象徴するような絶滅危惧種アカササゲの発見 大西 宏のマーケティング・エッセンス 25日 11時37分 環境省が絶滅危惧種の最上級に指定しているアカササゲが、豊後高田市の市議でアマチュアカメラマン大石さんによって大規模に群生しているところが発見されたと言います。 [ゴーログ]地域金融機関の問題に留意せよ! 木村剛 Blog 25日 新書を読んでちょっと考えたこと 社長ブログ@freshEYE 24日 02時11分 9/24日 麻生新内閣発足 政策職人・池田健三郎「今日のひとこと」 24日 何はともあれ、日本は麻生新内閣の発足となり
オピニオンとは? 市民記者の方々、著名人の方々が投稿した記事をお届けするサービスです。オピニオンでは、様々なジャンルの市民記者による記事を、オピニオンスタッフお勧めの記事で構成される「セレクション」と、より身近な情報で構成される「市民メディア」の2つの構成でお届けします。 ※市民記者とは 新聞社などの媒体社に勤務せず、独自の視点で取材して記事を発表する人々のことです。
同級生に励まされました! 村岡敏英 Blog 12日 17時20分 米国の自動車産業は生き残れるのだろうか 大西 宏のマーケティング・エッセンス 12日 09時20分 GMとクライスラーが合併の予備交渉に入ったということですが、最悪の組み合わせです。 [フィナンシャル ジャパン] 一時的要因とは言い切れず 木村剛 Blog 12日 【今日の一枚】秋の夕暮れ 大西 宏のマーケティング・エッセンス 11日 22時53分 久しぶりに写真をアップします。夕暮れになると風も涼しく、どこからか虫の音が聞こえてきます。 横手やきそば四天王決定戦 村岡敏英 Blog 11日 17時34分 もっと見る 投資家としていま、一番必要なこと!!! ズバリの神様 12日 ********************************************************** ほとけの投資家: 先週は
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