つい先日、英国ジャガーやランドローバーをフォードから買い取ったインドの大手メーカー"タタ自動車"は、電気でもなく圧縮空気で動くという通称エアーカーの販売を始めるようだ。 ワンキャット(OneCAT)と名付けられたこのエアーカーは、フランス・ベンチャー企業MDIが基本開発したもので、同社オフィシャルサイトによるとファイバーグラス製のボディで3人乗りの“ベース”、3〜6人乗りの“ノーマル”が用意される。ボディサイズは、両モデルとも全長×全幅×全高:3.4×1.65×1.7mで、それぞれ重量は320、380kg、発生馬力こそ15、22馬力となっているが、最高速度は時速90、110km。 シャシー内にカーボン製のタンクを搭載しており、たった3分で圧縮空気の補充が完了。圧縮空気だけで4時間の走行が可能、さらにガソリンエンジンコンプレッサーを搭載・、液体燃料を使用できるバーナーで空気を暖めれば