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www.design-lab.iis.u-tokyo.ac.jp
山中研究室は、2008年に慶應義塾大学SFCで始まり、2013年からはここ、東京大学生産技術研究所で活動してきました。 さまざまな研究を進めてきましたが、東京大学教授の退職に伴い、2022年が最終年度となりました。一般的には最終講義で締めくくりますが、 山中俊治と山中研究室は最後も展示を行います。 本展では、いつも研究の始まりにあった山中のスケッチの原画と、それらに導かれた多くのプロトタイプが並びます。 同時に展示するのは、卒業生たちの現在の活動です。幅広い分野に飛び立った彼ら彼女らは、いま多様なクリエイションの現場にいます。 先端技術に形を与えたスケッチ、未知なる価値を体験できるプロトタイプ、そしてこれからの時代を生きる卒業生たちの活動。 それらすべてを、未来を描くための「原画」と位置付けます。 科学と芸術の狭間で、人とテクノロジーの節点を考え続けた、山中研究室の15年間。 私たちの未来
新しい技術との出会いは、時として、 私たちの心に不安を生じさせます。 未知のものが目の前に現れた時の、 あるいは私たちの振る舞いに反応した時に生じる、 おどろき、とまどい、少しの恐怖と ワクワクが入り混じった感覚。 山中研究室の作品は、そうした違和感を恐れず、 まだ知らない未知の感覚や感触、 あるいは心のより深くに刺さる感覚を 具現化しようと試みてきました。 それは私たちにとっても人の感覚のちょうど良いところから 心地良さや安心を作り出す、 日用のデザインとは 大きく異なる創作態度であり、挑戦です。 「ぞわぞわ」は、そうした活動の中で 何かが得られそうになった時に、 私たちが自然に使う言葉の一つでした。 今回の展示は、私たちが作ったものと、 みなさんの出会いがテーマです。 みなさん自身のぞわぞわを探してみてください。
私たちの身の回りのモノの多くは、動きます。 その動きは誰かがデザインしています。 最も心を配る作業は、動きの調整です。 動き始めるタイミング、動きの速さや大きさ、応答時間、 あるいは動き出しのなめらかさや、止まる瞬間のゆらぎ。 美しい動き、自然なふるまいを求めて、 デザイナーたちは様々な要素を調整してゆきます。 今回の山中研究室のプロトタイプ展示も、全てが動きます。 そこに、小さなダイヤルを設置しました。 動きを見るだけでなく、動きをうごかす。 ぜひあなたも調整に参加してみてください。
「MAKING MAKE - プロトタイプの制作絵巻」第二期展示公開決定! 7/13(水)-7/16(土)までの期間限定公開です。お見逃しなく! 私たち山中研究室は、 技術と人の出会いをテーマにして 様々なプロトタイプを作ってきました。 本展ではその作り方を明らかにします。 会場には7つの物語。 描き散らされたアイデアスケッチ 手探りの試作、失敗作の数々… なんとかたどり着いた現在地、 そして未来。 そんなストーリーを 追体験してみてください。
2008年、北京パラリンピック。テレビに流れた映像で、義足で疾走する選手に出会いました。 人と人工物の類まれなる関わりに、究極の機能美を見出したのはそのとき。 山中俊治と研究室の学生、スタッフが一丸となり、義肢装具士や義足メーカ、選手たちと共に、 7年間に渡り取り組んできた「美しい義足プロジェクト」の始まりです。 義肢はこれまで、失われた四肢の代替物として、健常者の身体に近づけることこそが理想とされてきました。 しかし義足アスリートたちの駆け抜ける姿は、失われたその場所こそが、 新たな可能性であると気付かせてくれます。 この展示では、これまで制作してきた義足を一堂に会すと共に、 新しく動き出した、先端技術を駆使したプロジェクトの紹介を行います。 美しい義足プロジェクトの第二章開幕として、ご覧いただければ幸いです。 2008年、北京パラリンピック。テレビに流れた映像で、義足で疾走する選手に出
2013年に東京大学生産技術研究所に開設された、 デザイン・エンジニアリングを専門とする"Prototyping & Design Lab."(山中研究室)は、 2年間で様々なプロトタイプを制作してきました。 研究室に隣接するギャラリーでは、昨年二つの展示を開催しましたが、 今回は今年度取り組んだ全てのテーマの制作物を展示いたします。 第一回目となる山中研究室プロトタイプ展のテーマは「PLAYFUL」。 科学技術はいまだに、難しい勉強の延長線上と思われがちですが、 そこにはいつも自由な発想と大人の遊び心が満ちています。 視点を変え、物語を与え、形を見つけたとき、先端研究はわたしたちの未来の一部になるでしょう。 今回お見せするのは、3Dプリンティングなどの新しい製造技術分野の可能性にも挑戦したロボットやおもちゃ、 新作のアスリート用義足、共に学んでいる慶應SFCの学生の卒業制作など。 新しい
Copyright © 2013- Prototyping & Design Laboratory All Rights Reserved News 230401 : 2023年4月1日付で山中が東京大学総長より特別教授の称号を授与されました。
東京大学の先端研究をデザインし展示する企画、「Research Portrait」をこのたび始動いたします。 01のテーマはチタンと3Dプリンティング(AM: アディティブ・マニュファクチャリング)。「強く、軽く、錆びない」といわれ、高級なイメージのあるチタン。どのような形でも自在に作れるかのようにいわれる3Dプリンティング。どちらも現在、とても注目度の高い「マテリアル」ですが、いまの技術の限界から、まだまだ人々には少し遠い存在です。そして、その性質や性能について、正しく理解されているとは言い難くもあります。 わたしたちの生活は、技術の進歩により変わっていきます。チタンの精錬技術が向上したとき、また、3Dプリンティングの製造技術が発展したとき、デザイナーたちは、エンジニアたちは、どのようなプロダクトを生み出せるでしょうか。 今回の展示では、チタン製家具や3Dプリンティングによる電動義手やロ
ロボットをはじめとする自律的な人工物に対し、人はときに「生きているみたい」という感覚を抱きます。 わたしたちは生命や知性の存在を人々に訴えかける人工物を”Bio-likeness”と命名し、プロトタイプの制作を行ってきました。 近い未来、人と人工物がより親密にコミュニケーションをとるための基礎となることを信じ、設計手法の確立を目指して研究を続けています。 本展は、2007年から現在までに制作された、Bio-likenessに関連する代表的なプロトタイプを一堂に会してデモンストレーションを行う初めての試みです。 まぎれもない人工物である機械たちの、生命の片鱗に触れていただければ幸いです。
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