維新、党勢立て直しに苦慮 「失点」続き、衆院選へ不安 時事通信 編集局2024年08月13日07時05分配信 改正政治資金規正法を巡る対応について発言する日本維新の会の馬場伸幸代表(左)=6月26日、国会内 日本維新の会が党勢の立て直しに苦慮している。先の通常国会終盤に政治改革を巡って迷走し、東京都知事選では埋没。追い打ちを掛けるように兵庫県の斎藤元彦知事のパワハラ疑惑が影を落とす。「失点」続きの展開に、次期衆院選へ不安が広がる。 「罪重い」「ぬるま湯のゆ党」 立民代表、維新を痛烈批判 「次の選挙が怖い」。維新のある若手は党を取り巻く最近の情勢に関してこう漏らした。維新が強固な地盤を誇る大阪府以外から選出された衆院議員だ。 各種世論調査で維新の支持率は下降傾向にある。時事通信の8月の調査では1.8%と、約3年ぶりに1%台に落ちた。躍進が目立った2023年4月の統一地方選直後は5.9%だった