目的は「ロシア不安定化」 越境攻撃でウクライナ高官 時事通信 外信部2024年08月12日14時49分配信 黒煙が立ち上るウクライナ南東部のザポロジエ原発=ウクライナ大統領府が11日提供した動画より(AFP時事) ウクライナの安全保障担当高官はロシア西部クルスク州への越境攻撃について「目的はロシア内の情勢を不安定化させることだ」と述べた。ロシア国防省は、ウクライナ軍部隊の一部が国境から約30キロ離れた地点に到達していることを認めた。AFP通信が11日報じた。 ウクライナ軍、越境攻撃拡大 ロシア西部で住民一時拘束 匿名を条件にAFPの取材に応じた同高官は「(越境攻撃で)ロシアが国境を守ることができないようにして、最大限の損失を与えることを目指している」と語った。ロシア側は、6日に始まった攻撃に参加しているウクライナ兵は1000人程度と主張しているが、同高官は「もっと多い。数千人だ」と強調した