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1 東京大学 2013 年度 入学式 式辞 2013 年 4 月 12 日 黒川 清 東京大学名誉教授 本日の入学式にお招きいただき、大変うれしく思います。 新入生の皆さんに 心からお祝い申し上げます。 おめでとう。 福島、宮城、岩手の 3 県からの皆さん、本当に おめでとう。 福島県 相馬高校の いなむら たける君 そしてご両親 本当に おめでとう。 そし て松村先生 ありがとうございます。 ●ずいぶん以前の話ですが 私は 東大の医学部を卒業し 数年して渡米 14 年余りを 日本の組織から独立した「個人」として 米国の大学で 医師として教育 研究 診療 に 従事し それなりのキャリアを積んできました。 その年月のあいだに「外から見える日本」 「日本にいるときには」 気付かなかった日 本が よく見えるようになりました 「良い所も 弱い所も」。 気になるのですね 自分 の国ですから。 予想
www.kiyoshikurokawa.com 黒川清オフィシャルブログようやく、医療制度や医師養成制度などが国民的話題になってきました。結構なことです。このように国民的な問題にならないと政治は動かないのです。密室的に役所と協議などしていると間違えますよ。これがグローバル情報の時代の怖さなのです。 しかし、これらの議論の背景を見ていると、いかにも最近導入された卒後研修制度が悪かったという論調が結構多いのですね。これはまったく見当違いで、医師不足とか、教育や臨床研修制度の欠陥などの根底の問題を浮き彫りにするのに少々役立っただけです。この研修制度の導入で誰が利権を失い、損したかを考えれば、批判の出所はすぐに理解できますし、どうもそのとおりらしいですね。旧社会のエスタブリッシュメントでしょう。 医師定員増についての厚生労働省の中間まとめを見ると、医師育成に関わっていた人たちからの反省の意識もなく
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