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デイリーブログ『マインドリーダーへの道』 日々の出来事、様々なビジネス、マーケティング事例を「マインドリーディング」で解読!マインドリーダーになるための道筋を示すことを念頭に日々書いています。 皆さんからのコメント、トラックバックお待ちしています。 「ad:tech tokyo 2012」@東京国際フォーラム において行なわれた講演、 「インバウンドマーケティング~ 従来型デジタルマーケティング脳を切り替えるためのレッスン」 (株式会社スケダチ 代表取締役 高広伯彦氏) を聴いてきました。 今回は、高広氏の講演内容に、私の考えも踏まえ、 インバウンドマーケティングとは何かについて まとめました。(したがって、内容に対する文責は すべて私にあります) ---------------- 「インバウンドマーケティング」の主な特徴は、 私の理解では以下の3点になります。 ---------- 1
デイリーブログ『マインドリーダーへの道』 日々の出来事、様々なビジネス、マーケティング事例を「マインドリーディング」で解読!マインドリーダーになるための道筋を示すことを念頭に日々書いています。 皆さんからのコメント、トラックバックお待ちしています。 先日、「夕学五十講」に登壇された、 大阪ガス行動観察研究所所長、松波晴人氏のお話を 聴いて、改めて実感したことがありました。 (松波氏が行なっている「行動観察」では、 店舗などでの人の動きをひたすら観察して 事実データを集め、その事実データを分析・解釈 して様々な気づき=インサイトを得ています。) それは、画期的な新製品や、 ‘刺さる’広告コピーの開発につながるような 「インサイト」(洞察) は、「データの中」にはないということです。 では、どこにあるのか? それは、データを読もうとしている分析者の 「頭の中」 です。 データをいくら眺めても、
デイリーブログ『マインドリーダーへの道』 日々の出来事、様々なビジネス、マーケティング事例を「マインドリーディング」で解読!マインドリーダーになるための道筋を示すことを念頭に日々書いています。 皆さんからのコメント、トラックバックお待ちしています。 昨日取り上げた 「マズローの欲求段階説」 には「5つの欲求」が含まれている、 という解説が一般的です。 マズローは、これらの欲求は、 人をなんらかの行動に駆り立てる 「動機づけ」 として働く基本的な要因であるとして、 「基本的欲求」 と呼んでいます。 実は、彼の著作『人間性の心理学』では、 基本的欲求として、5つの欲求に加えて 以下の2つの欲求が解説されているのです。 ・認知の欲求(知りたい、理解したいといった欲求) ・審美的欲求(調和、秩序、美を求めること) 同書では、他の5つの欲求との階層関係は、 明確には語られていません。 しかし、 ・認
デイリーブログ『マインドリーダーへの道』 日々の出来事、様々なビジネス、マーケティング事例を「マインドリーディング」で解読!マインドリーダーになるための道筋を示すことを念頭に日々書いています。 皆さんからのコメント、トラックバックお待ちしています。 マーケターの皆さんが最もよく知っている心理学説は、 「マズローの欲求段階説」 でしょう。 さて、この欲求段階説に対する大きな誤解(間違った思い込み) の一つは、 「下位の欲求が100%満たされないと上位の欲求は現れない」 というものではないでしょうか。 しかし、現実にはそうではないこと、マズロー自身も 上記のようには主張していないことを、マズローの著作 『人間性の心理学』に基づいて解説しましょう。 まず、欲求階層説とは何かについて復習です。 基本的に、以下の5段階が基本的欲求として示されています。 ------------------- 1 生
デイリーブログ『マインドリーダーへの道』 日々の出来事、様々なビジネス、マーケティング事例を「マインドリーディング」で解読!マインドリーダーになるための道筋を示すことを念頭に日々書いています。 皆さんからのコメント、トラックバックお待ちしています。 ●最新マーケティングバイブル『Marketing3.0』 『Marketing3.0』は、これからのマーケティングのあるべき方向性を明確に 示 した良書です。マーケティングの「最新バイブル」とも呼べる内容であり、 マーケターの必読書となることは間違いありません。 『Marketing3.0』では、新しいことが説かれているわけではありません。 マー ケティングがこれからどうなっていくかについての「きざし」をうまく 整理し、概念化してある点に本書の良さがあります。 実は、『Marketing3.0』の核となるアイディアは、アジアで生まれています。
デイリーブログ『マインドリーダーへの道』 日々の出来事、様々なビジネス、マーケティング事例を「マインドリーディング」で解読!マインドリーダーになるための道筋を示すことを念頭に日々書いています。 皆さんからのコメント、トラックバックお待ちしています。 昨日書いた「合脳的プレゼンテーション」では、 内容の展開を「接続詞」でつないでいけば、 ・プレゼンを物語化することができること これによって、 ・プレゼンの内容が、聴いている人の脳にすっと入っていくこと を説明しましたが、 究極の合脳的プレゼンテーションは、物語そのもの、 具体的には「劇」として組み立てられたものでしょう。 例えば、統計解析ツールを開発・販売しているSPSS社が、 昨年からイベントで行っている「寸劇形式」のプレゼンテーション が該当します。 *以前このことについて書きました>寸劇プレゼン 寸劇形式のプレゼンは、シナリオ作成から始
デイリーブログ『マインドリーダーへの道』 日々の出来事、様々なビジネス、マーケティング事例を「マインドリーディング」で解読!マインドリーダーになるための道筋を示すことを念頭に日々書いています。 皆さんからのコメント、トラックバックお待ちしています。 先日ご紹介した「ハイコンセプト」の主旨は、 これからは「新しいこと」を考え出す人の時代であり、 コンピュータや、より賃金の安い国の労働力で代替可能な 仕事は「やばい」ですよということでした。 「新しいこと」を考え出すというのは、創造力、あるいは 問題発見能力を持っているということですよね。 じゃあ、どうしたら創造力や問題発見能力を高めることが できるのか。 このテーマについては、 これまでもいろいろと書いてきてますけど、 ほぼ答えは見えています。様々な方が語っていることの 本質はほぼ同じなんですよね。 でも、特に、最も的確に上記テーマに対する答
デイリーブログ『マインドリーダーへの道』 日々の出来事、様々なビジネス、マーケティング事例を「マインドリーディング」で解読!マインドリーダーになるための道筋を示すことを念頭に日々書いています。 皆さんからのコメント、トラックバックお待ちしています。 先日の記事で、東海大学教授、 小泉眞人氏が提唱されている 「広告リレーション理論」 をご紹介しました。 当理論の核となる考え方、 それは、「広告」には ・プロモーション ・コミュニケーション ・リレーション の3つの役割があるということでした。 実は、広告に上記のような 「3つの役割」 があるというのは、 マーケティングの本質(顧客の創造) がわかっている人には、ある意味 「自明の理」 です。 しかし、なぜ改めて 「リレーション理論」 として明快に規定する意義があるのかというと、 近年は、広告の役割が短期的に売上げにつなげるための 「プロモーシ
デイリーブログ『マインドリーダーへの道』 日々の出来事、様々なビジネス、マーケティング事例を「マインドリーディング」で解読!マインドリーダーになるための道筋を示すことを念頭に日々書いています。 皆さんからのコメント、トラックバックお待ちしています。 CRM(Customer Relationship Management)とは、 端的には、 「非顧客(潜在顧客)」 から 「ロイヤル顧客」 へと変換していくプロセス(獲得⇒育成⇒維持)を 適切にコントロールすることだと言えます。 さて、CRMの直接かつ最大の目的は、 「ロイヤル顧客」 をいかに増やすかです。 (究極の目的はもちろん「収益確保」ですね) この「ロイヤル顧客」とは、 継続的に繰り返し商品を購入してくれる 「優良顧客」 であるというだけでなく、 自社商品(あるいは店舗等)に対して、 「これじゃなきゃいやだ」 と強い思い入れを持ってく
デイリーブログ『マインドリーダーへの道』 日々の出来事、様々なビジネス、マーケティング事例を「マインドリーディング」で解読!マインドリーダーになるための道筋を示すことを念頭に日々書いています。 皆さんからのコメント、トラックバックお待ちしています。 このところ、 「広告の役割がよくわからなくなってきた・・・」 と感じていらっしゃる方はいませんか? 私はそうです。 近年、広告の役割が曖昧模糊としてきた背景には、 おそらく、インターネットの登場があるのではないか と思っています。 インターネットを活用すれば、 広告、広報、販売促進、販売、アフターサービス など、ほぼあらゆる企業のマーケティング活動を 継ぎ目なく行うことができます。 このため、広告とそれ以外のマーケティング活動 との境目が不明確になってきたのです。 また、インターネットは、企業が 「見込客・顧客とのダイレクトなコミュニケーション
デイリーブログ『マインドリーダーへの道』 日々の出来事、様々なビジネス、マーケティング事例を「マインドリーディング」で解読!マインドリーダーになるための道筋を示すことを念頭に日々書いています。 皆さんからのコメント、トラックバックお待ちしています。 ‘マーク・ニューソン’ というオーストラリア出身の プロダクトデザイナーはご存知ですか? 彼が手がけた製品のうち、 私たちが一番ピンとくる身近なデザインは、 au携帯電話「Talby」 でしょう。 私は、恥ずかしながら知りませんでした。 (そういえば聞いたことがあったような・・・のレベル) 世界的にはかなり有名な存在のようですが、 一般消費者には遠い存在ですよね。 さて、先月(2009年8月24日)から、 マーク・ニューソン氏がデザインした、 「味の素(R)」(調味料) が新発売されています。 もちろん、中身はあの「味の素」でして、 ビンのデザ
デイリーブログ『マインドリーダーへの道』 日々の出来事、様々なビジネス、マーケティング事例を「マインドリーディング」で解読!マインドリーダーになるための道筋を示すことを念頭に日々書いています。 皆さんからのコメント、トラックバックお待ちしています。 今日は、 「Webサイトの調査・分析」 について書かれた、 現時点では最強!と言える教科書(翻訳書) をご紹介します。 この本のタイトルは、 『Webアナリスト養成講座』 (原題:Web Analytics: An Hour a Day) アビナッシュ・コーシック著、 衣袋宏美監訳、内藤貴志訳、翔泳社 です。 なお、「Webサイトの調査・分析」は、 「Web Analytics」(ウェブ・アナリティックス) と世界的には呼ばれています。 ここでは、シンプルに和訳して、 「ウェブ分析」 と呼ぶことにします。 さて、欧米、そして日本でも一般に、 「
デイリーブログ『マインドリーダーへの道』 日々の出来事、様々なビジネス、マーケティング事例を「マインドリーディング」で解読!マインドリーダーになるための道筋を示すことを念頭に日々書いています。 皆さんからのコメント、トラックバックお待ちしています。 以前、某飲み会でお会いしたことのある 漆 紫穂子氏(品川女子学院校長) が手がけられた「学校改革」の話をきちんと聴きたい と思い、昨日(2009/07/02)行われた夕学五十講での 講演に参加しました。 本記事では、漆氏のお話の中から、 「人が動かない4つの理由」 と、「動かない人たち」を漆氏がどうやって 動かしてきたかについてご紹介したいと思います。 私立中高一貫校、「品川女子学院」創業者のひ孫であり、 前校長の娘である漆氏は、大学卒業後、都内の別の学校 の教員になっていました。 しかし、品川女子学院が危機的状況にあることを聴いた 漆氏は、1
デイリーブログ『マインドリーダーへの道』 日々の出来事、様々なビジネス、マーケティング事例を「マインドリーディング」で解読!マインドリーダーになるための道筋を示すことを念頭に日々書いています。 皆さんからのコメント、トラックバックお待ちしています。 ある調査によれば、2008年に、 世界11ヵ国で発信されたスパムメールの総数は 62兆件 に上るそうです。 まあ、こんな天文学的数字を見せられたところで、 日々、押し寄せるスパムメールにうんざりする現実は 変わりませんが・・・ 以前、どこかで読んだのですが、 日本の某スパム当事者によれば、 数百万通のスパムメール を発信すると、1回当たりおよそ “500万円の売上” があるとのことでした。 送信先メールアドレスリストの入手コストは 極めて安価ですし、またメールを発信するためのコストも、 第三者のサーバを乗っ取って勝手に使うので無料!! だから、
デイリーブログ『マインドリーダーへの道』 日々の出来事、様々なビジネス、マーケティング事例を「マインドリーディング」で解読!マインドリーダーになるための道筋を示すことを念頭に日々書いています。 皆さんからのコメント、トラックバックお待ちしています。 このところ注目を集めている新しい経営戦略、 「ブルーオーシャン戦略」 はどんなものか、ご存知ですか? 関連書籍を読んでみたけど、 けっこう難しくて、あまり理解できた気がしない という人もいらっしゃるでしょう。 そこで、ブルーオーシャン戦略(以下「BO戦略」とします) についての理解を深める上で役に立ちそうなポイントを 私なりにまとめて、ご紹介したいと思います。 なお、参考にしたのは、末尾に示した参考図書2冊と、 池上重輔氏(早稲田大学大学院商学研究科 准教授) の夕学五十講での講演内容です。 --------------------------
デイリーブログ『マインドリーダーへの道』 日々の出来事、様々なビジネス、マーケティング事例を「マインドリーディング」で解読!マインドリーダーになるための道筋を示すことを念頭に日々書いています。 皆さんからのコメント、トラックバックお待ちしています。 日本の農業を取り巻く問題には様々なものがありますが、 3年前、「国立ファーム」を設立し、日本の農業界に殴り込み をかけた高橋がなりさんが解決しようとしている最大の問題は、 「優れた農産物を生産している農家が報われない」 ということだそうです。 あえてポイントを絞りますが、 上記の問題を生み出している最大の原因は以下の2点です。 ・全ての農家に標準的で同質な農産物の生産を求めるJA(全農) ・バイイングパワーを駆使して、大量販売に適した納入形態を求め、 また、仕入れ価格をとことん引き下げようとする大手小売店 要するに、農家と消費者の間に介在してい
デイリーブログ『マインドリーダーへの道』 日々の出来事、様々なビジネス、マーケティング事例を「マインドリーディング」で解読!マインドリーダーになるための道筋を示すことを念頭に日々書いています。 皆さんからのコメント、トラックバックお待ちしています。 「自分のやりたい理想の仕事がわからない」 こんな悩みを訴える社会人の方に対して、 次のような質問を投げかける場合があります。 「では、あなたが絶対にやりたくないと思う仕事を 挙げてみてください。 そして、なぜ、その仕事をやりたくないと感じるのか、 その理由を考えてみましょう!」 「やりたい仕事」を挙げるのは難しい人でも、 「やりたくない仕事」は結構簡単に思いつけるものです。 しかも、なぜその仕事がいやなのか考えてもらうと、 例えば、 「決まりきった業務の繰り返しのように思うから」 「孤独に作業する仕事だから」 などと、やりたくない理由も明確に示
『情報力を飛躍的に高める!実践ノウハウ講座』 が近づいてきました! 3月12日開催、時間は18時半~。懇親会あり。 効率的・効果的な情報収集方法を知りたい 若手ビジネスパーソン対象です。 とはいえ、現時点で参加申し込みされている方 の役職を拝見すると、意外に偉い方もいらっしゃいました。 というわけで、内容を多少修正中です。 本題の情報力を高める参考本は、 上記セミナー配布資料でも紹介していますが、 ブログでもご紹介しておこうと思います。 仕事に役立つインテリジェンス、北岡元著、PHP新書 ビジネスインテリジェンス、北岡元著、東洋経済新報社 人を動かす情報術、春木良且著、ちくま新書 日経新聞の裏を読め、木下晃伸著、角川SSC新書 情報のさばき方、外岡秀俊著、朝日新書 情報検索のスキル、三輪眞木子著、中公新書 統計数字を疑う、門倉貴史著、光文社 社会調査のウソ、谷岡一郎著、文藝春秋 統計はこう
デイリーブログ『マインドリーダーへの道』 日々の出来事、様々なビジネス、マーケティング事例を「マインドリーディング」で解読!マインドリーダーになるための道筋を示すことを念頭に日々書いています。 皆さんからのコメント、トラックバックお待ちしています。 「ブランドとは何か?」 という問いに対する回答は様々ですね。 唯一絶対の正解というものはおそらくありません。 例えば、 “ブランドとは「約束(プロミス)」である” というよく知られたフレーズは、 シンプルながら、とてもツボを押えた回答だと思います。 さて、上記のフレーズは「企業側」に立ったものですが、 「顧客(見込客)側」に立った場合の表現は、 “ブランドとは「事前期待」である” と言えるのでは・・・? 「事前期待」とは、簡単に言えば、 購入対象となっている特定の製品・サービスに対して 「購入したら、どんなことが自分に起こるのか」 といった顧客
デイリーブログ『マインドリーダーへの道』 日々の出来事、様々なビジネス、マーケティング事例を「マインドリーディング」で解読!マインドリーダーになるための道筋を示すことを念頭に日々書いています。 皆さんからのコメント、トラックバックお待ちしています。 先日、東京ドームで開催されていた 「世界らん展日本大賞」 に行きました。 「らん」の花が大好きだから・・・ というわけじゃなくて、招待券をもらったからです。 そうでなければ、 まず私なんぞが行くことのない展示会ですね。(笑) 実際会場を歩いてみると、中高年女性比率がやたら高い! いわゆるコンパニオンさんもほとんどいませんでした。 想定内でしたが、 やはりちょっとガッカリです・・・ そんなスケベ丸出しの発言はさておき(笑)、 様々に工夫を凝らした各種らんの展示は見事でした! 思わずデジカメを撮りまくり。 そこそこきれいな写真がたくさん撮れました。
デイリーブログ『マインドリーダーへの道』 日々の出来事、様々なビジネス、マーケティング事例を「マインドリーディング」で解読!マインドリーダーになるための道筋を示すことを念頭に日々書いています。 皆さんからのコメント、トラックバックお待ちしています。 新商品発売のニュースを見た時、 「そうそう、こんなの欲しかったんだよ・・・!」 と感じる商品がありますよね。 最近こんな声が多く聴かれた商品に、 キングジムの新商品、 デジタルメモ「ポメラ」 があります。 「ポメラ」は、 テキスト入力に機能に特化したデジタルなメモ帳。 スイッチを入れると2秒で起動し、 単4アルカリ電池で約20時間使用できる。 キーボードはノートPCとほぼ同じサイズで キータイピングもストレスなし。 作成した文章はUSB接続でPCに転送可能。 キーボードをたためば、 文庫本ほどの大きさで370gの軽さ。 「気軽に持ち歩けて、必要
デイリーブログ『マインドリーダーへの道』 日々の出来事、様々なビジネス、マーケティング事例を「マインドリーディング」で解読!マインドリーダーになるための道筋を示すことを念頭に日々書いています。 皆さんからのコメント、トラックバックお待ちしています。 神経科学的アプローチ、 つまり脳内の反応を直接測定するメリットは、 「人のホンネが正確に読める」 ということでした。 逆に言えば、 人が言葉で語ることはあまり当てにならない ということですね。 ただ、こう言い切ってしまうと、 「じゃあ、なんのためにアンケート調査なんかやるの?」 と言われてしまいそうです。 これに対する答えは3つあります。 1 調査対象者の行動は、「事実」としてある程度正確に把握できる。 2 購入意向などの心理状態(気持ち)についての回答も ある程度は信頼できるという前提に立っている。 3 他の方法よりも時間・コスト的に優位性が
デイリーブログ『マインドリーダーへの道』 日々の出来事、様々なビジネス、マーケティング事例を「マインドリーディング」で解読!マインドリーダーになるための道筋を示すことを念頭に日々書いています。 皆さんからのコメント、トラックバックお待ちしています。 「GREE」の誕生は、2004年2月29日。 一方、「mixi」は、2004年3月3日。 つまり、両者のサービス開始日はわずか3日しか違いません。 しかし、現在の利用者数は、GREEが40万人ほどなのに対して、 mixiは600万人とも言われ、その差は実に15倍です。 ほぼ同時にスタートを切った2つのSNSにこれほどまでの差が 開いた理由について、伊地知晋一氏は、「CGMマーケティング」 の中で次のように書いています。 “サービス開始当初にあったいくつかのほんの少しの違いが 後に大きな会員数の差になって表れるため、その違いが 見えにくいのだ”
デイリーブログ『マインドリーダーへの道』 日々の出来事、様々なビジネス、マーケティング事例を「マインドリーディング」で解読!マインドリーダーになるための道筋を示すことを念頭に日々書いています。 皆さんからのコメント、トラックバックお待ちしています。 「マーケティングメトリックス」とは、 マーケティング施策の効果や効率を定量的に、 すなわち「数字」で把握するための仕組みです。 マーケティングメトリックスの運用は基本的には、 ・マーケティング施策の目的や内容に基づき、 ・最適な「評価指標」を選択し、 ・その「評価指標」の算出に必要なデータを収集し、 ・収集したデータを元に「評価指標」を算出、 ・施策の効果・効率の検証を行う という手順を踏みます。 さて、マーケティングメトリックスにおいて 最も重要なのは、 「評価指標」 の取り扱いです。 評価指標は、英語では “Performance Indi
デイリーブログ『マインドリーダーへの道』 日々の出来事、様々なビジネス、マーケティング事例を「マインドリーディング」で解読!マインドリーダーになるための道筋を示すことを念頭に日々書いています。 皆さんからのコメント、トラックバックお待ちしています。 「確かに、うまい」 サントリービール、 「ザ・プレミアム・モルツ」 のキャッチコピーですね。 自社製品をこうして「自画自賛」するのは いかがなものか? とちょっと思わないでもないですが、 「名コピー」 だと思います。 その理由は2つあります。 ひとつは、「モンドセレクション」で 「3年連続最高金賞」 を受賞しているというお墨付きがあること。 世界中から優れた製品を発掘・顕彰することを目的としている 「モンドセレクション」は、1961年から続く権威あるコンテスト。 この第三者の客観的評価があるので、 「確かに、うまい」 は、単なる自画自賛、自己満
デイリーブログ『マインドリーダーへの道』 日々の出来事、様々なビジネス、マーケティング事例を「マインドリーディング」で解読!マインドリーダーになるための道筋を示すことを念頭に日々書いています。 皆さんからのコメント、トラックバックお待ちしています。 今日は、そもそも論。 「イノベーションとは何か?」 ということについて押さえておきたいと思います。 なお、今回、および前回の内容は、 文末に示した参考文献、および山口栄一氏(同志社大学 ビジネススクール教授)の「夕学五十講」での講演を 元にしています。 実は、先週も山口氏の話を基にした記事を いくつか書いています。 山口氏のお話や本があまりに面白かったため、 こうして続けて書かせてもらっているという次第です。 さて、「イノベーション」と聞くと、 どうしても「技術」分野における発明や画期的な新製品の開発を 連想しますね。 しかし、イノベーションを
デイリーブログ『マインドリーダーへの道』 日々の出来事、様々なビジネス、マーケティング事例を「マインドリーディング」で解読!マインドリーダーになるための道筋を示すことを念頭に日々書いています。 皆さんからのコメント、トラックバックお待ちしています。 歯医者さんの数は、 実はコンビニより多いのだそうです。 このため、過当競争に陥っており、 歯科医院の経営は大変厳しい状況です。 実際、年収が300万円程度の歯科医師が 5人に1人もいると言われており、マスコミでは、 「歯科医師のワーキングプア問題」 がしばしば取り上げられるほどですよね。 こんな厳しい経営環境の中で、千客万来、 全国から、またわざわざ海外からもお客さんが 押し寄せてくるため、次の予約が数週間先にならざるを 得ないという超人気の歯科医院があります。 それは、東京都・中央区、築地や月島に近い 聖路加ガーデン・セントルークスタワー1F
デイリーブログ『マインドリーダーへの道』 日々の出来事、様々なビジネス、マーケティング事例を「マインドリーディング」で解読!マインドリーダーになるための道筋を示すことを念頭に日々書いています。 皆さんからのコメント、トラックバックお待ちしています。 昨日、日本マーケティングリサーチ協会(JMRA)主催の 「JMRA調査研究セミナー」 に参加しました。 当セミナーでは、 「調査業界が置かれている現状」 などを含む合計5本の発表が行われましたが、 どれも大変興味深い内容でした。 今回は、これらの発表のうち、 とりわけ実践にすぐに応用できる部分が多いと感じた 「郵送アンケート調査における回収率向上のノウハウ」 を明かしてくれた朝日新聞 編集局 世論調査センターの 松田映二氏のご講演のポイントをご紹介したいと思います。 (講演のタイトルは、『郵送調査の効用と可能性』) さて、近年、各種調査(面接法
デイリーブログ『マインドリーダーへの道』 日々の出来事、様々なビジネス、マーケティング事例を「マインドリーディング」で解読!マインドリーダーになるための道筋を示すことを念頭に日々書いています。 皆さんからのコメント、トラックバックお待ちしています。 今日は久しぶりのビジネス書レビューです。 『顧客の時代がやってきた!「売れる仕組み」に革命が起きる』 は、米国・ロサンゼルスにオフィスを構え、 20年以上にわたり、日米間のビジネスの橋渡しに尽力されてきた 石塚しのぶ氏の著作。 さて、本書の議論の出発点となっているのは、 タイトルにもある 「顧客の時代」 という点です。 第1章で石塚氏は、社会全体の風潮として 「ニッチマインド」 が生まれつつあると述べています。 つまり、顧客の頭の中に、 「欲しいものは必ず見つかる」 という堅固な確信が芽生えつつあるということです。 なぜなら、 “店舗でも、カタ
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