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衆院選
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個人の感情的反応の傾向を表すもの。 刺激に対する感受性の程度、反応の強度や速度に現れる。 気質は個体内部の生理学的過程との関連が深く、先天的に決定されやすい。 パーソナリティの基盤をなす個人の特性であると考えられている。
独立な2群のデータが得られたとき、母集団の分析関数が同じといえるかどうかの検定を行うノンパラメトリックな検定の1つである。 2つの群の間で、どちらのほうが大きい値をとるのかという順序に関する判断を繰り返し、どちらの群のほうが大きい対があるかを数えるという方法である。 ノンパラメトリックな検定の代表例。 名義尺度と名義尺度の間の連関を調べるための検定である。 基本的にはクロス集計表の度数分布の一様性の検定である。 したがって、分割表(クロス集計表)における独立性の検定も行っているということである。 Χ2(カイ二乗)は、 で求められる。 期待度数は周辺度数から求める。 <例> 片方の周辺度数から、片方の周辺度数を眺めて、 期待度数を割り振っていく。 また、自由度は、(行の数-1)×(列の数-1)で求められる。 Χ2(カイ二乗)が求まったら、、何と何とが関連しているかを調
「抽象的思考能力」 「知能検査により測定されたもの」(知能 ⇒ 構成概念) 一般的知能因子説(一般知能の因子を想定し、それの高低を考える、一次元的な考え方)から、最近では多面的に知能を考える(知能がいくつか存在する、と考える)ほうが優勢である。
観察不可能な仮説的実体であっても、それを表す概念がしっかり定義されていて、なおかつその概念を導入した方が、諸現象の説明や予測がうまくいくなら、そのような概念を用いるべきである。 →抽象的な概念を具体的な操作によって定義するのが操作的定義
自己に対するに対する評価感情で、自分自身を基本的に価値あるものとする感覚。 自尊感情は、その人自身に常に意識されているわけではないが、その人の言動や意識態度を基本的に方向付ける。 自分自身の存在や生を基本的に価値あるものとして評価し信頼することによって、人は積極的に意欲的に経験を積み重ね、満足感を持ち、自己に対しても他者に対しても受容的でありうる。 このような意味において、自尊感情は精神的健康や適応の基盤をなす。
・記憶の過程 ■■コード化(encoding)■−■貯蔵(strage)■−■検索(retrieval) ■■(記銘)■■■■■■■■(保持)■■■■■■(想起、再生)
ギルフォードの人格特性理論に基づき、矢田部達郎によって作成された質問紙法の性格検査である。 因子分析によって12の下位尺度を設け、各下位尺度ごとに10問計120問の質問項目から構成される。 回答は「はい」「?」「いいえ」の3件法である。 手軽に実施でき、多面的な診断が可能であるため、広く用いられている。 回答者の意図的な反応歪曲に弱いという欠点がある(虚偽尺度を有していない)。 また、内的整合性(各項目の関係性)に基づいている検査だが、妥当性には基づいていないため、性格傾向を見ることはできるが、弁別はできい。 [12の下位尺度]
対人認知の主要な側面の1つ。 容貌・声・身振り・風評など、他者に関した限られた情報を手がかりとして、その人物の全体的なパーソナリティを推論すること。
外部からの観察や意識的内省によっては直接捉えることのできない人格構成要因や構造様式、あるいは知覚機能や認知の成立過程を理解する方法である。 新奇で構造化されていない多義的な刺激と、自由度の高い反応を求める教示とが作り出す全体としてあいまいな刺激状況を提供する。 非構造的な刺激を知覚する際にその人の内にある固有の感や欲求、情緒が投影されるという前提に基づく。 [長所]
個人の利己的な利益追求が社会的コストを発生させ、社会全体を悲劇的状況に陥れる社会的ジレンマの事態。 農民が自分の利潤を上げるために限度を超えて羊を増やしたために、牧草地全体が荒廃し、元も子もなくなってしまうというものである。 温室効果やオゾン層破壊、熱帯雨林の破壊、空気汚染などもこのタイプに該当する。
人もしくは動物が他の特定の個体や集合体に対して形成する、情愛の絆のこと。 人間は愛着を形成する生得的傾向を有して誕生するとする。
「態度とは、関連するすべての対象や状況に対する個人の反応に対して直接的かつ力動的な影響を及ぼす、経験に基づいて組織化された、精神的および神経的準備状態のことである」
直接経験とは個人の意識のこと。 心理学とは、経験する主体を含めた「直接経験」を扱う学問であると規定。 経験する主体を捨象した「間接経験」は、自然科学で扱うものとした。
身体表現性障害とは、痛みや吐き気、痺れなどの自覚的な身体症状があり、日常生活を妨げられているものの、それを説明するような一般の身体疾患、何らかの薬物の影響、他の精神疾患などが認められず、むしろ心理社会的要因によって説明される障害である。 DSM-IVは身体化障害と転換性障害、疼痛性障害、心気症、身体醜形障害などを臨床上の便宜から1つに集めている。 これらは病因や経過が共通しているわけではない。 多数の医療機関を渡り歩く例があり、内科や外科医にとって困難な患者である。 患者の強い治療欲求による問題を軽くするためには、患者に対応する医師を1人に集約し、検査などの患者の欲求に部分的に応じながら、信頼関係を結び、身体の症状に精神科的な理由があることを患者が気づくようにし、患者が進んで精神科を受診するようにしていく。 身体症状の原因はすべて心理社会的なものであると患者に説明するのことは効果
(女児の場合は、エレクトラ・コンプレックスElectra complex。ユングによる) 5〜6歳頃になると男児は男女の違いに気づき、母親に関心を向けはじめる。 しかし、この母親への愛は父親の怒りを喚起し、恐怖を強く感じるようになる(去勢不安)。 その結果、男児は父親の怒りを沈めるとともに母親の愛をも勝ちうる方策として、母親の愛する父親のようになろうと努めるようになり(性の同一視から性役割の獲得へ)、性欲動を強く抑圧して非欲動的な知識の獲得いう心的活動にエネルギーを使うようになる(潜伏期への移行)。 この概念は、性同一性という点のみならず、口唇期や肛門期における母=子二者関係が父母=子という三者関係に移るという意味で、また、性欲動が無意識に抑圧されて性的色彩のない生活に入るという意味で重要である。 女児の場合は、それまでの依存対象である母親を憎むという対象消失を前提としている。
ここは、わたしの専門である心理学のコーナーです。 わたしが大学院入試で使った心理学のノートを公開していきたいと思います。 心理系大学院や公務員の心理職を目指す人、また、大学の授業の復習などに利用してください。 (このページで使用した引用文献・参考文献は「心理学参考書」を参照してください。) ご意見・ご質問等ございましたら、掲示板もしくはメールフォーム、 またはxkana@oak.dti.ne.jpまでお願いいたします。 ("@"は半角に直してください)
※古典的条件づけとオペラント条件づけの区別参照 ・二次条件づけ(高次条件づけ) ■あらかじめ条件づけが形成されている刺激と新たな刺激を提示することによって形成される条件づけを一般的に高次条件づけという。 ■cf.言語条件づけ
集団の決定の質がしばしば個人の決定の質よりも劣ることがあることを検討することを通じて概念化されたもの。 凝集性の高い集団の中で、そのメンバーが集団の決定にとって重要な情報を適切に処理しそこなうことから生じる思考の形態であるとされる。 集団の中での意見の一致追求傾向を中心として、メンバーが個人的な疑問を抑圧し、他メンバーに対してその批判的思考をさえぎり、集団全体として過度の楽観主義、外集団の蔑視や軽視、スローガン的単純思考(ステレオタイプ的思考)などの傾向に陥ることが原因で集団討議の質が低下する。 集団思考の特徴は大きく3つのタイプに分けられる。
年齢の増加に伴う心身の発達的変化を計測し、その計測値を縦軸に、暦年齢を横軸に取って図示したもの。 スキャモンは、一般型、生殖型、神経型、リンパ型についての発達曲線を示した。 これらは、比較的勾配のゆるい部分、急な部分、成熟に近づいてほとんど変化しない部分などを含み、急な部分は影響を受けやすい敏感期と見られるなど、発達の段階分けや働きかけの手がかりとして用いられる。 発達曲線が横断的データの場合、データ収集時期(時代、年代)や場所(地域)による制約を受ける。 1つは世代間の比較(発達加速現象)、他は地域間の比較(発達勾配)である。
自らが自己を対象(客体)として把握した概念。 自分の性格や能力、身体的特徴などに関する、比較的永続した自分の考え。 自己観や自己像、自己イメージも同義に扱われることがある。 自己概念は、自己観察や周囲の人々のその人に対する言動や態度、評価などを通して形成される。
簡略化された判断の方法こと。 人間は一般的に認知的倹約家(cognitive miser)であり、すべての情報を考慮して判断するのではなく、簡便な方法で直感的に判断している。 ヒューリスティックスは非常に効率的で認知的負担を軽減するため、日常の判断過程ではしばしば用いられるが、必ずしも正確な解決を導くとは限らず、判断の誤りや歪みにつながることもある。 代表性ヒューリスティック ある事象が特定のカテゴリーに所属する確率をその事象がカテゴリーを見かけ上よく代表しているかどうかに基づいて判断する直観的方略のこと。 よく代表していると認知された場合には、カテゴリーの基準率を無視して、その事象の生起確率を過大に見積もる傾向がある。
図形の大きさが変化して見える運動。ミュラー・リヤー図形の両端の矢羽根を交互に呈示すると主線が伸縮して見えるような運動をいう。 ミュラー・リヤー図形
「からだ」を構成する4つの液体(血液、粘液、黒胆汁、黄胆汁)を仮定。どの液体が多いと、どのような正確になるかについての説である。 自然を構成する4つの根(火、水、土、空気−エンペドクレス)の考えを受けて考えられた。
2つ以上の説明変数の1次式によって1つの基準変数の値を予測する際に用いられる統計手法。 説明変数も基準変数も量的変数である場合に用いられる。
集団内の大多数の成員が共有する判断の枠組みや思考様式のこと。 規範は、集団成員が相互作用を繰り返す中で形成され、集団の発達とともに徐々に変容するが、急激な変化に対しては成員は心理的抵抗を示す。 集団内では日常は強く意識されることは少なく、規範から外れた言動を取る者が現れることによって、周りの成員たちは規範の存在と内容を明瞭に意識するようになり、規範に同調するように直接的・間接的に集団圧力を加えるようになる。
個体がある特定の状況に対して予期をしたり行動の準備状態をとることや、認知や反応の仕方にあらかじめ一定の方向を持つこと。 構えによって個体特定の情報を認知しやすくなり、特定の反応が生じやすくなる半面、構えに合わない認知や反応は生じにくくなる。
・意味ネットワークモデル ■CollinsとQuillian(1969)の階層的ネットワークモデル ・下位の階層のものは上位の階層のものも持っているとする ■↓ 認知的経済性を実現 └→できるだけ少ない認知的負担でできるだけ多い情報処理的な成果をあげること。 ・真偽判定課題による検証 このモデルから言えること 「情報の検索は概念間のリンクを辿ることによる」 「検索に要する時間は、多くのレベルを移動する程長くなる」 ↓ Collinsらはカテゴリ関係や概念の持つ特徴に関する文を作り、真偽判断するのにかかる時間を測定した →検索するレベルが多いほど、判断時間も長く要した。⇒典型性効果を説明できない。
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