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大そうじへの備え
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皆さま! この夏7月の練馬区立美術館を皮切りに全国3館で 『しりあがり寿の現代美術 回・転・展』が開催されます。 芸術なのか? マンガなのか? 何かのメッセージか? いったい何なのか? ひたすらクルクルと回る沢山の回転が、皆さまに何かを訴えるでしょう。 このページではそんな展示にまつわるいろんな情報を順次発信してゆきます。 どうぞ、皆さまお楽しみに!
あのフランスの事件、なんとも頭の中とかモヤモヤして仕事も手につかないのでなんとなく「表現の自由」について普段思ってることを書きだしてみた。いやー、なんかもうまとまらなくて長くてグズグズでごめんなさい。 表現の自由って言ってみれば何なんだろうなーって考えて、僕の場合頭に浮かぶのは「砂金採り」なのね。おととし静岡の川で砂金採りやってみたんだけど。とにかくめんどくさい。何度すくったって土くればかりで金なんてありゃしない。でも砂金採りの人ってのはそれを辛抱強く何度も何度もやってわずかな金を手に入れようとしてたんだよな。 表現も同じで、指導者の宣言からtwitterでの愚痴までそれはもうピンからキリ玉石混交、とにかく様々な表現が生まれるんだけど、ほとんどは土くれのようなすぐ消えていくようなものばかり。だけどその中に混ざってるわずかな金を手に入れるためには砂金採りをやめるわけにはいかない。土くれと格闘
この春の褒章で紫綬褒章を頂くことになりました。 ビックリしました!!! 皆さんもなぜ? とお思いになるでしょうが、自分もビックリです。 恐縮というか畏れ多いというかもったいないというか。 でも、ウレシイです!!! 来年で最初の単行本を出してから30年になりますが、 もうずーっとマンガやその周りをウロウロしてて、 例えば道をはずれて藪の中を彷徨ってたような。 見つけたと思った道がいきどまりだったり、 拓いたと思った道を振り向けば誰もいなかったり、 探しているものさえ忘れてしまったり、 そんな自分の迷走をどこかから見ていてくれた人がいた、 ということがとてもウレシイです! それにしても、こんなマンガの辺境でウロウロしている自分がなぜ このような賞をいただくことになったのか? もしかすると、日本のマンガの力がいっそう認められて、 それをさらに広く多様な分野で活かすよう、 マンガ界全体が期待されて
次は「単位」だぞ。セタとかヨタとか、オレも知らなかった。いやぁ勉強になるねぇ。(2008/06 しりあがり寿) <作品データ> 2008年制作 企画・監督:しりあがり寿 プロデューサー:村山章 アニメーション:鳥羽ジャングル 振り付け:中里順子 guiter/音響:トミシロ 協力:秋山香織、種田茜、草野千恵美、あきやまみみこ 製作:(有)さるやまハゲの助 提供:ニフティ(株) うた/「単位」作詞:しりあがり寿 作・編曲:鳥羽ジャングル 唄:リン・ホブディ
この前、編集の人と飲んでてアートってなんだろうね?みたいな話になったのね。 ボクは自分のことアーティストだなんて思ってないけど、「アート好き」であることは確かで、 じゃあ自分たちが好きなアートってのはなんだろうね?みたいな話になって。 美しいものだけがアートってわけじゃないし、上手なものだけがアートってわけじゃないし、 かといって何でもかんでもアートだっていうのもなんかアートっぽくないし、 よくわからないでしょ、アートって。 で、その時出た話で「なるほどなー」と思ったのは、「アートは外側からくるもの」みたいな説。 つまりこの現実ってのは「諸事情の束」みたいなもので、アートはそういう諸事情の束の外側からやってくる、あるいは外側からの視線を与えてくれるっていうか。 諸事情ってのは、コストのことだったり、技術の限界だったり、政治体制によって制限された表現だったり、世の中の常識だったり、そういうモ
一階が大きなガレージで、その奥の真っ暗な空中にぶらさがる、折れ曲がった階段を上がっていくと、いつのまにか薄暗い店内だ。 人の多いわりには静かで、まったりとちゃぶ台を囲む和室があり、奥にはミニシアターみたいなスペースもあり、気がつけば勉強机の置いてある子供部屋にいるし、まるで迷宮のようだ。
つまり脳は人体という巨大ロボットに閉じ込められた操縦士(ガンダムのアムロやエヴァンゲリオンの碇君のような)で、一生暗闇に閉じ込められ、他者と直接触れ合うこともない。そりゃサビシイだろう、というようなマンガだった。
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