2016年01月20日 東日本大震災からまもなく5年を前に、金菱清ゼミナールで一冊の本ができあがりました。『呼び覚まされる霊性の震災学』(新曜社)です。 それに先立って朝日新聞社から本に関する取材を受け、本日20日、朝日新聞朝刊に「幽霊おって 震災の死者思う」という見出しで掲載されました。 ゼミ生の工藤優花さんは、石巻地域で100人以上のタクシードライバーに取材をしました。震災以降、密やかに幽霊現象をリアルに体験していることがあり、それは記録やメータを切ることからも確かめられます。そして彼らに共通することは、恐怖というよりも、霊現象に対して畏敬の念をもって接していることです。そしてまた出てきてもタクシーに乗せてあげるといっています。こうした取材体験を記者に対して丁寧に応えていた工藤さんへの取材が今回の記事になりました。本書と合わせて取材の舞台裏を知る事の出来る記事をぜひご覧ください。 <朝