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各機能に関して簡単に説明しておこう。 B-frame noであるBaselineでは-bまたは--bframesを0で指定する必要がある。これに伴い、Bフレーム関連の機能、つまり--b-adapt, --b-bias, --b-pyramid, --weightb, --pbratioや--partitionsのb8x8等の機能は意味を持たなくなる。 interlace --interlace, --tff, --bff等で指定するインターレースモードの事で、noであるBaselineでは使用できない。x264で使用可能なMBAFFに限った話ではなく、他のエンコーダで使用可能なPAFFも許可されないので注意。 CABAC noであるBaselineでは--no-cabacを指定する必要がある。これによって--trellisもOFFになる。なお、x264ではロスレスの場合には--no-cab
猫科研究所ではMPEG-4 Part10 AVC / H.264(所謂H.264/AVC)関連の記事が増えてきているが、この記事ではHEVC (High Efficiency Video Coding)、またはH.265/HVCと呼ばれる次世代の映像圧縮技術を紹介する。現在のところまだ正式に規格としてリリースされておらず、検討中のものであるため、時間と共に大きく変わる可能性がある点はご了承いただきたい。このため、テクニカルな記事というより興味本位の読み物と思ってほしい。 2010年現在、このHEVCはH.265と呼ぶべきなのかどうかも微妙だ。そもそもH.265という名前はITU-Tで勧告後に正式決定するはずのものであって、勧告前にどう呼ぶべきかは難しい。そのためH.NGVC (Next-generation Video Coding)という呼称も使われていたのだが…。一方でH.264/AV
この記事はL-SMASHの暫定・準公式ページです。 L-SMASHとは L-SMASHはmp4ファイルを扱うクロスプラットフォームのライブラリです。将来的にはmp4に関わる様々な用途を想定していますが、現在のところ、実際に動作する機能は以下のように限られています。 α版レベルのx264のmp4 muxerとして動作します。 単独で、いくつかの形式の音声をmuxすることができます。 最低限のm4a/3gp/3g2のmuxerとしても動作します。 具体的には、以下の標準の一部を実装しています。 ISO/IEC 14496-1, MPEG-4 Part1: Systems ISO/IEC 14496-12, MPEG-4 Part12: ISO base media file format ISO/IEC 14496-14, MPEG-4 Part14: MP4 file format ISO/
時折使うくせにすぐ忘れる、bashのごく基本的な構文等のメモ。特にシェルスクリプトとして使用する場合の基礎知識。 変数 参照(load)時は「$」を付ける。代入(store)時は付けない。 Makefileのように「${変数名}」という参照形式もある。 代入時に「=」の左右に空白を付けないこと。 空白を含む文字列(配列)の代入はクォートすること。 キーボード入力は「read 変数名」とする。変数名に「$」は付けない。 よく「echo -n」と併用する。 パイプで「while read 変数名 ; do 文 ; done」などともする。 下記のselect構文も参照。 $0は実行されたコマンド名、$1〜$9は引数。 shiftで$1を削除して後続を前に詰めることができる。 $0には影響なし。 perl等のように「変数=shift」とできるわけではない(?)。 特殊変数 $# スクリプトへの引
このページの全ては誤っているかもしれません。x264関連の記事に関してを読んでください。 (2010/10/07:追記)この記事は古く、誤っています。新記事のHEVC(H.265/HVC)を参照してください。 (2010/04/23:追記)タイムラインに関して記述しました。 (2010/04/07:追記)英語版Wikipediaの記述が変わっていたので対応しました。 (2009/10/28:変更)日立の提案している方式に関して断片的な情報を得たので記述のニュアンスを変えました。 猫科研究所ではMPEG-4 Part10 AVC / H.264関連の記事が増えてきているが、この記事で紹介するのはH.265、またはH.264+(NGVCという呼び方もある)だ。なお、テクニカルな記事というより興味本位の読み物と思ってほしい。 H.265はその名前から察することができるように、H.264の次世代に
x264のr1480ではnal-hrd/pulldown/interlaceパッチがメインラインに取り込まれた。このうちnal-hrd部分に関して、H.264 / MPEG-4 Part10 AVC(ISO/IEC 14496-10)のHRDと、MPEG-1/2(ISO/IEC 11172-2とISO/IEC 13818-2)のVBVを絡めて説明を試みる。 なお、この記事ではVBVに関しては意味論しか語っていない。x264のVBV関連のパラメータに実際に指定する値を知りたい方は、x264(vbv-maxrate,vbv-bufsize,profile,level), H.264(Profile/Level)を参照のこと。 x264の--nal-hrdオプション この記事はどちらかといえばHRD/VBVの意味論を解説するもので、オプションの解説とは趣が異なる。しかし、中身なんぞどうでもいいか
先日、wxRuby + Exerb 2009を書いたばかりなのだが、ExerbはRuby1.8.7にしか対応していない。どうせならRuby1.9.1を使用したいというのは誰もが思うところ。この記事ではRuby1.9.1 + wxRuby2.0.1 + ocraでWindows上で動く実行ファイル(.exe)を作成する。 とは言っても、この記事の方法ではExerb + Rubygemsのような面倒な問題はない。wxRubyの総合パッケージは、wxRubyが導入済みのRuby実行環境だ。これを利用すればwxRubyのインストールにRubygemsが介入せず、従って素直に.exe化までたどり着ける。Rubyを扱った経験のある方には、何の目新しい情報もない。 構築する環境 この記事では、Ruby実行環境がない状態から、wxRuby2.0.1の総合パッケージ(Ruby1.9.1を含んでいる)とocr
猫科研究所(felid labo) 猫科研究所(felid labo)は猫科人間が調べたことを書いていく研究報告所です。猫科なので基本的に気まぐれです。なお、旧名称u.p.catは廃止になりました。 主なコンテンツ x264 git snapshot proxy(x264gsp) x264のtarball取得を楽にするCGIです。r1000以降のchangelogの日本語化も行ってます。 L-SMASH mp4を扱うライブラリです。まずはx264のmp4 muxer、そして汎用的なツールとなるべく開発中です。 今更MinGW/MSYSシリーズ 今更ながらMinGWの環境構築情報です。ひとまずffmpegのビルド環境を作ります。構築済み環境であるMinGW猫科研究所パックの配布も行ってます。 MinGW+ffmpegインデックス 上記MinGW環境でffmpegをビルドします。H.264/A
多くの人々が誤解しているであろう、CBRの実態を書いてみる。 記事を書くきっかけがx264のr1244でのCBRの説明削除にあるため、x264を説明する意図が多分に含まれているが、一般的なCBRの理解にも十分資するはず。また、CBRという言葉・概念が一般に浸透したのはMP3が大きく関わっていると思われるため、多く引き合いに出している。 最近のx264におけるCBRという用語についての注意 x264はr1480でnal-hrdパッチを取り込み、Filler NALユニットが使用可能になった。このため、x264には現在、CBRという用語は2つのポイントで存在する。 --bitrate == --vbv-maxrateとするCBRモード。 --nal-hrd cbrで指定し、出力にFiller NALユニットを加える指定。 この両者とも、広い意味でのCBRに寄与するのだが、その働きは異なる。本記
MinGW上で頻繁にgccを利用しているくせにすぐに忘れるのでメモ。-D,-I,-i,-L,-l等の一般的で分かり切ってるものは書かない。随時追加。 なお、正確にはGCCのオンラインマニュアルが存在するのでそちらを参照すべき。オプションの一覧(リンク先は4.5.xのもの)もある。だが、あまりに膨大すぎるのでこの記事では「よく使用するが意味を忘れがちなオプション」に関してのメモとする。 -f(no-)strict-aliasing 厳密な別名規約(aliasing rule)に則っているとみなすか、則っていないとみなすか。intの変数に対してshort*でアクセスするような行儀の悪いコードが無いと宣言できるなら-fstrict-aliasingにする。 #include <stdio.h> int main(int argc, char* argv[]){ int x = 0; short*
最初、この記事ではRuby自体の紹介から始まる能書きを色々書いていたが、それらはやめることにした。 Windows上でwxRuby+Exerbで実行ファイル(.exe)を作りたいというRuby初学者の人がググって来てくれればいいやということで。 RubyにはExerb, RubyScript2Exe, OCRAなどいくつかその手のツールがあるが、日本では圧倒的にExerbの使用者が多いだろう。しかし、ExerbはRubygemsと相性が悪いらしく、筆者の手元ではいくらか工夫をしないと、最新のwxRuby+Exerbは実現できなかった。そして、(Ruby使いにはそれなりのエキスパートが多く自己解決しているからかもしれないが)ネット上にその情報が少ないようなので、ここにメモを残すことにした。 構築する環境 この記事では、Ruby実行環境がない状態からActiveRuby(Active Scri
DVDFlick via 猫科研究所 DVD Flickの日本語化+改造版。既に日本語化を行っている方がいるが、単なる日本語化のみでなく機能的な修正や追加も含めている。DVD Flick自体の紹介はDVDFlickに期待を参照。また、DVD Flickを使用する上でのQ&Aに関してはDVD Flick FAQへ。 特徴 本家の問題修正 エンコードが遅い(特にオーディオ)問題の修正。 日本語パス・ファイル名が使えない問題の修正。(2枚目〜) 映像と音声の同期がズレる(いわゆる音ズレ)オリジナルの問題に試験的に対処。(12枚目〜) 機能追加 mkvのチャプタのインポートが可能。(3枚目〜) ボリュームラベルに日本語(Unicode)を使用可能。(ただし非推奨)(3枚目〜) メニューテンプレートのフォントの文字セットを設定可能。(7枚目〜) 別途用意すればAC-3(A/52)のエンコードにaft
Vista以降、Windowsはアプリケーションが設定等を保存する場所として、%USERPROFILE%\AppData以下にRoaming, Local, LocalLowという3つのフォルダを用意している。%APPDATA%はRoamingに割り当てられているのだが、では他の2つとの使い分けはどうなるのか。 これを満足なレベルで解説してるところがあまり見つからず、自分で簡単に調べてみたのでメモ。 Roamingの正体 恐らく第一の答えはkb955555(機械翻訳版)になるだろう。(後で気づいたがTechNetの方に同等内容の公式な日本語訳があった) 機械翻訳版はどうも気持ち悪いので頑張って原文を訳してみる。 Windows Vista uses the Local and LocalLow folders for application data that does not roam
MinGWは、C言語の初心者が作成するような単純なmakeレベルの環境は、MSYSとは独立に動作することができる。その構築方法と注意点をここで述べる。 ベース環境(binutils, mingwrt, w32api, mingw-utils, gdb, mingw32-make) コンパイラ本体であるgccの前に、ベースとなる環境を作成する。コンパイラ本体を同時に入れてしまっても良いのだが、猫科研究所ではgcc3とgcc4を切り替えられるようにすることも命題の1つであるので、ここでは共通であるベース環境を先に準備する。 MinGWのダウンロードページで、以下のファイルを取得してこよう。 GNU Binutils / Current Release: GNU binutils-2.19.1 binutils-2.19.1-mingw32-bin.tar.gz GNU Make / Curre
コマンドプロンプトで、コマンドに空白を含む文字列を渡したい場合、二重引用符「"」で囲む必要があることは多くの方が知っていると思う。 しかし、その他のエスケープシーケンスはどうなっているのだろうか。Windows XP SP3のマシンでヘルプ内を探してみたが、それらしい記述が見つからない。どうしてそんな基本的な仕様を明確に書いていないのだろうか…。 等と思っていたところ、殆ど偶然に、MSDNにその記述を発見したのでメモしておく。 引数は、空白 (スペースまたはタブ) で区切ります。 キャレット (^) は、エスケープ文字やデリミタとしては認識されません。カレットは、オペレーティング システムのコマンド ライン パーサーによって完全に処理されてからプログラムの argv 配列に渡されます。 二重引用符で囲まれた文字列 ("string") は、空白を含む場合でも、単一の引数と見なされます。二重
template.cfgのコピーを作成しtemplate.savとします。 これでメニューの変更時に間違って壊してしまった時、動作するバージョンに戻れます。 template.savをtemplate.cfgにコピーし、壊れたメニューを置き換えるだけです。 付け加えると、変更を加える際に、テンプレートファイルを好きなだけ(かつ異なる名前で)コピーできるので、 壊れてしまった時には全てをやり直さずに済みます。 次のステップはテンプレートファイルの変更です。テキストエディタでファイルを開かねばなりません。 もし既にどうやるのかを知っているなら素晴らしいです。そうではないなら、以下のようにしましょう。 • template.cfgを右クリック • プログラムから開く(H)を選択 • Notepad(メモ帳)を選択 進めるに従って、馴染みのない表現(ピクセル、RGBカラーのような)が現れるでしょう
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