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年末年始の休刊中ですが、突然の更新です。 今年は、吉川英治の没後50年でした。 現行法においては、作者の死後50年で、著作権の保護期間が終わります。 具体的には、没後50年目の12月31日をもって、保護期間が終了します。 つまり、本日をもって作家・吉川英治の著作権保護期間が終了する、というわけです。 既に、来年になったら吉川英治の作品を単行本として刊行したいという出版社も現われています。 おそらく“青空文庫”などでも、作品の公開準備をしているんじゃないかと思います。 ちなみに、一部の作品の著作権は吉川家から当館(厳密には当財団)に譲渡されていますので、来年からはその著作権料収入がなくなるということでもあります。 ものすごい金額ではないものの、ちょっとツラいところです。 ただ、吉川英治の作品が多くの出版社から続々と刊行されるというようなことになれば、それが一種の宣伝となって、当館に興味を持っ
今日は偶然にも同じ内容の問い合わせが重なりました。 「我以外皆我師」という言葉の出典は何か?というものです。 この言葉に関するお問い合わせは頻繁にあるので、上記の問いを含め、よくお尋ねいただくことをまとめてここに書いてみます。 「我以外皆我師」という言葉は、吉川英治の人生哲学を反映した座右の銘であり、吉川英治の造語であると思われると、前に書いたことがあります。 吉川英治の造語で、頻繁に揮毫し、口にもしている言葉ですので、通常の意味での“出典”というのはないようなものですが、この言葉が出てくる作品ということであれば、「新書太閤記」が挙げられます。 現在の全11巻の文庫(講談社刊 吉川英治歴史時代文庫)ならば、第10巻に『大坂築城』という章があります。 そこにこのような箇所があります。 秀吉は、卑賤に生れ、逆境に育ち、特に学問する時とか教養に暮らす年時などは持たなかったために、常に、接する者か
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