サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
大谷翔平
butsuzolink.com
仏教や仏像のことについて詳しくない人でも「不動明王(ふどうみょうおう)」の名前なら聞いたことあるんじゃないでしょうか。 不動明王さんはその名の通り「動かざること山の如し!!」つまり「不動」の姿。 とっても怖い顔で、最初であったときは正直に言うと近寄りがたい存在でした。。 でも不動明王さん、実は密教界の王の中の王、最高神である「大日如来」の化身なんだそうです! 大日如来の言うことを効かないときに登場し、愛の心をもって人々を救うために必死になっている姿なんです。 そう聞くと、怖かった不動明王さんの見方がガラッとかわって、とてもカッコいい姿に思えてきてしまいました。(チョロいぜ) そんな頼れる仏、不動明王さんは「五大明王(ごだいみょうおう)」という明王界のスター軍団のグループリーダーもつとめています。ますますカッコいいぜ! あまりにもかっこよすぎて人気が高まって、今では「◯◯不動」と地名になって
今回は梵天と帝釈天という2人の仏さまについてご紹介します。帝釈天は「寅さん」でお馴染みの舞台になっている「葛飾柴又・帝釈天」として一度は耳にしたことがある人が多いかもしれません。梵天さんは…なかなか聞くこともないかもしれませんね。どこかで聞いた気もするけど、よくは知らないなー。というのが正直な感想かもしれませんね。でも、これらの仏さまも興味深いエピソードのある、いい味出してる仏教界の重鎮たちなんです。 そしてこのお2人は仏像ファンのなかではきってのイケメン仏像として1位、2位を争う人気ぶり。あなたは梵天派?帝釈天派?などの会話が飛び交うこともしばしば。今回は仏像界のイケメン仏の2人のことをもっと深く知っていきましょう。 梵天・帝釈天の主な働き 梵天も帝釈天も釈迦の悟りより以前から釈迦を助け、その説法を聴聞したという仏教の二大護法善神。四天王を配下として、須弥山という仏教世界の中心にある高山
シンプルに言いますと、四天王チームのリーダー、多聞天がソロデビューしたカタチが今回ご紹介する毘沙門天(びしゃもんてん)です。4人組のレンジャー戦隊はレッドを中心として回っていますが、そのレッドが一人でもワルイヤツラと戦うように、毘沙門天は独尊としても信仰されるきわめて多忙な仏教界のヒーローです。 毘沙門天の主な働き毘沙門天は、持国天、増長天、広目天と一緒に四天王を務め、仏教における天部の仏神という位置づけです。四天王では多聞天として表わされ、日本だけでなく中央アジア、中国などでも独尊として信… 四天王の成り立ち 四天王は、そもそもインド神話に登場する雷神インドラ(帝釈天)の配下だった者たちが仏教の守護神として取り入れられ、それぞれの特技を生かして仏に仕えるようになったものです。最初は貴人の服装をして柔和な表情でした。それが中央アジアを経由して中国へ渡ると、甲胄を身に付けた武将の姿へと様変わ
・開祖(宗祖)は空海 ・はじまり(開宗の年):9世紀のはじめ・平安時代。 ・教えの特徴:密教系。真言(マントラ)と曼荼羅(まんだら)を使う。悟りを開くと即身成仏になる。 ・本山:金剛峯寺 ・本尊:大日如来 ・特徴となるお経:理趣経 ひとことで真言宗は、それまでの日本の仏教にはない、エキゾチックな雰囲気がある教えでした。仏教でエキゾチック?いまいちピンと来ないかもしれませんが真言宗には「文字で教えが表現できない」という考えがあるんです。「考えるのではない、感じるんだ!」的なことなのかもしれません。 文字で表現できないなら、何で教えを伝えるんだろう?と疑問がわきますよね。実は真言宗では特殊な秘密の呪文や祈祷を使うことで、仏の教えを実行します。 それまでの仏教は仏教の教えが大事とされてきたことに対して、真言宗の教えはとっても「実践的」。呪文や占いを実行することで人々の悩みを直接治そうとする仏教だ
「文殊菩薩? あんまり聞いたことないし、馴染みないなあ」という人も「三人寄ればモンジュの知恵」ということわざを聞いたことないですか? 凡人でも三人集まれば智恵をつかさどる文殊菩薩みたいないい智恵が出てくる、ということわざです。そう、あの「モンジュの知恵」のモンジュとは文殊菩薩(もんじゅぼさつ)のこと。さて、どんな菩薩さまなんでしょうか。 引用:japoland文殊菩薩のはたらき文殊菩薩は人々に智慧を与える力で悟りへと導いてくださる仏さま。これは「智恵」じゃなくて「智慧」なんですよ。仏教における悟りを開く… 普賢菩薩は、六本の牙を持った白い象に乗ってあらゆる所に現れ、衆生を救う賢く且つアクティブな菩薩さま。文殊の智慧で得た仏道の教えを実践していく役割を担っているのです。 つまり文殊菩薩と普賢菩薩で得意分野を中心に分業しながら、人々を導いていくシステム。それは、釈迦のように悟りを開いて完璧な人
. さて、金剛院の入り口である鹿原川に架かる橋を越えると、参道入り口右手に「奉行杉(ぶぎょうすぎ)」という大きな杉の木があります。この金剛院のある一帯は、平安時代後期には「志楽庄(しらくのしょう)」と呼ばれた地域で、この「奉行杉」は平清盛の父「平忠盛(たいらのただもり)」が植えたとの言い伝えが残されています。 山門をくぐったところに入山料(宝物館は別)を入れる箱が置かれています。 右手に本坊があり、山の中に入ったような印象を受けます。春には新緑が映え、秋の紅葉とすばらしい景色が広がります。 三重塔(重要文化財)内部には、真如法親王(高丘親王)の坐像が安置されています。 塔から本堂(1840年再建)へは100段ほどの苔むした石段を登ります。 金剛院の駐車場50台収容出来る無料の駐車場がご利用いただけます(大型バス可)。 11月中旬から下旬のシーズンには観光バスもやってきます。 観光バスがやっ
鎌倉の大仏で知られる神奈川県鎌倉市長谷にある高徳院(こうとくいん)は、 国宝「鎌倉の大仏」「長谷(はせ)の大仏」をおまつりしている、外国からの観光客もたくさん来る鎌倉観光の定番スポットです。 一般的には「鎌倉の大仏」と言われていますが みなさんは、この大仏様の正式な名前を知っていますか? 実はちゃんとした鎌倉の大仏の名前は 「銅造阿弥陀如来坐像(どうぞう・あみだにょらい・ざぞう)」と言います。 「鎌倉の大仏」の呼び方が広まっているので、「阿弥陀如来(あみだにょらい)」と言われてもピンと来ないかもしれませんね。 この大仏様、実は何度もつらい目にあっている、じつは苦労人?の仏様なんです。 今回は鎌倉の大仏さんにまつわるいろんなお話を混じえて、この高徳院のご紹介です。 高徳院(鎌倉の大仏)へのアクセス高徳院へのアクセスは、江ノ島電鉄藤沢方面行きに乗って長谷駅で下車徒歩約7分です。 東京方面からは
三十三間堂は京都でも有名な観光地なので、修学旅行などで訪問したことがある方も多いのではないでしょうか?長いお堂にズラーっと千手観音がならぶ光景は、お堂のなかに入った多くの人が圧倒されます。三十三間堂はよく「自分と似た顔の千手観音が1体はいる」などいわれるので、お堂に行くと自分に似た千手観音を一生けんめいに探している人を時々見かけたりしますね(笑) 仏像の人口密度でいえば日本一の仏像空間だと思います。千手観音は一体何体あるのでしょうか。そして手の数は一体全部で何本になるのでしょうか。 … 毘沙門天の脇侍として、吉祥天と一緒に祀られる善膩師童子(ぜんにしどうじ)は毘沙門天との間の5人の息子のうちの一人ですし。なかなか個性的なメンツの揃った家族ですね。 ここでなかなかのインパクとのある吉祥天の妹の黒闇天についての追加インフォーメーションを。黒闇天は醜悪な容貌で、人に災難を与える女神です。密教で
行き詰まったとき、もやもやしたとき、背中を押してほしいとき。そんなとき、誰かの言葉に助けられることがあります。誰の言葉なのかはいろいろだと思いますが、いにしえより、時と場所を超えて多くの人々を救い続けてきた言葉が、この世にはたくさんもあります。そんな言葉の集大成の一つが、般若心経。仏教のお経といえば般若心経を思い浮かべる人も多いのではないかと思います。その言葉は、1300年の間、人々の心に問いかけ続けています。今回はそんな般若心経をわかりやすく現代語訳でしっかり解説していきたいと思います。ただ唱…
薬師寺の見どころ薬師寺の見どころはなんといっても白鳳時代を代表する金銅仏の数々が圧倒的な存在感を放ちますが、仏像の紹介は最後にして、それ以外の見どころについて紹介したいと思います。 薬師寺の東塔修学旅行などで行かれた方も、薬師寺の古塔(東塔)とまわりの景色をこの和歌と共に思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。 大小の屋根がリズミカルに並ぶ美しさを、明治時代にアメリカ人の東洋美術史家・フェノロサは、「凍れる音楽」と絶賛しました。「凍りついた音楽」の美しさとはいったいどういう意味でしょう。 人それぞれ解釈はあるでしょうが、確かに天に向かってそびえるこの塔のリズミカルな美しい造形美はまさに音楽の旋律を思い起こさせるものがあります。 そしてその塔の姿が古都の里の中にピーンと張りつめて建っていて、とても存在感のある気品あふれる姿を感じさせてくれます。そして、その塔を中心とした凛とした姿が、その回
仏像には色々な姿の仏さまがあって、ポーズも様々です。しかし仏像で表された仏さまたちは、ただポーズをとっているわけではありません。仏さまのポーズ、とくに手の形にはちゃんと意味があるのです。 それぞれの手の形を「印相(いんそう)」または「手印(しゅいん)」と呼びます。ここでは仏さまの代表的な印相を6つのトピックでご紹介します。これを知っておけば、仏像を見る目が変わります! また印相を知ることで仏像を見分けることができて、少し友達に自慢気になることができるかも?! 今回は仏さまの手に注目してみましょう。 奈良の大仏さんもしているよ!:施無畏印と与願印 奈良・東大寺に行くと金堂(大仏殿)では巨大なご本尊・毘盧遮那仏(びるしゃなぶつ・国宝)が見られます。毘盧遮那仏は東大寺華厳宗の重要な経典『華厳経』の中心となる仏さまです。 「毘盧遮那」とはサンスクリット語のヴァイローチャナの音写で「輝くもの」という
仏像リンクの日本各地の仏像をご紹介していく「見仏入門」の記念すべき第1回目は国宝登録第1号として有名な弥勒菩薩(みろくぼさつ)がある広隆寺(こうりゅうじ)をご紹介します。 広隆寺は京都市左京区太秦(うずまさ)にある真言宗のお寺です。なかでも弥勒菩薩像は修学旅行生にも人気で、仏像は切手や教科書に載ったりしているので行ったことがなくても、ほとんどの人はその仏像の姿を一度は目にしていると思います。慈悲深く、物思いにふけったような半跏思惟像(はんかしいぞう)はとても美しく、訪れた多くの人々を夢中にさせてしまうことでしょう。 広隆寺はこの国宝第1号に指定されている(宝冠)弥勒菩薩像だけでなく、多くの国宝、重文の仏像などを保有しています。そしてそのほとんどを新霊宝殿(しんれいほうでん)一箇所で拝観できるのも魅力の一つです。また寺の歴史は古く、京都では最も古いお寺のひとつともいわれています。仏像だけでな
二月堂・三月堂・四月堂へのアクセス 東大寺の二月堂(仏堂)、三月堂(法華堂)、四月堂(三昧堂:ざんまいどう)などのエリアは大仏殿東方の若草山の麓(丘陵地)にあります。また奈良公園(春日大社)の北側にあたります。 これらの堂があるエリアは「上院」(じょういん)と呼ばれ、大仏が造られる前からあった東大寺の前身寺院があった場所です。 春日大社の側からこのエリアに入っていくと、一番手前(南)にあるのが三月堂(法華堂)です。三月堂は南を正面として建っています。建物の規模は正面5間(柱の間が5面)・奥行8間(柱の間が8面)あります。奥行奥の半分が本尊などの諸仏が安置されている場所で正堂(しょうどう)と呼ばれます。そして手前側に仏像を拝む礼堂(らいどう)があり、正堂との間に空間部分を設けています。正堂は寄棟造、礼堂は入母屋造で共に本瓦葺きとなっています。 二月堂は、三月堂のすぐ北側の坂道を上り詰めた場所
今回の見仏入門でご紹介する仏像は京都・東寺(とうじ)です。東寺は京都駅からも見える五重塔がシンボルで有名。五重塔を見ると古都京都に来た~!という風情を感じさせます。 この東寺は真言宗の総本山で、空海こと弘法大師のお寺といわれており、空海さんの理想をカタチにした立体曼荼羅をはじめ数多くの仏像が祀られています。 仏像界きってのイケメン仏と称される帝釈天や梵天が祀られるのもここ東寺です。 筆者はこの立体曼荼羅の仏像たちに出会って衝撃を受け、仏像の世界にどっぷりとハマっていった、とても思い出深い寺院。ぜひみなさまにもその良さが伝わるといいなと思いつつ、ご紹介していきます! 思い入れが強いせいか紹介の熱量がいつもに増して高くなってしまいました!かなり文量が多いので、時間がない方はこの下の目次を使いながら読んでくださいね。 東寺へのアクセス 最寄りは近鉄京都線の東寺駅からは歩いて10分くらいで到着でき
烏枢沙摩明王の主な働き 烏枢沙摩明王は、人間界と仏の世界を隔てる天界の「火生三昧」(かしょうざんまい)と呼ばれる炎の世界に住んでいます。全ての不浄を焼き払い浄化させる火神です。 人間界の煩悩が仏の世界へ波及しないよう、聖なる炎によって不浄、つまり煩悩や欲望を焼き尽くします。そして、慈悲の心を怒りのパワーに変えて、人々を救い、目覚めさせようとする明王なんです。 天台宗に伝承される密教(台密)では、金剛夜叉明王の代わりに明王の中心メンバーである五大明王の一尊に数えられるという、重要な存在でもあります。 この明王には本来の働きに加え、母親の母胎にいる赤ちゃんを男の子にさせるという力があるということで、男児を求める戦国武将にも広く信仰されました。 烏枢沙摩明王はトイレの神さま!?世の中の汚いものを全て焼き尽くす火神ということから、きれい好きの明王さま、トイレの神さま、ということになっちゃったみたい
今の日本は、実は般若心経のファンが最も多い国かもしれません。 三蔵法師は、般若波羅蜜の思想を持ち帰り、まとめ終わると少しして亡くなってしまいました。その後、彼のお弟子さんたちが師匠も重視した般若波羅蜜の実践を図るべく、一つの仏教宗派を立ち上げます。それが、「法相宗」と呼ばれる宗派です。 法相宗と言えば、奈良の方々はピンとくる方もいらっしゃるでしょう。 興福寺や薬師寺は法相宗のお寺で、奈良には他にも法相宗の流れを汲むお寺があります。 唐の時代に、奈良の都から送られた遣唐使の中にお坊さんがいらっしゃって、その方々がその当時最先端であった唐の仏教思想を都に持ち帰ったのが始まりで、中でも道昭(どうしょう)というお坊さんは、三蔵法師に師事して仏教を学びました。このような奈良のお坊さんたちによって般若心経も都に伝えられ、以後今日に至るまで人々の心に寄り添い続けてきました。 さて、今の日本には様々な仏教
横浜市南区にある「弘明寺」は、およそ1300年前の奈良時代にはじまったと言われる、横浜市で一番古いお寺です。 弘明寺商店街の目の前に立つこのお寺は、地元の人たちから「観音様」と呼ばれて親しまれており、その本堂には、行基(ぎょうき)というお坊さんの作と伝わる全国的にも少ない「鉈彫り(ナタボリ)」と呼ばれる特徴的な技法で造り出された十一面観世音菩薩立像(じゅういちめんかんぜおんぼさつ・りゅうぞう)がまつられています。 みなさんは「弘明寺」は読めましたか?このお寺の名前は「ぐみょうじ」と読みます。「読めない漢字日本一」に選ばれたこともあるそうで、地元民以外で読める人はなかなかいないようです。ただ京急線の駅名にもなっているので神奈川の人にとっては馴染みのある寺名となっています。 この十一面観音、実は昔は秘仏でしたが、アクセスもよく現在はいつでも観音さまにはお会いできるお寺なので、珍しい鉈彫りの仏像
毘盧遮那仏(びるしゃなぶつ)と読むこの仏さま。読むのも書くのもむずかしくて、「なんかちょっと苦手かも・・・」なんて言わないで。だって、あなたもあなたのお友達も日本人なら大抵の人が知っている、おそらく日本で一番有名な仏像は、この毘盧遮那仏なんですから。 毘盧遮那仏の主な役割・働き日本で一番有名な仏像といえば、おそらく奈良の大仏でしょう。そう、あの奈良の大仏さまこそ毘盧遮那仏なんです。毘盧遮那仏は、盧遮那仏もしくは盧舎那仏とも書くことがあります。 奈良の大仏の本当の名前は、東大寺盧舎那仏といいます。これが一般に奈良の大仏として知られる仏像の正式名称です。ちなみに大仏は大きな仏像のこと。「大仏」という名前の仏像は存在せず、みんなちゃんとした名前をもっているんです。 そして、毘盧遮那仏とは、釈迦が説いた教え、つまり仏法そのものが形となって仏像になったのが毘盧遮那仏です。毘盧遮那如来とも呼ばれます。
九品仏浄真寺(くほんぶつじょうしんじ)というのは9体の阿弥陀如来像(九品仏)を安置している東京・奥沢にある浄土宗の寺です。正式には「九品山唯在念佛院(くほんさんゆいざいねんぶついん)浄真寺」といいますが、近くの駅や学校など地域の名前としても使われるほど親しまれていますので、寺の名前も「九品仏」とだけで使われることも多いです。 東京では屈指の古刹として知れ渡っており、寺の周りは、自由が丘の高級住宅街の隣にあるにもかかわらず静かな住宅街に囲まれており、境内には緑も多く残されています。 境内の本堂の正面に3つの阿弥陀堂(上品堂、中品堂、下品堂)が並んで立っており、この中にそれぞれ3体の阿弥陀如来像(九品仏)が安置されています。 寺の境内にはもみじや銀杏の木が植えられていますので、この寺見物は、秋の紅葉時期が特にお勧めです。 九品仏浄真寺へのアクセス(自由が丘からも歩けます) 浄真寺は東京都世田谷
東京文化財ウィークの裏側で品川区にある海蔵寺の仏像が特別に公開されるという話を聞きつけて、当日は子供の幼稚園のイベントが午前中にあったが、猛ダッシュでやるべきタスクを片付け、子供の手をなかば強引に引っ張って、大井町へ向かった。(子たちからは、なんでもっと幼稚園で遊ばせてくれないんだ!とクレームをいただきました。。子たちよ、ごめん!) 大井町駅から徒歩約15分、大井町の昭和の匂い溢れる商店街を抜けてゼームス坂と国道第一京浜が交わるところにある海蔵寺へ向かう。近くには京急新馬場の駅があり周囲は東京都心へと続く主要幹線道路の雰囲気を漂わせている。 私は元々、青物横丁の近くで勤務していたので、この周辺は馴染みが深かった。なんといってもこの新馬場の駅前には「東京いまむら」という、こだわりの強い店主が営むラーメン店があり、当時は食べログでの評価が3.8もあるという超高評価なラーメン屋だった。 自分はそ
国宝とは国民の宝物であると国から認められたものの中から、特に大事なものや世界のなかでも貴重だと指定されたもののこと。 国宝の指定を受けている仏像も数多く存在します! 国宝仏像データベースでは国宝に指定されている仏像を一覧でご紹介いたします。 国宝の仏像めぐりというのも仏像を見ていく中では人気のあるめぐり方です。国宝仏像を巡ったことがない人は、これを参考にぜひ巡ってみてはいかがでしょうか。 すでに仏像を巡っているという人はどれだけ自分が巡れているのかチェックしてみてくださいね。
「お薬師さん」で親しまれる薬師如来(やくしにょらい)の「薬師」という文字をみるだけで、なんだか病気に効きそうな仏さまという気がしませんか? 薬師如来は医王如来(いおうにょらい)、大医王仏(だいいおうぶつ)とも呼ばれる、如来の中でもちょっと特別な仏さまなんです。他の如来と違って、お医者さんのように病気を治してくださり、この世の現実的な願い事をかなえてくださる頼りになる仏さま、それが薬師如来です。 薬師如来のやくわり薬師如来の正式名は、薬師瑠璃光如来(やくしるりこうにょらい)。 薬師如来が住んでいる住所は西の方角にあるとされる極楽浄土の世界の阿弥陀如来に対して、東の方角にある瑠璃光浄土(るりこうじょうど)に住んでいます。 お薬師さんはまだ菩薩としての修行中に、自分が仏さまになったらやりとげようと12の誓いをたてました。病気を治す、衣食住を満たす、悩みを解決する、地獄へ落ちないように導くなどです
仏像の種類:明王(みょうおう)【不動明王の意味と起源】日本の不動明王7選、真言や梵字ご利益 仏像リンク
愛染明王のサンスクリット名はラーガラージャ。 直訳するとなんとその名は「愛欲の王」・・・。 なんですか、これは。愛と欲望にまみれた仏さま?それなのに煩悩を断ち切る明王さまってどういうことなのだろう。。 どうやら私たちはすごい明王さまに遭遇しようとしているの? 今日は名前からしていろいろと興味深い愛染明王さまについてご紹介していきたいと思います。ぜひ最後までお読みいただければと思います。 明王とは|仏像の種類や特徴 ~言うこときかないワルい子を熱血指導!~熱血学年主任の不動明王! 次に明王とは?という説明をしていきます。明王(みょうおう)とは学校の中で例えると、各学年のリーダー... 愛染明王の役割り 翻訳名が強烈で、このままだと親にも話せないような気分でドギマギしてしまいますが、ちょっと待って。明王といえば、衆生を救済するために心を鬼にして働きかけてくれる存在。愛染明王にも、何か大きな使
ごあいさつ はじめまして、こんにちは。仏像リンクです。このたび仏像コミュニティ「仏像リンク」に訪問いただきまして誠にありがとうございます。仏像リンクとは仏像が好きなひとびとが集う、仏像コミュニティです。 このサイトに訪問してくださった方に最初に仏像リンクの立ち上げのきっかけや運営方針についてお話したいと思います。 仏像リンクの運営方針ですが、『仏像とつながる 仏像をまもる人とつながる 仏像が好きな人同士とつながる 仏像にまつわる、 さまざまな「仏像が好き。」を つなげていくこと』を目指しています。 ここに訪問してくださった方の多くは、仏像を日頃からひんぱんに巡っている人もいれば、どこかのお寺のご住職だったりするかもしれません。仏像って何?仏像ってどうやったら巡ればいいの?と思って訪問してくださっている人も多いかと思います。その多くの人が仏像に興味がある、「仏像が好き。」という気持ちを持って
阿弥陀如来の主な働き 梵名はアミターバあるいはアミターユスといい、それを阿弥陀と音写しました。アミターバは「量りしれない光を持つ者」アミターユスは「量りしれない寿命を持つ者」の意味で、西方にある極楽浄土という仏国土(浄土)に導く無限の寿命を持つ如来ということから無量寿如来ともいいます。 その阿弥陀如来は、命あるものすべてを救う四十八願(しじゅうはちがん)という誓いを立て、「南無阿弥陀仏」と唱えたあらゆる人々の臨終には西方浄土から迎えにきて、必ず極楽浄土へ往生させてくれることを約束しました。 阿弥陀三尊として観音菩薩と勢至菩薩と並ぶ姿が多く、さらに25菩薩を従え、雲に乗って往生者を迎えにやってくるといわれています。 阿弥陀如来の見た目・見分け方 釈迦如来と同様に、身に付ける装飾品は一切ありません。肉髻や白毫などの特徴も釈迦如来と同じです。大きな特徴はその印相。印は如来の功徳や役割を表現し、阿
「文殊菩薩? あんまり聞いたことないし、馴染みないなあ」という人も「三人寄ればモンジュの知恵」ということわざを聞いたことないですか? 凡人でも三人集まれば智恵をつかさどる文殊菩薩みたいないい智恵が出てくる、ということわざです。そう、あの「モンジュの知恵」のモンジュとは文殊菩薩(もんじゅぼさつ)のこと。さて、どんな菩薩さまなんでしょうか。 文殊菩薩のはたらき文殊菩薩は人々に智慧を与える力で悟りへと導いてくださる仏さま。これは「智恵」じゃなくて「智慧」なんですよ。仏教における悟りを開くために大切な本質を見極めるための力、という意味です。 単にお勉強ができるとか、物知りだったりアイデアマンだったりすることじゃないんですね。ただし、今ではかなりそのご利益が拡大解釈されていて智恵や知識の象徴として、学業成就・試験合格などを祈願する学生さんや受験生に人気です。 文殊菩薩は観音菩薩のように顔や手が沢山あ
仏のせかいにはランクがある?! 仏像(ぶつぞう)とは何か、ということがわかったところで、次に仏像のランクについて説明します。 「えっ、 仏像にランクなんてあるの?」と思われる人も多いかもしれません。 仏像の世界もニンゲンの世界と同じで、ソシキがあり、階級(ランク)があります。一応、だれがエラくて、だれがないエラくないというのは決まっていますが、ホトケさまであること自体が尊いことなので「それぞれの役割が分かれてる」と考えるほうが、しっくり来るかもしれません。 仏像のせかいは学… 地蔵菩薩は極楽往生出来ず、輪廻の輪の中の六道という六つの世界でさまよい続ける人まで救済するためには、地獄などの六道世界にさえも一つ一つ足を運ぶことをいとわない菩薩さまなんです。お地蔵様はよく6人セットで登場します。そしてそれは「六地蔵」と呼ばれます。これは六道の6つの世界それぞれにお地蔵様が現れることから「六地
皆さんは如来グループの一人、「大日如来(だいにち・にょらい)」という仏様は知っていますか? その手をよくみると忍者のポーズのような手をしています。忍術をとなえているのでしょうか。 大日如来は仏さまの世界でも、じつはとってーーもエラい仏さまなんです。 サッカーやテニスのプロの選手のなかでも世界ランキング◯位みたいなことがありますが、もし仏世界ランキングがあったなら大日如来さんは堂々の第1位! その理由もふくめて「大日如来」は一体どういう仏様なのか、大日如来の力をゲットできるとされる梵字や真言など、おすすめの大日如来の仏像をご紹介していきますね。 大日如来の意味、密教最高位であり宇宙の中心! 大日如来とは「密教」の最高の位にいる仏様です。密教とはおよそ1300年前にインドで生まれた仏教の一つです。日本では平安時代に空海(くうかい)や最澄(さいちょう)というお坊さんが中国で密教を勉強してきて、日
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『仏像リンク|仏像・仏教がわかる仏像コミュニティ』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く