平成23年5月に発生した山形市の菓子製造業「佐藤だんご屋」の団子などによる腸管出血性大腸菌O157の集団食中毒で、仙台市の男児=当時(2)=が後遺症を負ったなどとして、男児や両親らが5日までに佐藤だんご屋に約560万円の損害賠償を求める訴訟を仙台地裁に起こした。5月27日付。 訴状によると、男児は23年5月6日、佐藤だんご屋の団子を食べ、4日後に下痢などを発症。同17日にO157による食中毒と診断され、計39日間入院した。回復後も腎機能の低下で一生投薬が必要な状態となった。 男児側は「保健所による立ち入り検査でも団子からO157が検出されており、団子が原因で食中毒になったのは明らかだ」としている。男児側代理人によると、佐藤だんご屋は集団食中毒以降、連絡が取れない状態だという。
食品衛生法に基づき、生食用の牛レバーの提供が禁止になったのが昨年2012年の7月1日。昨年の6月末は、「今のうちにレバ刺しを食べておかねば!」といった駆け込み需要でまさにレバ刺狂想曲といった具合に、人気のお店に行列ができたりしていたようだ。 7月以降は、豚・馬・鶏のレバーは生での提供が禁止されていないということで、それらを扱うお店が人気になったりしていた。 豚のレバーは、牛のそれよりもヤバいという話もあるのだが……。 それぞれ特徴があり、味も値段も異なる生レバー。牛レバ刺し風のこんにゃくが売られたり、牛レバ刺し禁止でO-157の発生件数が激減したニュースや牛レバーの放射線殺菌の研究のニュースが報道されたりしている。 ユッケに関しては、先日紹介した 「合法的な」牛肉ユッケが焼肉屋で復活 カギを握る“納豆方式”とは? という方法で、“合法的”に食べることのできるお店が増えてきている。 牛レバー
肉によるO157食中毒患者数の変化 【森本未紀】生食用の牛肉の衛生管理が厳しくなった2011年以降、生肉や生レバーが原因の腸管出血性大腸菌O(オー)157の食中毒は減る一方で、焼き肉による食中毒は減っていないことが、国立感染症研究所の集計でわかった。感染研は、焼き肉を十分に加熱するなどして、食中毒を予防するよう呼びかけている。 07〜12年のO157食中毒のうち、生肉や生レバー、または焼き肉が原因になった患者数を、集団発生を除いて調べた。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする(会員の方) 無料会員登録はこちら朝日新聞デジタルのサービスご紹介はこちら関連リンク生レバー規制効果、患者激減 O157感染、4分の1に(3/21)焼き肉、おいしく安全に 火は中まで・箸替えて(12/10/14)生食用牛レバー、7月から販売禁止 違反すれば懲役刑
食中毒の原因となる腸管出血性大腸菌O157の昨年の検出数は平成19年に比べて約6割の水準に減少したことが、国立感染症研究所のまとめで28日、分かった。焼き肉チェーン店での集団食中毒発生を受けた生食用牛肉の提供基準厳格化や牛レバ刺し禁止が影響したとみられる。 19~24年に保健所を通じて報告のあった腸管出血性大腸菌の感染者を調査。O157が検出された感染者は、19年は3432人。提供基準が厳格化された23年は2264人、牛レバ刺しが禁止された24年は1980人だった。 さらに感染者の中で、生肉や生レバーなどを食べた記録がある患者だけでみると、24年は19年の4分の1に減少した。 感染者の最も多い0~4歳でも、24年は19年に比べて半分以下まで減少。感染研の八幡裕一郎主任研究官は「重い合併症を起こしやすい若年層の感染を減らすこともでき、規制の効果があったのではないか」と話している。
背 景 腸管出血性大腸菌(EHEC)感染症の発生報告は1999年以降年間約 4,000件前後の報告がある。2011年5月に発生した焼肉チェーン店における広域集団食中毒事件発生後、厚生労働省は2011年10月に生食用食肉の規格基準を改正し、2012年7月に牛生レバー提供の禁止を行った。本報告はこれらの対策の効果を検討した。 方 法 データは2007年第1週~2012年第52週までの感染症発生動向調査(NESID)よりEHEC感染症の届出に登録された情報を用いた。集団発生による偏りを除くため、NESIDで報告数が10件以上のクラスターを形成した集団発生事例は集計対象から除外した。 感染源・感染経路はNESIDの「その他備考」等の自由記載欄に入力されたテキストデータについて形態素解析(MeCab ver.0.994)を行った。届出に記載された名詞(キーワードセット)に基づき、(1)生肉・生レバー
去年1年間に生レバーを食べるなどして、病原性大腸菌、O157に感染した人は過去5年間の平均の3分の1以下に減っていたことが分かりました。 牛の生レバーの提供が禁止されたことが効果を挙げたとみられています。 国立感染症研究所は去年7月に、飲食店などでの牛の生レバーの提供が法律で禁止されたことから、その効果を確かめるため、10人以上の集団食中毒を除いて全国でO157に感染した人の推移を調べました。 その結果、去年1年間に生レバーや生肉を食べてO157に感染した人は55人と、平成19年以降の5年間の平均の3分の1以下に減っていたことが分かりました。去年の感染者のうち43人は7月までに報告があったことから、飲食店などで牛の生レバーの提供が禁止されたことが効果を挙げたとみられています。 一方、去年、焼き肉やしゃぶしゃぶなどでO157に感染したとみられるのは185人と、過去5年とほぼ変わらず、肉の加熱
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いや~驚きましたね、これには! この間アメリカ人と日本人の習慣の違いを話していて話題になったことを書きます。 土足文化がひどい! 日本人って玄関で普通に靴を脱ぎますよね~ 某家電量販店なんて、家電の配達時には毎回新しい靴下に履きかえる、というのを売りにしてるくらいですよね。 それくらい「土足」というものを忌み嫌う日本人に対してアメリカ人は土足文化です。 家の隅々を土足で歩き回ります。 こちらでベッドを購入して、配達してもらったとき、運送してくれた人は当然のように土足でグイグイ寝室まで入ってきました。 しかも泥だらけの汚い靴ですよ、本当に^^; それを見ただけで当時は凹みました。 今は慣れましたけど^^ 最も理解できないこと 土足文化で日本人の自分が理解できないのは、なんでも地べたにものを置くことです。 車に乗ったら、本、携帯、鍵、なんでも地べたに置きます。 で、それらのアイテムをまた手にと
「セクシー田中さん」作者・芦原妃名子さん急死 栃木県内で遺体発見…遺書のようなものも 日テレ系ドラマで脚本めぐりトラブルか
長野県飯島町の馬肉の卸売業者が、加熱用の馬肉を生で食べられると表示を偽って、全国に出荷していたことが分かり、社長らが謝罪しました。 長野県などによりますと、飯島町の馬肉の卸売業者、「大成」は、去年1月から先月にかけて、アルゼンチン産の加熱用の馬肉およそ32トンについて、生で食べられると偽った表示のラベルを貼って全国に出荷していたということです。 先月、石川県内の飲食店で、この業者から購入した馬肉のユッケなどを食べて下痢などの症状を訴えた4人から、病原性大腸菌O157が検出されたことの経緯などを調べているなかで、偽装表示が分かったということです。 「大成」の田中忠雄社長らが、11日に伊那市で会見し、偽装表示は、専務が社員に指示して行ったことを認めたうえで謝罪しました。 「大成」は、国内で流通する馬肉のおよそ40%を出荷する大手で、会社は、11日からしばらくの間、馬肉の出荷を自主的に停止するこ
北海道で8人が死亡した、白菜の浅漬けによる腸管出血性大腸菌O(オー)157の集団食中毒。漬物での食中毒に驚いた人は多いが、原因の浅漬けは調味液に漬けただけのもので、いわゆる伝統的な漬物とは異なる。発酵や塩分濃度が高い伝統的な漬物では、これまでこうした食中毒は起きていない。再発防止には、事業者・消費者ともに「なぜ浅漬けで食中毒が起きたのか」といった食中毒のリスクを理解することが大切だ。(平沢裕子) ◇減塩志向も影響? 伝統的な漬物は、塩分や発酵によって雑菌や大腸菌などの増殖が抑えられることもあり、保存性が高い。一方、今回の食中毒の原因となった浅漬けは野菜を調味液に漬けただけで、塩分濃度が低く、発酵もしていない。 食品衛生コンサルタントの西村雅宏さんは「昔は、浅漬けといえど塩分濃度が高く、細菌の影響を受けにくかった。今は消費者の減塩志向もあり、塩分濃度が低い
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