分子生物学者の福岡伸一氏の著書を続けて2冊読みました。 世界は分けてもわからない (講談社現代新書)と生物と無生物のあいだ (講談社現代新書) 著書が話題になっていることもあるのか、 最近テレビや雑誌での福岡氏の露出度が高いような気がします。 福岡氏の考え方は、 コーチングの捉え方の新しい視点を私に投げかけてくれました。 世界は分けてもわからないから一部抜粋します。 “生命現象に「部分」と呼べるものはほんとうは存在しない。 ある部分(パーツ)がある機能を担っているとする考え方は、 鳥瞰的な視点からの、マップラバーによる見立てにすぎない。” “世界は分けないことにはわからない。しかし、世界は分けてもわからないのである。” 「心臓はこんな機能を担っていますよ」 人体全体を鳥瞰する地図を目の前にして、心臓だけを取り出して 単に“見立て”ているだけです。 心臓だけが生命現象を担っているの