小学5,6年生の頃、夢中になって読んだ本があります。 ポール・ギャリコ著『ハリスおばさん パリへ行く』です。 (「国会へ行く」「ニューヨークへ行く」などシリーズあり) 図書室のどの棚にあったかも鮮明に覚えているほど 当時の私は、ハリスおばさんが大好きでした。 と言っても、ストーリーはすっかり忘れています。 しかし、とても面白くて元気なおばさんだった、ということは忘れていません。 ハリスおばさんのイメージが全然違ったらどうしよう? 夢中になった思い出が、ガラガラと音を立てて崩れ落ちるのを怖れながらも うん十年のなが~い時を経て、『ハリスおばさん、パリへ行く』を もう一度読んでみることにしました。 面白くて読むのが止まりませんでした(笑) 当時と同じ、ハリスおばさん最高です! 読み終えて、子どもの頃、どうしてあんなにもハリスおばさんが好きだったのか? その理由がはっきりしました。 それは、ハリ