古代中国の文章・文物・歴史・研究について。とりあえず漢文(古典漢語)や漢字について徒然なるままに、また学会覚書、購書記録なども記していきます。 前回のブログの記事「漢字の異体字字典>「獨」の異体字に寄せて」では、主に漢代~南北朝を中心とした漢字の字姿、字体を載せた字典類を紹介したけれども、もちろん『淳化閣法帖』なども非常に役に立ちます。 ブログ「古代中国箚記」お薦め本リストの「漢字の字形を調べる字典」のページにも字典類を紹介してあるので、興味のある方はご覧ください。 今日はネットで漢字の字体を調べられるところをいくつかご紹介します。 ・異體字字典 http://140.111.1.40/main.htm 台湾のサイトなので、文字コードをBIG5にすれば見ることができます。 「字形檢索」→「部首索引」で、部首ごとに調べるのが便利です。 これで見ると前回とりあげた「獨」の異体字も収録されていま
日中韓の霊魂観の違い (アジア遊学) 出版社/メーカー: 勉誠出版発売日: 2007/08/01メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (4件) を見る以前、輪廻関係の映画とかマンガとかを漁ってネタ集め*1をしていたが、その論文が出版された。8月に出版するのは、終戦記念日にあわせて首相などの靖国神社参拝が話題になり、「靖国参拝は日本の伝統的な文化にもとづくもので、文化的に異なる中国とか韓国とかにとやかく言われる筋合いはない」というような言説が起こるだろうことが予想されるので、そのタイミングにあわせて「日中韓の霊魂観の違い」を提示しようというのが、企画者である丸山顕徳先生の狙いであった(幸か不幸か参院選の惨敗で、靖国参拝は議論にすらならなかったが)。 中でも加地伸行氏は過激である。加地氏は、「非常に戦闘的な」靖国参拝否定論者である「真宗大谷派の一部僧侶」に対して、次のような
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