四半世紀にわたり、東京の下町情緒漂うエリアを取り上げた季刊誌「谷中 根津 千駄木」=通称・谷根千(やねせん)=が、7月末発行の93号で終刊する。終始「住民の目線」で、情報を発信し、全国各地で発行される地域情報誌の草分けともされる。3人の主婦が始めた小さな雑誌は、大きな足跡を残し、その歴史に幕を下ろす。(村山玲子) 「谷根千」は昭和59年、当時20代の主婦が創刊した。子供が同じ保育園に通っていた森まゆみさん(54)と山崎範子さん(51)、それに森さんの実妹、仰木ひろみさん(53)の3人だ。 当時は、バブル景気を前に、都心部の地価上昇が始まっていて、谷根千エリアも開発の手が伸びつつあった。そんな状況を目の当たりにした3人は、「自分の町がどう成り立ち、今どんな事実があるのか書き残そう」と思い立ち、地域密着の雑誌づくりを決意した。 毎号の特集テーマは人、祭り、文学、食とさまざまで、地域の話題ならな
国立西洋美術館=福留庸友撮影 スペイン・セビリアで開かれている国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産委員会は27日、フランス人建築家ル・コルビュジエ(1887〜1965)が手がけた東京・上野の国立西洋美術館など6カ国、22カ所の建築群「ル・コルビュジエの建築と都市計画」について「顕著な普遍的価値の証明が不十分」などとして、世界文化遺産への登録見送りを決めた。文化庁が発表した。 日本の世界遺産候補の「落選」は昨年の「平泉」(岩手県)に続き2度目。登録、情報照会、登録延期、不登録という4段階の評価のうち上から2番目の「情報照会」の結論が出た。再度の審議は早くて来年。ユネスコは新規登録を抑える傾向にあり、2年連続の落選は、文化庁の政策や登録を目指す各地の動きに大きな影響を及ぼしそうだ。 世界遺産委員会の諮問機関・国際記念物遺跡会議(イコモス)は5月に、「22の資産を結ぶのが『ル・コルビ
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