特別展示「平清盛―院政と京(みやこ)の変革」が1月28日から、京都市考古資料館(京都市上京区)で始まりました。6月24日まで。 今展示は、京都にあった平清盛や平氏一門に関する遺跡・遺物を紹介するとともに、白河・鳥羽・後白河・後鳥羽の院政時代(11世紀後半から13世紀前半)において、平安京・京都で起った変革を、「平清盛と平氏の足跡」「流通の発達」「大規模な寺院・殿舎の造営」「院政期の生活と祈り」の4コーナーに分け、約400点(約150点が初公開)の考古資料をもとに解説します。 平清盛の関連では、平氏一門の邸宅群のあった西八条第(梅小路公園内)から出土した土器、清盛が後白河上皇のために造営した蓮華王院(三十三間堂)の創建時の瓦を初公開。西八条第の土器は、平家が都落ちする寿永2年(1183)に、自ら火を放った際に焼けた土の層から掘り出されたもので、都落ちの歴史的瞬間を今に伝えます。出土の際の写真
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