池田次郎さん(いけだ・じろう=京都大名誉教授・自然人類学)が19日、肺炎で死去、90歳。葬儀は親族で行った。後日、しのぶ会を開く予定。喪主は妻静江さん。 遺跡から発掘される人骨の研究で業績を上げ、奈良・藤ノ木古墳の被葬者の遺骨の鑑定も担った。著書に「日本人のきた道」(朝日新聞社)など。
小学館の「日本の歴史」シリーズの12巻、「開国への道」を読んだ。 内容は最高に面白かったんだけど、それはともかくとして、月報に載ってた、執筆者の平川新(あらた)という人の経歴が凄すぎてびびった。 平川先生は1950年生まれで、福岡県の出身。中学を卒業すると「受験勉強が嫌で」すぐに上京。ブリヂストンのタイヤ工場で働きながら、先輩に誘われて定時制高校に通う。辞めたり復学したりで21歳で卒業。その間、建設業の業界紙の記者など、職を転々とする。 定時制高校を卒業後、世界史の先生のすすめで法政大学の通信制に入学。2年のときに昼間部に転部。近世史概論を受講して古文書の魅力に取りつかれ、研究会に入りびたる。 法政大学卒業後、東北大の大学院に進む。以後、教授にまでのぼりつめる。 中卒で工場勤めしてた人が東北大教授って、凄すぎるでしょ! 戦後生まれとは思えない波瀾万丈っぷり。明治時代の立志伝みたいだ。 本文
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