歴史資料館休館へ 住友赤平小閉校で、移転先めど立たず (03/07 16:09) 休館する市炭鉱歴史資料館に並ぶ炭鉱関連の資料 【赤平】住友赤平小(牧野雅宏校長、児童45人)が今月末に閉校するのに伴い、校舎の空き教室を利用している市炭鉱歴史資料館が休館することになった。建物はしばらく残るが、消防法を満たすだけの消防設備を維持するのが難しいため。貴重な資料の移転先のめどは立っていない。 資料館は鉄筋コンクリート造りの校舎の一部1080平方メートルを活用して2006年に開館。1994年に閉山した住友赤平炭鉱や市民から寄贈された防じんマスクや写真、旧市郷土館(07年閉館)から移された模型など1万点以上が展示されている。炭鉱資料を集めた市内唯一の施設として、研究者を中心に年間100~200人が訪れている。 市消防本部によると、閉校後も消防法の基準を満たすためには、校舎全体の通電を保ち、火災報知機な