市は対話を通じて五輪開催の意義に理解を得た上で、招致の賛否を問う意向調査を行うとしていたが、市民の理解が広がっていないとして先送りを決めた。
「アイヌ民族存在する」「若者、文化伝承に努力」 金子・札幌市議書き込み、専門家に聞く (08/21 14:30) 札幌市議で自民党・市民会議に所属する金子快之(やすゆき)氏(東区選出)の短文投稿サイト「ツイッター」への「アイヌ民族なんて、いまはもういない」などとする書き込みについて、アイヌ民族を研究する専門家に聞いた。 金子氏は11日、ツイッターに「アイヌ民族なんて、いまはもういないんですよね」などと書き込んだ=図=。 このうち、「いまはもういない」という表現について、北大アイヌ・先住民研究センターの丹菊逸治(たんぎくいつじ)准教授(アイヌ文化)は「例え固有の言語や伝統文化が失われたとしても、過去との連続性を保ち、同じ民族に属するという意識を持った人々の集まりである以上、アイヌは民族として存在する」と指摘する。 苫小牧駒沢大の岡田路明教授(アイヌ文化)は「現実にアイヌ民族として生きている方
歴史資料館休館へ 住友赤平小閉校で、移転先めど立たず (03/07 16:09) 休館する市炭鉱歴史資料館に並ぶ炭鉱関連の資料 【赤平】住友赤平小(牧野雅宏校長、児童45人)が今月末に閉校するのに伴い、校舎の空き教室を利用している市炭鉱歴史資料館が休館することになった。建物はしばらく残るが、消防法を満たすだけの消防設備を維持するのが難しいため。貴重な資料の移転先のめどは立っていない。 資料館は鉄筋コンクリート造りの校舎の一部1080平方メートルを活用して2006年に開館。1994年に閉山した住友赤平炭鉱や市民から寄贈された防じんマスクや写真、旧市郷土館(07年閉館)から移された模型など1万点以上が展示されている。炭鉱資料を集めた市内唯一の施設として、研究者を中心に年間100~200人が訪れている。 市消防本部によると、閉校後も消防法の基準を満たすためには、校舎全体の通電を保ち、火災報知機な
ぜひ「初めての読者」に 苫小牧市立中央図書館「誰も読んでない本フェア」 (01/08 16:00) 苫小牧市立中央図書館で開かれている「誰も読んでない本フェア」 【苫小牧】苫小牧市立中央図書館で、収蔵本のうち、これまで一度も貸し出しがない本を集めた「誰も読んでない本フェア」が開かれている。同図書館は「思わぬ掘り出し物があるかも。初めての読者になって」と、すすめている。 くすみ書房(札幌)が2003年に企画し、売り上げを伸ばした「なぜだ!?売れない文庫フェア」をヒントに、人気が無かった本に注目してもらおうと初めて企画した。 新書の150冊。昨年、出版された新しい本から、約30年間一度も貸し出されなかった本もある。 大半が政治や経済、科学の分野の本だが、ジャーナリスト池上彰さんの「日本の1/2革命」や、猪瀬直樹前東京都知事の「東京の副知事になってみた」など、テレビなどでおなじみの著名な作家の作
北方歴史資料館が閉館へ 北海道・函館 高田屋嘉兵衛の資料展示 (09/26 09:09) 閉館が決まった北方歴史資料館 【函館】江戸時代の商人で函館の発展に貢献した高田屋嘉兵衛の歴史資料を収蔵する北方歴史資料館(函館市末広町)が、同館を運営する社団法人北方歴史研究協会の解散に伴い11月末で閉館することが25日、分かった。 同館は、7代目となる故高田嘉七さんが同協会を設立し、私財を投じて建物を建て1988年に開館。高田家に伝わる古文書などを展示し、親類で幕末の先駆的写真家横山松三郎撮影とみられるガラス原板も多数所有している。 2011年11月に館長だった嘉七さんが急死し休館。東京在住で次女の菜々さんが資料整理のため館長を引き継ぎ12年8月に再開したが、13年4月から再び休館していた。 閉館について同館は、入館料収入だけでは運営が厳しく、古文書のデジタル化など資料整理に一定のめどがついたためと
先住民族マオリ女性の入浴拒否 北海道・石狩管内の温泉、顔の入れ墨理由に (09/12 06:25) ニュージーランドの先住民族マオリの言語指導者で、日高管内平取町で6日まで開かれたアイヌ語復興を目指す講習会の講師を務めた女性が、石狩管内の民間の温泉施設で顔の入れ墨を理由に入館を断られていたことが11日、分かった。講習会関係者は「入れ墨はマオリの尊厳の象徴であり、大変残念」としている。 女性はエラナ・ブレワートンさん(60)。講習会関係者ら約10人で8日、札幌市内でのアイヌ民族の行事を見学後、入浴と食事のため温泉施設に行った。その際、ブレワートンさんの唇とあごの入れ墨を見た温泉側が「入れ墨入館禁止」を理由に入館を断った。同行したアイヌ民族の関係者らが温泉側に「多様な文化を受け入れることが必要では」と再考を求めたが聞き入れられなかった。 同温泉は、入り口に「入れ墨入館禁止」の看板を設置。入れ墨
閉館のウイルタ民族資料館 収蔵品を道立博物館に 北海道・網走 (09/04 10:44) 収蔵品の保存先が決まり、4日に取り壊される北方民族の私設資料館「ジャッカ・ドフニ」=3日、網走市大曲 【網走】2010年に閉館した、サハリンの先住民族のウイルタなどに関する私設資料館「ジャッカ・ドフニ」(網走市)の収蔵品約600点が、網走市内の道立北方民族博物館に売却、寄贈されることが分かった。運営主体のウイルタ協会(田中了会長、事務局・札幌市)は会員の高齢化などで後継者がおらず、施設の維持が困難と判断。建物は4日に解体され、土地は所有者の網走市に返還される。 ジャッカ・ドフニはウイルタ語で「大切なものを収める家」の意味。戦後、樺太から網走に移り住んだウイルタの故ダーヒンニェニ・ゲンダーヌ(日本名・北川源太郎)さんらが、北方民族の文化を伝えようと全国から寄付を募って1978年に開館した。 ゲンダーヌさ
北海道開拓の村、老朽化深刻 開園30年、24施設の修繕追い付かず (08/24 15:21) 屋根と2階部分が壊れた北海道開拓の村の「旧小川家酪農畜舎」。立ち入り禁止で、復旧のめどは立っていない 道内の歴史的建造物を展示している札幌市厚別区の「北海道開拓の村」が今年で開園30年となり、建物の修繕が追い付いていない。屋根や柱などの補修が必要な建物は全体の4割近くに上るが、設置者の道は財政難のために対応できていない。 「ミシミシと音がして、1時間以上かけて屋根がつぶれていった」 道から運営を委託されている指定管理者「一般財団法人北海道開拓の村」(札幌市)の担当者は3月上旬、巡回時に「旧小川家酪農畜舎」が雪の重みで壊れていく様子を目の当たりにした。「見学者がいたら大事故になっていたかもしれない」と振り返る。 この畜舎は大正末期に建てられ、米国の建築手法を取り入れた造りが人気だが、現在立ち入り禁止
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