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ブックマーク / h-sebata.blog.ss-blog.jp (12)

  • 内閣法制局が憲法解釈変更の公文書を残さないこと: 源清流清 ―瀬畑源ブログ―

    最近全くブログを書いていなかったのですが、さすがにこれは書き残しておこうと思ったので。 毎日新聞のスクープ記事です。私も事前に取材を受けていて、引用部分とは別の所でコメントが使われています。 引用します。 <憲法解釈変更>法制局、経緯公文書残さず 毎日新聞 9月28日(月)9時30分配信 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150928-00000013-mai-pol 政府が昨年7月1日に閣議決定した集団的自衛権の行使容認に必要な憲法9条の解釈変更について、内閣法制局が内部での検討過程を公文書として残していないことが分かった。法制局によると、同6月30日に閣議決定案文の審査を依頼され、翌日「意見なし」と回答した。意思決定過程の記録を行政機関に義務づける公文書管理法の趣旨に反するとの指摘が専門家から出ている。 ◇審査依頼の翌日回答 他国を攻撃した敵への武

    内閣法制局が憲法解釈変更の公文書を残さないこと: 源清流清 ―瀬畑源ブログ―
    shig-i
    shig-i 2015/10/02
  • 特定秘密保護法案論説まとめ: 源清流清 ―瀬畑源ブログ―

    自分の研究(象徴天皇制)と深入りしてしまった公文書管理問題について思いついたことを書いています。拙著『公文書をつかう―公文書管理制度と歴史研究』(青弓社)刊行しました。 特定秘密保護法案について、公文書管理制度の視点から解説をかなり書いてきました。 ただ、数が多くなってきましたし、ダブることは書いてこなかったので、どの記事を見れば何が読めるかを整理したいと思います。 私の基的な立場は、秘密を管理するための統一的なしくみは必要、だが今回の法案は不備だらけで話にならないので反対、というもの。 ○修正案の解説 改めて特定秘密保護法案に反対する http://h-sebata.blog.so-net.ne.jp/2013-11-26 →簡単に反対理由をまとめたもの。一番わかりやすいかと。 特定秘密保護法案修正案を読む http://h-sebata.blog.so-net.ne.jp/2013

    特定秘密保護法案論説まとめ: 源清流清 ―瀬畑源ブログ―
    shig-i
    shig-i 2013/12/06
    公文書管理制度に詳しい歴史研究者の解説
  • 大阪大学アーカイブズ: 源清流清 ―瀬畑源ブログ―

    自分の研究(象徴天皇制)と深入りしてしまった公文書管理問題について思いついたことを書いています。拙著『公文書をつかう―公文書管理制度と歴史研究』(青弓社)刊行しました。 2013年3月7日から8日にかけて、所属大学のプロジェクトの一環で、大阪大学アーカイブズと神戸大学附属図書館大学文書史料室を訪問してきました。 せっかくなので、簡単な見学記を。 なお、ここでの記述は、私が見聞きしたことを私の解釈で書いているものです。よってその施設の公式見解では無いことはあらかじめお断りしておきます。 大阪大学アーカイブズ http://www.osaka-u.ac.jp/ja/academics/ed_support/archives_room ■概要 大阪大学アーカイブズは2012年10月1日に設置された。一般公開は2013年4月1日予定。 場所は箕面キャンパス(旧大阪外国語大学)の管理棟(事務があった

    大阪大学アーカイブズ: 源清流清 ―瀬畑源ブログ―
  • 神戸大学附属図書館大学文書史料室&震災文庫: 源清流清 ―瀬畑源ブログ―

    自分の研究(象徴天皇制)と深入りしてしまった公文書管理問題について思いついたことを書いています。拙著『公文書をつかう―公文書管理制度と歴史研究』(青弓社)刊行しました。 2013年3月7日から8日にかけて、所属大学のプロジェクトの一環で、大阪大学アーカイブズと神戸大学附属図書館大学文書史料室を訪問してきました。 せっかくなので、簡単な見学記を。 なお、ここでの記述は、私が見聞きしたことを私の解釈で書いているものです。よってその施設の公式見解では無いことはあらかじめお断りしておきます。 今回は神戸大学を。前回の大阪大学アーカイブズはこちら。 ■図書館の一部局として 神戸大学の大学アーカイブズである大学文書史料室(以下「史料室」と略す)は、附属図書館に属している。 場所は百年記念館の一角にある。 綺麗な建物なのだが、後述するように、アーカイブズの書庫としては使いづらい形である。 史料室の向かい

    神戸大学附属図書館大学文書史料室&震災文庫: 源清流清 ―瀬畑源ブログ―
    shig-i
    shig-i 2013/03/28
    図書館の一部局としてのメリットなど
  • アーカイブズ資料の閲覧資格制限?: 源清流清 ―瀬畑源ブログ―

    自分の研究(象徴天皇制)と深入りしてしまった公文書管理問題について思いついたことを書いています。拙著『公文書をつかう―公文書管理制度と歴史研究』(青弓社)刊行しました。 香川県で公文書管理条例を策定する動きが進んでいる。 これ自体は非常に良いことだと思うのだが、その内容に大きな問題があることがわかった。 それは、香川県文書館で「特定歴史公文書等」を閲覧できる権利を持つ人を事実上「県民関係者」に限定するということである。 まず、その案文の関係する所を。 「香川県の公文書等の管理に関する条例(仮称)案の骨子」 http://www.pref.kagawa.lg.jp/kgwpub/pub/cms/upfiles/jyoureiannno%20gaiyou_15360_1.pdf この12には、文書館での利用請求を行える者として、次の様に書かれている。 次に掲げるものは、館長に対し、特定歴史公文

    アーカイブズ資料の閲覧資格制限?: 源清流清 ―瀬畑源ブログ―
  • 民主党政権と公文書管理制度: 源清流清 ―瀬畑源ブログ―

    自分の研究(象徴天皇制)と深入りしてしまった公文書管理問題について思いついたことを書いています。拙著『公文書をつかう―公文書管理制度と歴史研究』(青弓社)刊行しました。 12月16日の総選挙で自民党が大勝し、民主党は下野しました。 2009年に政権に就いてから3年強。この間、公文書管理制度に関する重要な改革がいくつか行われました。 いったい民主党は公文書管理問題で何を達成したのか。まとめてみたいと思います。 1.外交文書の大量公開 鳩山内閣発足時に、岡田克也外相が沖縄返還時の有事の核持ち込み密約などを徹底に調査すると宣言し、有識者委員会を立ち上げた。 その有識者委員会は、報告書で外交文書の積極的な公開についての提言を行った。 これを受けて岡田外相は、作成から30年できちんと公開するという体制を作らなければならないとし、大量の外交文書の外交史料館への移管・公開が現在まで続いている。 これは間

    民主党政権と公文書管理制度: 源清流清 ―瀬畑源ブログ―
  • 原子力災害対策本部の議事録未作成問題: 源清流清 ―瀬畑源ブログ―

    自分の研究(象徴天皇制)と深入りしてしまった公文書管理問題について思いついたことを書いています。拙著『公文書をつかう―公文書管理制度と歴史研究』(青弓社)刊行しました。 2012年1月22日のNHKの報道。引用します。 政府の原災部 議事録を作らず 1月22日 17時44分 NHK 東京電力福島第一原子力発電所の事故を巡って、避難区域や除染の方針など重要な決定を行ってきた政府の「原子力災害対策部」の議事録が作成されていなかったことが分かりました。専門家は「将来同じ失敗を繰り返さないようにするための財産が失われたという意味で、国民的な損失だと思う」と指摘しています。 政府の原子力災害対策部は、総理大臣を部長とし、経済産業大臣をはじめ全閣僚をメンバーとするもので、原発事故当日の去年3月11日に設けられ、避難区域や除染の基方針、農作物の出荷制限など原発事故を巡る重要な決定を行ってきまし

    原子力災害対策本部の議事録未作成問題: 源清流清 ―瀬畑源ブログ―
  • NHKアーカイブスについて聞いてきた: 源清流清 ―瀬畑源ブログ―

    自分の研究(象徴天皇制)と深入りしてしまった公文書管理問題について思いついたことを書いています。拙著『公文書をつかう―公文書管理制度と歴史研究』(青弓社)刊行しました。 12月21日、所属大学のプロジェクトの関係で渋谷のNHKにおいてライツ・アーカイブズセンターの関係者の方と会う機会があり、NHKアーカイブスについて色々とうかがってきた。 メモ代わりに、まとめて書いておきたい。 なお、私がメモしたことなので、正確に聞き取れていない点、勘違いした点などあると思いますので、参考程度に考えてください。 関係する記述はある程度固めておきますが、基的にバラバラに列記しておきます。 (ここから) ・NHKでは以前は「放送」の名の通り、流しっぱなしで保存することを考えていなかった。また、著作権法上でもNHKが一からすべて作ったもの以外は6ヵ月しか保存できないという規定があったため、保存することも難しか

    NHKアーカイブスについて聞いてきた: 源清流清 ―瀬畑源ブログ―
    shig-i
    shig-i 2011/12/29
    公文書館との違いなど
  • 『公文書をつかう―公文書管理制度と歴史研究』刊行: 源清流清 ―瀬畑源ブログ―

    自分の研究(象徴天皇制)と深入りしてしまった公文書管理問題について思いついたことを書いています。拙著『公文書をつかう―公文書管理制度と歴史研究』(青弓社)刊行しました。 初めての著書である『公文書をつかう―公文書管理制度と歴史研究』が青弓社から刊行されることになりました。 内容、目次は以下の通りです。(版元より) ▼紹介 国民共有の知的資源である公文書。知る権利や説明責任を保障し、記憶や記録を未来に伝えていく必要性が求められているいま、2011年に施行された公文書管理法の制定過程をていねいに検証し、公文書利用者・歴史研究者の立場から公文書管理制度の今後を展望する。 ▼目次 はじめに 第1章 公文書管理制度の近現代史 1 大日帝国憲法下の公文書管理制度 2 日国憲法下の公文書管理制度 1――公文書館法制定まで 3 日国憲法下の公文書管理制度 2――公文書管理法制定までの道 第2章 公文

    『公文書をつかう―公文書管理制度と歴史研究』刊行: 源清流清 ―瀬畑源ブログ―
    shig-i
    shig-i 2011/11/29
    著者による紹介「この本の執筆を依頼されたとき、歴史研究者として公文書管理問題について何が書けるのかを考えました」
  • 全史料協2010年大会の感想(上) ポスターセッションと資料保存ワークショップ: 源清流清 ―瀬畑源ブログ―

    自分の研究(象徴天皇制)と深入りしてしまった公文書管理問題について思いついたことを書いています。拙著『公文書をつかう―公文書管理制度と歴史研究』(青弓社)刊行しました。 全国歴史資料保存利用機関連絡協議会(全史料協)の2010年大会が11月24,25日に京都で行われました。 大会内容についてはこちらを↓ http://www.jsai.jp/taikai/kyoto/index.html 全史料協は、文書記録を中心とする記録史料を保存するアーカイブズや、それに携わる人たちなどで構成される団体。 日アーカイブズ業界における一番大きな団体組織と言ってよいと思う。 私はこれまで大会に参加したことはなかったが、友人に誘われたのと、自分自身も興味のあるテーマだったこともあり、参加をしてきた。 以下で感想を述べていきたいと思います。 なお、私は「非会員」という立場で参加していた数少ない人物だと思う

    全史料協2010年大会の感想(上) ポスターセッションと資料保存ワークショップ: 源清流清 ―瀬畑源ブログ―
  • 宮内庁書陵部における「皇室文書」への移管問題: 源清流清 ―瀬畑源ブログ―

    自分の研究(象徴天皇制)と深入りしてしまった公文書管理問題について思いついたことを書いています。拙著『公文書をつかう―公文書管理制度と歴史研究』(青弓社)刊行しました。 昨日と今日と宮内庁書陵部で歴史公文書を閲覧してきた。 そこで、ある事実が発覚した。 私が以前、書陵部で見た「歴史公文書」が、「皇室文書」(皇室の私文書)扱いになって目録から姿を消していた。 書陵部の方からは「事実関係をもっと調べるまではできれば内密に」みたいなことを言われたけど、これは公文書管理法の根幹を揺るがす話なので、現在わかっているところまでをここに書き残しておきたい。 新たな情報が入ればその都度ブログを更新していきたい。 そもそも話は約1年前に遡る。 昨年8月末、2006年に請求していた公文書が公開された。 侍従職の「業務日誌」昭和33年である。 この文書を請求していたことは、このブログを始めてすぐに「請求を行った

    宮内庁書陵部における「皇室文書」への移管問題: 源清流清 ―瀬畑源ブログ―
    shig-i
    shig-i 2010/08/17
    これは悪用されそう「「この文書、皇族の私的なこと書いてあるし、「皇室文書」でいいんじゃない?」ぐらいのノリで皇室文書に切り替えたように見えるのだ」
  • 別冊『環』15号「図書館・アーカイブズとは何か」を読む: 源清流清 ―瀬畑源ブログ―

    自分の研究(象徴天皇制)と深入りしてしまった公文書管理問題について思いついたことを書いています。拙著『公文書をつかう―公文書管理制度と歴史研究』(青弓社)刊行しました。 なかなか読み応えのある分量であり、歴史学、アーカイブズ学、図書館学を初めとして様々な分野の専門家による論考が並んでおり、アーカイブズ問題や図書館問題についての概況を知るには格好の書物となっていると思う。 興味深かったのは、これまであまり読む機会の無かった図書館問題についての論考である。 特に図書館学の人達の論考はあまり読んでいなかったので、興味深く読んだ。そして、アーカイブズ関係の人達の何人かが言っていた「アーカイブズ学を図書館学の二の舞にするな」ということの一端も垣間見ることができた。 図書館学の論考は、図書館経営論というよりも、「情報学」、それとも「知識情報学」とでもいうのだろうか、情報や知のネットワークをどう構築する

    別冊『環』15号「図書館・アーカイブズとは何か」を読む: 源清流清 ―瀬畑源ブログ―
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