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衆院選
ame774.hatenablog.com
フジロック2019 前夜 この文章はフジロック2019の前夜に書かれたものである。 残念ながら私は今年もフジロックへは行かない。これで2年続けて不参加ということになる。自分の年齢も考えるともういフジロックにいくことはないかもしれない。 そんな気持ちでこの文章を書いている。 初めてのフジロックの思い出 インドア派でプロレタリアート魂を持つ私としては、名古屋から出かけると1度出かけるだけで10万以上かかり、アウトドアでブルジョアの香りのする立ち振舞いの多いフジロッカーたちで埋め尽くされたフジロックには否定的な気持ちが強かった。 けれどある時、枕元にサウスポーのギタリストが立って「フジロックもエクスペリエンスさ」と囁いた。 中学生の時に読んだ渋谷陽一のロックのアルバム購入ガイド以来のジミ・ヘンドリックスファンである私が、ジミヘンの言葉に逆らえるわけもなく、当然行った。 フジロックへ。 それが最初
レッチリのアルバムは何を聴くべきか問題 サマーソニック2019の開催について先日概要が発表された。今年は金土日の3日間開催で、3日間のヘッドライナーはそれぞれRed Hot Chili Peppers(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)、B'z(ビーズ)、The Chainsmokers(ザ・チェインスモーカーズ)の3組となるそうだ。 その中で今回はレッチリについて、しかもレッチリのライブを見るにあたって聴いておくべきアルバムについて考えてみた。 最初に(そして結論) 今までレッチリの曲をほとんど聴いたことがなく、それでもサマソニ2019でレッチリのライヴを効率的に、大雑把に楽しみたい、というだけであれば2003年に発表されたベストアルバムを繰り返し聴き、Youtubeか何かで「Can't Stop」「Around the World」「Snow (Hey Oh)」「Dani Califo
小沢健二はおそらくは未来人だ。 しかもタイムリープしてる。 2016年5月31日の小沢健二・ライブツアー「魔法的 Gターr ベasス Dラms キーeyズ」名古屋公演1日目を見てそう思った。 小沢健二のライブ(名古屋公演1日目)の感想を少しだけ書きたい。 最初に もちろんいつだって、何についてだって、そうではあるけれど、特に小沢健二のことを言語化することは私にとって荷が重い。 今回のライブツアーは未発表・書きおろしの新曲が多めに披露され、しかも特徴的なことの一つとしてその歌詞が、演奏前または曲によっては演奏中に後ろのスクリーンに映しだされていた。 新曲の歌詞は独特の世界を想起させ、父親となった小沢健二という存在を感じさせる内容でもあり、都市での生活でもあり、違う世界に迷い込んだ非日常のようでもあった。怪獣と魔法と親子の暮らしと魔神とサメと変身ヒーローと宇宙の力と導きと願いが一緒にある世界だ
最初に 少し前に1995年を境に、創作に対してお客さんが求めるものが変わってきた、というような記事があった。 実は私はこの話にちょっと思うところがある。 と、同時に1994年に発売された小沢健二の2ndアルバム「LIFE」の感想も書きたい。 LIFE(ライフ)/小沢健二 → link 中川いさみと鴻上尚史の対談 今回直接的にとりあげているのは下の記事になる。中川いさみの書く鴻上尚史との対談風マンガだ。 www.moae.jp 中川いさみはスピリッツで「クマのプー太郎」などを掲載していた漫画家でいわゆる不条理漫画にカテゴライズされてはいたけれど、吉田戦車などとくらべればひどく分かりやすいナンセンスさだった。気取った感じや敷居の高さもなく当時、私は好きな漫画家だった。 鴻上尚史と言えば劇団「第三舞台」の主催者であると同時に、コラムニストであり、テレビ・ラジオでも活躍しており、話上手で映画監督
90年代。気がつくとRide(ライド)は終わっていた。けれど実際どのタイミングでライドが終わっていたのかということは私には難すぎてわからない。 ライドは90年代初頭、赤ライド、黄ライドと呼ばれる2枚のEP盤をたずさえてインディ・ロックシーンに颯爽と登場した。彼らはシューゲイザーと呼ばれるジャンルにカテゴライズされ、轟音ギターと爽やかなボーカルが印象的でまさに思春期そのものを想起させるUKバンドだった。 いくつかの印象的なEP盤とアルバムを出した彼らではあったけれど、思春期が長く続かないように、90年代中盤に主要メンバーであるマーク・ガードナーのテンションが急激に落ちたことに伴いバンドも勢いを失い、4枚目のアルバムを制作すると静かにライドは解散した。 元ライドのもう一人の主要なメンバーであるアンディ・ベルは00年代以降、Oasis(オアシス)、Beady Eye(ビーディ・アイ)といったバン
「Baby's on Fire」について語りたい。 そしてここに書かれているのは私がいかに「Baby's on Fire」が好きかという妄想の物語でしかない。 25/電気グルーヴ → link 電気グルーヴの25周年記念ミニアルバム「25」について何かを書くか、その「25」の冒頭M1を飾る「Baby's on Fire」という楽曲そのものについて書くか非常に迷ったが、まずは「Baby's on Fire」について書きたい。 先週の木曜日(10/30)、私はZEPP名古屋へ電気グルーヴの25周年記念ライヴを見に行った。セットリスト的にはデビュー前のインディーズ時代から最新曲も含めてすべての年代の曲を演奏している。その際にもっとも印象的だった曲がこの「Baby's on Fire」ということになる。 極端な言い方をしてしまえば電気グルーヴのキャリア最高傑作ではないかとさえ思えた。 また無茶で
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