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ブックレビュー
ameblo.jp/shiro13-1
国会の質問通告について、先生によって色々とやり方が違うので対応に苦慮する。質問要旨を送付するだけとか、10分程度でレクを行ってやりとり終了という先生もいれば、真夜中まで何時間もかけて色々な省庁を順番に呼んで・・・という先生もいる。 例えば、簡潔に質問内容と答弁してもらいたい大臣等を箇条書きした要旨を勤務時間内に送付し、送付から1時間以内なら要旨の内容について電話で質問を受け付ける、わざわざ事務所に担当者を呼んでレクはしない、などというようにルール化してもらえると、先生側も、役所側も負担が減りそうな気がする。コストも削減できそうだ。 当選から間もない先生方だと、いかにも不慣れで、レクに1時間以上かかったり、どの大臣に質問したいのか分からなかったりで、困ることが多い。これはその先生が悪いというわけではなく、当然、経験がなければ知らなくて当たり前のことだらけだからだと思うのだが、スタンダートな通
平成18年12月13日に共産党の吉井英勝議員が「巨大地震の発生に伴う安全機能の喪失など原発の危険から国民の安全を守ることに関する質問主意書」を提出している。 http://www.shugiin.go.jp/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/a165256.htm 現在の状況を考えると実に先見性のある質問で、大地震及び津波に伴って電源喪失した原発において、燃料棒の冷却ができなかったらどうするかということを聞いている。それに対する政府としての回答は「原子炉の冷却ができない事態が生じないように安全の確保に万全を期しているところである」というようなものだ。 5年前、仮に「日本海溝付近でM9.0級の大地震が起これば、これによって生じる津波が太平洋側の沿岸に大規模な被害をもたらす恐れがある。政府は何らかの対策をとるべきではないか。」という質問があったとしても、同じよ
●緊急災害対策本部 被災者生活支援特別対策本部 被災者生活支援各府省連絡会議 被災者等就労支援・雇用創出推進会議 災害廃棄物の処理等に係る法的問題に関する検討会議 災害廃棄物の処理等の円滑化に関する検討会議 被災者向けの住宅供給の促進等に関する検討会議 被災地の復旧に関する検討会議 ほかにもあるか?? ●被災地等における安心・安全の確保対策ワーキングチーム (犯罪対策閣僚会議の下) ●5役会議 (官房長官、防災担当大臣、総務大臣、平野内閣府副大臣、辻本総理補佐官) ●原子力災害対策本部 原子力被災者生活支援チーム ●電力需給緊急対策本部 ●内閣官房震災ボランティア連携室 各府省が所掌内で独自に設けている対策本部や会議は別にして、省庁横断的に設けている組織には上のようなものがあると思われる。いずれも公開情報から拾い集めただけなので、これで全部ではないかもしれないし、総理は会見で「復興構想会議
明日からの予算委員会での審議どうなるのでしょう・・。普天間、尖閣、北方領土と外交上の懸案事項は山積み、辞任してもおそらく野党が追及の手を緩めることはないだろうし、やっぱりダメージコントロールとしては間違っているような気がする。 というか、中学時代から親交のある在日韓国人の方から日本名で受けた20万円の献金が原因で辞任しなければならないとなると、うかうか個人献金なんて受け取っていられない。今後、どんな政権になろうと同じような例でバタバタ大臣が倒れることになりかねない。 世論も辞任が妥当とする声が大きいようだが、カンニング犯を殺人犯以上に採り上げたり、基準がおかしくなってきている。ふと気付くとちょっとした落ち度でいじめのターゲットにされたり、されなかったりする教室のようだ・・・。
4日の日経新聞「大機小機」の欄がタイトルのような見出しであった。要するところ、TPP参加や税と社会保障の一体的改革のような政策は、民主党マニフェストに掲載されている政策よりも、まともな政策であるにも関わらず、このまま菅政権が倒れると、後に続く政権は当該政策を採ることが出来なくなってしまう、これは残念なことである、という趣旨であった。 政治とカネや普天間問題という失敗を引き継いだこと、おそらくどの政権であったとしても対応が難しかったであろう尖閣諸島関連の問題、そもそも達成できる見込みのないマニフェスト、そして、ねじれ国会と、行き詰るような要素が満載の菅内閣だが、ほとんどは菅内閣の政策選択が間違っていることに起因するものではない。 尖閣の件は、菅内閣独自の対応ではあるが、そもそも始まる以前から背負っている条件が悪すぎるとも言える。マニフェストの見直しにせよ、いざ政権を運営してみて初めて分かった
霞が関公務員ノート 霞が関に勤める公務員による日々の雑感。主に政治とか仕事まわりのことについて、その当時はこんな風に考えていたって備忘録がてら書いています。 中国人船長が釈放されることとなったようだ。米国から尖閣が安保条約の対象になるという発言を引き出したところで、まぁ落とし所が見つかったと判断したのだろうか。 次席検事が記者会見で「我が国国民への影響や今後の日中関係を考慮すると、これ以上身柄の拘束を継続して捜査を続けることは相当ではないと判断した」と述べたそうだが、粛々と国内法に基づいて対応するとしていたものが、政治的判断なしにこういう判断を行うだろうか? 釈放したことに、というよりは、閣僚等政治家が関与していないかのようなニュアンスを出していることが釈然としない。元外相の岡田幹事長も「(検察が)総合的に判断することは現行制度上、あり得ることで、政府、政治家がいちいちコメントするのは避け
霞が関公務員ノート 霞が関に勤める公務員による日々の雑感。主に政治とか仕事まわりのことについて、その当時はこんな風に考えていたって備忘録がてら書いています。 事務次官の廃止というと仙谷大臣の持論で、賛同者も少なからず居るようだが、文藝春秋に掲載されていた仙谷大臣のインタビュー記事に下記のような発言があった。 「私の場合、個人的な体験が強すぎるのかもしれませんが、私がいる内閣府には七人も大臣がいて、事務次官が一人しかいません。その結果、彼が我々の行政刷新会議に直接関与しているわけでもないし、私は彼とほとんど会ったこともない。私には専任の副大臣も政務官もいないので、各省庁のちょっと個性的だけど極めて優秀な課長クラスの官僚を集めてやってもらっているんですが、彼らは非常によくやってくれる。私が直接彼らに指示し、彼らも直接私に意見を言ってくる。そうなると、事務次官とはいったい何なんだろうという疑問に
霞が関公務員ノート 霞が関に勤める公務員による日々の雑感。主に政治とか仕事まわりのことについて、その当時はこんな風に考えていたって備忘録がてら書いています。 8月ほとんど残業がなかったためか、給料(手取り)がいつもに比べて約5万円少なかった。サラリーマンにとって収入5万円の減は辛い。 要するに8月の残業が少なかったのは国会待機がなかったというのが理由なわけで、公務員の給与について基本給をチマチマ減らしたりするよりも、その点を見直して残業をしっかり抑制すれば随分と減るじゃないかと・・・。 今度野党になった皆さんが、質問主意書を乱発したり(与党なのに1日22件出された方が既にいらっしゃいますが)、前日の夜遅くに問レクを開いたりということがなければ、無駄もなくなる。また、質問が早く分かっていれば、時間をかけて政治家(大臣)が答弁チェックすることも可能になり、政治主導の実現にもつながる。 民主党が
霞が関公務員ノート 霞が関に勤める公務員による日々の雑感。主に政治とか仕事まわりのことについて、その当時はこんな風に考えていたって備忘録がてら書いています。 日経新聞で、柳川東大准教授が「参考になるのがデンマークの積極労働政策だ。企業は従業員をどんどん解雇するが、その代わり解雇された人には職業教育のための手当がつく。人の能力を新しい産業構造にあうようにする再教育だ。日本にはこの発想が欠けている」とおっしゃっている。 おっしゃるような路線変更の可能な社会にすること、つまり労働力の流動化には賛成だし、デンマークの制度が実際どのようなものかは知らないが、そう上手くいくだろうか。 日本の制度においても、職業訓練などを受けるための助成制度などは存在するし、これまで政策として打たれてきたこともあるが、実際あまり機能していないような印象を受ける。日本で解雇を行うに当たって、たとえば100万円の「職業教育
霞が関公務員ノート霞が関に勤める公務員による日々の雑感。主に政治とか仕事まわりのことについて、その当時はこんな風に考えていたって備忘録がてら書いています。 オーソドックスに考えると28日(日)に代表選、30日(火)に首班指名・組閣という感じかな。テレビでの岡田幹事長のコメントを聞いていると、28日(日)に代表選が出来るよう準備は進めていそうだけど、再生可能エネルギー法案の成立日次第ではこれも遅れることは想定をしていそう。何より、野田さんが大連立を匂わせているとなると、政権のフレームに関する調整、要するに首班指名の際に連立に入ってもらう政党に指名してもらうための調整が必要だろうし、代表が決まっても、すんなり30日(火)あるいは31日(水)に首班指名、組閣するのはちょっと難しそう。 今国会中に民主党だけで首班指名だけして、陛下からの親任を受けずに総理への就任と組閣はしばらくしてからという方法も
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