スタッフの方から許可が出たので、当時の文章そのまま、なにもいじらずに載せます。個人的な手紙というよりも評論なので、ぜひ残しておきたいと思いました。手紙やメールはたくさんやりとりしたけれど、こんなふうに載せるのはもちろんこれが最初で最後です。 ももちゃんは最高に忙しい時期だったのに、こんなに長い感想文をFAXで送ってくれました。叩かれてばかりの時期、どんなに励みになったか!そしてこの言葉たちがどんなに的確か。この頃の私のことを、この世のほとんどの人が「一発屋、少女まんがっぽいものを書いてるだけ」と思っていたのですから。 彼女の賢さ、感性の確かさ、あんなに忙しくても水墨画を練習したり、私の彼氏の似顔絵を描いたりしていたことがよく伝わると思います。 今日事務所を整理していたら、このFAXが箱の底からふわっと手の中に落ちてきました。 ももちゃんは私のことをずっと最後までこんなふうに「ばぎちゃん」と